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2005/08/07 (Sun.)

iTMSサービス開始

author : IceSeed

8月4日にiTMSがサービスを開始しました。
提供曲数は100万曲とかなりの数が揃っており、サービス開始に伴ってiTMS限定で提供される楽曲もあるようです。
しかし、ソニーやビクター、東芝EMIなど国内大手のレーベルが参加していないので、そのあたりの曲を主に聴いている人にとってはちょっと厳しい感じです。

アップル、iTunes Music Storeを日本で開始

私はiPodを持っていないので、今回のサービス開始は直接的には何の関係もありませんが、とりあえず、iTunesだけダウンロードしてiTMSを見てみました。
まず目に付くのは限定提供曲、そして価格の高さ。
設定は1曲あたり150円 or 200円となっていますが、レンタルと価格面では全く競争できないですよね。
200円の曲は全体の10%程度とのことですが、150円でも高いことに変わりはないです。
エンコード等の面倒な作業がいらないのが利点ではありますが、アルバム1枚分ダウンロードすれば1500~2400円くらいにはなってしまいますし、かなり緩いとはいえDRMはかかっています。
せめて海外と価格を揃えて100円での提供であったらなら良かったと思いますが、個人的にはこの価格で圧縮音源買うくらいならCDDAで買いますね。

全ての曲は試聴できるようになっていて、音質もそれなりに良いです。
全て試聴できるのは結構嬉しい…のですが、ほとんどの曲がイントロからたった30秒しか試聴できないので、ちょっとイントロの長い曲だと歌い出す前に終わってしまいます(ぉ
まあ、iTMSはまだ始まったばかりですし、私は今のところ使う予定もないので当面は静観です。


ソフトの作りに関しては今更言うまでもないことですが、iTunesを使ってみてSonicStageでは全く相手にもならないと改めて思いました。
動作の重さ、曲管理、ウォークマンとの連携等の基本的な使い勝手に関してあまりにもSSはおざなり過ぎます。
MP3でウォークマンを使われる方の場合、単なる転送ソフトにしかなり得ていないのではないでしょうか。
取り込んだ曲やフォルダに変更があってもそのままでは全くライブラリに反映されないとか、普通のプレイヤーが当たり前に備えている機能さえ無いというのはソフトとして終わってます。
というか普通にMP3のID3Tagを参照して変更があれば反映すればいいだけなんですが、これができないんでしょうか?

SS3.xとVAIOとの相性問題はとりあえず対応アップデートが出ているので回避可能になりましたがしゃちさんも仰っているようにDRMの有無やビットレート等で周辺機器と他のソフトの連携が全く取れていないちぐはぐな状況が続いています。
DRM等の路線変更に関してはしばらく混乱するでしょうが、ソフトがハードの足を引っ張る状況がこれ以上続かないようにして欲しいと思います。

VAIO での SonicStage Ver.3.x ご利用について

06:33