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2005/10/03 (Mon.)
地デジ受信機DTCP-IP解禁
9/29に地デジ受信機のDTCP-IPの解禁が決定されたそうです。
地デジ受信機のホーム・ネット化の第一歩、DTCP-IP解禁
これまでは、各受信機ごとにB-CASカードが必要で、録画コンテンツと使用したB-CASカードはセットという無茶苦茶な仕様だったわけですが、これからは視聴に関しては受信機が1台あれば同一サブネットに限り最大8クライアントにIP伝送が可能になります。
視聴に関しては若干緩やかになりましたが、録画に関してはコピーワンスが解かれたわけではないので、従来通り録画したコンテンツとB-CASカードをセットで使うという状況に変化はありません。
とにかく、今の地デジって録画での魅力がなさすぎるんですよね。
SDで普通に出来ていることが出来なくなる、欲しければ買え、というのはどうにも受け入れ難いですね。
別にコピーして違法に配布するとかそういう事ではなくて、単純に自分で録画したものを自分の範囲内で扱うことさえ色々と制限がついて回る、「ユーザーは違法コピーして配布するから全部コピーワンスだ」という考え方は、ユーザーの使い勝手を無視したコンテンツホルダーの言い分でしかないわけで。
確かにコンテンツが売れて利益が上がればそれで良いのかもしれませんが、そうそう上手くいくものでしょうか?
それと同じ事をポータブルオーディオでやってしまった会社が今どうなっているかはここで改めて書くまでもないと思います。
また、10/22から遅まきながらアナログ放送終了の告知も店頭で商品にシールを貼るという形でようやく行われるようです。
総務省とD-PAが地上アナログ放送終了の周知キャンペーンを開始
10月22日からアナログテレビに「2011年放送終了」シール
…というか、停波の認知度9.2%という数字自体、関心を持っている人以外、ほとんど地デジに関して具体的なことは何も知らないと言うのが実態でしょう。
加えて、現状ではフルHDに対応しているものがハイエンドクラスの製品しかないので、中途半端な解像度のものを買っても結局無駄になるんですよね。
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