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2005/09/04 (Sun.)
新 VAIO(モバイルノート編)
type S
13.3 インチサイズの液晶を搭載したモバイルノート type S。1.95kg と持ち歩くにはギリギリの重さですが、type T と比較してサイズが大きい分スペック的には type T を遙かにしのぐものとなっています。オーナーメードモデルでは Pentium M 780(2.26GHz)が選択でき、前モデルの VGN-S73PB の 1.86GHz と比較してもずいぶんスペックアップしています。メモリバスも 400MHz から 533MHz になっているため、メモリアクセスも従来より早くなっていますし、グラフィックチップにNVIDIA GeForce Go 6400 を採用していることで 3D 表示も高速化されています。今回のモデルはマイナーチェンジと言うには大幅なスペックアップですね。こうなってくると廃熱が大変になりますが、新たに羽の枚数を増やし回転数を抑えることで低騒音化を果たしたクーラーを採用してこの問題を解決したようです。従来モデルでの唯一の問題点がファンの騒音だったため、この点が改善されてなおかつスペックアップしている S94 は type S としての完成形でしょう。
type T
モバイルノートとしてブレイクした type T もモデルチェンジしました。バッテリの出っ張りが小さくなりつつもバッテリの持続時間が 30 分増えています。このバッテリの持続時間の改善に一役買っているのが液晶パネルの変更でしょう。従来のように蛍光管を使わず LED をバックライトとして使うことで約半分にまで薄くなってます。メモリースティックスロットに加えて SD メモリスロットも装備しました。デジカメのメモリとして SD メモリを採用するものが増えたため、SD メモリスロットは歓迎すべきしょう。ただ SD IO 規格に対応しているかどうかこれっぽっちも書かれていませんので、AH-S101S が使えるかどうかは不明です。オーナーメードモデルではホワイト・ブラック以外にプレミアムブルーを 1000 台限定で発売します。実物をソニービルで見てきましたが、ラメ入りブルーっていう印象ですね。ただプレミアムブルーを選択すると CPU がカスタマイズできないのが痛いですね。ここまでこだわる人なら必ず CPU を Celeron M から Pentium M にしてくると思うんですけど。個人的な好みとしてはホワイトがよかったかな。
16:50
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