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2007/03/08 (Thu.)
Vista入れ直しました。
最近ちょっとした事情で再度リカバリする必要が出たので、
ふと気になっていたアレを実践してみました。
最近ようやくVAIOホームページでVistaのアップグレード情報が公開されましたが、
公開直後からアップグレード情報を見る度にふとした事が気になっていました。
気になったのはVistaアップグレードユーティリティについてなんですが、
対象機種以外にアップグレードユーティリティを使ったらどうなるのか(核爆)
っていう事なわけですよw
まぁ、幸か不幸かうちのVGN-S94PSはVistaのアップグレードはサポート対象外ですし、
どぉせリカバリするし、最悪もう一回リカバリの手間が増えるだけかと開き直り(爆)
人柱覚悟でアップグレードユーティリティ使ってみましたw
ちなみにアップグレードユーティリティは大まかに分けて行程は三つ。
まずWindows XPにアップグレードユーティリティをインストールしていくつか作業を行います。
ちなみにWindows XP上での作業は主に非対応ソフトのアンインストールなどです。
更にアップグレードユーティリティはSONY Shared Libraryを判定するため、
Vista対応のSONY Shared Libraryもこの段階でダウンロードします。
なお、アップグレードユーティリティは自動インストールの項目と手動インストールの項目があり、
自動インストールが済んだ後にPCが再起動されて手動インストールを行う事になります。
手動インストールの項目も自動インストールの項目と一緒にダウンロードされます。
この辺りはVAIO Updateと構造的には非常に似ているかもしれません。
さて、Windows XP上での作業が終わるといよいよVistaをインストールします。
ただし、アップグレードユーティリティ上でも説明書きがありますが、
Vistaのインストールはネットワークから切り離して行います。
更にVistaはネットワークに接続した状態でインストールを行うと、
任意で新しいセットアップファイルをセットアップ中にダウンロード可能ですが、
アップグレードユーティリティを使用する場合はセットアップファイルの更新も行いません。
ちなみにVistaを入れる際は必ずアップグレードインストールを選択します。
アップグレードユーティリティは文字通りアップグレードインストールしか対応していません。
クリーンインストールする場合はアップグレードユーティリティは利用出来ません。
さて、Vistaのインストールが終わりお馴染みのVistaのデスクトップが表示されると、
再びアップグレードユーティリティの出番がやってきます。
ここで先ほどダウンロードしたSONY Shared Libraryを手動でインストールします。
ちなみに現時点ではType S用のVista対応のSONY Shared Libraryはまだ公開されていません。
しかし、実は以前のエントリーで紹介したUSのサポートサイトに既に公開されていたため、
今回はこのUSサイトで公開されていたSONY Shared Libraryを使いました。
さて、SONY Shared Libraryのインストールが終わるとPCが再起動され、
再びアップグレードユーティリティが自動的に立ち上がります。
ここでそれぞれのPCに応じたVista対応アップデータが拾い出され、
再びWindow XPのフェーズと同様に自動インストールと手動インストールを行います。
ちなみにWindows XPのフェーズの際は非対応ソフトをアンインストールする作業だったため、
アンインストール用のツール位しかダウンロードする物は無く、サイズも大した事はありませんでしたが、
VistaのフェーズではVista対応のプログラムを複数まるまるダウンロードする事になるため、
Windows XPのフェーズの時と比べてはるかに時間がかかるのは覚悟しましょう。
Vistaのフェーズが終わると更にPCが再起動され、
ようやくアップグレードが完了というのが大まかな流れです。
さて、うちのS94PSはどうなったかというと...
ぶっちゃけた話、エラーメッセージの類は一切無くアップグレード出来ちゃいましたw
正直な話、エラーメッセージは出て当然、最悪リカバリし直しを想定していた私は拍子抜け(爆)
こんなにあっさり終わって良いんだろうかと不安さえ覚えた程です。
まぁ、ここまでエントリー書いといてなんですが、
あくまで一例としてのご報告だけで正直オススメはしません(爆)
特に指紋認証搭載の機種や地デジやワンセグ搭載モデルなどは何が起こるか分かりません。
幸いうちのS94はそういったハイテクは一切無縁のスタンダードな機種なので、
たまたまアップグレード出来たんだろうというのが私の予想です。
今回かなりの無茶はしましたが、
とりあえず現段階でCapable PC以外でもアップグレード可能な事は確認出来ました。
ある程度のスキルをお持ちでトラブル対処も自分で出来るというなら試す価値もあるでしょう。
ただし、私がトラブル起きて当たり前、最悪リカバリし直しも視野に入れたように、
それ相応の覚悟が持てる人のみ試すようにして下さい。
最後に、度々でくどいと思われるかも知れませんが、
本件を同様に試した場合の動作保証は一切出来ませんのでご了承下さい。
12:16