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2006/10/20 (Fri.)
S706F入手<追記あり>
先ほど届きました。
とりあえず曲を転送中…
4GBもあるとさすがに時間がかかりますね。
詳細は後ほど。
<追記>
音質に関しては言うだけあって、E507よりS/N比が向上してます。
最大の不満点だった再生速度問題も解決されていますね。
付属品のMDR-NC022の音質もかなりの物で、エージング無しでも十分に鳴らしてくれます。
MDR-EX90LPとの比較では、音量はNC022の方が大きくなります。
また、購入直後の現段階ではNC022の方が高音部がシャリシャリして五月蝿く感じます。これに関してはエージングである程度落ち着いてくると思います。
全体の解像感はEX90LPの方がクリアで、細部まで鳴らしてくれます。
総合的な音質ではEX90LPの方が上ですが、付属品でこのレベルのイヤホンというのはこれまで無かったですね。
これまでイヤホンを安物の付属品で済ませていた人はあまりの音質の差に驚くことは間違いないでしょう。
とりあえず、NC022のエージングがS706Fでしか出来ないのでしばらくは鳴らしっぱなしかと。
CLP-NWS700クリップは割と良い出来ですが、装着するとHOLDスイッチが操作不能になります。
だったらE507同様に3段ジョグにしてHOLDを割り当てた方が使い勝手は良かったのでは?
本体のホールド性はかなり高いので普通に装着しても抜けてしまうことはまず無いと思います。
クリップ自体も強力なので固定するのには十分です。
が、固定しようとして再生ボタンを押してしまうのが難点。
本体の曲管理に関してはE507がSonicStageから曲順の管理を行ったのに対し、S706Fでは本体側からアルバム/アーティスト・アルバム/アーティストの3種類からソート順を選択する方式になっています。
デフォルトではアルバム順になっているのでアーティスト・アルバム別の管理がいい人はメニューの「Setting」から切り替える必要があります。
E507のようにSS上から自由に曲順を組み替えることは出来ないようです。
逆にマイナス点ですが、システムが複雑になったためか全体的に動作が重くなっています。
E507のような軽快な動作をそのまま期待すると、裏切られるかもしれません。
具体的には再生可能になるまでの時間が、E507では瞬時に再生だったのが、S706Fでは1秒ほど間が空きます。
他社と比べれば十分に高速ですが、E507に慣れていると遅く感じますね。
また、アルバム送り、曲送りがE507と比べて半分くらいの速度になり明らかに遅くなっていて、ガンガン曲を送れなくなっています。
その後、連続で送ったときは曲・アルバムが1つずつスクロールせずに間を飛ばして一気に進むことが分かりました。
なので曲・アルバム選択はそんなに遅くはないですが、飛ばしているタイトルが分からないのが不満と言えば不満。
それ以外ではジャケットサーチなる新機能が搭載されているので、これまでジャケット画像は登録していなかったのですがこれを機に登録できる物は全て登録してみました。
これによって登録したアルバムは次回の転送時から画像データも一緒に転送されるようになります。
ただし、画像データ分だけ容量も食うのでその分転送可能な曲数は少なくなるのでその点は注意が必要です。
ちなみに、デフォルトでS706Fに入っていた曲はSSにバックアップできた物の、ジャケット画像の方はSSに取り込めずに消失orz。
ジャケットを探して登録し直したものの、「Walkman Demo Music」だけはジャケットも無いので復元不能…
ジャケットサーチそのものはアルバムの曲の一部を短時間再生するというもので、果たして使いものになるんだろうかという感じですね。
ジャケット登録してないとひたすらウォークマンのアイコンが並ぶだけなので何が何だか分かりませんwww
おまけにS706Fでのジャケット表示は解像度が低くて、ユーザーが何のアルバムか分かっていないと何だかよく分からないと思います(ぉ
実際のところ、カラー有機ELをスクリーンセーバー以外で生かせるのってジャケット表示しかないので、今のところあまり有効に活用されていない気がします。
スクリーンセーバーも現段階では自作できないのでデフォルトの物を使うほかありません。
ざっとS706Fをレビューしてきたわけですが、E507よりも動作が重くなってしまったのが残念なところでしょうか。
とはいえ、全体的な印象としては高いレベルで良くまとまったウォークマンだと思います。
12:04