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2006/04/30 (Sun.)
SetPoint2.60でトラブル
いつの間にかLogicoolのマウスユーティリティ、SetPointがver2.60にアップされていました。
Logicool - サポート > ダウンロード
今使っている2.47でも問題はなかったのですが、一応更新。
なんか妙にファイルサイズが巨大になっているような。
入れてしばらく使ってみましたが、特に問題は無い…と思っていったら思わぬところで問題発生。
なんとディスプレイの出力ビット数がSXGAあたりの解像度を境に16bitまでしか出力できなくなっていましたorz
32bitにすると強制的に解像度が落とされます(^^;
VGAドライバを入れ直すと一時的にWUXGAで32bit出力が可能になるのですが、再起動するとまた元に戻されてしまいます。
私はRADEON9600XTを使用しているのですが、MTV2000で利用しているFeather2004(V6.06)に問題があって、Catalystのドライバのバージョンが4.3を超えるとFeatherで動画再生時にコーミングが盛大に発生してしまいます。
再生にFeatherを使わなければ問題は発生しないのですが、リモコンが便利なのでFeatherを使わないのはちょっと不便。
以前カノープスに問い合わせたところ、Featherのプログレッシブ再生方式がCatalystの一定以上のバージョンから対応できていないとのこと。
昔のドライバを使えば回避できるのでDNA Driver2.2.4.3aを使っているのですが、今度は別のところで問題発生とは…
結局、今の環境でFeather2004を使う限りCatalyst4.3以上には上げられないので2.47に戻したのですが、2.60を削除して2.47を入れ直してもWUXGAで32bit出力が有効になりません…最悪。
原因究明も面倒なのでTrueImageでリカバリをかけて元に戻したのですが、とんだ二度手間でしたOTL
2006/04/21 (Fri.)
偽物
メモリースティック DUO に偽物が出回っているみたいです。
http://www.sony.jp/products/ms/news/product_060420.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0420/sony.htm
パッケージの裏面に誤植があること以外ユーザが判断できる材料がないということ。
購入後しばらく経ってしまってパッケージを捨ててしまっていては分かりません。
最近高速版メモリースティック DUO 2GB をかなり安くで購入したこともあり、
自分の持っているメディアが該当しているのではないかという心配もあるので
一度診断に出してみようかと思います。
2006/04/20 (Thu.)
CONNECT Player 1.0.04
久々にCONNECT Playerがアップデートされました。
大きな機能追加などはなく、不具合箇所の改善が主目的の様です。
SonyDrive パーソナルオーディオカスタマーサポート
「CONNECT PlayerVer.1.0.04」アップデート/アップグレードプログラム及び
「Auto Update機能 for CONNECT Player Ver.1.0.04」アップデートプログラムのご案内
http://www.sony.jp/support/p-audio/contents/download/connect_dl.html
Auto Update機能をアップデートした上でCONNECT Playerをアップデートすると再起動を求められます。
再起動後にCONNECT Playerを起動させるとお馴染みのデータベース変換が始まりますが、
CONNECT Playerを起動した際に表示されるスプラッシュが変わりました。
データベースの変換が終わるとお馴染みのウインドゥが姿を現しますが、
アップデートの度にライブラリの表示内容などがリセットされるのはもはやお約束で、
この辺りは早くアップデートしても設定は継承してくれる様にして欲しいところ。
早速バージョン情報を見たところ、バージョンは"1.0.04.16100"でした。
ちなみにアップデートされて一番気になるのはソフトのレスポンスですが、
起動時間やソフト起動中の各種レスポンスは全体的に上がった様に感じます。
特に起動時間はかなり速くなっており、ようやくマトモに起動出来る様になりました。
ただ、元が元なので、SonicStage 3.4と比べてしまうとまだ遅いですけどね。
それでも初期のCONNECT Playerと比べればまだマシという感じでしょうか。
ちなみにライブラリをスクロールさせたりするレスポンスなども、
CONNECT Player 1.0.03と比べると速くなってます。
最近は私自身がCONNECT Playerの癖に慣れてきたせいもあるのか、
曲の転送に関してはそれほど苦労する事も無くなってきたので、
このままソフトの質を上げていって欲しいところです。
CONNECT Player 1.0.04になって、
ようやく最低限の事が出来るソフトに仕上がったなって感じです(ぉ
DVDプレイヤー&カメラ
新製品が幾つか。
まずはDVDプレイヤー&DVDウォークマン。
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200604/06-0418/
・DVP-FX810
http://www.ecat.sony.co.jp/visual/dvd/products/index.cfm?PD=23958&KM=DVP-FX810
よくあるポータブルDVDプレイヤーのソニー製といったところ。
CPRMに対応していますが、それ以外は割と普通w
バッテリ稼働時間が6時間もあるのが最大の特徴でしょうか。
約1.3kgとまずまずの重量。
映像D/Aコンバーターは12ビット108MHz、音声D/Aコンバーターは96kHz24ビット対応ということで画質・音質共に拘っていそうです。
・D-VE7000S
http://www.ecat.sony.co.jp/visual/dvd/products/index.cfm?PD=23960&KM=D-VE7000S
こちらはウォークマンブランドのDVDプレイヤー。
DVP-FX810より薄く、軽く仕上げられていますが、その分バッテリ稼働時間は短く、3時間となっています。
持ち歩いて使うには出先での充電が必須ですね。
こちらは775gと割と軽くなっていますが、手に持って使うことを考えるとちょっと疲れそうな…
更に据え置きでの使用も想定してFX810よりも多機能でDTSやドルビーデジタル出力、イコライザーも備えています。
反面CPRMには非対応です。
私は家の中でわざわざ小さな画面で見ようとは思いませんが、家庭事情などで5.1ch環境を組めない人には良いかも。
映像・音声D/AコンバーターのスペックはFX810と同様。
続いてカメラ。
・DSC-H5
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200604/06-0419/
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-H5/index.html
もうすっかり定番となった高感度撮影&光学式手ぶれ補正にクリアRAW NRを搭載。
手ぶれ補正は光学ズーム時に大きな効果を発揮しそうです。
更にクリアフォト液晶プラスも搭載して隙がないですね。
内蔵フラッシュもISO1000限定ながら16mも届くというかなり強力な仕様になっています。マクロも2cmから使えるので、ズーム性能を重視しつつ、一台で運用したい方にはTシリーズより良いのではないでしょうか。
バッテリがインフォリチウムではなく単3電池になりましたが、バッテリはカタログスペックで170分持つのでそんなに悪くないように思います。
・ソニー製DSLRブランド名「α」
http://www.sony.jp/products/di-world/alpha/
コニカミノルタ時代のものを引き継いだようですね。
と言ってもまだ名前だけなので、実際に製品が出てこないことには何とも。
私がDSLRに手を出すことは当分ないと思いますが、夏は注目ですね。
コニカミノルタのサポートも引き継ぐようです。
type Lその2
T30と一緒に見てきたのですが、まとめるのが遅くなりました。
他にも新製品が幾つか出ていますのでそれも早めにまとめようかと。
19インチ(VGC-LA**)・15インチ(VGC-LB**)共に思ったよりもかなりコンパクトに見えます。
やはりポリカーボネートのクリアパーツのおかげで、透けて見えるというのが大きいんでしょうね。
本体の薄さもかなりのもので、LAの場合はキーボードとマウスをかたづけてしまうと、ちょっとした液晶TVにしか見えませんね。
LAは完全な据え置き用途を想定しているのかTVチューナーが搭載されていますが、LBは基本的にACアダプタのみ。
一応、有線LANとモデムのコネクタが付けられていますが、やはりここはロケフリベースステーションと組み合わせて無線LANでスマートに使いたいところ。
TVアンテナ線に関してはどうしても繋げてしまうと、その場所で事実上据え置きになってしまいますし、普通に考えてちょっとした移動にアンテナ線引き回す人はまずいないですよね。
ロケフリベースステーションが発売以前のモデルのようにアンテナ線を繋げると持ち運べない(持ち運びづらい)という制約がなくなったので、こうしたコンセプトもようやく日の目を見ることが出来たのかなと思います。
また、消費電力も非常に低く、LAで70w以下、LBで50w以下となっています。
正面右側の光学ドライブはデザイン優先のためかスロットイン方式。
慣れるまで入れるのに苦労するかも。
左側のPCカードスロット他、各種端子もあまり目立たないようになっています。
こちらはキーボードとマウスがワイヤレスになっていて、キーボードはノート用の薄型のものにテンキーを追加したタイプ。
キーボードにはバッテリ残量と無線(LAN?)の電波強度が表示できるようになっています。
FeliCaポートも搭載。
マウスは見た目PCGA-WMS5の同等品、っていうかまだあるんですか…
TV視聴ソフトには「VAIOインフォTV」というソフトが新たに入っています。
ワイド画面を生かして画面端を表示スペースとして利用するようになっています。
LBの方はマウスは付属せず、キーボード右側にFeliCaポートとタッチパッド、各種AVボタンが用意されています。
個人的にはロケフリベースステーションとLBを組み合わせて使った方が面白そうな気がします。
ただ、ロケフリベースステーションを持っていないと結構高くなってしまうんですよね…
<その他>
・type F light アメジストバイオレット
まあ、色違いです。
内装の色が外装とだいぶ印象違うのも相変わらず…一応薄いブルーが入ってます。
・VGP-SP100
結構デカいですが、後部に置くものなので特に大きな問題ではないでしょう。
ソニスタ価格14800円とお値段もそれなり。
音質は確認していませんが、1万円オーバーのPC用スピーカーだとそれなりに音も良くなってくるのでそのあたりどうなんでしょうか。
<追記>
5/9にソニービルに行ったときに気が付いたのですが…
2006/04/18 (Tue.)
T30レビュー
ソニービルにて先行展示機を見てきました。
第一印象……分厚すぎ。
さすがにN1などと比べれば十分薄いんですけど、T9と比較すると数字以上に分厚く感じます。
見るからにボテッとしていて、T9の方が格好いいです。
私がT9で使っているレザーケースに入れてみましたが、かなり厳しい…
本体だけならどうにか入れられそうですが、予備電まで一緒に入れるのは無理っぽいです。
シルバーはマットなアルマイト塗装ですが、ブラックの方はT9のマットブラックとは異なり、テカテカの青みがかったブラック。
もう指紋が非常に目立ちます…
おまけに背面も全面アクリルパネルなのでこちらも指紋目立ちまくり。
シルバーはアクリルパネル以外はマットなのでまだ良いですが、ブラックは…クリーニングクロス必須。
シルバーはモード切替スイッチがちゃんとシルバーで塗装されています。
操作系はT9のものを踏襲していますが、十字キーはT9が個別独立した高さのあるものを採用していたのに対し、T30は円形。
T30はキーストロークがかなり柔らかく、T9の硬いキーストロークに慣れているとちょっと操作しづらいです。
後は相変わらず撮影中は機能しないスライドショーボタン。
T9でもここはかなり不満な点なのですが…これどうにかなりませんか?
連写モード切替に割り当てるか、ユーザー設定可能にして欲しいですね。
シャッターボタンはこれがまた非常に使いづらく、半押しの位置が分かりづらいです。
半押しのつもりがそのままシャッターを切っていたり。
半押しの手前から少し硬くなるので、そのまま力を入れると勢い余って全押ししてしまうというちょっと笑えない仕様。
それから手ぶれ補正ON/OFFボタンなんて、はっきり言って常時ONで使うこのカメラには100%要らないです。
こんな絶対に使わないボタンはメニューの奥に押し込んで、もっと撮影中使う機能をボタンに割り当てるべきです。
T30ですが総じてT9のマイナーチェンジといった感じです。
しかし、T9の上位機種…の割には十字キーとシャッターボタンのストロークの質感の低さがかなり目立ちます。
先行展示機なので製品版とは異なる箇所もあるでしょうが、T9がほぼ製品版と変わらない状態だったことを考えると、正直微妙。
しかも今回はマイナーチェンなだけになおさらです。
Rバッテリ採用による稼働時間の大幅延長やマクロ切替で拡大鏡モードに入れるのは結構便利ですが、拡大鏡に関してはT9でもメニューの下の方にあるのでそんなに手間ではないんですよね。
となるとT30のアドバンテージはバッテリと画素数、ISO感度のみ。
ただし、同じ予算であればT9の場合はT30との差額分で予備電を購入可能ですから、2本で回せばT30と大差ないという…
結局、T30の720万画素とT9より強化された高感度撮影が欲しいと思えるかどうか、でしょうか。
T9で不満だった点がT30で全然解決されていないのでかなり微妙です。
今買うなら個人的にはあえて質感の高いT9を推したいですね。
Type Lも見てきましたが、こちらはまた後で。
<おまけ>
T9内部の画像です。
液晶の内側にゴミが入っていたので取り除くついでに。
Premini-II撮影なので画質は良くありませんが、丸で囲った場所がスライドカバー側の電源スイッチです。
分解中レンズユニット下の配線で「パキッ」という音がしてフィルムケーブルのコーティングが一部剥がれました(ぉ
冷や汗ものでしたが断線は免れた模様。
2006/04/17 (Mon.)
発売日...ずいぶん先のはずじゃw
先日発表になってから密かに話題のEXモニターことMDR-EX90SLですが、
もう既に銀座、お台場、大阪にて試聴してみたって人も多いのではないでしょうか?
何やらネットを見てるとかなり賛否両論あって面白い今回の新製品ですが、
プレスリリースによれば発売日って確か5月10日でしたよねぇ?
Sonystyleでは先行販売したものの早くも入荷未定になるほどの加熱ぶり。
イヤホンでここまで加熱したのなんてQUALIA MDR-EXQ1の発売以来でしょうか?
最初に注文出来たお客さんの元にはそろそろ発送メールが届く頃かと思うわけなんですが、
会社帰りにたまたま寄った地元のヨドバの店頭に何故かもう並んでましたw
プレスリリースに5月10日発売と書いてあったはずですし、
販売前倒しにでもなったんでしょうか。
まぁ、細かい理屈は抜きにして...当然衝動買いしてきました(ぉ
丁度ヨドバのポイントも程良くたまってきてたので丁度良いかなと。
さすがに値段が値段だけに外箱からしてちょっと高級感ありますw
外箱だけで言えば前に買ったQUALIA MDR-EXQ1に負けてないかも(ぉ
QUALIAは白が基調で清潔感のあるパッケージでしたが、
今回のEXモニターは黒が基調で落ち着いたイメージ。
肝心の品物ですが、銀座で初めて見た時から面白いカタチだなとは思ってましたが、
やはり実物を目の当たりにするとやっぱり面白いカタチしてますよねw
でも実際着けてみると意外としっくりくるから不思議なものです。
ソニーのカナルって装着感がイマイチだったんですが、
今回のは装着感に関しては結構良い感じです。
今までのカナルってドライバー部分を直接耳に突っ込む感じの物が多かったですが、
今回はドライバー部分を独立させたせいか装着した際の違和感がありません。
ただ、装着感は非常に良いものの、アームの部分が異様に細い(汗)
日々使っていて折れたりしないのかちょっと不安ではありますね。
この辺は使い勝手を重視してもう少し太くて良かったかも。
さて、肝心の音ですが、当然エージングはほとんどしてませんw
ですので正確にどうだったとは言い辛いところはあったりするんですが、
ぶっちゃけ、今回のEXモニターは良い意味で驚かされました。
買ったばかりだというのに既に音が非常にクリア。
以前QUALIAは度々の交換もあって慣れるまで時間かかったんですが、
今回のEXモニターは買ったばかりにも関わらず全く音に違和感がありません。
更にソニーのイヤホンにしては珍しくドンシャリな傾向は弱いですw
人それぞれ繋ぐ機器によっても音は変わってきてしまいますが、
ウォークマンで聴く限りはかなりクリアな感じがします。
最近SHUREのE4cを買ってからというもの音の好みが変わったんでしょうか、
QUALIAで聴いている時は妙に違和感を感じまくっていたんですが、
今回のEXモニターはE4cと聴き比べても違和感がありません。
EXモニターはさすがにスタジオモニターヘッドホンの技術が採用されたせいか、
従来のソニーのイヤホンと比べるとかなり原音を忠実に再生してくれているようです。
値段や装着感、そして音も含めて今回のEXモニターは当たりかも知れません。
ちょっとイヤホンに凝り始めた人にとっては入門用にピッタリかも。
少なくとも値段以上の音には聴かせてくれると思いますよ。
最後にオマケながらも今回のウリの一つが専用のケースです。
従来のケースとは一線を画すインナーケース付のイヤホンケースになってます。
外側のメインのケースはちゃんと本革で出来ていて縫製もそこそこ。
まぁ、さすがにQUALIAに付属してきたケースと比べると少々革が安っぽいですがw
そこら辺は元々の価格差を考えてしまうと仕方の無いところなんでしょうけどね。
今回のケースのウリはやはりインナーケースの存在じゃないでしょうか。
写真の通り、コードの絡みもなくスッキリ収納出来て非常に気持ち良いです。
これQUALIAのケースにも付けてくれりゃ良かったのにw
2006/04/12 (Wed.)
type L
夏モデルが発表になりました。
と言っても今のところ純粋に新機種と言えるのはtype Lだけ。
後は女性向けのバッグくらいでしょうか。
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2006/products_0412.html
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/L1/feat1.html
type Lですが、第一印象は以前のVAIO Pに高級感が備わったような感じですね。
しかし、それなりのスペックを保ちながら良くあれだけ薄く作ったものだと思います。
見た目の印象に反して重量はそれなりにありますが、非常にスタイリッシュでコンパクトに仕上げてあるのはなかなかの物です。
クリアブラック液晶も更に綺麗になったようでピュアカラーという名称が追加されています。
19インチの方は価格の方も初期仕様で20万円前後ですが、CoreDuoにしたとたんに価格が跳ね上がるので手軽に手を出すにはCeleron Mになるでしょうね。
拡張性もPCカードとUSBに必然的に頼ることになるため、あくまで初期仕様の完成されたスタイルで使う形になりそうです。
15.4インチの方は見た目に反して意外と重く、4kg以上あります。
バッテリを装備して家庭内で持ち歩いて使う、というスタイルが提示されていますがそんなに持ち歩く人いるのかなぁ…?
これって思いっきりVAIO Pの(ry
まあケーブル類はACアダプタくらいで、他には何もないのでVAIO Pよりもずっとコンセプトには適した製品だと思います。
拡張性が無いのは19インチと同じですね。
価格は16万~18万くらいと19インチに比べれば手を出しやすくなっています。
ただし、こちらはCeleron MのみでCoreDuoは選べません。
どちらもSound Realityチップが搭載されていたりと、随所に拘りが見られます。
が、この筐体のスピーカーだとチップの性能を生かし切れないのが残念。
音質を重視するならデザインを損なわないスピーカーを付けるとかした方が良いかも。
ちなみに私はノートに期待と言うことで今回もパスです。
2006/04/11 (Tue.)
オールドマシン強化
私がVAIOを使う以前使っていて、今は親用となっているNCEのPC-98NX VE40H/85D。
すでに7年前の機種という時点でかなりスペック的にも見劣りするマシンなのですが、未だに現役。
以前からメモリ増設、LANボードやUSB2.0ボードの追加など最低限の拡張は行ってきたのですが、最近はWindows Up Dateさえやたらと時間がかかる程に遅く、このまま使うのさえ厳しい感じでした。
日常のメンテナンスは全て私が行うので、あまりにも遅いのは非常にストレスが溜まります。
私の家ではBフレッツマンション(VDSL 51Mbps)で、大体30~40Mbpsは出せるのですが、このマシンではせいぜい20Mbpsが上限。
CPUとHDDがボトルネックなのが明らかな上、HDDに至っては購入時からまったく変更しておらず、耐用年数を考えてもそろそろ危なそうな感じが…
というわけで改造してみたわけですが、元々がロースペックですし、電源も専用サイズのMAX80Wと貧弱なのであまり無理をせずあまりお金をかけず実用レベルまでスペックを引き上げてみました。
CPUはCeleron1.4GHzが手に入れば良かったのですが、残念ながら流通在庫がほとんど捌けてしまっている状態のようで1.3GHzを選択。
もっとも電源が貧弱なのでこれで良かったのかもしれません。
問題になるのが下駄。
Socket370でTualatin対応となるとメジャーなのはPowerleepのPL-370/Tと廉価版のPL-NEO/T。
PL-NEO/TではVcoreの設定が出来ないため今回は高価ですがPL-370/Tを選択。
クーラーはCPUソケットの上にFDドライブがあるためPL-370/T付属の物では干渉して取り付けることが出来ません。
FDDなどまず使うことはないのですが、残す方向で。
そこで、家に転がっていたAthlonXP3000+オーバー対応の銅製薄型クーラーを使用し、取り付け金具はPL-370/Tの物を流用、ファンの取り付け金具を使用するとFDDと干渉してしまうのでファンは針金で直付け。
ファンはAthlonXP3200+のリテールクーラー付属の物が余っていたのでこれを使用し、風向きは吹き付け方向にします。
AthlonXP用のクーラーだけあって冷却能力は抜群で、静粛性も全く問題なし。
Vcoreは最低の1.3vにしましたが、ベンチで負荷をかけても問題無さそうなのでこれで常用することに。
BIOS側では当然対応していないので、Pentium Pro 700MHzと表示されますが特に問題なし。
ただし、2次キャッシュがそのままでは有効にならないという制約があるため、PowerleepのCache Utillityというソフトを入れてOS上で有効にする必要があります。
これをやらないと元のMendocinoコアよりも遅くなってしまいます。
しかし、休止状態から復帰するとこのソフトの効果が切れてしまい、再度ログオンし直さなければならなくなるため、休止状態はCPU換装後に無効化しました。
私がメインで使うなら休止状態有効でもいいのですが、親用なのでなるべく簡略化して面倒なことは避けます。
とは言え、基本スペックが上がって起動時間も大幅に短くなったので、そんなに問題はありません。
また、CPU換装の弊害として、バックアップソフトのTrueImage7.0をCDブートさせてシステムドライブをリカバリさせようとするとブート中にハングします。
こればかりはちょっとどうしようもないのですが、HDDを取り出して他のマシンでリカバリをかけることは出来るのでそれで対応。
分解する手間はかかりますが、頻繁にやる作業でもないのでOK。
次に問題になるのがマザーボードですが、これには440ZXが搭載されているのになんとFSB66MHz固定orz
このままではCeleron1.3GHzが866.6MHz動作になってしまいます。
元々が400MHzなのでそれでも単純に2倍以上は速くなるのですが、気分的にはいまいちです。
ですが、色々WEBで調べてみるとどうやらM/B上で抵抗によって強制的に制限がかけられている模様。
CPUの近く、本体前部のUSBのあたりにある「R30」という抵抗がFSBを固定しているようで、これをニッパーで破壊(ぉ
これで制限が解除されFSB100MHzのCPUでも定格動作が可能になりました。
実際にはCPUは1292MHzと微妙に定格にとどいていませんが十分です。
また、AGP・PCIのクロックはこの影響を受けることはなく定格で動作します。
メモリはチップセットが440BX世代のため、メモリチップが128Mbitの物までしか正常認識できません。
440ZXはIntelの仕様では最大256MBとなっていますが、実際には512MBも可能です。
メモリは256MB×2で両面実装の物を選択すれば問題なく動くはずです。
さすがに新品での入手は厳しい上、あったとしても高価なので中古で入手。
HDDはATAボードを挿すことも考えましたが、起動が遅くなったり、色々制約もあって面倒なことから使わずM/B側に接続。
UATA/33動作になりますが、元々が信じられないくらい遅いw ので特に問題はありません。
ディスプレイには私が以前使っていたRDT156Sをお下がりで回し、純正CRTは処分。
キーボードは以前純正が故障したのでこれも私のお下がりを。
マウスは純正が使いづらい上、未だにボールマウスだったので交換。
光学ドライブは余っているCD-RW/DVDコンボドライブがあるので換装可能だったのですが、このマシンで何か焼いたりすることもないのでそのままです。
GPUはPCIの物なら増設可能ですが、RAGE XLでもXGA 16bit表示ならなんとか大丈夫。
画像の処理が追いついていないことがありますが、大きな問題ではありません。
とにかく電源が貧弱なので無理せずそのまま。
そんなわけで完成したのですが、元々のスペックとの比較は…
CPU:Celeron 400MHz(Mendocino) → Celeron 1.3GHz(Tualatin-256K)
チップセット:Intel 440ZX-66
FSB:66MHz → 100MHz
GPU:ATI RAGE XL 4MB
サウンド:YAMAHA YMF740
HDD:FUJITSU 8.4GB(UATA/33) → HGST 40GB(UATA/33)
光学ドライブ:CD-ROMドライブ(×32)
FDD:3モード対応(薄型)
RAM:64MB → 128MB → 256MB → 512MB
PCI:モデム → USB2.0、100BASE-TX LAN
OS:Windows98SE → WindowsMe → Windows2000SP4
もうほとんど別のマシンですね。
完全な純正パーツで残っているのはケース、電源、スピーカー、CD-ROMドライブ、FDD程度でしょうか。
一応ベンチもとりました。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name
Processor Pentium III 1292.01MHz[GenuineIntel family 6 model B step 4]
Cache L1_D:[16K] L1_I:[16K] L2:[256K]
VideoCard RAGE XL AGP 2X
Resolution 1024x768 (16Bit color)
Memory 523,760 KByte
OS Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 4
Date 2006/04/11 20:33
Intel(r) 82371AB/EB PCI Bus Master IDE Controller
プライマリ IDE チャネル
HDS728040PLAT20
Intel(r) 82371AB/EB PCI Bus Master IDE Controller
セカンダリ IDE チャネル
MATSHITA CD-ROM CR-589
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
15553 60034 59161 10338 11410 18207 14
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
6711 7343 2695 44 16125 11565 11260 5832 C:\100MB
HDDは数字の上では大したことはありませんが、7200rpmの物を使っているので数字ほど遅くはありません。
CPUはPentiumIIIで認識されてますが…整数・浮動小数点ともに60000程度。
以前の数値が大体15000程度だったので、通常の4倍(ぉ
見違えるほど速くなり、これで日常用途に十分耐えうるレベルになりました。
まだまだ現役で使えそうです。
2006/04/07 (Fri.)
DSC-T30
先日サイバーショットTシリーズの新型、DSC-T30が発表されました。
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200604/06-0406/
全体的にT9のマイナーチェンジと言った感じですね。
T9から大きく変わった点は…
600万画素→720万画素
ISO640→ISO1000
Tバッテリ→Rバッテリ
プリントロゴ→ダイヤカットロゴ(ぉ
画素数は600万画素もあれば個人的に不満に思うことは無いのでまあどうでも良いです。
あまり大きくなっても最高画質での撮影可能枚数が減りますし…
ISO1000対応…まあいつも通り?オートではISO320までの対応となるのでそれ以上の画質はT9同様ノイズが急に増えてくることでしょう。
ただ、単純に撮影可能な機会が増えることは良いことではないでしょうか。
一番変わったのは三番目のバッテリ変更かもしれませんね。
なんとT30では大容量のRバッテリを利用します。
液晶も大きくなり、カタログスペックでT9の2倍はバッテリがもつというのは結構大きいですね。
しかしこのバッテリ仕様の変更のためか本体が若干大きくなった分、T7やT9のようにカードケースに入れて使うというのは若干厳しいかもしれません。
ダイヤカットロゴはT9でやって欲しかっただけに結構悔しいですね。
カラバリは今回もブラック&シルバー。
ブラックは青みがかっているとのことですが、写真は毎回当てにならないのでこれは実機で確認したいところ。
レンズその他はほぼT9と同等の仕様となっているので、T9の順当なバージョンアップと考えて良さそうです。
それだけにT9からの乗り換えとなるとかなり微妙で、積極的に買い換えるほどの理由となるのは稼働時間くらいでしょうか。
私はT9を買ったばかりですし買い換えはありませんが、T9で迷っていた人にとっては良い選択肢となるのではないでしょうか。
細かな点に関しては展示機が出てきてからですね。
2006/04/04 (Tue.)
MDR-EX90SL
ソニーから密閉型インナーイヤーレシーバーの新機種が発表されました。
ソニースタイルではすでに 予約購入ページ があります。
しかも本来なら 5/10 発売なのに 4/21 販売開始という、いわゆるフライング販売。
でもたった1日で入荷待ち… orz
ソニー ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200604/06-0403/
ソニー MDR-EX90SL カタログページ
http://www.sony.jp/products/headphone/mdr-ex90sl/index.html
AV Watch
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060403/sony.htm
MYCOM PC WEB
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2006/04/03/007.html
これまでの密閉型インナーイヤーレシーバーはドライバーユニットサイズが
9mm とかなり小さかったのですが、MDR-EX90SL では 13.5mm と大型化しています。
スタジオモニター用ヘッドフォン MDR-CD900ST での音響調整技術を取り入れていて、
1台ずつ手作業で音響抵抗素材の調整を実施しているとのこと。
手作業での調整というと QUALIA シリーズで発売された 密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-EXQ1
がありましたが、こちらはすでに生産終了。MDR-EXQ1 が欲しくても買えない
という人にはいいかもしれません。個人的には MDR-EXQ1 よりも見た目の高級感
があるような気もしますが。
原音に忠実な音質が楽しめるという「EXモニター」シリーズの第1弾とのことですが、
今まで見たいに低音ばかり強調されることがないことを祈りたいです。