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2007/03/09 (Fri.)

αがいよいよフルラインナップへ

author : しゃち

現在ラスベガスで春のカメラの祭典ともいえるPMA07が開催されていますが、
この会場でαのハイエンドモデルとハイアマチュアモデルが参考出品されています。
今までαはエントリーモデルのα100のみの構成でしたが、
いよいよフルラインナップ化が始まりました。

Impress デジカメWatch "ソニー、「α」最上位機とハイアマチュア向けモデルを参考出品"
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2007/03/09/5776.html

記事によればハイエンドモデルとハイアマチュアモデルのうち1つは2007年内に発売予定とか。
まぁ、順当に考えればハイアマチュアモデルから先に出すんだろうと思うんですけどね。
更にこの会場ではレンズキットも8種類が参考出品として出展されており、
そのうち5本は今後1年以内に発売予定とのこと。

まぁ、α100の評判は幸いにも良いような感じを受けますが、
α100だけじゃ一眼市場じゃ厳しいだろうなと思っていたところでこのニュース。
さすがにソニーとしてもエントリーモデルだけで終わらすつもりも無かったんでしょうが、
思ったよりも早いラインナップの拡充に久々にソニーの本気度を感じました。

また、同会場ではサイバーショットの新モデルも発表されました。
従来モデルとは一線を画した新機種は機種名が "DSC-G1" と発表されました。
この機種は内蔵メモリを2GB(!)も内蔵しており、もはやメモリーカードも要らないほどの容量です。
更には無線LAN機能も内蔵しており、加えてDLNA規格にも準拠しちゃっていますので、
もはやデジカメからメモリカードを抜いてPCに挿して見るなんていう事も、
デジカメをテレビにコードで繋いで見るなんて事も不要になります。

更にこのG1は液晶が従来モデルから更に拡大されて業界最大の3.5インチを達成。
もはや撮った写真をメモリーカード要らずでその場で楽しめるモデルになったと言えそうです。

以前似たコンセプトでニコンがCOOLPIX S7cというモデルを出していましたが、
このモデルは内蔵メモリは14MBと間に合わせ程度であくまでメモリカードの運用が前提で、
更に無線LANは積んでいるもののDLNAには対応していなかったわけなんですが、
これと同じコンセプトを更に推し進めたのがG1という感じではないでしょうか。

このG1、日本じゃいつ発表になるのかなと思っていたんですが、
なんと既にSONYのプレスリリースも掲載されており、国内発売も4月6日からと発表されてました。

SONYプレスリリース
"大容量内蔵メモリーに写真をデジタルアルバムとして持ち歩ける、新“サイバーショット”『DSC-G1』発売"

http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200703/07-0309/

これはなかなか楽しみなサイバーショットが誕生したようで。
今年の春はどうやらサイバーショットは大豊作と言っても差し支えない布陣の様です。
最近どぉもサイバーショットの妙に影が薄いと感じ始めていたところだったので、
どれだけサイバーショットが巻き返しを図れるのは今年は注目です。

14:35