2007/01/09 (Tue.)
まぁるいVAIO?
年が変わってはや1週間ちょっと。
今年最初のハッピーマンデーも無事に終わりました。
今年成人を迎えた皆さんおめでとうございます。
さて、話は変わって...。
アメリカのラスベガスで恒例のInternatinal CESが開催されますが、
それに先だってソニーのプレスカンファレンスが例年通りに行われた模様。
このプレスカンファレンスは昨年もVAIO S (VGN-SZシリーズ)が発表された様に、
今年のVAIOを占う上で非常に重要なイベントなんですが、今年もやっぱり新VAIOが発表されました。
Windows Vistaの発売を間近に控えて、プリインストールOSがVistaなのは当然ですが、
今回発表された目玉はなんとtype X Livingの流れを汲むリビングモデル。
それもなんと...まぁるいVAIOでしたw
そしてCESのプレスカンファレンスに合わせるように早速国内のVAIOサイトも軒並み更新。
VAIOホームページ "2007 International CES(米国)で発表のVAIO新製品について"
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2007/info_0109_CES.html
Impress PC Watch "2007 International CESレポート【ソニー編】"
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0109/ces3.htm
このまぁるいVAIOは"VGX-TP1"の型式からも分かる通りtype X Livingの流れを汲むモデル。
ボディは真っ白で丸いPCとは思えない形状でリビングに置いても全く違和感はありません。
CPUはCore2 Duoを搭載し、チップセットやLANも全てインテル製で統一されており、
VAIOとしては初めてViiv Technologyのロゴ認定を受ています。
ちなみに補足しておくと、Viiv TechnologyとはインテルのリビングPC向けのブランドであり、
ノートPCにおけるSentrinoモバイルテクノロジと同等の扱いと思って頂ければ良いかと。
ちなみにメインストリーム向けの製品であるためか、グラフィックはチップセット内蔵。
まぁ、この辺はま~るい特殊形状も災いしたような気もするけど仕方無いところでしょうか。
パワーユーザー向けではなく一般家庭で気軽に使えるようにという位置づけのモデルの様です。
このVGX-TP1はtype X Livingの流れを汲むだけにディスプレイ端子はDIV-DではなくHDMIを採用。
あくまでBRAVIAなどの大型の液晶テレビやプラズマテレビに繋ぐ事が前提のハードウェアです。
新しく発表したVGX-TP1ですが、私からすればちょっとスペック不足な感は否めません。
しかし、VAIOホームページには未掲載ながらVGX-TP1の穴を埋めるかのごとく、
ちゃんと本家type X Livingもブラッシュアップされて発表されている模様。
VGX-TP1同様にViiv Technologyに準拠し、CPUにCore2 Duoを採用していますが、
DVDドライブを備える普及型リビングモデルのVGX-TP1とは違ってブルーレイドライブを搭載。
更にグラフィック機能もtype Aやtype R系と同等のnVIDIA GeForce 7600系のGPUを積むようで、
パワーユーザーはこちらのリビングPCをどうぞという事になるらしい。
まぁ、国内での正式発表がまだなので未だ情勢は不透明なものの、
Vista home PremiumにはMedia Centerが標準搭載されているので、
これから一気にリビングPCが普及しそうな気配が非常に濃厚。
はてさて、国内発表はいつになる事やら...。
今年も新年早々VAIOは何気に話題が多そうな気配です。
14:10