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2005/10/03 (Mon.)
DSC-N1
一部のソニー製 CCD に画像が出なくなる問題が発見され、この症状の無償修理が発表されています。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/ServiceArea/051003/
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2005/10/03/2407.html
奇しくも CCD 問題と同日に DSC-N1 というデジカメのニュースが挙がっていました。
http://www.dpreview.com/news/0510/05100301sonydscn1.asp
サイバーショット T シリーズのような薄型コンパクトデジカメですが、光学 3 倍ズームとなる沈胴式レンズを採用しておりフラットなデザインを実現しています。1/1.8 型 800 万画素 CCD を搭載しているので実質 DSC-T7 の上位機種に位置すると思われます。特筆すべきは 3 インチ液晶を搭載していること。今の液晶の主流は 2.5 インチ液晶なので、面積的に約 4 割増しにもなり十分すぎるサイズになっています。この液晶はタッチスクリーン機能があるので、メニューをそのまま押して選択できるところは非常に分かりやすくていいのではないでしょうか。
また画作りとしては「Clear RAW NR」というノイズリダクション技術を搭載しているとも書かれており、CCD に受け取った画(RAW データ)を JPEG に変換する前にノイズ軽減するというものらしいです。ただし出力フォーマットとして対応しているのはJPEG だけで、RAW 出力には対応していないみたい。サイバーショットにいつ搭載されるのか気になっている手ぶれ補正機能は今回も見送られた模様。
DSC-N1 ですがデザインは変わったものの DSC-T7 のモデルチェンジにしか感じられず、意欲作というにはまだまだといった感じ。世間では画素数が売上の分かれ目になっているので 800 万画素 CCD を搭載したり、他社との差別化のため 3 インチ液晶を搭載したものの N シリーズでなければならない必殺技というものがありません。そろそろラインアップを整理して注力モデルを 2~3 出した方がいいような気がするのですがどうでしょうか。
17:24