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2006/01/24 (Tue.)
テレビも見れるType F、Type FT登場!
SZに続くデュアルコアモデルは未だ改良されずにいるVAIO AではなくなんとVAIO Fでした。
従来はテレビポートリプリケータ付モデルか同等品を購入するとテレビが見れましたが、
新たに登場したFTは標準でテレビチューナーを内蔵したテレパソになりました。
しかも従来のVAIO Fに比べて液晶ディスプレイを薄型化してコンパクトになりました。
更にVAIO Aの15インチに搭載されていたインスタントモードも搭載しており、
簡易的なDVDレコーダーとしての機能も兼ね備えてきました。
CPUはVAIO SZと同様に店頭モデルはIntel Core Duo T2300を採用。
オーナーメードモデルはIntel Core Duo T2300、T2400、T2600から選択可能です。
テレビ録画した動画を編集する際にデュアルコアCPUは威力を発揮してくれそうです。
メモリーは最近では一般的なメモリバス533MHz仕様のDDR2 SD-RAMを採用しており、
店頭モデルは512MBを搭載し、オーナーメードモデルは512MB、1GB、2GBから選択可能です。
なお、店頭モデルは1枚挿しで、オーナーメードモデルは2枚挿しのデュアルチャンネル仕様。
VAIO SZの場合はメモリバス667MHz仕様のメモリを選べなかったのが少し残念でしたが、
VAIO F (FT)は量販モデルですから、メモリバス533MHzの仕様なのは妥当ですね。
GPUは店頭モデルもオーナーメードモデルも共にIntel GMA950を採用。
テレビ機能を主眼に置いたためか、オーナーメードモデルもチップセット内蔵のみの設定です。
液晶も薄型化したためなのか、15.4インチのWXGA (1280×800ドット)のみの設定です。
ファミリーユースのテレパソに高性能GPUや高解像度液晶は不要との判断でしょうか。
HDDはVAIO F lightに続いてSATA規格で5,400回転のHDDを採用したほか、
新たに店頭モデルとオーナーメードモデルで4,200回転で160GBのHDDが搭載されました。
やはりテレパソともなると大容量HDDは必須ですから、この採用は大歓迎ですね。
この他オーナーメードモデルは60GB~120GBまでのHDDを選択可能です。
光学ドライブは店頭モデルもオーナーメードモデルもスーパーマルチドライブを採用。
共にDVD±R 2層対応で、オーナーメードモデルはコンボドライブも搭載可能です。
ただし、インスタントモードが搭載されている事などを考えると、
ほとんどスーパーマルチドライブを選びそうですけどw
テレビチューナー及びMPEGハードウェアエンコードボードも新設計で本体の小型化に貢献。
デジタルノイズリダクションや3次元Y/C分離回路などの高画質機能もフル装備です。
また、お馴染みの高画質化ソフトウェア"Motion Reality LE"も搭載されており、
パソコンの電源を入れずにテレビを見れるインスタントモードを含めて、
テレビを見る上では全く不満は無さそうな装備です。
また、VAIO F系では初めて単体でSDカードスロットが装備されました。
デジカメなどでSDカードを使う機会の多い人にとっては嬉しい装備でしょうね。
他にも同じくVAIO F系で初のエクスプレスカードスロットが付いていたり、
無線LANが802.11a/b/g対応のトリプルワイヤレス化されました。
そしていよいよVAIO F (FT)にはBluetoothも付きました。
今までVAIO Fでこんなのあったらいいなと思う機能を全部付けたVAIO F (FT)。
価格もオーナーメードモデルの最小構成は約14万とデュアルコア搭載にしては安めだし、
もしかするともしかするかも知れないVAIO F (FT)に期待したいと思います。
VAIO SZが微妙だっただけに、かえってこちらの動向が気になりますw
23:10