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2005/09/08 (Thu.)
CYBERSHOT DSC-R1
APS-C サイズ CMOS センサーを搭載した CYBERSHOT DSC-R1 のニュースが飛び込んできました。PAS-C サイズというとデジタル一眼にも採用されるほどのサイズで、画素数は 1030 万画素。
http://www.dpreview.com/news/0509/05090801sonydscr1.asp
レンズにはこれまで通り上下方向へのフリーアングルなカールツァイス・バリオゾナー T*(24 - 120mm)を採用していますし、形状から見ても先日ニュースのあったデジタル一眼への参入とは別で、DSC-F828 の後継機種にあたるようです。ただ F828 から大きく変わっているのが液晶の位置。ファインダーの下にあった液晶がファインダーの上にきています。ポップアップフラッシュとは干渉しない位置になっています。
Digital Photographiy Review では各部の詳細写真や F828 との比較も行われており、変更になった点をピックアップしてみると、
・2/3 インチ CCD(800 万画素 RGBE)から APS-C CMOS(1030 万画素 RGB)
・光学 7 倍レンズ(28 - 200mm)から光学 5 倍レンズ(24 - 120mm)
・F 値が 2.0 - 2.8 から 2.8 - 4.8
・保存形式として TIFF の廃止
・オートフォーカス・イルミネーションがホログラム AF からオレンジ光
・ISO 64/100 の廃止とISO 160/1600/3200の追加
・連続シャッターが 2.5 枚/秒(最大 7 枚)から 3 枚/秒(最大 3 枚)
・AdobeRGB のサポート
・ホワイトバランスのチューニングに対応
・動画撮影機能の廃止
・液晶モニターが 1.8 インチから 2 インチに拡大
挙げはじめたらキリがないのでこれくらいにしますが、明らかにデチューンされている部分が目立ちます。でもAdobeRGB のサポートや ISO 1600 に止まらず 3200 まで対応するとか、ホワイトバランスのチューニングが可能なところなど、明らかにプロ仕様な部分も数多くてフラグシップとしての機能は十分かと。動画撮影機能がバッサリと削られているところなんか潔いです。
アマチュアが使うには光学倍率の低減とかテレ端で F4.8 とか連射撮影が 3 枚までとか納得できないところもありますね。今 F828 を使っているのであればわざわざ買い換える必要はないように思えます。
17:59
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セールス的には完全に失敗に終わっているF828の方向性を踏襲しつつAPS-C CMOS(1030 万画素 RGB)を搭載 [続きを読む]
トラックバック時刻: September 10, 2005 9:35 PM