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2005/08/30 (Tue.)
新 VAIO(デスクトップ編)
キター!と書いたものの、あの後すぐに仕事で外出してしまい実は全然中身を確認していなかったりします。
type R
前モデルから引き続き Pentium D を採用しているもののとうとう熱設計に限界がきたのかHDD の隔離、BTX(正確には MicroBTX)への変更を行ってきました。BTX は Intel が提唱し始めてずいぶん経ちましたが、まだまだメジャーになりきれておらず採用するメーカーもほとんどない状態。ソニーの場合 ATX を採用しているモデルが type R しか残っていないので、完全に BTX になってしまいました。
ハードに関わる部分で熱設計以外の変更点はサウンドの高音質化を行った Sound Reality の採用ぐらいでしょうか。この Sound Reality を利用するソフトとして SonicStage Mastering Studio もバージョンアップしています。Sound Reality と SonicStage Mastering Studio を組み合わせることで SACD でも採用されている DSD(Direct Stream Digital)方式での録音・再生に対応。各社のパソコンにテレビチューナーが搭載され、どのパソコンを買ってもほぼ同じという状態から差別化を図ってきましたね。通常だと SN 比を向上させてノイズを減らすことのみ対応しそうなところですが、高音質録音にも手をつけてくるところがソニーらしいです。
type H
スリムデスクトップのラインアップである type H ですが、こちらにも Pentium D が搭載されました。また type R にも搭載された Sound Reality にも対応しています。type R と比べると比較的軽微な変更に止まっていますし、マイナーバージョンアップというところでしょうか。
type V
液晶一体型 の type V もメジャーバージョンアップしてきました。液晶の額縁部分に交換可能パネル(アクセントカラーパネル)を採用し、ユーザが好みに応じて交換できるようにしているのですが、液晶の左右のみしか変更できないのは中途半端すぎません?アイオーデータの液晶みたいに額縁すべて変更できる方がすっきりしていていいような気がするのですが。
また今回新開発の Life FLOW というソフトがプリインストールされています。VAIO W に搭載されていた MotionClock を拡張したもので、RSS フィード機能、画像のスライドショー機能などを追加したもののようです。より生活にとけ込むことを想定しているようですね。RSS に対応しているならデフォルトでニュースや天気予報などをセットしておいて「こういうものが使えます」とアピールした方がいいと思います。RSS の存在すらしらない人も結構いる、というか知っている人の方が少ないはずだし。初心者に優しいパソコンが望まれていると考えているのは私だけでしょうか。
type M
より一層カラフルになった type M。ポップな感じがよく出ていますが、旧モデルからの変更点がメモリの増量(+256MB で計 512MB)、光学ドライブのデチューン(DVD-RAMが 5 倍速から 3 倍速にダウン)ですか…あまり変更点がないですね。メモリの増量は歓迎すべきところですがデチューンって久々のような気がします。前モデルが安くなればそちらを買ってメモリを買い足す方がいいかと。
20:04
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旧typeRがSonyStyleで販売中止になり、ひょっとしたらR系のモデルがなくなってしまうのではないかとちょっと心配していたりしたんですが、多少のモデルチェ... [続きを読む]
トラックバック時刻: August 31, 2005 11:06 PM
コメント
type R なんですが MicroBTX と書いたものの、MicroATX みたいですね。
Intel の BTX 解説ページ
http://www.intel.co.jp/jp/developer/update/contents/dt10031.htm
MicroATX のボードを上下逆さまに取り付けて、PCI が上に CPU が下になっているだけのようです。
投稿者 ななちゃん : 09/01 11:59