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2006/06/06 (Tue.)
UX90PSとりあえず設定完了
まだVAIOタッチコマンドの設定とか一部詰め切れていないところもありますが、一応大まかな設定は完了。
後はバックアップを取っておくだけです。
途中自作機の電源を自爆させてしまうアクシデントがありましたが(笑、翌日電源をすぐに交換して復帰させました。
以前も書きましたが、今回はUXのI/F類が非常に使いづらいこともあって、リモートデスクトップで大半の設定を行い、本体でしか行えない部分は本体を使う…という感じで進めています。
S2410Wを買ったときにかなり机の上は整理して以前よりもだいぶ広く使えるようになったのですが、それでもキーボードとマウスを別途置くほどの余裕はないので机上スペースの活用からもこれが最善でした。
ちょっと動作が遅いことを除けば、自作機とX505/SP、UX90PSをS2410Wの同じ画面に並べられるのでそれなりに使い勝手は良くなります。
ただし、解像度がリモートデスクトップのデフォルト設定では4:3にしか対応していないため、そのまま使うと後で本体操作に切り替えたときにウィンドウの位置がかなりずれてしまいます。
アプリによってはWSVGAの画面の外でウィンドウが開いてアクセスできなくなってしまうこともあるため、UX90PSの場合手動で解像度を1024*600に指定しています。
テキストエディタでリモートデスクトップ設定ファイルを開き、2~3行目を
desktopwidth:i:1024
desktopheight:i:600
と設定すればWSVGAでのリモート表示が可能になります。
ちなみにフルサイズキーボードを使っている関係上NumLockが本体側でもONになるのはどうしようもないです。
リモートを解く前にクライアント側のNumLockを解除すれば良いのですが分かっていてもやらないので(ぉ、いつも本体側で解除。
HDDのパーティションが初期状態では30GBまるまるCドライブに割り当てられているので、まずこれをC:10GB(システム)、D:17GB(データ用)、E:1GB(圧縮・解凍用)の3つに切り分けます。
しかし、UXは専用ソフトが結構ソフトが多いこともあって今の時点でシステムドライブの空き容量が2GB程度。
ちょっと少ないですが、やむを得ません。
Dドライブはインストール不要のアプリやMP3データを転送した程度なのでまだ6GB程の余裕はありますが、あまり詰め込むわけにも…
30GBモデルでもこんな状態なので16GBゼロスピンモデルを狙う方は空き容量については結構真剣に考えた方が良いかもしれません。
専用ソフトを残すとなると半分の8GBも使えれば御の字ではないかと…
VAIOタッチランチャーはSleipnir、Becky!2、Lilithなど使用頻度の高い物を登録し、使い勝手を向上させています。
アイコンはデザイン統一のためにタッチランチャー専用アイコンを利用。
アプリのアイコンが明らかに拡大表示されていて4.5インチ液晶でさえ見た目にも綺麗とは言い難いかったのと、本人が理解していれば問題ないのでそれでOK。
アイコン選択時の青く光る一瞬の間が結構良い感じですね。
また、Bluetooth関連はHBH-608(BTヘッドセット)でSkypeを、VGP-BGU1(GPSユニット)でプロアトラス2006 for VAIOを連動して起動させるようにしました。
タッチコマンドはブラウザ設定がそのままSleipnirでも使えるのかと思ったら全然使えず、その他の設定でしか有効になりませんorz
Sleipnirにはマウスジェスチャーも登録してありますがマウスならともかくスティックポインタでは使い勝手があまりよろしくないので、タッチコマンド・その他設定に割り当てることでタブ切替や進む・戻る等を設定してあります。
ブラウザ設定はIEにしか有効にならないのでしょうか…?
これだとその他設定でしか有効な設定が出来ないので、ユーザーが全て自分で設定可能なように改善して欲しいですね。
そうしてくれないと無駄が非常に多いのでちょっと勿体ない感じです。
Next Textは今のところ使っていません。
見た目はまんまCLIEのDecuma…POBox付きですが使わない気が(ぉ
実際、スタイラスで文字を書き込む状態になると本体がどうしても安定しないのでキーボードを使いそうです。
一応、ソフトウェアキーボードのtagtype for VAIOを入れてタッチパネルからでも文字入力可能なようにしてあります、っていうか多分こっちがメインになりそう。
電源ボタンは普段自作機もX505/SPも休止状態に設定しているのですがUX90PSではスタンバイ設定にして、休止状態に関してはスタートメニューに別途ショートカットを入れることで対応。
スタートメニューも普段なら左側は小さなアイコンで埋めていくのですが、UX90PSではタッチパネル操作が多いので大きいアイコンにして操作性の向上を図っています。
デスクトップアイコンに関しては普段何も置かないようにしていますし、UX90PSでいちいちデスクトップにアクセスするのではあり得ないくらい使い勝手が悪いので全て削除。
ごみ箱も表示しないすっきりとしたデスクトップになりました。
ドライバ関連はi945GMのグラフィックドライバを一応最新版に更新。
特に何か変わったわけでもありませんが…
ちなみにどうしても常駐アプリが増えるのでメモリの残量には気を配っていた方が良いと思います。
今の段階で100~130MB程度の空きは作れています。
十分とは言えませんが、512MBのビデオ共有なのでこんな物かと。
一応ClystalMark09でベンチも取ってみました。
ビデオは解像度に左右されるので、自作機とX505/SPをXGAに、UX90PSをWSVGAにしてあります。
自作機は普段使いのWUXGAだと悲惨なスコアが出て比較にならないので…
まあ参考程度に。
UX90PS
X505/SP
自作機
全体的にX505/SPのメモリの遅さが目立ちます。
速いのはReadだけ。
HDDだけはさすがにMK4007GALだけあってUX90PSのMK3008GALを凌ぐ速度です。
っていうか、この半分くらいの速度しかなかったMK2004GALがあまりに遅すぎなんですが。
MK4007GALに換装していなければ、常用には厳しい速度でしたから。
ビデオのスコアはどうしようも…。
普段はある程度効果を切って軽くしてあります。
自作機はデュアルチャネルDDR 2-3-2-3とかなり詰めた設定でずっと常用していますが、それなりに高速。
メモリにシビアなnForce2で安定動作できるのは、さすがCorsairと言ったところでしょうか。
HDDは3.5インチですからこの程度はP-IDEとしてはまあ普通ですね。
UX90PSはメモリがかなり高速ですね。
Readは自作機、X505/SPのほぼ2倍、その他のスコアもnForce2とほぼ互角。
HDDは記録密度でMK4007GALに劣るので仕方ないですね。
CPUはX505/SPのPentium-M ULV(Banias)1.0Ghzと比べてクロック比で2割しか伸びていませんが、スコアはかなり向上させています。
ビデオはX505/SPのi855GMと比べると結構性能面では向上していますが、自作機のREDEON9600XTとは比べるべくもありません。
一応Vista Capableということになっていますが、メモリもVRAM共有512MBしかないUXにVistaを入れるのは正直言って無謀な気が…
私はXP Proでずっと使うつもりですが、Vistaを入れるつもりの方はよく考えた方が良いでしょう。
多分、激重なOSで使い勝手が悪くなるだけかと。
15:24