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2005/09/19 (Mon.)
Sony Dealer Convention 2005
私は外れていたんですが、しゃちさんのご厚意で入ることができました。
改めて感謝ですm(_ _)m
なんだかんだで長くいたのはVAIOオーナーメードのブースだったりするのですが…
個人的な事情でバタバタしていたので遅くなりましたが、書ける範囲内でのレビューを。
なお、会場内は撮影禁止だったので製品の写真は無しです。
まずはWEGAにかわる新たなTVブランド「BRAVIA」。
画質はかなりのもので、黒浮きなどもありませんでした。
色再現性もかなり高く、特に従来苦手だった赤や緑は非常に綺麗で映える色になります。
しかし、フルHDに関しては最上位のXシリーズでしかまだ実現されていないのと、SONYにとって本命と思われるSXRDは未だQUALIA006でしか実現されていないのが少し残念ではあります。
フルHDに関してはまだまだこれからですね。
エンジンの名前がDRC-MFv2エンジンとなり、ベガエンジンと比べて非常に分かり辛くなったのはマイナスかなという気がします。
ブラビアエンジンじゃまずかったんでしょうか…
問題はこれまでのVHS・DVD・ゲームなどのSD画質の資産ですね。
QUALIA001のような高画質化処理を施さないとかなり画質が荒くなってしまうので、そうした機能をいずれはTVに内蔵するか、外付けでも普通に手の届く価格帯で入手できるようになって欲しいと思います。
<追記>(05/09/23)
よく見たら、QUALIA001もDRC-MFv2チップ搭載なので基本的には同じですね。
忘れてましたm(_ _)m
「S-Forceフロントサラウンド」は、確かに音が回転する感じが得られるのですが、同時に前から聞こえてくるのが分かるのでちょっと違和感があります。
まあ、今Xシリーズ買うような人なら普通にシアターシステム組むでしょうけどね。
サイバーショットは、DSC-M2が展示されていましたが、実物見るとそのデカさには驚きます。
ちょっと分厚すぎな気がするんですけど…
HDPS-M10フォトストレージも展示されていましたが、ビューアとしての機能が無いのがちょっと不満。
SDカードはスロットが無いので、CFアダプタ経由での接続になります。
ロケーションフリーテレビは今回、ベースステーションのLF-PK1を展示していて、MPEG4圧縮ながら世界各地のTVをリアルタイムで視聴可能になっていました。
出先からでもリモコン操作によってタイムラグはありますがチャンネル切り替えが可能な点はかなり驚きでした。
このベースステーションとネット接続環境さえあれば、PCがそのままTVとなるわけです。
さらに録画等の指示も出先から可能とのこと。
また、ソフトの方もVAIO専用ではなく、ソフトウェアリモコンの使い勝手にもかなりこだわっているので、かなり使い易いのではないかと思います。
文章だとなかなか説明が難しいのですが、興味が無くても一度は触ってみることをおすすめします。
…えーと、パーソナルオーディオ。
歴代のウォークマンのうち幾つかが展示されていてちょっと懐かしかったです。
まずE30xシリーズは実機があったのですが、本体のホールドが解除できず、操作性その他を確認できませんでした。
USBコネクタはカバーを開けるとポップアップで飛び出すので、ギミックは面白かったですね。
そして問題のウォークマンAシリーズ。
A1000の方は実際に音を聞きましたが、音質はさすがに良かったです。
しかし、操作系がどうにも…
まず、今の段階ではメニューが分かりづらく、スティックタイプやiPodのように直感的に操作するのとはほど遠い印象です。
自分がどこの階層で何やってるのかは慣れないと分からないと思います。
というか、どこの階層にいるのかも分からなくなり、BackボタンでTOPに戻ることもしばしば。
アクセサリ関連ではスティック用の革ケースが良いと思ったくらいですね。
Aシリーズ向けのリモコンは液晶も無いので、これ買うならHi-MD用のジョグリモコン買った方がよっぽど良い気が。
CONNECT Playerは展示されているものの、入れてあるマシンに触ることができず、ただ見るだけ。
コンベンション内で配布されていたAシリーズカタログではOpenMGやMagicGateのロゴが消えていたり、FreeBBSにもありましたがOpenMG企業向け窓口閉鎖など、各所のニュースを見ているとどうもOpenMGおよびMagicGateから撤退するのではないかとも取れます。
CONNECT Playerが今のところAシリーズ専用アプリとして一般公開しない方向で、SSと当面共存させるのもそのためではないかという推測もできます。
もしそうであるなら、Aシリーズより前のウォークマンが第二幕以降のサービスを受けられる可能性は限りなく低いように思います。
新サービスはともかく、省時間仕様やATRAC3 pulsのビットレートにも満足に対応し切れていない旧機種のサポートさえ放置されている現状くらいは最低限改善して欲しいですね。
これまで何度も書いていますが、ここで最低限のことさえ行わずAシリーズ移行とともに切り捨てるなら、第二幕の前途はかなり厳しいものになるでしょう。
正直、E50xで期待させて切り捨てるくらいならAシリーズで初めてスティックタイプを出すか、アップグレードパスを明示すべきではなかったかと思います。
E50xが売れてしまっただけに、かえって第二幕の仇になった気がします。
最後にVAIOオーナーメード。
特に目新しいことはなかったのですが、直接ユーザーの要望という形で話ができたのが良かったですね。
会場で言い忘れたんですが、ノートにGセンサー搭載できるようにして下さい。
やっぱりモバイルでクラッシュのリスクが少しでも減らせるならそれに越したことはないですから。
ソニスタシールの復活も…
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