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2005/12/05 (Mon.)

999.9 2006年モデル

author : IceSeed

先日、夏場に購入したS-307Tのフィッティングのため久々に999.9銀座店に行ってきました。
元々、かなり緩めに調整してもらっていたのですが、最近はどうも緩くなりすぎていて、着用するとすぐに黒目のあたりまでブローバーが落ちてきて、非常に間抜けな顔に。
フィッティング自体は購入直後に何度か行って基本的な形を作っていたので、テンプル部分を若干内向きにし、ノーズパッドを少し狭め、私の頭の形に合わせてフレームの形を再度仕上げていきます。
大きな調整はしなかったので10分もしない内に終了しました。

フィッティング後、ついでに新作を眺めてきました。
Four Nines ニュースリリース
http://homepage1.nifty.com/eyeland/9999/stocklist.htm

公式サイトで発表されているのはS-310Tシリーズ、TW-30Tシリーズ、S-600Tシリーズ、S-610Tシリーズですが、ツーポイント(縁なし)フレームのTW-30Tはまだサンプルも店頭に並んでいませんでした。
今まではワンポイント・ツーポイントは折りたたみ不可能なタイプばかりだったのですが、新作は折りたためるようになっているそうです。

S-310TシリーズはS-306Tシリーズをより重厚にした印象です。
S-310T・S-311Tはレンズが大きく、対象とする年齢層が比較的高めのようです。
対してS-315T・S-316Tは若い人向けな感じです。
裏側はS-306Tシリーズ同様のメカニカルなデザインで、男性向けのデザインとなっています。
テンプルはアセテート(芯材はチタン)とチタンの2種類がありますが、カラーリングで素材が固定されているので、選択できるようにして欲しかったところ。
999.9の特徴である逆Rはこのフレームではテンプル側に付けられていて、メンテナンス性の向上を図っているようです。
逆Rが壊れた場合、今まではフロント丸ごと修理だったのが、テンプル片側だけになるので、修理費も押さえられるそうです。
もっとも、この重厚なフレームが壊れる状況でレンズその他が無事であるとはとても思えませんが…
フレーム自体にかなりボリュームがあり、すべてチタン製のため税込49350円と値が張るのはやむを得ないところでしょうか。

S-600Tシリーズ・S-610Tシリーズはオーソドックスなデザインの入門向けフレームという位置づけでしょうか。
999.9で2万円台(税込28350円)のメタルフレームは従来無かったので、予算の厳しい人や予備が欲しい人にも良いかもしれません。
重厚なS-310Tシリーズと異なり、フレームは非常に細くて柔らかく、軽く仕上げられていますが、ブリッジは二重になっているなど肝心なところが歪まないように配慮されています。
一応S-600Tシリーズが女性向け、S-610Tシリーズが男性向けとのこと。

そういえば999.9って以前type Sでも紹介されていたんですよね。
http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Special/S/Recommend/index.html

ちなみに私は銀座店しか行ったことがないのですが、何時行っても本当に対応が良いですね。
初めて店に入るときはその高級感に圧倒されていましたが(ぉ、もう慣れてしまいました。
葉書で定期的なメンテナンスをすすめてきたり、高いだけあって売りっぱなしではなく長く使ってもらうためのアフターサポートも非常に良いです。
私自身、作り手の思い入れやこだわりの感じられる物は大事に使っていきたいとも思いますから。


…業種こそ違いますが「おもてなし」とは何ぞやと(以下略
50時間とかファッションショーとかやる必要無いですから、もっと根本的なところを…
作り手の「思い」として誰が何を語ろうが、出てきた製品がすべてです。
その製品でユーザーを納得させなければいけないわけですよ。
批判ばかりを書きたくないし、書いていて楽しくないし、書かせないで欲しい、そう思います。

21:37