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2006/03/30 (Thu.)
Sony Chronicle 2006
ソニー歴代の製品が紹介されているソニークロニカルの2006年版です。
ソニスタで10000Star以上あればタダでもらえたようですが、生憎私はまだ10000Starに達していないので自分で購入しました。
まだざっとしか眺めていないのでじっくり読むのはこれからです。
前回の2002年版は持っていないのですが、ソニー60年の歴史を製品カテゴリー別に追えるという意味では結構興味深いものです。
しかしまあ、近年の製品で中途半端なまま終わったものが非常に多いような…
NW-A002/003/005 ?
海外でネットワークウォークマンの新機種の話が出てきています。
ATRACLife
http://www.atraclife.com/2006/03/26/new-nw-a-002-003-005-series-to-debut-soon/
Engadget
http://japanese.engadget.com/2006/03/27/nw-a-00x/
ATRACLife の挙がっている写真は広告やカタログに載せるイメージ映像的な写真、Engadget に挙がっている写真は実物(もしくはモック)を直接撮った写真のようです。現行モデルである NW-A シリーズのような光沢のあるスティックタイプですが、パソコンの USB 端子に直接挿せるよう USB コネクタが搭載されているのが特徴的ですね。このあたりは NW-E30x のいいとこ取り。NW-A60x や NW-E50x にはドックがなくそのまま USB ケーブルを挿していましたからユーザビリティの向上が図られています。
本体容量は 512MB/1GB/2GB と NW-A シリーズと同容量。iPod Nano と肩を並べる 4GB 版は出てこないようです。また転送に用いられるソフトはあっさりと ConnectPlayer を捨てて SonicStage に逆戻り。いやグレードアップと言うべきなのかも… このためアーティスト・リンク機能は省かれています。今のアーティスト・リンク機能は HDD 内蔵ネットワークウォークマンくらいの液晶サイズがないと有効に使えませんから省かれていて当然かと。
"A" シリーズでかなり不評だったネットワークウォークマンですが、人気を回復できるのか製品発表が気になるところです。
2006/03/25 (Sat.)
SO902i x HEADPORTER
FOMA にようやくソニー製端末が発売され、発売と同時に HEADPORTER から
SO902i 専用ケースが発売されました。本体全体を包み込んで液晶のみ
外に出す Standard Edition と、必要最小限だけで固定してケースに装着したまま
操作ができる Special Edition の2種類が発売されています。
http://www.sonyericsson.co.jp/product/docomo/so902i/so902i_porter_holder/index.html
SO902i の発売日に早速注文して、早くもケースが届きました。
今回買ったのは Special Edition の方。全体的に包んでしまうより
携帯本体を見せるようなデザインの方が好みだったからです。
このケース非常にシンプルで、はっきり言ってしまえば布きれとゴム紐だけ。
携帯を下から押さえるため携帯ストラップが邪魔で仕方ありません。
SO902i と同じくらいの大きさのソニースタイルのストラップを使っていますが、
横にはみ出してしまい見た目にきれいじゃないですね。
ケースに入れた状態だとなんとかクリアボタンが押せるかどうか。
メールが届いたときに見ることや電話をすることぐらいしかできませんね。
ケースとの脱着はスムーズに行えるので、ケースにつけたまま使わず
使うときには取り外すことになりそうです。
2006/03/24 (Fri.)
高音質配信スタート
たまたまソニービルでMoraのページをチェックしていてふと気がついたんですが、
いよいよMoraでATRAC3 132kbpsに続いてATRAC3 256kbpsでの配信が始まるそうです。
今までATRAC3 132kbpsじゃ金を払ってまで音楽配信を使う気は無かったんですけど、
ようやく256kbpsの音楽配信が始まるって事で本格的にMoraが使えそうな感じ。
更に256kbpsだからと言って値段は据え置きなのがちょっと嬉しいw
ちなみに256kbps配信第1弾はglobeのニューアルバム"maniac"の先行配信だそうで。
まぁ、既にCDも発売しちゃったんで先行配信も何も無いんですけどねw
2006/03/20 (Mon.)
久々の割に大したネタじゃなくてすいません(ぉ
結局S94からSZ90への買い替えも見送りになったので、
最近動きがさっぱり無かったんですが、久々にお台場行って来たので、
ついでにソニスタ寄ってちょこちょこ見て参りました。
しかし昨日は風がスゴかった...orz
※ちょっと追記あります [3/24]
今回はぶっちゃけ大したネタではありません(ぉ
ちょっとした小ネタですが、ソニスタ行ったらMoraのキャンペーンやってました。
音楽配信に関するアンケートに答えるともれなくMora Music Cardの1,000円券もらえます。
アンケートと言っても個人情報は年齢を○○歳~○○歳の範囲指定で答えるのと性別だけ。
おまけにアンケートも音楽配信分かる人なら1~2分で終わるレベルですw
あまり大々的に宣伝しているキャンペーンではありませんが、
ちょっと考えてみると実はかなり大盤振る舞い的な感じがしますw
特に期日指定のキャンペーンでは無い様ですが急に終わる事も有り得ますので、
お台場にデートや家族でお買い物のちょっとしたついでに寄ってみては?
※ちなみに1ペア1枚とか1家族1枚とかいうのでは無いようです。
連れと一緒に行ったんですが、しっかり2枚頂いてきましたw
Moraは良くレンタル前の繋ぎに使ったりするんですが、
こういうキャンペーンは非常に助かりますw
SonyStyleホームページ "Mora Music Card プレゼントキャンペーン実施中!!"
http://www.jp.sonystyle.com/Mediage/Calendar/171/index.html
ちょっと追記
たまたまソニービルに寄る機会があったんですが、
ソニービルでもお台場同様にMora Music Cardのキャンペーンやってます。
ソニービルの方では今月いっぱいらしいので行く機会があればこちらでもどうぞw
多分お台場も期間的には一緒なんでしょうね。
NANAO S2410W
ようやくXGAから卒業することが出来ました。
NANAOのハイエンドWUXGA液晶ディスプレイ、S2410W-BKです。
純正の液晶保護パネルFP-2400Wも購入し、光沢化して使っています。
横幅は566mmもあり第一印象はとにかく巨大、の一言に尽きます。
まあ、PCを使い始めて以来、ずっとXGAばかりだったのでとにかくその大きさに戸惑います。
解像度は1920*1200、実にXGAの約2.9倍もありますからね…
実は2年くらい前からずっと液晶の買い換えを考えていたのですが、コストや解像度の問題などでなかなか手を出せず…という状況が続いていました。
もともと、これまで使っていたRDT156S自体が間に合わせで買った物だったので、早期に買い換えるつもりだったのですが…
以前は解像度とコストのバランスが特に問題で、SXGAサイズだとXGAからあえて買い換えるほどのメリットも感じられず、かといってSXGA+やUXGAではかなり価格が跳ね上がっていたためなかなか手を出せない状況でした。
しかし、ここ最近20インチ以上の大型液晶の価格がかなり低下してきたこともあってどうせ買うなら一番大きい物をと思い、購入に踏み切りました。
WUXGAサイズの液晶としては他にソニーのSDM-P234Bも選択肢にありましたが、価格差がほとんど無い割に性能面でだいぶ見劣りする事とと、高さを変えられないこともあってS2410Wで決定。
発色は内部演算処理が14bit化されていることもあって非常に綺麗です。
またコントラスト比1000:1、輝度450カンデラと非常に高く…っていうか輝度を最高まで上げると非常に明るくて目が疲れそうなのである程度落として使っています。
ともかく、この色になれてしまうと並のディスプレイが黄ばんで暗く見えてしまいます。
解像度はさすがにWUXGAだけあってA3実寸が余裕で入ってしまいます。
非常にデスクトップが広く使えるようになるのでDesktop Sidebarなどを入れてみるのも良いかもしれません。
USBハブ機能は…ハブ自体を使うというよりも、PCとUSB接続して専用ユーティリティのScreenManager Pro for LCDというソフトを使うことに意味がありそうな。
もっとも私の環境ではUSBを繋げたところで左側に余裕がないためHUBとして使うのは物理的にほぼ無理なのですが。
USBで接続することによって、アプリごとにファインコントラストモードを登録して自動的に切り替えるオートファインコントラストを利用することが出来ます。
また、OS上から各種設定を行うことも可能になるので、非常に設定を行いやすいですね。
このあたりはNANAOらしくプロユース向けに設定を追い込みやすく作られています。
まあ私がそこまで設定を追い込んで使うようなことは無いのでデフォルトのままですが、それでも十分です。
ちなみに保護パネルのFP-2400は光沢・非光沢の両面になっていて、好きな方で使えます。
<追記>
ドット欠け、常時点灯などはいっさい無し。
当たりでした。
黒浮きなども無く、黒潰れ・白飛びの直前までの微妙な階調表現も非常に滑らかです。
2006/03/14 (Tue.)
メモステデッキ
H.264 での録画を行うメモリースティックレコーダ MSVR-A10 が発表されています。
http://www.sony.jp/products/Consumer/msrecorder/index.html
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060313/sony.htm
メモリースティック DUO に MPEG4 AVC でのリアルタイム録画が可能で、
PSP での視聴を目的としていることは明らかです。
このレコーダ、メモリースティック DUO にしか録画できず、
HDD や CD-R、DVD-R には非対応。チューナすらも非搭載と割り切った仕様にして
価格を落としています。予約録画やシンクロ録画に対応、地上デジタル放送の
コピーワンスにも対応していますししているのでレコーダとしての機能は充分かと。
入出力も S 端子に対応しているし、入力出力共に2系統あるしレコーダとしては
魅力的なのですが、すでにデッキに録画してある番組を書き出そうと考えると
等速での録画し直しになるのが残念。また再生機である PSP 側の制約から録画モードが
QVGA AVC 768Kbps と 384Kbps の 2 パターンしかないのもどうかと思います。
PSP では 512Kbps の再生にも対応しているのでもう少し録画モードを充実して
欲しいですし、音声の品質を少し落としてその分を映像に割り当てることも考えて
欲しかったところ。またテレビ番組を録画しようと思うと外部デッキでチューナーを
選択し、S なりコンポジットで出力された番組をこのレコーダで録画しなければならず、
いくらリアルタイム録画が出来るからって二度手間なのはどうかと。アナログチューナ
くらいは搭載して欲しかったところですが、スカパー!とか 110 度 CS とかだと
かなり便利に使えるかもしれません。
2006/03/12 (Sun.)
MX610その後
ポインタ飛びを我慢して使うこと3ヶ月…
最近また酷くなってきたので試しにWR7800Hの801.11b/gをOFFにしてみましたが、若干の効果はあるものの、飛びが解消されるには至らず…
こうなると、マウスとレシーバーの送受信状況そのものが良くないということになりますが、カタログスペックでは一応10m離れても使えることになっています。
一方、実際のマウスとレシーバーの距離は1m足らず…スペック上は何の問題も無いはずです。
試しにX505/SPに挿してみるとごく普通に動きます。
デスクトップの背面にレシーバーを挿しているのが悪いのかと思い、引き抜いて前部のUSBに挿してみると…飛びもなくまともに動くじゃないですか(-_-)
この状態で、WR7800H(電波強度100%)NX80V・PEGA-WL100(8021.11b)の通信環境で干渉させてみると、速度計測サイト等の大容量ファイルのダウンロード時くらいしかポインタが飛ぶことは無くなりました。
飛ぶことは飛びますが、頻繁に発生することはもう無くなりました。
カタログスペックなんて当てにならないもんだと改めて感じました…
ともかく、3ヶ月目にしてMX610が普通に使えるようになって快適です。
2006/03/11 (Sat.)
Playlog雑感
先月末のサービス開始から2週間ほど使ってみての感想です。
登録しているユーザーはまだそれほど多くはなく、一部アーティストの使用フォント違い(全角・半角等)や、登録漏れなどのためにリンクが有効に機能しないなどの問題は抱えていますが、直近の再生履歴10件表示やアーティスト別の累計再生回数が記録され、そのアーティストのリンクから他のユーザーのPlaylogページへアクセスできるなど、かなりユーザー間の繋がりを意識した作りになっています。
加えて、Blogやメール機能、コミュニティなどによって単に音楽だけにとどまらないユーザー同士の繋がりを生み出していくでしょうね。
※最近のメンテナンスでアーティストのリンクに関してはかなり改善されたようです。
今回のような、コミュニケーションの場だけを提供し、後はユーザーの自主性に任せるようなやり方というのはATRAC系コーデックとOpenMGに異様なまでの拘りを見せていた頃からは想像も出来ないような変わりようではあります。
かつてウォークマン初代機が登場したとき、ユーザーがモノを手にして音楽を外で聴くという文化を創っていったといいますが、さすがに私はリアルタイムでは知りませんし(当時0歳…)、物心付いた頃には既にウォークマンは当たり前に存在していましたから全然ピンとこないのですが、ある意味VAIO初期のユーザー間のコミュニティの広がりもそれと同質のものなのかな、という気がします。
作り手である企業自身が使い方を、楽しみ方を、制約を決め…、そうしたOpenMG Jukebox以来のユーザーに受け入れられてこなかったやり方が、転送回数制限の撤廃、MP3対応、著作権保護選択制を経て最終的にPlaylogのサービスで終わったのではないかなと思います。
iTunesにさえ対応したことがなによりの証明ではないでしょうか。
今提供されているのがハードウェアではなく、ソフトウェアだという違いはありますが、いずれにしてもユーザー自身で使い方や楽しみ方を創り出していくことに柔軟でなければ何も育たないことが改めてはっきりしたんじゃないでしょうか。
しかしどう考えても痛いのが現在メインのAシリーズ。
Playlog自体はSSさえインストールすればウォークマンを持たずともすべての機能が使えますが、Aシリーズに関してはSSのVer3.3以降で公式サポートされたとは言え、今もすべての機能を使うにはCPしかない訳です。
2つのソフトを使い分けることに何らかのメリットが見いだせるならともかく、現状のCPは単なるAシリーズ専用ソフト以上にはなり得ていません。
このままだとSSの資産を引き継がずに完全な新規作成で作り上げたCPと、専用ハードとしてのAシリーズの存在意義が問われそうですが、どうなるんでしょうね。
すでにコネクトカンパニーはコネクト部門に再編されましたが…
マシンインテリジェンスやコネクトの概念など発想自体は面白いにもかかわらず、製品として転けてしまっているのはちょっと残念でなりません。
1月末以来アップデートもありませんがCPはどうなるんでしょうね。
仮にSSと統合されるにしても、Aシリーズを購入したユーザーが切り捨てられるようなことだけは止めていただきたいものです。
2006/03/03 (Fri.)
オーディオの家庭内ネットワーク
別に新製品ではありませんが、個人的にちょっと気になる製品。
ピュアオーディオ機器でありながら、3.5インチのHDDをユーザー自身で搭載可能というなかなか魅力的な製品です。
デフォルトではHDDは搭載されておらず、純正のHDDが別売りされていますが、それ以外でもIDE接続HDDを公式には400GBまで搭載可能。
初めからリニアPCMでの録音を前提としているあたりも良いですね。
私は室内でしか使わないピュアオーディオ機器であれば、音質的に圧縮音源を使う必要はないと考えているので、かなりこの製品は欲しいと思ったのですが…
これネットワークに繋げないんですよorz
難点はたったそれだけではあるのですが、大量の曲情報をネットワークから取得できないのは痛すぎます。
DLNA準拠、3.5インチHDD搭載可能、という条件を満たすなら手を出しても良いのですが、3.5インチHDDという時点で現状ほぼ無理。
後は下のリンクにもあるとおり、再生用デバイスとしてDLNA対応NASとDLNA対応ネットワークメディアレシーバーを組み合わせ、リッピングはPCで…というのが一番安価で手軽な方法かも。
これなら音楽再生だけではなくTVと組み合わせて動画再生にも使える分、汎用性は高くなります。
ネットワークに繋がるなら別にストレージはローカルで持たなくても良いわけですからね。
【コラム】暮らしのサウンドビジュアル
【コラム】暮らしのサウンドビジュアル 第7回 音楽データをどこに置くかがポイント
しかし、できれば1台で完結させる方がスマートなんですが、何か良い方法は無いものでしょうか。
現状のネットジュークではHDD容量は期待できそうにないですし…
New CyberShot !?
ヨーロッパで新しいサイバーショットが発表されてます。
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2006/03/01/010.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0603/01/news027.html
サイバーショットといってもサイバーショット携帯。ウォークマン携帯は既にありましたのでソニーのブランドを冠した携帯は2種類目ですね。携帯にはずいぶん昔からカメラ機能が搭載されていましたが、サイバーショットブランドになって何が変わったか … って画素数はともかくとしてサイバーショットのインターフェイスや自動で9連写してベストショットを選択できる BestPic、オートフォーカス、キセノンフラッシュ、手ぶれ補正、赤目軽減、デジタル 16 倍ズーム、PictBridge のサポート。カメラとしての機能を充実させただけのような気がしないでもないですが、premini に近いデザインやレンズ部分のスライドカバーは非常に好感が持てます。日本よりも海外で魅力的な携帯が発売されるのが残念すぎます。
日本はというと SO902i がようやく発売されます。今のところ機種変更する予定、あ、FOMA から FOMA の場合は買い増しですね。バッテリの持ちも他社と同程度に収まっているのでひとまずは安心です。こちらに SO902i 誕生物語が掲載されているので SO902i 購入予定の人はこちらもどうぞ。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0603/03/news003.html