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2006/07/31 (Mon.)

Intel製WirelessLANのデバイスドライバに脆弱性

author : IceSeed

7/29に発表されたものですが、Intel製WirelessLANのデバイスドライバにリモートコードが実施される等、複数の脆弱性があることが発見されています。
VCLではすでに該当機種に対する修正ドライバを公開していますので、該当機種をお持ちの方は一刻も早いドライバアップデートをお奨めします。
http://vcl.vaio.sony.co.jp/notices/security/info222.html
問題は以下の通り。

【問題の概要】
Intel 2200BG/2915ABG ドライバの脆弱性により、リモートでコードが実行される。
(Intel(R) PRO/Wireless 2200BG または 2915ABG デバイスを搭載している場合)
Intel 2100 ドライバの脆弱性により、システム特権でコードが実行される。
(Intel(R) PRO/Wireless 2100 デバイスを搭載している場合)
* このような悪意のある操作を行うには、特別なスキルが必要になります。
現時点でこれらの脆弱性を悪用したウイルスに関する報告はありません。

【対象となる製品】
2003年1月発売 ~ 2006年7月発売までの機種で Intel WirelessLAN を搭載したモデル
* 該当デバイスを搭載していない場合もあります。

PCG-Z1 シリーズ、PCG-TR シリーズ、PCG-V505 シリーズ
VGN-A シリーズ、VGN-FS シリーズ、VGN-AS シリーズ
VGN-FJ シリーズ、VGN-BX シリーズ
VGN-B シリーズ、VGN-Y シリーズ、VGN-S シリーズ、VGN-T シリーズ
VGN-TX シリーズ、VGN-SZ シリーズ

該当するデバイス / バージョン(x は任意の数)
Intel(R)PRO / Wireless 2100 Network Connection(ver.1.x.x.x)
Intel(R)PRO / Wireless 2200BG Network Connection(ver.8.x.x.x ~ .9.x.x.x)
Intel(R)PRO / Wireless 2915ABG Network Connection(ver.9.x.x.x)

以上のようにかなりの機種がドライバアップデートの対象となっています。
今のところtype U(UX90/50)に搭載されているintel(R)PRO/Wireless 3945ABGに関しては不具合情報は公開されていませんが、できる限り最新版に更新しておいた方が良いかもしれません。

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