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2005/09/01 (Thu.)
新 VAIO(A4ノート編)
type A
店頭販売がなくなり、オーナーメードモデルのみの展開になってしまった 17 インチワイドノート。大画面ノートのラインアップは店頭販売では type F しかなくなってしまったんですね。大画面ノートの需要ってどちらかというと初心者、とりわけ中~高齢者に多いと思っていて、解像度を落として文字を大きめに表示させることができることってパソコン選択の選択肢の最上位付近に位置しています。実際に自分の周りの人たちの希望を聞いていると必ず聞こえてくる選択条件ですし。ですから大画面ノートの進むべき方向は「高機能AV」よりもむしろ「バリアフリー」ではないでしょうか。
type F
店頭販売唯一の A4 ノート。15 インチと type A と比較して小振りなものの、実際家の中で持ち運ぶには 17 インチは大きすぎ、15 インチでもまだ大きいかなというサイズですね。店頭販売のラインアップを一本化して大量生産することで価格の低下が得られればユーザにも受け入れられるとは思います。今までも type F が一番売れ筋でしたし。今回のモデルでもグラフィックチップがアップグレードされていますので、ゲームをしたい人にはいいかもしれません。オーナーメードモデルであれば CPU も Pentium M 770 が選択できますし。
type BX
よりビジネス向けに特化させたモデルでしょうか。デフォルトで MOTION EYE を搭載することでビデオ会議が可能になっていたり、TPM セキュリティチップを内蔵してデータの暗号化を行えるようにしたり、指紋認証ユニットを搭載して特定ユーザのみログインできるようにしたり。今回発表された新機種の中で一番方向性がはっきりしていると言えるでしょう。オーナーメードモデルのみのため店頭で見かけることはないでしょうけど個人的に気になるモデルです。
そういえばベイユニットが交換できるんですね。ユーザが自分の好きな HDD を買ってきて搭載することの出来る HDD ベイアダプターなんてものもありますし。ユーザ任せのハードウェアってこれが初めてではないでしょうか。おそらくソニーとしても挑戦してきた所だと思いますが、もっと裾野を広く一般ユーザにまで広げていって欲しいものです。
また仕事で外出するのでとりあえずここまでにしておきます。
11:33
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