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2006/12/03 (Sun.)
MDR-E888LP購入
呆れた配送トラブルの末、昨日の夜に届いたソニーのバイオセルロース振動板使用の名イヤホン、MDR-E888LP。
今でこそフラッグシップの座をEX90(EXシリーズですが)に譲っていますが、未だにモデルチェンジもなく販売されており、いつかはと思っていたモデルでした。
ケーブル外装には現在主流の高弾性エストラマーコードは使用されておらず、そうした意味では若干古さを感じさせる製品ではありますが、ようやく入手。
まだまだエージングしきれてない感じですが、とりあえず一晩鳴らしてみた上でのレビューを。
購入直後にスポンジ無しで使用した印象としてはやはり若干音が固く、高温部の響きが非常に五月蝿かったです。
とは言え、購入直後ということで割り引いて考えればそれなりに良い鳴り方をしてくれるのではないかと。
一晩鳴らしたら、とりあえずは落ち着きましたが。
スポンジを装着しない場合、高音の繊細な鳴り方は楽しめますが、低音が逃げてスカスカになってしまうのと音漏れ対策の面からも望ましくない事、スポンジ無しでは使用中耳が痛くなることなどの理由から私はスポンジを装着してます。
高音の鳴りは抑えられますが、スポンジ無しだと音のバランスが高音に寄りすぎて耳が痛いのでこの方がいいかと。
多少は遮音性も上がりますし。
比較はやはり現在N・U・D・EのフラッグシップであるMDR-EX90LPと。
E888LPスポンジ付きと音の傾向は似てますが、EX90LPの方が全体的に大人しめ。
音量はE888LPの方が出ます。
もっともEX90LPは元々音量が小さめなので、E888LPの方がある意味普通かもしれませんが。
解像感はEX90LPの方が良いですね。
ドラムの残響音もEX90LPの方が綺麗に消えます。
E888LPは音が若干籠もりますね。
ただ、E888LPはバイオセルロース振動板の特性から考えても全然エージングが足りないように感じるので、今後の使い込みで変わってくると思います。
とりあえずはエージング専用機(ぉ のgigabeat F41に繋いで少なくともあと2日くらいは鳴らしっぱなしの方向で。
付属の収納ケースは…正直微妙(ぉ
裏面が無駄にビス止めとか、変なところに力が入ってますが(^^;
E931の付属品の方がコンパクトでよっぽど実用的だと思います。
あとは断線などの故障報告が比較的多いのでその点に気をつけて使うことでしょうか。
現在の実売価格を考えればコストパフォーマンスはかなり高い製品だと思います。
20:23