« August 2005 | メイン | October 2005 »
2005/09/30 (Fri.)
ワーキングビークル vol.4
パソコンからちょっと離れて食玩のお話。
先月バンダイから発売されたワーキングビークルの第4段です。
物流トラックを特集したミニカーを集めたものなんですが…
これのシークレットが VAIO トラックなんですよ。
車体自体は ISUZU の GIGA FX2。パーツ同士のかみ合わせが悪くて出来はいまいち。
Intel Pentium 4 ロゴや Centrino ロゴまで入っているし。VAIO ロゴを使うのは社内でも難しいと聞いていたのですが、他社から VAIO ロゴ入りの製品がでるとは。ところで商品化許諾済みにソニーの名前が挙がっていないのはシークレットを隠すため?それとも許可を取ってないから?
2005/09/29 (Thu.)
太っ腹w
皆さんも動画の再生に使っているかも知れないDivXコーデックが満5周年とか。
それだけなら「ふ~ん、そうなんだ。」で終わりそうなところなんですが、
DivXはなんと、これだけでは終わらなかったようです。
普段DivXのムービーを再生するコーデックは無償配布されていますが、
自分でDivXコーデックの動画を作ろうとすると、有償のDivX Proが必要になります。
ところが、5周年を記念して、有償のDivX Proが本日に限って無償で公開されています。
私もヤフーでチラッと記事を見てホンマかいなと思ってダウンロードしてみましたが、
しばらくしたらDivXから1通のメールが…ホントにシリアル送ってきましたよw
まだ無償配布してるようなので、DivX使ってる人は折角のこの機会に落としてみては?
DivX有償版の1日限定無償配布ページはこちらから
2005/09/27 (Tue.)
ストリンガーCEO発言の波紋
また間が空いてしまいました(^^;
…とはいっても、新製品情報も一段落して大きなニュースは特にない状況が続いています。
ソニーのニュースとしては、ストリンガー氏が上層部の対立を語ってしまいましたが、そんなこと今更公の場で語られても正直困るというのが感想です。
ソニー会長、英紙に不満表明・「事業整理の熱意ない」
ストリンガー改革、出足から「ソニーvs.SONY」の様相
ストリンガー氏が中期経営方針について納得いかないのなら、発表前に十分に議論を尽くすべきであるし、現実的な目標として妥協点はあれど上層部合意の上で「営業利益率目標5%」という数字を公式に掲げた以上、それを舌の根も乾かぬうちにぶちこわしにするかのような発言を行うのは、CEOという責任ある立場であれば尚更慎むべきでしょう。
いったん自分の責任において同意したことに対して「職場の士気の低さ」とか「人員削減に対する文化的な反発」とかに公の場で責任転嫁するのは反則ではないかと。
計画に問題点があるのならその都度内部で修正すればいいだけの話で、内部の対立をこんな簡単に語ってしまうCEOで大丈夫なのかという気が。
以前ストリンガー氏が口にしていた「ぶちまけたいこと」("ソニーはふたたび「クール」になれるか" 3ページ目)ってこういう事なのかな、という気がするのですが、これがあまり悪い方向に行かなければいいのですが…
ウォークマン逆さ事件は…もう何というか、写真に撮らせるためにポーズとって構えるような場面で、HD1も含めて何度も同じことをやってしまうというのは、暗澹とした気分になります。
もうどうこう書く気にもならないのですが、幹部が自社の製品について熟知しているのか非常に怪しく感じてしまいますよね…
バッグ新調
久々に普段PCを持ち歩いているカバンを新調しました。
ここ最近はバッグと言えばPORTERばかりを買っていた気がしますが、
今回、PCを入れるバッグは機能性を第一にTUMIを選びました。
TUMIと言えばブリーフケースを持っている方は多いですが、
今回購入したのは COURIER(クーリエ) と呼ばれるTUMIではレアなトートバッグ。
クーリエは今年の夏に男性、女性を問わず、カジュアルにPCを持ち歩けるようにとデザインされた最新のモデルで、
現在は銀座、丸の内、ハーピス大阪の直営3店舗と伊勢丹新宿店のみで限定販売されている商品です。
ちなみに私が購入したクーリエは店舗で販売されている商品とは異なり、
ソニースタイルで type S 及び type BX を購入する際にのみ注文可能な商品です。
このバッグはソニースタイルが企画、協力した商品で、現在はソニースタイルでの先行販売のみですが、
後日、販売店での通常販売も予定されているようです。
手前には上下2段の容量たっぷりのポケットが付いています。
写真左の上段のポケットは主にPCのアクセサリー類などを入れるためのポケットで、
PCカードやCD/DVDのケースを入れるための内ポケットなどが付いています。
このポケットにはカールコードでカードケースが繋がれているので、
社員証などを入れておくのに便利かも知れません。
また、このポケットにはお馴染みのトレーサーのプレートが付いてます。
写真右の下段のポケットは特に内ポケットなどはありませんが、
ちょっとした小物を収納するのには重宝しそうです。
続いて、肝心のバッグ内部ですが、大きく分けて左右に2つのスペースと大きいポケットが1つ、
それに傘やペットボトルを収納するのに便利な防水仕様のポケットが1つついています。
写真で見て上のスペースがPC以外の荷物を収納するスペースになっています。
ポケットは右の写真の様に大きく開き、メッシュになっているので中の物がちゃんと分かります。
ちなみに収納力の方は抜群で、着替えを入れれば1泊くらいは十分出来そうな感じです。
そして、下のスペースが肝心のPCを収納するスペースですが、ちゃちな造りですw
実はここに直接PCを入れるのではなく、インナーケースに入れて収納する仕組みになっています。
そしていよいよ気になるPCインナーケースです。
もはやこれが今回の一番の目玉と言っても過言ではありません。
バッグ自体がtype BXも視野に入れたサイズなのでインナーケースもtype Sには大きめです。
今までインナーケースとして使っていた 純正キャリングケース(VGP-CKS1) はサイズはピッタリでしたが、
ピッタリに造り過ぎたせいか、大容量バッテリーを付けると入らないというお粗末な設計だったんですが、
今度のインナーケースはサイズに余裕があるせいか、大容量バッテリーも対応と嬉しい仕様です。
どうせこのバッグ買うなら大容量バッテリーでオーダーすりゃ良かったと後悔。orz
インナーケースのPCを固定するバンドにはしっかりと左の写真の様にTUMIのロゴが付いており、
ちょっとした移動であればインナーケースだけで持って歩いてもしっかりとサマになりますw
インナーケースの内部にはピローフォームと呼ばれるクッション材が入っていて、
PCをキズやショックなどからしっかりと守ってくれる設計になっています。
このインナーケースだけを売っても十分商品力ありそうな感じですw
最後にオマケ程度ではありますが、ACアダプターなどを収納するポーチが付いています。
こちらも内ポケットなどと同様にメッシュ素材で出来ているので通気性は抜群です。
今度のtype SのACアダプターは結構加熱するのでクーリングに良いかも。
さて、肝心の使い勝手ですが…素直に買って良かったと思いましたw
これまでPCバッグと言えばブリーフケースばかりでトートバッグは初めてなのですが、
何より荷物を結構いっぱい詰め込んでも重さをあまり感じないのが良いですね。
ブリーフケースの時は結構荷物を詰め込むと見た目の重さがあったので、
実際の重さ以上に体感的に重く感じてしまっていたんですよね。orz
今度のバッグは結構詰め込んでもあまり重さを感じません。
ちなみに値段はそれなりにするんですが、価格以上の仕事はしてくれそうです。
ブリーフケースだと、カジュアルな服装の時に浮いて見えるのが痛かったんですが、
今度はトートタイプなのでカジュアルな服装でもあまり浮かないのも良い感じ。
今までソニスタで色々なバッグを見てきましたが、かなり当たりかも。
2005/09/22 (Thu.)
ソニー中期経営方針
先にQUALIA情報をUPしていましたが、正式に中期経営方針が発表されました。
詳細は最後のリンク先を読んでいただくとして、いくつか気になったところを。
まず、大幅な組織改変となるのが、カンパニー制の廃止ですね。
もともと、縦割り傾向の強いソニーグループにおいてその方向をさらに助長した感のあるカンパニー制に代わって、エレクトロニクスCEOに権限を集中させ、各事業本部間の連携を強化するとのこと。
テレビ、ビデオ、オーディオ、デジタルイメージング、B&Pの5事業本部、VAIO事業部に再編し、戦略・技術・マーケティング等での横の連携を強めていくようです。
これによって、NW-HD1とVAIO Pocketの様に同じコンセプトの商品が同じ時期に出て、互いに潰し合うような事態も無くなるのではないかと。
ソニー的にはTV事業とHD化が中核のようですが、個人的にはもっとVAIOと他の事業部間での連携があっても良いはずと考えているので、このあたりも今後期待したいところです。
不採算部門に関してはこれから適宜発表とのことですが、ロボットは「研究開発を縮小」、QUALIAは「ビジネスは継続するが、新規はストップ」とのコメントもあるので、少なくとも高級路線に関しては縮小または廃止の方向になりそうです。
確かに、巨額を投じて一番売れたのがQUALIA 017(MDプレイヤー)の付属品MDR-EXQ1ではちょっと微妙ですよね…
不振の理由について、中鉢社長は
1: 顧客の視点を忘れたことによるヒット商品の不在
2: 技術力の相対的な低下
3: 縦割りによるオペレーション力の低下
にあると説明したようですが、まさしく同感です。
特に1番の「顧客の視点を忘れた」というのは、この間一番欠けていたものだったように思います。
もう散々言われ尽くされたことではありますが、だからこそ一番大事なことではないかと。
後はソニーがこれを実行できるかどうかにかかっています。
特にパーソナルオーディオ部門は大丈夫でしょうか…
ITmediaニュース:再び「世界のソニー」目指し、痛み伴う改革へ
ソニー、2005年度の営業利益が200億円の赤字に
「QUALIA」開発停止
ソニーブランド復権の目玉とされていた「QUALIA」事業ですが、22日発表の07年度経営方針で開発停止されることが決まったようです。
まだ正式発表がないのでとりあえず情報だけ。
http://www.asahi.com/business/update/0922/053.html
2005/09/19 (Mon.)
Sony Dealer Convention 2005
私は外れていたんですが、しゃちさんのご厚意で入ることができました。
改めて感謝ですm(_ _)m
なんだかんだで長くいたのはVAIOオーナーメードのブースだったりするのですが…
個人的な事情でバタバタしていたので遅くなりましたが、書ける範囲内でのレビューを。
なお、会場内は撮影禁止だったので製品の写真は無しです。
まずはWEGAにかわる新たなTVブランド「BRAVIA」。
画質はかなりのもので、黒浮きなどもありませんでした。
色再現性もかなり高く、特に従来苦手だった赤や緑は非常に綺麗で映える色になります。
しかし、フルHDに関しては最上位のXシリーズでしかまだ実現されていないのと、SONYにとって本命と思われるSXRDは未だQUALIA006でしか実現されていないのが少し残念ではあります。
フルHDに関してはまだまだこれからですね。
エンジンの名前がDRC-MFv2エンジンとなり、ベガエンジンと比べて非常に分かり辛くなったのはマイナスかなという気がします。
ブラビアエンジンじゃまずかったんでしょうか…
問題はこれまでのVHS・DVD・ゲームなどのSD画質の資産ですね。
QUALIA001のような高画質化処理を施さないとかなり画質が荒くなってしまうので、そうした機能をいずれはTVに内蔵するか、外付けでも普通に手の届く価格帯で入手できるようになって欲しいと思います。
<追記>(05/09/23)
よく見たら、QUALIA001もDRC-MFv2チップ搭載なので基本的には同じですね。
忘れてましたm(_ _)m
「S-Forceフロントサラウンド」は、確かに音が回転する感じが得られるのですが、同時に前から聞こえてくるのが分かるのでちょっと違和感があります。
まあ、今Xシリーズ買うような人なら普通にシアターシステム組むでしょうけどね。
サイバーショットは、DSC-M2が展示されていましたが、実物見るとそのデカさには驚きます。
ちょっと分厚すぎな気がするんですけど…
HDPS-M10フォトストレージも展示されていましたが、ビューアとしての機能が無いのがちょっと不満。
SDカードはスロットが無いので、CFアダプタ経由での接続になります。
ロケーションフリーテレビは今回、ベースステーションのLF-PK1を展示していて、MPEG4圧縮ながら世界各地のTVをリアルタイムで視聴可能になっていました。
出先からでもリモコン操作によってタイムラグはありますがチャンネル切り替えが可能な点はかなり驚きでした。
このベースステーションとネット接続環境さえあれば、PCがそのままTVとなるわけです。
さらに録画等の指示も出先から可能とのこと。
また、ソフトの方もVAIO専用ではなく、ソフトウェアリモコンの使い勝手にもかなりこだわっているので、かなり使い易いのではないかと思います。
文章だとなかなか説明が難しいのですが、興味が無くても一度は触ってみることをおすすめします。
…えーと、パーソナルオーディオ。
歴代のウォークマンのうち幾つかが展示されていてちょっと懐かしかったです。
まずE30xシリーズは実機があったのですが、本体のホールドが解除できず、操作性その他を確認できませんでした。
USBコネクタはカバーを開けるとポップアップで飛び出すので、ギミックは面白かったですね。
そして問題のウォークマンAシリーズ。
A1000の方は実際に音を聞きましたが、音質はさすがに良かったです。
しかし、操作系がどうにも…
まず、今の段階ではメニューが分かりづらく、スティックタイプやiPodのように直感的に操作するのとはほど遠い印象です。
自分がどこの階層で何やってるのかは慣れないと分からないと思います。
というか、どこの階層にいるのかも分からなくなり、BackボタンでTOPに戻ることもしばしば。
アクセサリ関連ではスティック用の革ケースが良いと思ったくらいですね。
Aシリーズ向けのリモコンは液晶も無いので、これ買うならHi-MD用のジョグリモコン買った方がよっぽど良い気が。
CONNECT Playerは展示されているものの、入れてあるマシンに触ることができず、ただ見るだけ。
コンベンション内で配布されていたAシリーズカタログではOpenMGやMagicGateのロゴが消えていたり、FreeBBSにもありましたがOpenMG企業向け窓口閉鎖など、各所のニュースを見ているとどうもOpenMGおよびMagicGateから撤退するのではないかとも取れます。
CONNECT Playerが今のところAシリーズ専用アプリとして一般公開しない方向で、SSと当面共存させるのもそのためではないかという推測もできます。
もしそうであるなら、Aシリーズより前のウォークマンが第二幕以降のサービスを受けられる可能性は限りなく低いように思います。
新サービスはともかく、省時間仕様やATRAC3 pulsのビットレートにも満足に対応し切れていない旧機種のサポートさえ放置されている現状くらいは最低限改善して欲しいですね。
これまで何度も書いていますが、ここで最低限のことさえ行わずAシリーズ移行とともに切り捨てるなら、第二幕の前途はかなり厳しいものになるでしょう。
正直、E50xで期待させて切り捨てるくらいならAシリーズで初めてスティックタイプを出すか、アップグレードパスを明示すべきではなかったかと思います。
E50xが売れてしまっただけに、かえって第二幕の仇になった気がします。
最後にVAIOオーナーメード。
特に目新しいことはなかったのですが、直接ユーザーの要望という形で話ができたのが良かったですね。
会場で言い忘れたんですが、ノートにGセンサー搭載できるようにして下さい。
やっぱりモバイルでクラッシュのリスクが少しでも減らせるならそれに越したことはないですから。
ソニスタシールの復活も…
2005/09/16 (Fri.)
続 VAIO type S
さて、それではtype Sのインプレの続きです。
そのまま追記という形で載せようかどうか迷ったんですが、
まだ内容が多そうだったんで2部構成にしときましたw
それでは続いてメカ的な部分を見ていきましょう。
まずはCPUです。
今回のtype Sはオーダーメードの開始に伴って店頭販売モデルは1機種のみになりました。
ちなみに店頭販売モデルに搭載されているCPUは Pentium M 740 1.73GHz のタイプです。
動作周波数は最近のこのサイズのノートではスタンダードな速度ですね。
ちなみにオーダーメードではA4ノートの type BX と同様に全4種類のCPUが選べます。
ラインナップは Pentium M 780(2.26GHz)、760(2GHz)、740(1.73GHz) の3種類、
そして、Celeron M 370(1.5GHz) を含めた全4種類のCPUが選べます。
ちなみに私はPentium M 780(2.26GHz)をチョイスしました。
また、見えない部分ですが、今回CPUの冷却ファンの形状が変わりました。
具体的にはファンの羽の枚数が増え、環状のリングが付いた事でファンの剛性が上がりました。
ファンの剛性が上がった事でファン回転時の羽のブレが減り、静粛性が向上しています。
実際にS90PSと同じ負荷をかけて両方のファンの回転音を聞き比べてみましたが、
まだ音はするものの、S90PSよりはかなり静かに感じました。
続いてメモリに関しては規格が1コ上がりました。
S×3シリーズではDDR2 400規格のメモリバス400MHzのメモリを使っていましたが、
今回新たにDDR2 533規格のメモリバス533MHzのメモリになり、転送速度が速くなりました。
当然デュアルチャンネル対応なので、同容量のメモリ2枚で転送速度は倍になります。
ちなみに店頭販売モデルではユーザーがメモリを2枚組で購入する前提なのか、
256MBのメモリが1枚挿ささっているだけなので、購入直後のメモリ増設はもはや必須です。
オーダーメードでは 256MB、512MB、1GB、2GB のメモリ容量を選択出来ます。
また、256MB以外を選んだ場合は全て標準でデュアルチャンネル対応です。
ちなみに私は今回大量にアプリを動かすので2GBをチョイスしました。
グラフィックは先代のS×3までは店頭販売モデルでも外部グラフィックのモデルがありましたが、
今回、店頭販売モデルが1機種になった事でチップセット内蔵のみになってしまいました。
ただし、オーダーメードではちゃんと外部グラフィックも選べるのでご安心を。
ちなみにS94は従来の GeForce Go 6200TC から GeForce Go 6400TC に変わりました。
従来と変わらずTurboCache機能を搭載したメインメモリ共有型の外部グラフィックです。
ただし、6200では最大メモリが128MBでしたが、6400では256MBに増えました。
しいて言えば メインメモリ1GB以上の場合のみ という条件付ですが。
肝心の性能は6200と比較して約1~2割上がっているとのことです。
言うまでも無く、GeForce Go 6400TCをチョイスしましたw
HDDは店頭販売モデルは80GB、オーダーメードは40GB~120GBまで設定があります。
オーダーメードはそれぞれ20GB刻みで全5種類の容量から選べるので用途や予算次第で選べます。
ちなみにHDDは全てシリアルATA(Serial ATA 150規格)、5,400回転の高速なタイプです。
購入直後にどうせリカバリ領域消すのにリカバリするしとベンチマーク測りましたけど、
前のS90PSに載せていた7,200回転のHDDと遜色無かったのは驚きでした。
デバイス見たら Seagate Momentus だったので納得しましたがw
ちなみに光学ドライブはS×3の時と変更はありません。
オーダーメードもDVDスーパーマルチ(2層書き込み対応)かDVDコンボドライブのどちらか。
さすがに光学ドライブはOEMなのでソニーだけではやはりどうにもなりませかね。
S90PSと比べるとDVD+R/R DL/RW、RAMが焼けるのは大きいですね。
特に最近は個人で作ったリカバリデータの容量がかなりハンパじゃ無くなってるので、
DL2層のディスクで焼けば枚数も減ってスッキリするので、有り難いです。
しいて言えば外付けDL2層のドライブの出番が減りそうですけどw
ワイヤレスLANは新たに IEEE802.11a にも対応してトリプルワイヤレスになりました。
私の場合は自宅や一部の Hotspot サービスエリアで11aを使う事があるので助かります。
当然ながら電波法改正に伴う国際規格の新チャンネルにもしっかり対応しています。
そして、いよいよ待望の復活となったBluetoothですが、正直微妙(爆)
折角待ちに待ったBluetoothの復活だと言うのにフタを開けたらガラッと中身変わってました。
お馴染みの BlueSpace NE が廃止になり、東芝製のソフトが付いてきたんですが、
使い勝手が最悪でどうにかならんもんかって感じでかなりガッカリ(-_-;;;
愛用している IntelliMouse Explorer for Bluetooth はサイドボタン使えなくなるし、
普段持ち歩いている CLIE PEG-UX50 もBluetooth経由でHotSync出来ないし散々です(-_-;;;
頼むから有料で良いから現行機種用のBlueSpace NE作ってって感じ(爆)
さて、お次はキーボードです。
特に何が変わったというわけでは無いんですが、S90PSと比べるとタッチが違う。
初代type SであるS×0はキーボードがさんざん叩かれちゃったわけですが、
ずいぶんとキータッチが良くなっていたのに驚きました。
そしてこれまた私にとっては待望の英語キーボードを今回はチョイスしました。
やはりカナ打ちしない、日本語配列特有のキーもさっぱり使わない私にはもってこいですw
何よりキーボードが余分にゴチャゴチャしてないのでスッキリしてて良いですね。
ちょっとした所ながら前のS90PSから大きく変わったのがメモステのスロット。
写真を見比べれば一目瞭然ですが、久々にMagicGateに対応しました。
最近はメモステ使う機会が無いので意味が無いと言ってしまえばそれまでなんですが、
折角SonicStageもメモステPro対応の3.2がプリインストールという事で、早速メモステ挿してみました。
果たしてSonicStageでメモステ認識した画面を見たのは何年ぶりだろうと思っちゃいましたw
今回からでは無いですが、メモステDuoがアダプタ無しで挿さるのもかなり有り難いし。
以前、Cyber-shot T1 使ってたんで持ってるメモステみんなDuoなんですよねw
S90PS使ってた時は毎回アダプタに挿したりするの面倒だったんですが、
これからはアダプタを使わずそのまま挿せるのでかなり嬉しいかも。
スロットにシャッターが付いたのは写真見て気づきましたw
さて、そして今回からtype Sにも搭載されたのが Felicaポート です。
私は最近EdyカードやSuicaのお世話になる事が多く、Pasori を使っていたんですが、
いよいよFelicaポートが搭載された事で直接FelicaをVAIO本体にかざせるようになりました。
ちなみにtype SのFelicaポートはトラックパッドの右脇に装備されています。
ただ、Felicaポートがあるのは今までのtype Sの構造でいけばHDDの上です。
熱対策は大丈夫なのかと思うんですが…まぁ、大丈夫なんでしょうw
最後に一点、S90PSから買い替えて痛い点が…。
下の写真を良く見ると分かりますが電源コネクタの色が変わってます。
まぁ、早い話が従来S90PSは電圧が16Vの仕様だったんですが、
S94PSに替えたら電圧が19Vの仕様に変わり、ACアダプタが大きくなりました。
更に電圧が変わったせいでポートリプリケータが使えなくなりました(-_-;;;
仕方無く買い替えましたが、やはり約2万円の出費は痛い…。
しかも、出先用に持っていた予備のACアダプターも使えなくなるという始末。
プラットフォームがSonomaに変わった弊害だろうとは思うんですが、
あまりユーザーに余分な負担は強いて欲しくは無いですね…。
VAIO type S
いきなりですが、私事ながらPCを買い替えました。
データの移行やアプリのインストールに予想以上に時間を食いまして、
ずいぶんとご無沙汰してしまって申し訳ありません。m(_ _)m
今まではVAIO第2章の最初を飾った type Sのソニスタモデル(S90PS) を使っていたんですが、
買い替えにあたり、がらっと刷新された type Tのオーナーメードモデル(TX90) を買おうか、
大幅に改良された type Sのオーナーメードモデル(S94) を買おうかかなり迷いました。
特に今回はTX90の出来が良さそうだったので非常に迷ったんですが、
結局S94にそのまま乗り換える事にしました。
以前、S90PSを買った際はVAIO第2章が丁度始まった直後であり、
なおかつ、注文が始まってしばらくして購入したために約3週間ほど待たされましたが、
今回は初日注文開始直後の購入だったので、type Sの店頭販売開始に合わせて届きました。
それでは、ここから先は従来のS90PSとの比較を交えてインプレをお届けしようと思います。
最初に外見ですが、マイナーチェンジだけにパッと見は変わりません。
さすがにtype Tの変わり様を見ちゃった後だと代わり映えがしないですねぇw
ただ、今回のS94は若干ながらtype Sでは初めて外観にも手が加えられました。
あくまでS90と見比べて分かる程度の小さな変更ですけどね。
一番の変更点はパームレストの配色変更でしょうか。
下の2枚の写真を見比べて頂ければ目ざとい人は気づくはずですw
※ここから先は左にS90PS、右にS94PSの写真を並べて比較していきます。
従来のtype Sは左の写真の通り、キーボードの周りだけが黒でしたが、
S94はキーボードに加えてスピーカー、各種スイッチ、インジケータ類も黒になりました。
従来はスピーカーグリルの開口部が目立っていて見栄えがやや難ありといった感じでしたが、
スピーカーグリルの開口部が黒くなって目立たなくなったのでスマートな感じがします。
ちなみに私のS94PSはS90PSの時と同じくボディカラーはブラックをチョイスしたんですが、
ボディカラーでシルバーを選んだ場合に液晶の周りもブラックになるのは従来と変更ありません。
以前S90PSを購入した時はブラックだけだったのでシルバーを選んでも良かったんですが、
やはりシックな装いのブラックに慣れちゃうとシルバー選ぶ気にはなりませんでしたw
ちなみに、これまでのブラックのボディと若干表面の処理が変わりました。
一応写真を撮ったんですが、はっきり言って写真ではさっぱり違いが分からない…。
しいて言えば指紋が付きにくくなったんですが、全く付かないわけでは無いのはお約束ですw
相変わらず指紋ベッタリが嫌な人はシルバーを選んでおくのが無難かも知れません。
続いては上の配色変更の部分でもちょっと触れた各種スイッチ類です。
従来機種ではパームレストと色が一緒で特に見た目も何も無かったんですが、
S94では表面にクリア塗装が施されて、黒いキーボード周りの中でも異彩を放ってます。
あと従来のスイッチは一段盛り上がった上に角があり、手に当たる感じでしたが、
新たに表面がなだらかなRを描く様になり、当たりが柔らかくなりました。
ちょっとした変更ですが、使いやすくなるに越した事は無いですね。
お次はワイヤレス関係のスイッチ部分です。
従来機種は電源スイッチ周りと同じくパームレストの色と同化していましたが、
新たにワイヤレス関係のスイッチ周りがミラーフェイスのパネルになって高級感アップですw
ついでに言えば従来のパームレスト同色の頃はインジケーターが点灯しても見にくかったんですが、
新たにミラーフェイスになった事でインジケーターが鮮やかに点灯して判別し易くなりました。
この辺もちょっとした変更ながらしっかり使い勝手を考えて良い仕事してますw
ちなみにVAIOに限らず大抵のPCはパームレスト右下に色々ステッカー貼ってありますよね。
主にCPUやグラフィックチップ、それにDesigned for Windowsのステッカーが貼ってありますが、
色々貼ってあるのが嫌いな私はいつも剥がしてソニスタのステッカーだけ貼っていましたが、
最近、ソニスタのステッカーが購入特典から外れてしまった様で非常に残念です。
仕方が無いので、今回はヤフオクで調達していつもの場所に貼りましたが、
是非ソニスタのステッカーはまた復活させて欲しいもんです。
さて、外見の変更点で最後にお届けするのはやはりタッチパッド部分です。
従来のtype Sではメッキのクリックボタンで高級感はそこそこあったんですが、
メッキなので指紋がかなり目立ったり、ボタン表面のRがきつくて押しにくかったのが難点でした。
S94ではクリックボタンが平面かつサイズも大きく、表面もシルバー塗装になりました。
従来と比べてサイズが大きくなったためか、非常に押しやすくなり、
メッキでは無くなったので指紋も目立たなくなりました。
同じモバイルノートのtype Tが全面的に刷新され、今回は影の薄いtype Sですが、
従来機種のユーザーが感じたちょっとした欠点をこれでもかと言う位に克服してきましたね。
従来機種もこのサイズのノートとしてはかなりオススメ度は高かったんですが、
細かい部分が改良されて更にオススメ度アップは間違い無しです。
そろそろ文章長くなってきたので、とりあえずこの辺でひとまず小休止をw
メカ的な部分やtype Sのオーダーメードに関しては後ほど。
2005/09/14 (Wed.)
M2 +me
動画撮影機能にこだわったデジカメ DSC-M1 に後継機種 DSC-M2 が出ました。
ニュースリリース http://www.sony.jp/pr/whats/w_050913.html
製品情報 http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-M2/index.html
角張っていてゴツイ感じのあった M1 に比べ、M2 は丸みを帯びた形状、透き通るような色合いが特徴的です。NW-E50x/40x や A60x と同じく香水ビンをイメージしたらしいですが、どうも方向性は異なるようですね。ウォークマンはガラス瓶に入った香水自体のイメージがありますし、サイバーショットの方は香水ビン自体のイメージに仕上がっています。色展開もホワイト・ピンク・シルバーと最近のソニーらしくない単純な色名ですが、どれもシルキータイプの色のため繊細な雰囲気が印象的ですね。
M1 との変更点を見ていくと
・CCD が 1/2.4 型から 1/2.5 型に微妙にサイズダウン(画素数は変わらず)
・ISO 感度設定に ISO64 が追加
・内蔵フラッシュの変更・強化?(内蔵フラッシュ推奨距離が変更されている)
・写真を撮り終えた後のオートレビュー機能搭載
・液晶の明るさ調節機能追加
・バッテリーの持ち時間が M1 の約 160 枚 / 約 80 分から約 210 枚 / 約 105 分と 3 割増
・外寸レベルでは若干大きくなっているが、重量的には軽量化されている
・撮った写真やビデオが本体内に自動的に貯まっていく「ポケットアルバム」機能を搭載
とそれほど大きく変わった点は見受けられません。M1 をベースに機能的ブラッシュアップを施し、男性的デザインから女性的デザインへの変更を行ったというところでしょうか。M1 を女性が持つには抵抗があると思いますが、M2 なら全然いけると思いますし。
「自分撮りをしたい」「動画を撮りたいんだけどハンディカムみたいなものは持ちたくない」と考えている人には DSC-M2 はピッタリかと。今のソニーのラインアップには液晶を見ながら自分撮りができるデジカメが サイバーショット M シリーズ以外ないんですよね。流行のコンパクトデジカメで自分撮りができるものというのは選択肢が全然ないため、自分撮りをメインで押していけば需要は見込めるかも。ただ手ぶれ補正に勝てるかどうか…
2005/09/12 (Mon.)
Walkman Aシリーズ雑感(修正版)
先日、ソニービルにてWalkman Aシリーズを見てきました。
…が、予告通りモックアップ展示のみで、しかもあんまり目立たない窓際。
E30xもモックアップだけだったので、なんかもう終わってる感が漂ってます(ぉ
遅くなりましたが、とりあえずレビュー行ってみます。
※ 9/13写真アップ、文章を若干訂正、加筆
まずA60xですが、完全にE50xのマイナーチェンジなので、ハードウェア的な変更があるとは思えません。
外装もE50xと同じハーフミラーの蒸着塗装なので、全然違いを感じないのが正直なところ。
A1000はサイズ・容量ともに明らかにiPod miniへの対抗として発表されたものでしょう。
表はハーフミラーと蒸着塗装、側面も鏡面仕上げとかなりメタリックな質感になっています。
…が、E50xと同じく有機ELをハーフミラーに投影して表示する方式なので、屋外では文字が非常に見づらいのは変わらないと思います。
厚みはさほどではないのですが、iPod nanoを見た後だと正直霞んでしまいます。
バッテリ稼働時間はスペックが発表されていないのでまだ分かりませんが、期待するとしたらその程度しか無いような…
A3000は…A1000の大型版なので、全然書くことがないですね。
…とまあ全体的にiPod nanoの前にそこそこあった新型の期待感も消えてしまった感じです。
iPod nanoがフル機能のフラッシュメモリiPodという位置づけで価格競争力、iTunesとの連携、サイズ、重量の面で他社製品を圧倒していて、HDDタイプの欠点であったサイズ・重量とディスククラッシュも起きないので、製品としては完璧に近いです。
というか、Walkmanが現状勝てる要素って音質とバッテリ性能くらいしか無いんですよね。
おまけにWalkmanは今回発表だけで、実際商品が出てくるのは2ヶ月も先の話。
このまま行くと、Aシリーズが店頭に出てくる頃にはiPod nanoに全部市場を持って行かれ、話題にすらならないのは確実ですね。
すでに店頭ではiPod nanoに注目が集まっていて、Walkmanのブースには客がいなくなっていますし…
「一年でiPodに追いつく」とかつて豪語しながら突き放される一方の現状に、本当にSONYはどうするつもりでしょうか?
今回の発表ではウォークマン第二幕として「AシリーズでCONNECT Playerと新機能を提供する」ようですから、明記されてはいませんが既存ユーザーにはアップグレードパスを用意せずに切り捨てる…そう受け取るのは深読みしすぎでしょうか?
もしそうであるなら、結局本質的なところでこれまでのやり方を変えていないことになります。
まあ、SonicStageも後に無償化されたので、CONNECT Playerもいずれ公開されるのかもしれませんが、ソフトだけ公開ならあまり意味が無いんです。
このまま第二幕だけを軸に進むのなら、これまでのSONYと違うことを期待して4月にE50xなど当時の新型を購入したユーザーが一番馬鹿を見るんじゃないでしょうか?
ほんの少し購入時期が早かったばかりにアップグレードパスが無い、新しい機能が使えない、サービスが受けられない…そうした不安が少なからずある以上、新製品発表と同時に既存ユーザーへのサポートを明らかにしないとまずいのではないかと。
ATRAC系コーデックへの拘りや、使い勝手を無視した重DRMも確かに問題ではありましたが、既存ユーザーへのサポートがこれまであまりにもないがしろにされてきた経緯がユーザーのSONY製品に対する不信感を醸成してきたと考えるのは言い過ぎでしょうか?
新製品を発表することは、不信感に対する本質的な回答にはならないでしょう。
今からでもVME採用機種であれば、対応コーデックの拡張等は行えるはずです。
HD1の様に有償且つ期限付きのアップグレードパスでユーザーサポートが出来ていると考えるならばそれは甘いのではないかと思います。
そうした小さなことの積み重ねがSONYブランドを復権させる上で何よりも重要だと思うのですが、どう考えているのでしょうか。
CONNECTの言葉を語るとき、機器間の接続やMoraへのアクセスはあっても、その中にメーカーとユーザーの関係が入っていないのなら、こんな虚しいことはないと思います。
2005/09/11 (Sun.)
ワイヤレスプレゼンテーションマウス買ってみました
ワイヤレスプレゼンテーションマウス VGP-WMS50 を購入しました。レシーバは USB メモリサイズで場所も取らず、マウスはジョイスティックのようなスクロールポインターを採用したマウスですね。
今までソニースタイル限定で発売された PCGA-UMS3/R(SS RED) を使ってきたのですが、キーボードにタッチパッド付きワイヤレスキーボード VGP-WKB1 を使っているのでマウスもワイヤレス化したいなと思ってこれを選んだわけです。キーボードにワイヤレスマウスが付属していますが、どうも手にしっくりこないので使っていません。
キーボードもプレゼンテーションマウスも 2.4GHz 帯デジタル方式の無線を使っているので、キーボードのレシーバで認識できないかと思ったのですが…。残念ながら認識しないどころか誤動作する始末。マウスを動かすとカーソルが右端に移動して上下に移動するだけ。プレゼンテーションモードにして使ってみたら、今度はカーソルが左端に移動して上下に移動するだけ。無線方式が同じかつキーボードにマウス機能を内蔵しているため誤認識しているようです。
プレゼンテーションマウスについてきたレシーバを USB に接続し、マウスを動かしてみたら…。やっぱりダメなんですが _| ̄|○ キーボードレシーバ側のマウス機能が動作してしまって、同じように上下運動を繰り返すのみ。まったく使い物にならない。
商品化するときに動作検証はしてないんでしょうか。同じパソコンで VGP-WKB1 と一緒に使おうとしたら、レシーバの距離はどれだけ離しても 1m 程度ですよね。どうみても誤動作する距離だと思うんですが。仕方ないので会社で使うつもり。
2005/09/10 (Sat.)
VAIO周辺機器レビュー[VGP-WMS50]
前回、見逃したプレゼンテーションマウスVGP-WMS50を見るために、再度ソニービルへ。
前回とはVAIOの配置が変わっていて、2階のtype Vがあった位置にtype A、type Sの新型が展示されていました。
気になる方は再度チェックを。
VGP-WMS50ですが、なかなか使い勝手は良いです。
一般的なホイールではなくスクロールポインターが付いていますが、上下左右へのスクロールが可能な上、前後のボタンでページの送りと戻りが出来るので、普通のマウスとしてもそれなりに出来は良いかなと。
大きさもさほどではないので、大きいマウスは苦手という方でも問題はないでしょう。
VGP-BMS30との比較ですが、サイズは変わらず、価格もソニスタ比較で1000円高いだけなので、基本的な機能ではVGP-WMS50の方がかなりお得な感じです。
Bluetooth対応にしなかったのはVGP-BMS30が売れなくなるからでしょうか?
両方ともBluetooth対応にして、VGP-BMS30を低価格に設定した方がより両機種の棲み分けも出来るし、VAIOのBluetoothも無駄にならなくて良いと思うのですが…
問題は7980円という価格。
ロジクールのレーザーマウスMX1000が買えてしまう価格帯ですからね…
G7という新型も発表されていて、こちらも気になるところです。
横スクロールが無くなっているようですが、バッテリーは外部充電の交換式。
今日からウォークマンAシリーズの先行展示が始まっていたようです。
E30xも昨日から展示していた模様。
全然気づかずまたしても素通り…orz
iPod nanoとの比較レビューは明日にでも。
2005/09/08 (Thu.)
新しいネットワークウォークマンってどぉ?w
と、ぶっちゃけ私は聞きたくなりましたw
ちょっと最近PCの入れ替えもあってバタバタしていたんですが、
まさかネットワークウォークマンがガラッと模様替えしてデビューとは。
詳しい内容はななちゃんやIceseedさんが書かれているので多くは語りませんが、
正直皆さんとかなり異なる意見を持つ私なりの意見を語ってみようと思います。
まずは気になるHDDタイプのA3000/1000はデザインがガラッと変わりました。
正直なところ、E30xの頃からデザインの方向性がイマイチ分からなくなったという印象です。
特に今度のA3000/1000は訴えかけてくるものが無いというか何というか…。
ぶっちゃけ、ウォークマンスティックの出来が良すぎたかなと感じます。
A3000に至っては何?この大きさ!とただただ驚くばかり。
内蔵されたHDDの容量が増えたなら分かるんですが、
容量変わらずこの大きさは正直厳しい…。
そして、ディスプレイは今回スティックに続いて有機ELを採用しましたが、
E405を使って有機ELのディスプレイに感じた事はズバリ「昼間にとても見にくい」という事。
夜などは輝度も高く、華やかなイメージもあってとても見やすいと思うんですけど、
いかんせん、晴れた日の昼間はほとんど画面見えないんですよね(汗)
実際に展示機を見てみないと何とも言えないところはありますが、
正直、折角の大画面が昼間にほとんど見えなかったらどうしようと思うわけですw
今回のA3000/1000が質感の良さを売りにしているデザインの様ですが、
スティックと同様にデザインが機能性を殺さなければと危惧したりして。
続いて今回、唯一の当たり(?)と思われるスティックの新型A60xシリーズですが、
遂にHi-Speed USBに対応したのがE405ユーザーとしては羨ましいですね。
容量もいよいよ2GBが増えてスティックをメインに使えそうな感じですし。
さすがに512MBだと曲数少ないなという印象が否めなかったので。
新しいシャッフル機能ですが…シャッフル普段使わないのでど~でも良いです(ぉ
まぁ、iPodに比べてシャッフルが弱いと言われ続けてきた末の苦肉の策という感じですが、
実際に使ってみてどうなのかを展示が始まったら是非とも試してみたいですね。
まぁ、展示機にシャッフル機能試す程曲入れてくれるかが問題ですがw
ちなみにNW-AシリーズではATRAC3の新しいビットレートがフル対応になりました。
私的にはこの点が何より羨ましかったりするんですが、既存のユーザーに対する対応はまだかと。
ぶっちゃけ、新しいハードを出せば新しいビットレートに対応するのは当然なんでしょうけど、
SonicStageで新しいビットレートを提唱しつつ、既存のハードに対する対応は全く無し。
それでいて新しいハードを出したと思ったらソフトウェアも一新した…。
正直言って今回のSONYのやり方には呆れたという印象です。
このところのSONYの売り方を見ているとちょっと心配になってきます。
特にネットワークオーディオに関しては既存のユーザーをないがしろにし過ぎというか…。
iPod人気に割って入りたいという企業としての思惑は会社員として分からなくは無いんですけど、
ネットワークウォークマンの一ユーザーとしてはいささか「がっつき過ぎ」かと思うわけです。
ウォークマンスティックとスクエアを出して従来のイメージを変えてきたと思ったら、
あっと言う間にNW-Aシリーズもまたイメージを一新させて出してきました。
これだけイメージを変えては市場にイメージが浸透しない気がします。
なんかますますiPodに水を空けられそうな気がしてなりません。
なんか今回の新ウォークマンは個人的にかなりガッカリした部分が多かったので、
私としては珍しくかなり辛口な評価になってしまった様な気がします。
おかげで今のNW-HD5Hに更に愛着わきましたけどねw
この分だと当分スクエアを使っていけそうな感じです。
そのためにも、
スクエアの新ビットレートへの対応早くして下さいね。>ソニーさんw
CYBERSHOT DSC-R1
APS-C サイズ CMOS センサーを搭載した CYBERSHOT DSC-R1 のニュースが飛び込んできました。PAS-C サイズというとデジタル一眼にも採用されるほどのサイズで、画素数は 1030 万画素。
http://www.dpreview.com/news/0509/05090801sonydscr1.asp
レンズにはこれまで通り上下方向へのフリーアングルなカールツァイス・バリオゾナー T*(24 - 120mm)を採用していますし、形状から見ても先日ニュースのあったデジタル一眼への参入とは別で、DSC-F828 の後継機種にあたるようです。ただ F828 から大きく変わっているのが液晶の位置。ファインダーの下にあった液晶がファインダーの上にきています。ポップアップフラッシュとは干渉しない位置になっています。
Digital Photographiy Review では各部の詳細写真や F828 との比較も行われており、変更になった点をピックアップしてみると、
・2/3 インチ CCD(800 万画素 RGBE)から APS-C CMOS(1030 万画素 RGB)
・光学 7 倍レンズ(28 - 200mm)から光学 5 倍レンズ(24 - 120mm)
・F 値が 2.0 - 2.8 から 2.8 - 4.8
・保存形式として TIFF の廃止
・オートフォーカス・イルミネーションがホログラム AF からオレンジ光
・ISO 64/100 の廃止とISO 160/1600/3200の追加
・連続シャッターが 2.5 枚/秒(最大 7 枚)から 3 枚/秒(最大 3 枚)
・AdobeRGB のサポート
・ホワイトバランスのチューニングに対応
・動画撮影機能の廃止
・液晶モニターが 1.8 インチから 2 インチに拡大
挙げはじめたらキリがないのでこれくらいにしますが、明らかにデチューンされている部分が目立ちます。でもAdobeRGB のサポートや ISO 1600 に止まらず 3200 まで対応するとか、ホワイトバランスのチューニングが可能なところなど、明らかにプロ仕様な部分も数多くてフラグシップとしての機能は十分かと。動画撮影機能がバッサリと削られているところなんか潔いです。
アマチュアが使うには光学倍率の低減とかテレ端で F4.8 とか連射撮影が 3 枚までとか納得できないところもありますね。今 F828 を使っているのであればわざわざ買い換える必要はないように思えます。
Walkman A series
新ウォークマン、Aシリーズが発表されました。
News and Information 「新・ウォークマン」誕生 ユーザーの好みに合わせて“進化”するウォークマンAシリーズ
ソニー、有機ELディスプレイ搭載の「ウォークマンA」
ITmedia +D LifeStyle:ソニー、復活“ウォークマン”「Aシリーズ」発表
HDDタイプ(NW-A3000、A1000)とフラッシュメモリタイプ(NW-A608、A607、A605)ですが、デザインが変わったのはHDDタイプのみで、フラッシュメモリタイプはE50xのマイナーチェンジとなっています。
今回フラッシュメモリタイプは2GBバージョンが追加されています。
特に何も書かれていませんが、鏡面・蒸着塗装の様に見えます。
HDDタイプのデザインや操作性は展示が始まってから確かめたいと思います。
今回、まず変わったのはUSB2.0対応、シャッフル機能の強化、WMA対応予定(12月ファームアップ)、このあたりは要望も多かったはずなので、順当なところでしょう。
USB2.0は他社はほとんどが対応していますから、実際の効果はともかくようやくといったところですね。
シャッフル機能は使わないので分かりませんが、明らかにiPod対策でしょう。
WMAはやはりWindowsMediaPlayerからエンコードしている方も多いでしょうから、これもようやくといったところです。
VME自体は柔軟に対応できるようなので、もっと対応コーデックを増やしても良い気はしますけどね。
一番大きな変更は、転送ソフトが「CONNECT Player(コネクトプレーヤー)」になったことですね。
以前の「OpenMG Jukebox」、そして「SonicStage」とやはりこれらのソフトの名前にはどうしてもガチガチのDRMで管理され、使い勝手も悪くユーザーのメリットが薄いというネガティブな印象が常に付きまとっていました。
SS3.2になって事実上DRMからは解放されているのですが、大量の曲を管理するのにあまり向かないことなど、根本的な使い勝手は変わっていないので、やはりそれが敬遠される大きな理由になってきたと思います。
ハードはいいんだけどソフトが…という状況はE50x・40xの登場以降も続いていますし、足を引っ張ってきたソフトのイメージを払拭する上でもこの変更は歓迎したいです。
インターフェイスはなんだかiTunesのp(以下略
…ともかく、CONNECTという言葉が指し示す物が何なのか、その展望は気になるところです。
もしかしてMora…?
イヤホン無しのソニスタ限定モデルも発表されています。
A608はゴールドとエメラルドブルー。
エメラルドブルーはかなり綺麗に見えます。
NW-A3000はブラック。
SonyStyle | PR Information
NW-A608/LI
NW-A608/N
NW-A3000/B
あわせてアンケートもやっています。
NW-Aシリーズプレスアンケート
<追記>
リンク追加
ソニー、スティック型ウォークマンの新モデル
ソニー、有機EL/流線型ボディの20/6GB HDD「ウォークマンA」
ウォークマン A
ネットワークウォークマンの新機種「ウォークマン A」を発表したそうです。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050908/sony1.htm
今度の新モデルは HDD 搭載タイプとフラッシュメモリタイプがあり、容量はそれぞれ HDD タイプが 6GB と 20GB、フラッシュメモリタイプが 512MB、1GB、2GB となっています。
フラッシュメモリタイプは以前発売した「ウォークマンスティック」と同じで、2GB モデルがラインアップに加わったこと、色が若干変更されたこと、12 月頃に予定している WMA への対応が変更点でしょうか。
HDD タイプ四辺が丸まったラウンドスクエア形状で、本体前面に EL 液晶、再生停止などの操作系ボタンを持ってきた形。ウォークマンスティックと同じく鏡面加工されています。操作系では再生中のアーティストに近いジャンルのアーティストを検索できる「アーティストリンク」機能やよく聴く曲や発売年ごとのプレイリストを自動作成してシャッフル再生する「インテリジェントシャッフル」機能など新たな機能を盛り込んでいる模様。インテリジェントシャッフルについては同梱されるアプリケーションソフト「CONNECT Player」との連携によって実現しているようです。また充電スタンドやリモコン、NW-A3000/1000 を載せるだけで接続が可能なスピーカーが別売りされるようです。
CONNECT Player は SonicStage に取って代わるアプリケーションなのでしょう。ずいぶんとユーザインタフェースが変更になっています。見たところ画面レイアウトは iTune の影響を大きく受けているみたいですね。それに各曲にレーティング機能(評価機能)があるみたい。この機能は使用者が評価するのか、インターネット経由で評価を取得するのかは不明ですが、お気に入りの曲を区別するのに用いるのでしょう。
CONNECT Player については使ってみないと何も言えないですが、iTune に似すぎているという声が聞こえてきそうです。
2005/09/06 (Tue.)
フルHDプロジェクター「VPL-VW100」
フルHD SXRDプロジェクター「VPL-VW100」とシネザの新機種「VPL-HS60」が発表されました。
News and Information 新開発の0.61型 フルHD SXRDパネルの採用による高精細で自然な映像再現と、最大15,000:1の高コントラストを実現した機種など プロジェクター2機種発売
VPL-VW100
VPL-HS60
価格の方はVPL-VW100が1,365,000円、VPL-HS60が409,500円となっています。
VPL-VW100はQUALIA 004との比較では半値程度とスペックの割に安価です。
もっとも、一般的にこれを安価と言ってしまっていいのかは極めて微妙な気がしますが(ぉ
まず、気になるのは「QUALIA 004」に続いてフルHD SXRDパネルを採用してきたことです。
もっとも、QUALIA 004はSXRDパネルが0.78インチの3枚構造だったのに対し、VPL-VW100は0.61インチ3枚と若干小型化されています。
40~300インチまでの投影が可能なのはQUALIA 004と同じなので、このあたりの変更が画質にどの程度影響してくるのかは気になるところです。
また、シネザの前モデルHS50にも搭載されていたフォーカス範囲の広い「ARC-F(オールレンジクリスプフォーカス)レンズ」と、投影シーンに合わせて絞りを自動調節できる「アドバンスト アイリス機構」も採用しています。
これによって、鮮明な画像と最大15000:1という非常に高いコントラスト比を実現しているとの事です。
コントラスト比だけで画質は決まりませんが、QUALIA 004はコントラスト比が3000:1との事なので、単純に5倍高いことになります。
騒音も22dBと低く抑えられているようで、騒音が気になることはまずなさそうです。
光源もQUALIA 004と同じ、太陽光に近いとされるピュア・キセノンランプを採用しています。
しかし、ここまで高解像度な表現力を持つプロジェクターとなると投影サイズにもよるでしょうが、DVD程度ではアラが目立ってしかたないでしょうね。
フルHD撮影の方はHDR-HC1の登場によってホームユースレベルで可能になりましたが、いざフルHDで再生するとなると機器の購入にはかなりのコストがかかるので、フルHD再生環境が一般的な物になるにはまだ時間がかかるでしょう。
性能を十分に引き出せるソースも一般的ではないですしね。
やはりQUALIA 001クリエーション・ボックスを買えってことなんでしょうか(ぉ
なんだか525,000円がとても安く感じるのですが、気のせいでしょうかw
一方、普及価格帯のVPL-HS60ですが、こちらもHS50に引き続いてACR-Fレンズとアドバンスト アイリス機構を搭載しています。
さらに「ハイコントラストプレート」なるものを液晶パネルに追加することでコントラスト比もHS50の6000:1から10000:1に向上したようです。
今回はハイコントラストプレートの追加程度でマイナーチェンジにとどまっています。
予算や部屋の広さの問題から私自身が当面プロジェクターを買う予定は全くありませんが、いずれは…
2005/09/05 (Mon.)
新 VAIO(周辺機器編)
USBポータブルハードディスクドライブ VGP-UHDM08
これまで USB 接続のポータブル HDD は発売されていましたが、今回発売されるものはセキュリティ機能を搭載したものになります。ワイヤレスキーと呼ばれる解除キーが付属していて、PC に接続した状態でワイヤレスキーを HDD 本体にかざすと使用可能に、HDD 本体を PC から外すと使用不可(ロック状態)になります。HDD 本体が紛失・盗難にあったときでも中身を見ることが出来なくなる仕組み。VAIO 周辺機器としてはめずらしく他社製 PC でも使用可能と謳われています。施行されたばかりの個人情報保護法に関連した製品で、ビジネス用途として VAIO を使って欲しい、これから本気になっていくことの表れでしょう。
ワイヤレスキーは 2 個ついてくるのですが、全てなくしてしまったらデータにアクセス出来なくなるとホームページには書かれています。ワイヤレスキーの再発行とかってできないんですかね。データにアクセス出来なくなるのは仕方ないとして、HDD 自体も使えなくなってしまうわけですからワイヤレスキーを再発行して HDD を初期化するサービスの有無くらいは行ってもらわないと。
バッテリーチャージャー VGP-BC1
スティックACアダプター VGP-AC16V10
バッテリーチャージャーってずいぶん久々ですね。調べたらバイオノート 505 とか C1 の時代まで遡ってしまう…。2 本同時に充電できず、1 本終わると次のバッテリを充電しに行くタイプ。使い勝手が悪いじゃないかと思いがちですが、2 本同時だと 1 本終わるのに 2 倍時間がかかるので早く使いたい人には連続充電タイプの方が使い勝手はいいはず。バッテリチャージャーには AC アダプタが付属していないので、PC についてきた AC アダプタをバッテリチャージャーに接続しないといけません。PC は AC なしでバッテリ駆動っていうことですよね。バッテリチャージャーと AC アダプタを一緒に買うと安くなるとか、そういうキャンペーン的なことをやらないと売れない気が。
AC アダプタにも結構よさそうな新製品が。黒棒…、もといスティック形の経常をしていて PC に接続する側のケーブルは完全に AC アダプタの中に収納され、コンセントに接続する側のケーブルは取り外してまとめておける構造をしています。ですので AC アダプタ自体はほんとに 黒棒 スティックになってしまいます。とてもデザインがいいので購入したいところなんですが、ケーブルをベルクロで留めておく仕様がスタイリッシュじゃない…。片方のケーブルが内蔵できるんだったらもう片方も内蔵できて欲しいところ。リール式とか箱のような形状で内蔵できるとか。内蔵しようと思うとサイズが大きくなってしまうので一長一短ですが。ちなみに AC アダプタの容量は 16 4A なので 16V のAC アダプタを採用しているノートならほぼ使用可能。
アクセントカラーパネル
今回モデルチェンジした type V 用のアクセントカラーパネルがオプションとして発売されます。ラインアップはボルドーブラウン、コーラルピンク、モスグリーン、ミモザ、スカイブルーの計 5 色。デフォルトでついてくるシルバーとミッドナイトブルーを含めて 7 色展開。17 インチ用と 20 インチ用があるのですが、それぞれの液晶サイズでしか発売されない色があっても良かったかも。
2005年秋モデル実機レビュー
ソニービルにて秋モデルを見てきました。
といっても、一階に展示されていたのはtype T、BX、F、Rだけで、後は二階にtype V、奥の目立たない場所にtype H、Mがあるのみでした。
AやSは何故か新型機自体置いていなかったのでレビューのしようがありません。
ちょっと遅くなりましたが、早速実機レビューにいってみたいと思います。
やはり液晶部分の薄さは驚異的です。
LEDライト搭載のため基板周りも再設計したとのことですが、光度も十分にあります。
写真は液晶側面から撮った物がことごとくピンぼけしているため写りは余り良くないのですが、その薄さは実感できるのではないかと思います。
本体の左側はUSBが左手前と左奥に分かれて配置されています。
手前のUSB端子はモジュラージャックと一緒に配置されています。
その間にPCカードスロットがあるのですが、底面の一番底の奥まった部分にあるため、これはちょっと使いづらいかも。
ただ、最近はPCカード自体の使用頻度が下がっているので余り問題ではないのかも。
右側は光学ドライブと、外部ディスプレイ出力が配置されています。
…光学ドライブのイジェクトボタン小さすぎです。
慣れの問題でしょうが、個人的にはかなり押しづらかったですね。
背面にはLANコネクタ、DC IN端子、i.LINK端子が配置されています。
LANコネクタを使う場合はケーブルが邪魔にならなくていいですね。
i.LINK端子は、この手のモデルでDV編集する人もいないでしょうから、使用頻度の問題から背面に回されたのだと思います。
最近は周辺機器の接続でもUSB2.0が一般的になっていますから、妥当なところかなと。
ポートリプリケータは展示がありませんでした。
AVモードを試そうと電源を落としてAVモードボタンで再起動したところ、BIOSパスワードがorz
タッチパッドはざらざらしているかのようなデザインですが、見た目に反してツルツルです。
カーボンに関しては前モデルのカーボンブラックと違っていて、ホワイト・ブラックは塗装のため完全に見えず、プレミアムブルーだけ一応繊維が見えますが、ラメがそれ以上に目立つので、あまりカーボンファイバー積層板という感じがしませんし、X505/SPのカーボン繊維のヘアラインと光沢による圧倒的な高級感はありません。
プレミアムブルーは別に1000台限定でなくてもいいような…
キータッチはこのサイズを考慮すればそれなりに良い、といった感じです。
それ以上に、私は手が大きくないのでこれくらいのサイズが打ちやすいんですよね。
A4サイズのノートだとタッチが良くてもキーが大きすぎて指が届かないので、結果的に使いづらいです。
今回、ポトリ付きの実機やベイユニットも展示されており、かなり力が入っていたように思います。
液晶はラッチレスではないのがちょっと残念で、ここは使い勝手の面からもラッチレスにして欲しかったですね。
側面の排気口からはヒートシンクが丸見えになっています。
これはあえてデザインとして狙ったものだと思いますが、メカニカルな感じでなかなかカッコいいです。
ポトリは左側にベイを収納できるのですが、展示機には空のベイしか入っていませんでした。
実際にはこれに2.5インチのHDDを入れて使うことになると思います。
上部のバッテリーリチャージャーは蓋を開くとどう見てもプリンタにしか見えません(ぉ
接続して蓋を開くとまさにワープロw
ともかく、従来はどのメーカーでもほとんどの場合において本体充電しかなかったわけですから、使いながら別のバッテリの充電も可能になるのはなかなかいいアイディアだと思います。
しかし、標準バッテリ持続時間が2時間程度とかなり短いのと、重量が最軽量時で2.3kgとそれなりにあるので、積極的にバッテリ稼働させるような仕様とは言えないのが…
あくまでACアダプタ前提での利用となりそうです。
右側側面から背面に掛けては端子類が並びますが、このBXのポトリはノートとしては珍しくDVI-Dでの外部出力が可能になっています。
より高画質での出力が可能になるのは歓迎したいです。
その他セキュリティ関連では、セキュリティチップによるHDD暗号化はまさにビジネスならではでしょう。
どこかに置き忘れて行方不明になってしまった場合でも、データ流出の危険性を減らせます。
更にBIOSのパワーオンパスワード、HDDパスワード、Windowsログインパスワードと三段構えの強固なパスワードに守られています。
指紋センサーは電源ボタンの横に付いていますが、試せないので感度などは分かりません。
マシンだけで完結する個人認証システムとして、本人であれば一気にパスワードを解除できるのでかなり便利ですね。
問題はこれに頼ってパスワードそのものを忘れてしまうことでしょうか(ぉ
キーボードはたわむこともなく、打鍵感は悪くないですが、やはり私の手にはサイズがデカすぎますorz
タッチパッド派の人のニーズにも応えつつ、スティックポインタが付いているのが結構ポイント高いです。
やはり一度スティックポインタに慣れてしまうとタッチパッドは使いづらくて仕方ないですから…
オーナーメードでスティックポインタとタッチパッドどちらか選択可能という選択肢があればなお良かったと思います。
全体的にまとまったデザインと機能であるだけにラッチレスじゃないのが本当に残念です。
このマシン、良い意味で無難にまとまっていてあんまり特筆すべき事って無いんですよね。
まあ、このサイズのノートとしては比較的薄く軽く作られていますし、それでいてスペック重視にオーナーメードも出来るという意味に置いてはコストパフォーマンスに優れたマシンといえるでしょう。
キーボードはBXほど良くはないです。
あんまり書くこともないんですが…
HDDのベイユニットは側面のパネルをワンタッチで外せるので、非常にアクセスしやすいです。
ただ、そこまで頻繁に交換するユーザーだとリムーバブルケースに入れて使いそうですが。
やはり、最高性能・動画編集のRシリーズなので、HDR-HC1と組み合わせてHD編集向けモデルという位置づけなのでしょう。
しかし、CPUの最高スペックだけならAthlon64X2がPentium Dの上を行くので、今回はスペック的にも微妙…
今回の売りの一つであるSound Realityはソニービルで音出してじっくり聴くわけにも行かないので現時点では評価のしようが…
ともかく、音にこだわるならまずスピーカーがもっといい物を選択できるようになってくれないと。
いくら音質の基本的なところが良くなっても最終的に出る音が良くなければ意味が薄くなりますし、Sound Realityという素材を生かし切れなくなるのは非常に勿体と思います。
オーディオ部門を抱えているわけですから、これくらいはあっても良いように思うんですが。
スピーカーを取り替えた視聴用展示機があってもいいんじゃないでしょうか。
ソニービルでtype Mと一緒に上の階のかなり隅に置かれていて、展示場所ではかなり不遇かも。
キャプチャーカードもSound Realityもtype Rと同じなので特に書くことが…
type M
今回写真も撮ってません(ぉ
スペック表にはいつの間にかメモステスロットのMG対応が記載されています。
問題はMG対応しても使える物が無いことですが…
そのあたりPSP以外で今後の展開があるんでしょうか?
type V
やはりリビングに置くPCであり、そのための大画面液晶とワイヤレスキーボード・マウス。
今回はMotion Realityに加えてSound Realityも搭載しています。
VはMotion Realityというハードウェアによる高画質化回路が特徴ですからやはりそのあたりを中心に…
…と行きたいのですが(ぉ、私が見たときには展示機はキーボードもマウスも片づけられ、TV画面ではなくソニスタのサイトが表示されていましたorz
やはり高画質に表示されていたんでしょうか…?
せめて片づけるならTV表示を…
サイドのスピーカーパネルの付け替えは無くても良いような。
VGP-AC16V10(スティックACアダプタ)
これ良いですね。
本体が細くて、キャリングケース付きなので持ち運びになかなか便利そうです。
これまでACの持ち運びってケーブルがかなり邪魔だったりして億劫だったんですが、これはPCとACまでの距離が短く、ケーブルも収納できるようになっているので絡まることもなさそうです。
これまで、モバイル用ACアダプタはサードパーティ製ばかりでしたが、ようやくモバイルに相応しいACが出てきたと思います。
価格がちょっと高いのが難点。
VGP-BMS30(Bluetoothマウス)
Bluetoothであること以外はごく普通のマウスです。
レシーバーが付属しないのは新モデルでの使用を前提にしているのだと思いますが、付けてくれてもと思います。
比較的持ちやすいデザインなので普通に使う分には使いやすいのではないかと思います。
Bluetooth接続でプレゼンテーションマウス(VGP-WMS50)も出ていますが、こちらは見た限りでは展示がなかったので、ノーコメント。
…周辺機器の常とは言え、価格は7000~8000円とどちらもかなり高め。
純正にこだわらなければこの価格帯だとかなり高機能なマウスが買えますから、正直高すぎる気がします。
こんな感じで、今回はフルモデルチェンジしたTとBXを中心に、展示されていた物のレビューでした。
<追記> (05/09/07)
VGP-WMS50(プレゼンテーションマウス)ですが、密かに展示されていたようです(^^;
全然気が付かなかった…
2005/09/04 (Sun.)
新 VAIO(モバイルノート編)
type S
13.3 インチサイズの液晶を搭載したモバイルノート type S。1.95kg と持ち歩くにはギリギリの重さですが、type T と比較してサイズが大きい分スペック的には type T を遙かにしのぐものとなっています。オーナーメードモデルでは Pentium M 780(2.26GHz)が選択でき、前モデルの VGN-S73PB の 1.86GHz と比較してもずいぶんスペックアップしています。メモリバスも 400MHz から 533MHz になっているため、メモリアクセスも従来より早くなっていますし、グラフィックチップにNVIDIA GeForce Go 6400 を採用していることで 3D 表示も高速化されています。今回のモデルはマイナーチェンジと言うには大幅なスペックアップですね。こうなってくると廃熱が大変になりますが、新たに羽の枚数を増やし回転数を抑えることで低騒音化を果たしたクーラーを採用してこの問題を解決したようです。従来モデルでの唯一の問題点がファンの騒音だったため、この点が改善されてなおかつスペックアップしている S94 は type S としての完成形でしょう。
type T
モバイルノートとしてブレイクした type T もモデルチェンジしました。バッテリの出っ張りが小さくなりつつもバッテリの持続時間が 30 分増えています。このバッテリの持続時間の改善に一役買っているのが液晶パネルの変更でしょう。従来のように蛍光管を使わず LED をバックライトとして使うことで約半分にまで薄くなってます。メモリースティックスロットに加えて SD メモリスロットも装備しました。デジカメのメモリとして SD メモリを採用するものが増えたため、SD メモリスロットは歓迎すべきしょう。ただ SD IO 規格に対応しているかどうかこれっぽっちも書かれていませんので、AH-S101S が使えるかどうかは不明です。オーナーメードモデルではホワイト・ブラック以外にプレミアムブルーを 1000 台限定で発売します。実物をソニービルで見てきましたが、ラメ入りブルーっていう印象ですね。ただプレミアムブルーを選択すると CPU がカスタマイズできないのが痛いですね。ここまでこだわる人なら必ず CPU を Celeron M から Pentium M にしてくると思うんですけど。個人的な好みとしてはホワイトがよかったかな。
2005/09/01 (Thu.)
新 VAIO(A4ノート編)
type A
店頭販売がなくなり、オーナーメードモデルのみの展開になってしまった 17 インチワイドノート。大画面ノートのラインアップは店頭販売では type F しかなくなってしまったんですね。大画面ノートの需要ってどちらかというと初心者、とりわけ中~高齢者に多いと思っていて、解像度を落として文字を大きめに表示させることができることってパソコン選択の選択肢の最上位付近に位置しています。実際に自分の周りの人たちの希望を聞いていると必ず聞こえてくる選択条件ですし。ですから大画面ノートの進むべき方向は「高機能AV」よりもむしろ「バリアフリー」ではないでしょうか。
type F
店頭販売唯一の A4 ノート。15 インチと type A と比較して小振りなものの、実際家の中で持ち運ぶには 17 インチは大きすぎ、15 インチでもまだ大きいかなというサイズですね。店頭販売のラインアップを一本化して大量生産することで価格の低下が得られればユーザにも受け入れられるとは思います。今までも type F が一番売れ筋でしたし。今回のモデルでもグラフィックチップがアップグレードされていますので、ゲームをしたい人にはいいかもしれません。オーナーメードモデルであれば CPU も Pentium M 770 が選択できますし。
type BX
よりビジネス向けに特化させたモデルでしょうか。デフォルトで MOTION EYE を搭載することでビデオ会議が可能になっていたり、TPM セキュリティチップを内蔵してデータの暗号化を行えるようにしたり、指紋認証ユニットを搭載して特定ユーザのみログインできるようにしたり。今回発表された新機種の中で一番方向性がはっきりしていると言えるでしょう。オーナーメードモデルのみのため店頭で見かけることはないでしょうけど個人的に気になるモデルです。
そういえばベイユニットが交換できるんですね。ユーザが自分の好きな HDD を買ってきて搭載することの出来る HDD ベイアダプターなんてものもありますし。ユーザ任せのハードウェアってこれが初めてではないでしょうか。おそらくソニーとしても挑戦してきた所だと思いますが、もっと裾野を広く一般ユーザにまで広げていって欲しいものです。
また仕事で外出するのでとりあえずここまでにしておきます。