« 新型type U | メイン | トラックバック受付復活 »
2006/09/29 (Fri.)
ついに自主回収へ
ノートブック型コンピュータ電池パックの『自主交換プログラム』のご案内について
ここ最近騒がれてきたバッテリ問題ですが、ついに自主回収へ踏み切るとのこと。
おそらく、リコール対象となるのは一連の問題となっている時期のロット(Appleでは2003年6月~2006年8月)ではないかと思いますが、公式に発表されないと具体的なことは分かりませんね。
三洋・ソニー・松下でかなりのシェアを分け合っている中、同じ状況下でソニーのバッテリだけが問題を起こし続けている以上は、品質に問題があるのははっきりしてしまったわけで。
最初にAppleで問題が発覚してから1ヶ月はあったし、迅速に対応していればここまで大騒ぎにはならなかったでしょう。
ところでリコールはノートのバッテリだけですかね?
ポータブルプレイヤーや携帯などを入れたら膨大な数になるのですけど。
ここまで問題が続くとソニーの社内は未だに縦割りの状況が続いていて、横の繋がりは余り強くないのではないかと。
それを打開するためにコネクトカンパニーがあったわけですが、Warkman Aシリーズの失敗で解体されてしまいましたし、Aシリーズでの一連の状況を考えるとコネクトカンパニー自体がどこの部署ともコネクトしてなかったのではないかと思わざるを得ません。
結局、ソニーの基礎的な技術力が低下しているというよりも、技術があっても横の繋がりが薄いから問題が共有されないのでしょうね。
いつになったら縦割りは改善されるのでしょうか?
16:28
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
https://www.vaioethics.com/blog/mt-tb.cgi/177