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2007/03/24 (Sat.)

Folding@home

author : IceSeed

なんかPS3の処理能力がものすごいことになってます。
3月23日22:30:20のデータでは、たった2日程度でなんと全体の処理の64%を占める化け物ぶり。
アクティブCPUに占めるPS3の割合はたったの8%程度なので、ここまで圧倒的な能力を持つとは予想外。
もっともサービス開始直後なので多くの人がPS3を参加させたのかもしれませんが…
マシンの性能にバラツキのないPS3は確かに安定して高スコアを出しやすいとは言え、OS数だけならWindowsマシンが一番多いんですが。
PS3でもLinuxから実行させるとやっぱり遅いんだろうか…

ちなみにPS3のFolding@home実行中は、バックの地図にFolding@home参加中のPS3のおおよその位置が表示されています。
よく見てみるとなかなか面白いところにあったりします。

Cellのパワーは分かったので、後はとにかくCellのパワーを生かせるゲームとサービスが出てくるのが課題ですね。
振動機能での裁判も今月頭に和解しましたし、ローンチソフトの充実したヨーロッパ市場から挽回して欲しいものです。

ちなみに、昨日から適当に回していたFolding@homeですが、とりあえずVAIOethicsチームに参加できたようです。
チーム番号を変更してから反映されるまでちょっと時間がかかるようですね。
自作機にもFolding@homeを入れてみたんですがCPUが100%で張り付いてしまうので止めました。
マルチコアCPUならだいぶ状況も違ってくるんでしょうけど、それ以前にPS3と比べて比較にならないくらい遅すぎるorz

<追記>
Folding@home稼働中にアンプ見たら無駄に5.1ch(ぉ
すぐスクリーンセーバーに入るのにwww

16:42

2007/03/23 (Fri.)

PS3ファーム1.60<追記あり>

author : IceSeed

PS3のファームを1.60にアップしてタンパク質の計算に興じております(ぉ
と言っても、放置するだけなんですが…
PCと違ってバックグラウンドで動くようにはなっておらず、計算する場合はPS3の電源を入れてFolding@homeを起動させるのみ。
分散コンピューティングとは言え電気代とか考えるとこのためにPS3を稼働させるのはあんまり効率的じゃないような。
ゲームも出来ないので微妙…
ななちゃんが「VAIOethics」チームを作ってくれたのでチーム番号を「55078」に変更してみたんですが、チーム番号の表示が変わっただけで参加してるのかどうかさっぱり分からないorz

それ以外ではダウンロードがバックグラウンドで行えるように。
というか、ゲームOSが今までブラウザ以外マルチタスクに対応していないのが不思議でならなかったんですが…
PSPからのリモートプレイも無線LANルータ/アクセスポイントにPS3が繋がっていれば可能になったんですが、相変わらずWPA-PSKにしか対応せずorz
私の場合、DSとCLIEを接続させるために802.11b/gはWEP128bitにしているのですが、WEPだとリモートプレイ不可。
今の私の状況だとリモートプレイのためにDSとCLIEの接続を切るか、アクセスポイントをもう一台用意しないとダメです。
正直リモートプレイは全く活用してないのですが(ぉ、ちょっとこれは改善して欲しいぞ、と。

しかし、PS3は着実に機能の追加は図られてるんですがコレというものが無いんですよね。
正直いまさらSNSが何かの起爆剤になるとは思えないし、ゲームも開発費の高騰から参入できる会社は限られてるし、WiiとかXbox360の方がソフトが面白そうだし、PS3で続編が出ると思われていたソフトの幾つかはXbox360で続編が出ることが決まっていたりします。
っていうか、最近Xbox360も買いそうな気がしてきた(ぉ
正直なところXbox360は、多分今年は日本でもかなり売れるんじゃないかと思っています。
ユーザーからしたらメーカーのシェア争いなんかどうでも良くて、遊べるゲームがあるかどうかが問題なわけですから。
ガンダム無双で一息ついたとは言え、相当に前途は厳しいでしょうね。

とりあえずバイブレーション機能は復活してほしいですな。
AC4やっててアクションゲームではかなりバイブレーションに頼っていたことを自覚してます。
PS2までは操作に集中していても振動すればダメージ食らってるのが分かったわけですが、PS3版AC4だと気がついたらボコボコにされてることが多々orz
SCE曰く「旧世代の機能」らしいんですがw、だからといって6軸センサが「次世代の機能」とも思えない、というか次世代過ぎるのか利用してるゲームが現状皆無。
今後も利用されるんだろうかと。
当初の説明だと傾き検知が狂うということだったんですが、実際は単にライセンス料の問題だったという話もありますし。
真相はともかく今のところ振動対応する気はないようですが、こういう事もPS3が微妙と評価される一因だと思います。

結局PS3の軸が全然定まってないんですよね。
ゲーム機としても、コンピュータとしても、AV機器としても中途半端な印象が否めません。
もともとコンピュータとして売るつもりだったPS3を直前になってゲーム機として販売するという方針転換をした以上無理もないんですが、そもそもゲーム機のブランドとして認知されてきた「Play Station」を今度からは「PLAY STATION」でコンピュータだと言ってもそれは無理だろうと思いますよ。
ソニーの情報をそれなりに追っている人なら分かる話であっても、それ以外の大多数の人たちからすればゲーム機はゲーム機。
その上、発売前にことあるごとに語ってきた具体性のない「新しいサービス」「新しい体験」は予想通り今のところ全く無し。
今後その評価を覆すことが出来るのでしょうか…

<追記>
北米で敗色濃厚なPS3とゲーム産業の死・GDC報告(2)【コラム】
すでに北米市場では勝負は付いたとの見方が大勢のようです。
如何にCellのパワーが凄くても生かせないのでは何の意味もありませんし、以前からプログラミングが複雑な割に開発環境が貧弱というのは言われていましたから当然の結果でしょうか。
AC4もXbox360の方が出来が良いし。
ソフトの強化が叫ばれながら結局ハード偏重、ソフトはおざなりという結果をまたしても繰り返したことになりますね。
早々とスペック競争から降りてしまった任天堂の方がソフトとハードを連携させ新しい価値を次々と提供しているという何とも皮肉な結果に。
日本国内でさえPS3はキワモノ扱いされつつありますからね…

23:47

2007/03/21 (Wed.)

SA5000を使ってみる

author : IceSeed

かなり鳴らして音も良い具合に硬さがとれてきました。

主にエージングに使ったのは菅野よう子の「MACROSS PLUS ORIGINAL SOUNDTRACK PLUS ~for fans only」
アコースティックな生音から打ち込み、オーケストラ編成にアカペラまで音源の幅が非常に広いのでSA5000には良いかなと。
他にはB'zの「THE CIRCLE」「MONSTER」などを使用。
奏者の息づかいや微細な表現まで点音源で再現してくれるこのヘッドホンはやはりすばらしい出来です。
また、S706Fに接続して使ってもホワイトノイズは全然乗らないし、S706Fの基本的な音質の良さが改めて実感できました。
A8やEX90LPで聴いていると音が濁っているのがすぐに分かってしまいますし、それ以前にA8やEX90LPだと電源入れただけでサーとホワイトノイズが入っていたのですが、本体ではなくてイヤホンの方の問題だったとは…
また、PMX-300では再生中に時折発生するプレイヤーのノイズ(ピックアップのノイズ?)まで拾ってしまいます。
しかしユーザーにより高い環境を求めてくるという意味では、ある意味知らない方が幸せでいられるかもしれません。

00:15

2007/03/19 (Mon.)

久々にスマッシュヒットの予感?

author : しゃち

いやはや、久々にソニスタでNW-A800シリーズの販売ページ見てビックリw

NW-A808 (8GB)→ブラック、バイオレット、シルバー共に入荷待ち
NW-A806 (4GB)→ブラック、バイオレット、ホワイト共に入荷待ち、在庫があるのはピンクのみ
NW-A805 (2GB)→NW-A806と全く同じで在庫があるのはピンクのみ

発売前にここまで入荷待ちが並んだのっていつ以来でしょうかw
何気に今回は密かにヒットしそうな予感?w

実は密かに私もA808/S逝っときましたw
実機のレビューは近々書くのでしばしお待ちを。

※エントリーとは関係無いですがちょっとだけ。
Windows Vistaを使い始めてしばらく経ったわけなんですが、
Vistaの小ネタを少々VAIO Hot Streetに投稿しました。

こちらに書こうと思ってネタを準備していたんですが、
丁度VHSでVistaに関するキャンペーンが始まったので、
まぁ、あわよくばSony Pointもらえるかなってのがありまして(ぉ

何気に見落としがちなとこをいくつかかいつまんで投稿しましたので、
まぁ、おヒマがありましたらちょこっと覗いてみて下さいなw

13:37

2007/03/12 (Mon.)

Cybershot G1

author : IceSeed

A800と一緒に見てきました。
何というか今までにない独特な作りになっています。
レンズ側は普通っぽいんですが、液晶側はレンズカバーを閉じた状態だと液晶しかないw


最初はTシリーズみたいに手でレンズカバーをスライドさせるのかと思って横に引っ張ってしまいました(ぉ
レンズを開くには本体上部のスライドをOPENに入れないといけません。
電源は自動で入りますがちょっとこれは面倒くさいですね。

また、ボタン類を収納式にしたため十字キーなどは側面に配置されています。
これはビューワモードでも十字キーを使えるようにするための配慮だと思うのですが、一般的なカメラのボタン配置と比べて操作性にはかなり違和感があります。
さらに十字キーではなく小さなレバーなのでぶっちゃけ操作しづらいです…
操作していると指先が痛くなりそう。

ビューワとしては良い出来だと思いますが、そのためにカメラの操作性が犠牲になってしまっているのが惜しいですね。
製品コンセプトは面白いのですが、ギミックを優先しすぎたんでしょうか?
高解像度液晶とかWirelessLAN搭載とか非常に意欲的な製品ではあるのですが、もう少し操作性の方も煮詰めて欲しかったと思います。
カメラの機能も一部を除けば今回の新機種と比べて一段劣るので、フォトストレージ兼ビューワにカメラが付属していると考えれば良いのかもしれません。

21:40

2007/03/11 (Sun.)

A800レビュー(辛口)

author : IceSeed

ソニービルにて展示が始まっていたので一応確認に。
旧石鹸箱の時と比べて2回りは小さくなったためか、約53gという重さの割には軽く感じました。
このあたりはiPod nanoと同じ感じ。

まずは本体のI/Fから。
本体が軽くなったことと若干下に長くなったこともあって、以前より重量バランスは良いです。
が、ボタン等の配置が相変わらずこなれてないですね。
写真での見た目どおりコントロール用の十字キーが左側に寄りすぎているため左手では窮屈で非常に操作しづらいです、というか実質右手専用では…?
別にiPodのホイールが優れているなどと言うつもりは全くありません(むしろ個人的には非常に使いづらい)が、操作性が偏っているのは前モデル同様変わってません。
ボリュームボタンだけ離れていますが、まあこれはあまり問題ではないでしょう。
ボタンのクリック感はさすがにちゃんとしたものになっていますが、これも前が酷すぎただけ。
また、イヤホン出力端子が本体右下にあるため画面を横向きにするとケーブルが手に思いっきり干渉しますw
こういう使い勝手を無視した設計というのはどうなのかと。横向きで使うことも想定するなら端子が邪魔になると思わなかったんでしょうか。
それともこれも意匠の一つなんでしょうか?

今回はメニューの動作速度も上がっています。って、こんなことは当たり前。
メニューが早くなっても基本的な考え方が全然変わってないですね。
あいかわらず、音楽再生中のアルバム切り替えなどはいちいち上のメニューに戻らないと選択できません。
再生中にサーチしやすくはなっていますが…、とてもじゃないですがスティックタイプのジョグダイヤルによる軽快な操作性には遠く及びません。
再生中にダイレクトにアルバムを切り替えられるスティックタイプの操作性をなんで持ってこないんでしょうか?
いい加減音楽再生中にいちいち上のメニューに戻って選択…という全然スマートじゃない操作性は改めて欲しいです。
意地でもサーチさせたいんでしょうか?
開発中に面倒だと思わなかったのかと。

DSEEに関しては現行のSonicStageでも高ビットレートのmp3(VBR 192~320)では全然効果を実感できないので無いよりは…という程度でしょうか。
試聴時はATRAC3plusでしたが特に変化は感じられず。
むしろノイキャンに対応しなかった方が痛いですね。
付属のMDR-EX85相当品は比較的良好でした。

ソフト面はSonicStageが動画対応せずランチャで対応という形にしたのは別に良い、というか動画対応でSonicStageが重くなる方がデメリットですね。
一元管理できないのが問題と言えば問題ですが、次のメジャーバージョンアップで対応してくるんでしょうか。

総じて動画再生対応・フラッシュ容量8GBに魅力がなければスルーしていいモデルだと思います。
あまりにも突っ込みどころが多すぎます。
私としてはデザインから一新したモデルで出してくると思っていただけに完全に期待はずれでした。

21:38

2007/03/09 (Fri.)

MDR-SA5000レビュー

author : IceSeed

まだまだエージング中で音が固いのですが、一応レビューを。



金属部はマグネシウム製なので剛性が高く全体的に軽量で負担が軽いのがとにかく良いですね。
難点は髪がつぶれやすいことorz
ちなみにスタンドもマグネシウム製です。
塗膜に傷を付けないように注意しないといけませんね。

バンドの調節は全体的に小さめに合わせてあるのか、私の場合10段階で8以上にしないと使えません。
私の特別頭が大きいわけではないので、大きめの人は要注意かも。
ちなみに発売当初は密閉型に分類されていたそうですが、現在は開放型になっています。
当然、音漏れもかなりのものなので要注意。

音質に関しては大雑把に言ってEX90の傾向を大幅にアップグレードした感じ。格が違いすぎますが…
とにかく正確で素早い音の立ち上がりと、高い解像感、味付けの少ない引き締まった音いった感じで、無駄な音を鳴らしません。
音の鳴らないところは鳴らないように表現するという感じで、そのために音場は広く感じます。
また、開放型のためか音が耳から遠く感じるので、それが低音が弱いと評価される一因になっていると思います。
全体的な傾向は私がホームシアターに使っているECLIPSE TD 307に近く、良くも悪くもソースの音をストレートに出すのでこのあたりがCD3000との比較で酷評される原因になっているんでしょうね。
もっとも、こういこうことはヘッドホンの音の傾向とユーザーの好みが一致するかどうかの問題なので優劣を論じても大した意味はないと思いますが。
基本性能が高いので映画などにもOKでしょう。
下手なバーチャルサラウンドヘッドホンを使うよりもずっと良いんじゃないかと思います。

今後はSA5000の性能を引き出せる環境を作らないといけませんね。
現在はECLIPSE TD 307PM-1付属のPMX-300でエージングしていますが、3.5Φステレオプラグでしか使えないしヘッドホン出力端子は背面にあるため接続が非常に面倒です。
まあ、元々がシアター用ですしヘッドホンの接続はほとんど想定もしてないでしょうから仕方がないのですが。
とはいえ、SACDは再生可能なので機会があれば試してみたいところです。

19:41

αがいよいよフルラインナップへ

author : しゃち

現在ラスベガスで春のカメラの祭典ともいえるPMA07が開催されていますが、
この会場でαのハイエンドモデルとハイアマチュアモデルが参考出品されています。
今までαはエントリーモデルのα100のみの構成でしたが、
いよいよフルラインナップ化が始まりました。

Impress デジカメWatch "ソニー、「α」最上位機とハイアマチュア向けモデルを参考出品"
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2007/03/09/5776.html

記事によればハイエンドモデルとハイアマチュアモデルのうち1つは2007年内に発売予定とか。
まぁ、順当に考えればハイアマチュアモデルから先に出すんだろうと思うんですけどね。
更にこの会場ではレンズキットも8種類が参考出品として出展されており、
そのうち5本は今後1年以内に発売予定とのこと。

まぁ、α100の評判は幸いにも良いような感じを受けますが、
α100だけじゃ一眼市場じゃ厳しいだろうなと思っていたところでこのニュース。
さすがにソニーとしてもエントリーモデルだけで終わらすつもりも無かったんでしょうが、
思ったよりも早いラインナップの拡充に久々にソニーの本気度を感じました。

また、同会場ではサイバーショットの新モデルも発表されました。
従来モデルとは一線を画した新機種は機種名が "DSC-G1" と発表されました。
この機種は内蔵メモリを2GB(!)も内蔵しており、もはやメモリーカードも要らないほどの容量です。
更には無線LAN機能も内蔵しており、加えてDLNA規格にも準拠しちゃっていますので、
もはやデジカメからメモリカードを抜いてPCに挿して見るなんていう事も、
デジカメをテレビにコードで繋いで見るなんて事も不要になります。

更にこのG1は液晶が従来モデルから更に拡大されて業界最大の3.5インチを達成。
もはや撮った写真をメモリーカード要らずでその場で楽しめるモデルになったと言えそうです。

以前似たコンセプトでニコンがCOOLPIX S7cというモデルを出していましたが、
このモデルは内蔵メモリは14MBと間に合わせ程度であくまでメモリカードの運用が前提で、
更に無線LANは積んでいるもののDLNAには対応していなかったわけなんですが、
これと同じコンセプトを更に推し進めたのがG1という感じではないでしょうか。

このG1、日本じゃいつ発表になるのかなと思っていたんですが、
なんと既にSONYのプレスリリースも掲載されており、国内発売も4月6日からと発表されてました。

SONYプレスリリース
"大容量内蔵メモリーに写真をデジタルアルバムとして持ち歩ける、新“サイバーショット”『DSC-G1』発売"

http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200703/07-0309/

これはなかなか楽しみなサイバーショットが誕生したようで。
今年の春はどうやらサイバーショットは大豊作と言っても差し支えない布陣の様です。
最近どぉもサイバーショットの妙に影が薄いと感じ始めていたところだったので、
どれだけサイバーショットが巻き返しを図れるのは今年は注目です。

14:35

2007/03/08 (Thu.)

Vista入れ直しました。

author : しゃち

最近ちょっとした事情で再度リカバリする必要が出たので、
ふと気になっていたアレを実践してみました。

最近ようやくVAIOホームページでVistaのアップグレード情報が公開されましたが、
公開直後からアップグレード情報を見る度にふとした事が気になっていました。

気になったのはVistaアップグレードユーティリティについてなんですが、
対象機種以外にアップグレードユーティリティを使ったらどうなるのか(核爆)
っていう事なわけですよw

まぁ、幸か不幸かうちのVGN-S94PSはVistaのアップグレードはサポート対象外ですし、
どぉせリカバリするし、最悪もう一回リカバリの手間が増えるだけかと開き直り(爆)
人柱覚悟でアップグレードユーティリティ使ってみましたw

ちなみにアップグレードユーティリティは大まかに分けて行程は三つ
まずWindows XPにアップグレードユーティリティをインストールしていくつか作業を行います。
ちなみにWindows XP上での作業は主に非対応ソフトのアンインストールなどです。
更にアップグレードユーティリティはSONY Shared Libraryを判定するため、
Vista対応のSONY Shared Libraryもこの段階でダウンロードします

なお、アップグレードユーティリティは自動インストールの項目と手動インストールの項目があり、
自動インストールが済んだ後にPCが再起動されて手動インストールを行う事になります。
手動インストールの項目も自動インストールの項目と一緒にダウンロードされます。
この辺りはVAIO Updateと構造的には非常に似ているかもしれません。

さて、Windows XP上での作業が終わるといよいよVistaをインストールします。
ただし、アップグレードユーティリティ上でも説明書きがありますが、
Vistaのインストールはネットワークから切り離して行います。

更にVistaはネットワークに接続した状態でインストールを行うと、
任意で新しいセットアップファイルをセットアップ中にダウンロード可能ですが、
アップグレードユーティリティを使用する場合はセットアップファイルの更新も行いません

ちなみにVistaを入れる際は必ずアップグレードインストールを選択します。
アップグレードユーティリティは文字通りアップグレードインストールしか対応していません。
クリーンインストールする場合はアップグレードユーティリティは利用出来ません。

さて、Vistaのインストールが終わりお馴染みのVistaのデスクトップが表示されると、
再びアップグレードユーティリティの出番がやってきます。

ここで先ほどダウンロードしたSONY Shared Libraryを手動でインストールします。
ちなみに現時点ではType S用のVista対応のSONY Shared Libraryはまだ公開されていません。
しかし、実は以前のエントリーで紹介したUSのサポートサイトに既に公開されていたため、
今回はこのUSサイトで公開されていたSONY Shared Libraryを使いました。

さて、SONY Shared Libraryのインストールが終わるとPCが再起動され、
再びアップグレードユーティリティが自動的に立ち上がります。

ここでそれぞれのPCに応じたVista対応アップデータが拾い出され、
再びWindow XPのフェーズと同様に自動インストールと手動インストールを行います。
ちなみにWindows XPのフェーズの際は非対応ソフトをアンインストールする作業だったため、
アンインストール用のツール位しかダウンロードする物は無く、サイズも大した事はありませんでしたが、
VistaのフェーズではVista対応のプログラムを複数まるまるダウンロードする事になるため、
Windows XPのフェーズの時と比べてはるかに時間がかかるのは覚悟しましょう。

Vistaのフェーズが終わると更にPCが再起動され、
ようやくアップグレードが完了というのが大まかな流れです。

さて、うちのS94PSはどうなったかというと...
ぶっちゃけた話、エラーメッセージの類は一切無くアップグレード出来ちゃいましたw
正直な話、エラーメッセージは出て当然、最悪リカバリし直しを想定していた私は拍子抜け(爆)
こんなにあっさり終わって良いんだろうかと不安さえ覚えた程です。

まぁ、ここまでエントリー書いといてなんですが、
あくまで一例としてのご報告だけで正直オススメはしません(爆)
特に指紋認証搭載の機種や地デジやワンセグ搭載モデルなどは何が起こるか分かりません。
幸いうちのS94はそういったハイテクは一切無縁のスタンダードな機種なので、
たまたまアップグレード出来たんだろうというのが私の予想です。

今回かなりの無茶はしましたが、
とりあえず現段階でCapable PC以外でもアップグレード可能な事は確認出来ました。
ある程度のスキルをお持ちでトラブル対処も自分で出来るというなら試す価値もあるでしょう。
ただし、私がトラブル起きて当たり前、最悪リカバリし直しも視野に入れたように、
それ相応の覚悟が持てる人のみ試すようにして下さい。

最後に、度々でくどいと思われるかも知れませんが、
本件を同様に試した場合の動作保証は一切出来ませんのでご了承下さい。

12:16

2007/03/07 (Wed.)

Flagship MDR-SA5000

author : IceSeed


友人からのプレゼントにて入手。自分でリクしたんですが(ぉ
さすがに、1万円クラスのイヤホンとは全然格が違いますね。
価格差を考えれば当然かもしれませんが、エージング前ながらも音質は私の手持ちのイヤホンを圧倒してます。
透き通るように綺麗な高音部と高い分解能はさすがですね。
低音が弱いと言われてますが十分じゃないでしょうか。
まあこのMDR-SA5000の真価を発揮するにはかなり鳴らし込みが必要なので、レビューに関しては追々やっていこうかと。
音自体は大人しめなのでSACDだけではなく比較的ジャンルを選ばずに使えそうです。

内箱にさりげなくSONYのロゴがエンボス加工してあったり本体収納場所もブリスターパッケージむき出しではないなど丁寧なパッケージも良いですね。
付属品はスタンドのみ。
プラグが6.3Φステレオプラグなので3.5Φステレオプラグ変換アダプタを使わないと今の私の環境では使用できないのが唯一の難点ですが、機器が充実してくればそのうち解決するでしょう。
むしろ置き場が問題ですがw

22:59

ソニーさん...やっちゃった?w

author : しゃち

たまたまIE7のRSSのチェックしていて気がついたんですが、
どうやら今日辺りにウォークマンAシリーズの国内発表あるみたいですね。

SONYホームページ「Walkman」ホームページ更新情報
“Walkman Sシリーズ”の新商品NW-A808/A806/A805を掲載しました

こんなエントリー見ちゃったもんだからいよいよきたか!?と思ったら...
WalkmanのホームページにゃどこにもA800シリーズの詳細載ってないんですけど(核爆)

なんでだろと思ってエントリーの日付を見て気づいた...。
上記のエントリーの取得日時..2007年3月7日19時28分ってまだ昼なんですが(核爆)
どぉもRSSの誤配信みたいだけど...こんな間抜けな事やるんだw

まぁ、発表がいつかも分かったんで詳細を気長に待ちますかw

※追記

やっちゃった?とか思った直後に今度はちゃんとSONYからプレスリリース出ましたw

SONYプレスリリース "薄型ボディに 高精細な2.0型カラー液晶を搭載した
ビデオ再生対応※1“ウォークマン”発売"

http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200703/07-0307/

結局ブラック、ホワイト、ピンク、バイオレットの4色で8GBモデルはブラックとバイオレットのみ。
海外モデルにあったホワイトが無い代わりにソニスタモデルの8GBはシルバーできましたか。
スペックは事前にネットで流れていたスペックそのまんまって感じですね。

まぁ、詳細は後ほどって事で。

※更に追記
見落としてましたがA805及びA806にはホワイトありました(^-^;;;

12:59

2007/03/04 (Sun.)

OBJグラスホルダー

author : IceSeed

銀座のOBJ eastが1週間ほど改装のため休業していたんですが、3/1にリニューアルオープン。
まあ大きく変わってはいないんですが、っていうかどこが変わったのか聞かないと分からなかった(ぉ
絨毯とか細かいところが変わっているようです。


で、リニュ記念のチタン製のグラスホルダーとアルミ製のケースを戴きました。
もっともobj water 8 specialなんてレンズの破損が怖くてなかなか使えないですが(ぉ
デザインは超シンプルでホルダー用のリングしかありませんが、それなりにコストはかかってそうです。

ケースの方はマットブラックの塗装にレッドでラインとロゴが入っていてなかなかGOOD。
これ自体がそのままグラスケースとして使えるようになっています。
ただ、限定品だけに傷を付けたくないんですよね…

22:56

2007/03/03 (Sat.)

Cybershotレビュー(T100他)

author : IceSeed

銀座ソニービルに展示されている新機種を確認に…


まずはT100ですが、重量はT9よりも軽くなっているのに質感が損なわれた感じがしません。
これにはちょっと驚き。
顔認識はあまり遠かったり小さすぎたりすると反応してくれませんが、勝手に認識するので面白いです。
さわっていて1回だけ誤認識がありましたが、それ以外は特に問題なし。
レンズカバーのスライドの質感もかっちりしていて良好です。
バッテリは今回からインフォリチウムでは無くなったようで、携帯のように簡単な残量表示が出るだけになりましたが、あまり問題ないですね。
むしろ他社と比べて割高なバッテリのコストを下げてくれると助かるんですが。


続いてT20。
まあこの機種の立場自体がT100の下位機種ですから、T100に比べると全体的に地味め。
また、レンズカバーのスライドの質感が悪く、かなりヘタレで全然スムースに動きません。ちょっとこれは…
デザインは良いのですが、上位機種との差別化でしょうね。
機能自体は悪くないので質感にそこまで拘らない人向けかも。
ただ、ソニスタ価格でT100との価格差が1万円しかないので、正直この機種に手を出すならT100か安価なW80の方が良いんじゃないかと思いますがね。


W80。
Wシリーズ自体が低価格機ですが、レスポンスなどはTシリーズよりも良く光学ファインダーも付いているので、とりあえず使えればいいという人には良いかも。
安価な割に性能が良く質感も安っぽくないので、サブ機としてもお奨め。
マクロが4cm~とちょっと弱いのが欠点でしょうか。


H7。
見た目の大きさに反して持つと拍子抜けするくらい軽いです。
T100の方が重く感じるくらい。
このクラスだとDSLRと買うほどではないがズームに拘りたい人…といった感じでしょうか。
このサイズは守備範囲外なので…まあ普通に良いカメラだと思います。

まあこんな感じでしょうか。
メニューはXMBのようになったんですがちょっと重めなので、今後の改善が望まれますね。
レスポンスは個人的には許容範囲内ですが、気になる人は気になるかも。

22:52

2007/03/01 (Thu.)

AMDがGPU統合チップセット発表

author : IceSeed

海外では予定通り新型石鹸箱が発表になりましたが、正直デザインは代わり映えしないしどうでも良かったり(ぉ

まあそれはともかく…今回は久々に?PCネタで。
ATIを買収したAMDがGPU統合チップセット「AMD690」を発表したとのこと。
何度か発表が延期されてきましたが、ようやくといったところ。
AMDはここ数年間CPUにリソースを集中させチップセットはサードパーティに頼ってきましたが、AMDにとって今回のAMD690はATI買収の最初の成果といえそうです。
HDMIにも対応するなど統合チップセットとしてはそこそこのパフォーマンスもありそうですね。
GPUコアは「X1250」とのことですが実際は「X700」相当で、動画再生支援機能「AVIVO video processing engine」を搭載するようです。
ATIなのでドライバの安定性が若干不安ではありますが、パフォーマンスはIntel製GPUを確実に上回りますね。

去年はIntelのCore2Duoに押され気味だっただけにAMDがこれを機に反撃に出るでしょうね。
メジャーなメーカー製PCでAMD製CPU搭載がほとんど無くなった日本市場ではあまり実感することはないでしょうが…
AMDはGPUをCPUのコプロセッサとして利用する方向に進むことがほぼ確実ですから今後が楽しみですね。
HDMI対応でリビング進出も狙っているんでしょう。

私の自作機も満4年を経過しており今年中には新調したいところですが、今作るとなるとパーツの流用がほとんど出来ず完全に新規作成になるのでコストがorz
仕事場で弄っているVista(Business)も起動時にメモリを600MB以上も喰うという狂った仕様なのでメモリは2GB以上必要なのは確実だし、WUXGAでAeroを使うにはVRAMも256MB以上とかなり必要になってきますし。
なによりも現状XPでも不満はない…というかVistaになるとTVキャプチャとか出来ないことが出てくるのでむしろ困る(ぉ
ただ、HDDの使用期間が3年を超えてるのでそろそろ交換しないとマズいのですが…今の時期にパラレルATAか…

22:25

さりげなく公開、新しいウォークマンA

author : しゃち

以前からネットでは話題に上っていた因縁のA800シリーズですが、
どうやら予定通り独ソニーサイトにて商品情報が公開されたようですね。

それによれば液晶は240px×320pxの2型QVGA液晶を搭載し、
容量は予想通り8GB、4GB、2GBのラインナップでした。
カラーは全モデルブラックとホワイトの2種類を用意。
4GBモデルにはバイオレットとピンクが加わり、
2GBモデルはバイオレットが加わります。

まぁ、色の関しては日本じゃ変更される可能性もありますし、
ソニスタモデルで別色追加というのもアリではないでしょうかねぇ。

気になるビデオ機能はMPEG4とAVCベースラインを採用したようで、
最近SonicStage 4.3を出したばかりで転送ソフトはどうなるの?と思ってましたが、
どうやらSonicStage 4.3とImage Converter 3の2本立てになる様ですね。

ちなみに音質面ではビデオ機能を積んだ代わりかノイキャンは無し。
その他の音質向上機能に関してはほぼS700F/S600シリーズを踏襲する模様。
あと最近SonicStageにDSEEが付いてますが、これをハードウェアレベルで実装する様です。

まぁ、細かい詳細は国内仕様が発表されてみないと分かりませんが、
はっきり言ってビデオ機能は要らない私としてはS706F/Tよりメリットあるのは容量だけ。
実際、現状でもS706F/Tは容量いっぱいには使ってないので買い替えは無いかな。
ビデオ機能はまぁ、あったらあったで良いのかなぁとも思うんですけど、
うちほとんどビデオはDivXでエンコードしちゃってるもんで、
再エンコするのが単に面倒なだけだったりw

まぁ、今回は軽くスルーですな。

13:16