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2005/10/13 (Thu.)
動画対応iPod
まあ、予想通りというか、噂で流れていたとおり、動画対応の第5世代iPodが発表されました。
ちなみに今回は発表だけで発売日はまだ公開されていません。
アップル - iPod
カラーリングはiPod nanoと同じホワイトとブラックの2色展開。
ディスプレイは従来の2インチ(220×176ピクセル、65,536色表示)から2.5インチ(320×240ピクセル、26万色表示可能)へ一回り大きくなり、従来分厚かった本体も30GBモデルで11mm(60GB 14mm)とかなり薄くなりました。
バッテリの持ちは音楽再生時公称で30GB・14時間、60GB・20時間となっていますので、まあ実働時間は半分程度と見て良いでしょう。
動画再生時はそれぞれ2時間・3時間となっているので、実用的な稼働時間でないことは確かです。
動画再生で運用する場合、外部バッテリパックが必須になるでしょうね。
これに合わせてiTunesもバージョンが6になりましたが、大きな変更点はiTMSで動画を扱うようになったくらい。
iTunesに動画エンコード機能は無いようなので、稼働時間も考えると動画再生はかなり微妙な気がします。
まあ噂で流れていたこともあってiPod nanoほどの衝撃もなく、順当なバージョンアップと言ったところでしょうか。
とは言え、従来SONYをはじめ日本企業が得意としてきた「薄く、軽く、小さく」という部分までAppleに奪われつつあるのはどうなんでしょうか?
SONYはAシリーズ(HDD型)でデザインを優先した結果、逆へ走っていますからね…
DSC-M2もT5もそうですが、若い女性を対象にしたマーケティングと商品展開…を最近重視している割には出来上がってくる製品がどうもちぐはぐな気がしてなりません。
M2はあの大きさで一体誰に売るのか、T5はほとんど外装変えただけ、Aシリーズ(HDD型)も従来より大きく重く…
女性重視ではありませんが、DSC-R1もF828がすでにあるのに、大差ない価格で出すことに意味があるとは思えません。
別にマーケティングが間違っているとかではなくて、その結果と実際の製品がどうもかみ合っていないような感じです。
ここが上手くいくようになれば随分変わってくると思うのですけどね。
15:30