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2006/01/24 (Tue.)
HDD ハンディカム
ソニーも日本で HDD ハンディカムを発表しました。
これまでは DV テープ、最近では 8cm DVD メディアに記録するものが増えましたが、
ビクターが記録メディアとして HDD を採用してから他社にも徐々に広がりを見せつつあります。
http://www.sony.jp/pr/whats/w_060123B.html
http://www.jp.sonystyle.com/Product/Cam/Dcr-sr100/index.html
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060123/sony1.htm
HDD を採用するメリットとして大容量であることが挙げられますが、これはユーザが
任意に交換できなくなるというデメリットも併せ持ちます。ですので可能な限り
大容量な HDD を採用して欲しいところですが、今回の DCR-SR100 では 1.8inch 30GB の
HDD を搭載し、HQ モード(9Mbps)でも 7 時間 20 分の記録が可能。
これだけあれば旅行や運動会などのイベントごとは入りきるかな。
DV だとテープを入れ替えるという作業が発生するので貴重なシーンを取り逃すこと
も有り得る訳ですが、HDD なら撮り逃しがなくなるという意味では運動会には最適でしょうか。
HDD を搭載するデメリットとしてもう1つ考えられるのが衝撃への弱さ。
HDD を構成するディスクに傷が付いた瞬間にはもう終わりですから、
衝撃への耐性を考慮しないといけないわけですが、DCR-SR100 には
「HDD スマートプロテクション」機能を搭載し、衝撃への対策を行っています。
耐衝撃ダンパーで物理的に衝撃が伝わるのを防ぎ、3G センサーで重力加速度を
検知して HDD を電源オフする(磁気ヘッドを格納する)ことで予防策を取る仕組み。
HDD の電源が切れても本体内にあるバッファに撮影し続けることで、
録画内容が途切れることもないって本体が落ちていく様も録画されるってことですよね。
そんなの見ていると気持ち悪くなりそうです。
どうせ編集して切り捨ててしまう部分なのだろうし、いっそのこと録画しなくても
いいような気はします。もしかしてフリーフォールとか録画できるようにしたのですか?
基本機能については DVD ハンディカム DVD403 を踏襲しているのであまり
代わり映えしないかもしれないですが DV からの買い換えを考えている人には
HDD も考慮に入れてみたらどうでしょうか。
09:47