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2005/10/05 (Wed.)
X ビデオステーション
VAIO type X Living と同じデザインの HDD レコーダ VGX-XV80S も CEATEC JAPAN 2005 にて公開されています。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20051004/sony1.htm
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGX-XV80S/
以前の type X から PC としての機能は省いてあくまでもレコーダとして機能を突き詰めていったものです。8ch 同時録画(オーナーメードによって 4ch も選択可能)を実現していたり、キーワードを登録しておくだけで該当する番組を自動録画してくれる「おまかせ・まる録」機能を搭載していたり、ソニー製レコーダとしての機能は全て満たされています。ただ違うところは VAIO ブランドでの発売ということと DVD レコーディング機能を本体に搭載していないことぐらいでしょうか。DVD レコーディング機能に関しては付属の XV アプリケーションをインストールした PC を使って内蔵の DVD±R/RW に書き込むことが出来るし、そのまま PC の HDD に保存しておいたり Image Converter 2 を使って PSP で再生可能な MPEG-4 AVC に変換したりすることも可能ですから、PC と連携させれば DVD レコーダとして機能させられます。欲を言えば本体のみで実現して欲しかったですが。
レコーダとしての機能を見てみれば、S 端子もしくはコンポジット端子の外部入力 2 系統、テレビ出力用の S 端子もしくはコンポジット端子が 1 系統、それにネットワーク接続用の 100BASE-TX が 1 つ。DNR、3 次元 Y/C 分離、ゴーストリダクション機能を搭載しているのでフラグシップクラスの S ビデオデッキレベルでしょうか。一般的な DVD レコーダであれば D4 端子出力や機種によっては D4 入力まで対応しているので残念で仕方がありません。確かに8ch(4ch)同時録画を売りにしている以上テレビ録画をメインに考えているのでしょうけど、「出来ない」と「出来るけど使わない」は違うんですよね。次モデルがあるとするなら入出力端子の方にも目を向けていって欲しいものです。
私の場合、契約者なのでスカパー!連動機能がないと購入意欲はまったく湧かないのですが、とりあえず「見て消す」、「とりあえず録画しておく」という使い方をする人には便利だと思います。それにソニースタイルでのオーナーメードによって同時録画チャンネル数を 8ch と 4ch から選択できたり、HDD 容量を 256GB~2TB の範囲で選択できたりと、自分の要求と懐加減に応じて選択出来ますし。
type X に手が出なかったけど欲しかった人は要チェックです。
09:24