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2005/08/25 (Thu.)

ウォークマンビーンズ正式発表

author : IceSeed

なんだか気が付けば2週間近く書いていなかったのですが(ぉ、ひさびさのColumnです。

先日、欧米で発表された「Walkman Beans」がE30xシリーズとして正式に日本でも発表されました。

News and Information コンパクトボディにUSB端子&FMチューナーを内蔵 “3分充電、3時間再生”の急速充電に対応した 新デザイン ウォークマン 発売

SonyDrive
http://www.ecat.sony.co.jp/audio/walkman/products/index.cfm?PD=22144&KM=NW-E307
http://www.ecat.sony.co.jp/audio/walkman/products/index.cfm?PD=22135&KM=NW-E305

E305・307の2機種での展開となり、いつの間にか生産完了となったE10xの後継、E40x、50xの下位機種という位置づけのようで、発売日は10/26と2ヶ月も先。
容量はそれぞれ512MB、1GBとなります。

E40x、50xの陰に隠れてかなり微妙だった感のあるE10xとは異なり、仕様の面でもFMチューナー内蔵、有機EL採用など基本的な機能はE50xと同等、さらにポップアップ式USBコネクタを内蔵し、ATRAC3 PlusはSS3.2の48~320までの各ビットレートに正式対応するなど一部は上回っています。
さすがにE50xの様にハーフミラー構造ではありませんが、差別化としては順当なところかなと思います。
サイズも仕様を見る限りでは少し厚みがあるものの、E40x・50xと大差ありません。
…というかデザイン以外でE40xの立場が無くなりそうです(ぉ
ちなみに私はE507を持っているので購入予定はありません。

実機がまだ無いので何ともいえませんが、高級感という観点からはやはりE50xにはかなわないものの、よりポップなデザインが好みな方には良い選択肢かなと思います。
ソニスタ限定モデルとして「リコリッシュブラック」というカラーリングも用意されており、こちらはイヤホン無し・本体のみの販売とのこと。
ちなみにE50x、407ではMDR-E931が標準で付属してきましたが、E30xは異なるようです。

操作性は展示が始まってみないと分からないのですが、十字キーになっているのでその点がどうなのかは気になるところです。
これは展示が始まってから改めてレビューしたいと思います。

対応コーデックについては従来通りATRAC3/ATRAC3 Plus/MP3となっています。
SS3.2に合わせたのか、ATRAC3は132kbps以外が無くなっています。
アメリカ発表だとWMA、WAVにも対応という記載があったのですが、国内とファームの仕様が若干違うのか、単にSSからATRAC形式で変換して転送可能なファイルを指しているのかは分かりません。
ともかく、E30xからSS3.2で大幅に増えたATRAC3 Plusのビットレートに正式対応したことで、転送時に強制的に変換されるという事態に悩まされることはなくなりそうです。
いずれ他の機種でもファームアップで対応するでしょう。

一番気になる「省時間仕様」については今のところ何も書かれていませんし、CDと比較できなければ確認することはほぼ無理なので、買ってみないと分からないですね(購入予定の方よろしく)。
ともかく、Walkman品質を語るならば早く改善を。
再生速度が任意に変更できるなら分かりますけど、強制ですからね…

価格はソニスタでE307が20000円、E305が15000円と機能がE507と同等以上な割に安価です。
…ますますデザイン以外でE40xの立場が(ry

<追記> (05/08/26)
どうやら有機ELが1行表示のようですね。
まあ、HDDタイプと違って大量の曲を持ち歩けるわけではないので、アルバム選択・選曲という動作にはあまり関係ないかなと思います。
E40x・50xでも選曲自体は1行しか使っていませんからね。
まあ情報量が少なくなるのでメニューは使いにくくなるかもしれませんが、頻繁に使うものではないですから問題ないでしょう。

23:05

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