2005/10/28 (Fri.)
SII SR-E8000
電子辞書を購入しました。
SIIのSR-E8000という機種です。
私はこれまで電子辞書を使ったことがなかったので、機種の選定はかなり迷いましたが、カードによる拡張が可能で価格も手ごろ?なE8000を選びました。
デザインは全体的にノートパソコンチックというか…SR-Eシリーズでカラーリングの違いしかないので上位機種も下位機種も基本的には変わりません。
大きさ・重さはX505の1/4ほど。
天版はマグネシウムで剛性も高いのですが、底面はプラスチック製なのでちょっと安っぽいかも。
キーボードは一応QWERTY配列になっていて、キーもノートと同様にパンタグラフとラバードームで構成されているのでタッチは割と良いです。
もっともサイズがノートのそれとは比較にならないほど小さいので、ミスタッチは多くなるのですが…
競合他社製品だとキーがボタン式になっていて打ちづらいものばかりなので、その点SIIは小さいとはいえノートのキーボードに近い感覚で使える分、普段パソコンでタイピングする人には使い易いのではないかと思います。
液晶は…あまりコストをかけていないのか見れれば十分というレベルですね。
高速スクロールさせると残像が…
検索速度はかなり速く、必要十分のように思います。
起動時間も1.5秒程度なのでそう待たされる感じはありません。
バッテリは単4電池2本仕様で、約90時間稼働と結構長いです。
ただし、バックライトの消費電力が結構大きく、長時間使うと一気に稼働時間が短くなります。
バックライトはどうしても電気食いなので仕方ありませんが、必要なケースはまず無いので私的には問題ありません。
バッテリ寿命が結構長いとはいえ、律儀に一次電池を購入しているとランニングコストが嵩むので、併せてニッケル水素電池とリフレッシュ機能付き急速充電器も購入。
一応ソニー製で。
E8000をはじめ、SIIの電子辞書の一部機種はシルカカードレッドというSDカードで辞書の追加が可能になっていますが、持ってないので使い勝手などはまだ分かりません。
シルカカードのコンテンツがまださほど充実していないのが難点でしょうか…
ソニー以外はSDカードを採用していますが、囲い込み戦略のためどれも互換性はありません。
ただ、辞書ってそんなに頻繁に買い換えるものでもないですし、内容が古く使い辛いと感じれば買い換えれば良いだけの話かなと思うので私個人としてはあまり気にしていません。
全体的に満足していますが直して欲しいのはイヤホン端子の形状。
φ2.5ステレオプラグのため、一般的なφ3.5イヤホンがアダプタ無しでは使えません。
サイズの問題もありますが、これは改善して欲しいです。
しかし…CLIE撤退報道後、どこの量販店もPDA売場を大幅に縮小・移動させ、代わって電子辞書の売場がかなり大きく取られるようになりました。
まともに置けるのがZaurusくらいしか無いのもありますが、何とも寂しい限りですね。
22:15