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2006/02/01 (Wed.)

SonicStage ver.3.4

author : IceSeed

SS3.4が発表されました。
なかなか動作は軽くなっていて、良い具合に枯れてきた感じですね。
最初からこれくらい軽く作ってくれると良いんですけどね…

SonicStage ver.3.4ダウンロードサービス

とりあえずスプラッシュ画面以外の変更点など。(以下、パーソナルーディオカスタマーサポートより引用)

1) Hi-MD機器へ以下のビットレートで転送が可能になりました。
-ATRAC 192kbps (ATRAC3plus)
2) 録音対応のHi-MD機器やネットワークウォークマンにマイク入力やライン入力(アナログ)で録音した曲に加え、ライン入力(デジタル)で録音した曲も、SonicStageへ取り込んだ後、WAV(PCM)形式でも保存できます。
3) 音楽CDをATRAC形式(ATRAC3plus/ATRAC3)の以下のビットレートでもSonicStageに取り込めるようになりました。
-ATRAC 352kbps (ATRAC3plus)
4) ミュージックコミュニティを利用できます。
5) Yahoo!ミュージックダウンロードを利用できます。
6) 音楽CDの録音時に加え、マイ ライブラリにすでに取り込まれているアルバムや曲の曲情報を取得できます。
7) WAV形式の曲をATRAC Advanced Lossless形式に圧縮したり、ATRAC(ATRAC Advanced Lossless含む)形式の曲をWAV形式で保存できます。
※EMD(Mora, Yahoo!ミュージックダウンロード)から購入した曲は、WAV形式で保存できません。
8) 再生中の歌詞付きの曲の歌詞を歌詞ボタンを使って簡単に表示させることができます。

目立つのはHi-MD関連のサポート強化。
更にATRAC3plusに352kbpsというビットレートが追加されました。
まあ実際にウォークマンで使えるかどうかについては、機器側の対応状況がかなり疑問な訳ですが(ぉ。
ATRACファイルについての使い勝手も、WAVへのファイル変換の幅が広がったので従来よりは使い易くなったかと思います。
もっとも不可逆圧縮されたものをWAVにしてもあまり意味はないので、AAL向けという感じはします。
CD情報の自動取得はエンコード後でもようやく可能になりました。

ダウンロード販売に関しては、私は基本的に買うつもりはないのでどうでも良いのですが、メインで使っている人にとっては選択肢が広がるのは良いのではないでしょうか。

注目の追加機能はミュージックコミュニティですね。
どういった形でサービスが開始されるか分かりませんが、これまでのソニーから考えれば随分思い切った形のサービスを展開してきた感じですね。
なんか、挙動不審な「なんとかPlayer」の「なんとかLink」よりもよっぽどコネクトな感じが。

しかし、CONNECT Playerの方が後から出たソフトなのに何でSonicStageよりも低機能かつ不安定なんでしょうね。
残されていたコネクトカンパニーもコネクト事業部門に体制が変更されましたが、SSとCPの一連の経緯を見ていると、どうも社内で全然コネクトしていないように見えるのは私だけでしょうか。
夏頃にはテコ入れの成果が出る予定のようですが、果たしてどうなることか…
ともかく次は50時間ダンスとかファッションショーとか「おもてなし」とか…口で語るのではなくて、製品に語らせて欲しいものです。

21:19