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2007/04/21 (Sat.)
MDR-EX082レビュー
gigabeat F41で一晩鳴らし込んだEX082ですが、なかなか良いですね。
音の傾向は完全にEX90と同じです。
手持ちのEX90LPより若干音が籠もりますが、価格差を考えれば相当の品質ですね。
吸音材がオミットされている分の差でしょうが、コストパフォーマンスではMDR-EX082(EX85)は抜群です。
このレベルのイヤホンが付属するようになったというのはつくづく凄いことだと思います。
恐らく外の騒音の中ではEX90との差を実感することはかなり難しいでしょう。
やはり付属品としてこのイヤホンが付属する影響は非常に大きいんじゃないかと思います。
他社製品も含めて従来の付属品のレベルを大きく凌駕しています。
っていうか、NW-E013だと1万円程度で実売4500円程度のイヤホンが付属するわけですから驚異的なことですよ、ほんとに。
ちなみにE015に関しては曲の転送が遅いです。
まあ多くの人は入れっぱなしで使うでしょうからあまり問題にはならないと思いますが、頻繁に入れ替える方は少し気になるかも。
NW-E015レビュー
買っちゃいました(ぉ
メインはS706Fなので今回はサブ機として2GBを選択しました。
カラーはまたもバイオレットw
最初ブルーも良いかなと思ったんですが、写真を見る限りだとかなりUSBキャップと本体の色味が異なるのが気になり、ブラックかバイオレットで迷ったんですがバイオレットで。
箱は超小さいです、というかクリップの箱の方がデカいのは何故?
まあ分かっていたことではありますが、本体の外装はともかく中身は基本的にNW-S600シリーズと同等なので、ジョグがない以外はソフトウェアの全体的な構成がほとんど同じです。
クリアステレオだけはON-Short cord、ON-Long cord、OFFと3種類の設定が出来るようになっていて、この点だけはS700/600シリーズを上回ります。
もっともShortとLongの違いは今のところさっぱり分かりませんw
音質もA8で聞き比べる限りS706Fとほぼ同等かと思います。
操作性に関してはメニューボタン(HOMEボタン)の短押しで曲送りとアルバム送りが切り替えられるようになっていて、割と良好です。
また、FF/REWボタンは本体とキャップの間のシルバーのパーツが割り当てられていて、本体デザインに上手くとけ込んでいます。
S706Fと比較して劣る点はディスプレイ表示モードの切り替えがメニューからでないと行えない点くらいでしょうか。
逆にHOLD状態では3秒ほど時計表示になるのでこの点はなかなか良いかと思います。
ちなみに有機ELではなく液晶なので有機ELのようなハーフミラーに浮き上がる感じではありません。
バックライトがあるために思いっきり黒が浮くのと、視野角がちょっと気になります。
輝度を最低まで落とせば近い感じにはなりますが、クリアパネルでカラーフィルタがかかってしまうのでバイオレットだと発色が紫になってしまいますね。
今回も純正クリップを買ってみたのですが、相変わらずホールド性はあまり高くありません。
とは言え、本体重量がS706Fより相対的に軽いので安定はします。
デザインも本体と一体化するようによく練られているので装着しても違和感がありません。
このクリップは使ってみようかと。
本体付属のEX85相当品イヤホン・MDR-EX082ですが、さすがに未エージング状態ではEX90LPとかを聞き慣れた耳では少々見劣りします。
まあ付属品としては相当のランクのイヤホンであることは間違いないですし、付属品しか使ったことがなければかなり高音質であることは間違いないでしょう。
とりあえず1日は鳴らしてみないと...
総じてエントリーモデルとしてみれば破格なほど良くできたモデルだと思います。
若干エントリーモデルなりの安っぽさもありますが性能を考えればお買い得ですね。
2007/04/12 (Thu.)
有機ELパネルTV登場!
ソニー、2007年内に11型有機ELテレビを発売
フォトレポート:有機EL、FEDも登場! Display 2007展から見る最新ディスプレイ事情 - CNET Japan
先日FEDについて触れたばかりですが、ついに有機ELパネルTVが登場しました。
Display 2007で発表されたのは27インチ・フルHDパネルと11インチ・WSVGAパネルの2種類。
CLIE PEG-VZ90以来、ウォークマン等の小型の製品に搭載されることはあっても、ある程度の大きさの液晶パネルを置き換えられるほどのサイズでの登場は私の知る限り全くありませんでしたが、ようやくです。
計画では今年中に11インチの製品が登場するとのことで楽しみになってきました。
輝度と寿命の問題に関してもTVとして実用化できるほどに解決したと言うことでしょうね。
当初はそれなりの価格になるのではないかと思われますが、液晶とプラズマ、リアプロ以外ほとんど選択肢がなかっただけにこれは面白くなりそうです。
個人的にはまだまだトリニトロンWEGAが現役ですし、まだ待ちますが…
2007/04/11 (Wed.)
ウォークマンNW-E010
ダイレクトUSB接続で便利な“ウォークマンEシリーズ”がよりクリアな高音質音楽再生を実現“ウォークマンEシリーズ” 3機種 発売
海外にて先に発表されていたEシリーズの新型がようやく登場。
従来のEシリーズと比べて一番変わったのはエントリーモデルであるために微妙に安っぽかったデザインがかなりスタイリッシュなものに刷新されていることでしょうか。
もちろん実際に実物を見たわけではありませんが、なかなか良さそうです。
4GBのNW-E016でも2万円を切る低価格ながら、イヤホンもMDR-EX85相当品が付属するなど侮れないパッケージになっているので、エントリーモデルとしては従来にないほど力を入れてきたモデルと言えるでしょう。
従来ならMDR-E931だっただけに、まさかエントリーモデルでもMDR-EX85相当品を付属させてくるとは思いませんでした。
音質重視の姿勢は本気ですね。
また、今まで有機ELの表示行数が1行にオミットされていたものが今回から3行カラー表示になったので、S700シリーズとの差はジョグとFMチューナーにノイキャン、WMポートにダイレクトレコーディングくらいでしょうか。
WMポートはダイレクトレコーディングとBluetooth、クレードルくらいしか現状では使い道がなく、使わない人は全然使わないので再生専用として割り切った使い方が出来るのは良いですね。
重量も29gと軽く、純正クリップもまともに使えそうwww
再生時間は30時間とS700シリーズより劣りますが、VMEならではの省電力と高速充電があるのであまり気にならないんじゃないかと。
SonicStageで転送する間に3分くらい経ってしまいますから…
ジョグがないのが痛いですが、上位機種との差別化でしょうね。
もっとも、USBポートに直接挿せるのでケーブル必須な上位機種よりも楽な面もあります。
ダイレクトレコーディングが出来ず、ネットジュークを使わない限りPCでの管理が必須になるので不慣れな方にはちょっと敷居が高くなるのが惜しいところではありますが、今回のNW-E010シリーズは価格競争力も含めて面白いモデルといえそうです。
今後はエントリーモデルでもPCレスの市場をどう開拓していくかが重要になってくるんじゃないかと思いますが、それは次のモデル以降の課題かと。
個人的には完全にPCベッタリなのでPCレスは全然実感無いんですが…
2007/04/10 (Tue.)
FED試作機発表
ソニーから技術継承した新ディスプレイ「FED」を発表
去年、ソニーとファンドが出資する形で設立された「株式会社エフ・イー・テクノロジーズ(Field Emission Technologies Inc.)」ですが、ここにきて試作機を発表してきました。
サイズ自体は19.2インチ、16:9のWSXGAと並ですが、部品数が少なく、構造もシンプルなため量産時には液晶パネルと同程度の低コスト化が可能とのことです。
と言っても、液晶パネルの激しい値下がりが続く中で製品化に向けてどこまで価格競争力を維持できるのかはまだまだ未知数ですが、SEDがライセンス違反で事実上破綻していると思われる現状なので今後に向けて期待したいと思います。
第一弾の製品は早くて2009年との事なので、前途が明るいことを願うしかないですね。
ソニーからカーブアウトという形で外に出されたFEDですが、これはソニー本体には収まりきらない技術であるとともに、液晶と有機ELに集中するという選択を取ったソニーの厳しい状況もあるとのこと。
もっとも、ソニーはエフ・イー・テクノロジーズに出資していますから完全に切れているわけでもないですし、またエフ・イー・テクノロジーズは最終製品の開発を行う予定は今のところ無いとのことなので、今後に繋がってくれれば…
やっぱりCEATEC2006で見たあの高画質は忘れられないですよ。
ところで有機ELは最近あまり話を聞きませんがどうなってるんでしょうね。
やはり輝度と寿命がトレードオフになってしまう構造的な問題が難しいんでしょうか…
とりあえず速報版
夏モデル出ました。
VAIOホームページ "個人向けVAIOパーソナルコンピューター新製品発売のご案内"
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2007/products_0410.html
VAIOホームページ "法人向けVAIOパーソナルコンピューター新製品発売のご案内"
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2007/products_0410_biz.html
ただ、新しくなった中身が非常に微妙w
今回は基本的に普及価格帯のラインナップの発表のせいか、
微妙にCPUのグレードが上がったりした程度の軽微な変更にとどまっています。
そんな中でのトピックと言えばtype Gにゼロスピモデルが登場しています。
どうやらtype Uのフラッシュメモリー載せただけっぽいですがw
まぁ、軽さを追求するならありかも知れませんね。
とりあえず5月頃にサンタさんこと新プラットフォーム「Santa Rosa」が控えてますし、
サンタさんを積みそうな機種は順次後出しでって感じなのではないでしょうか。
ともかく今日の発表機種はパッと見じゃ型番変更くらいにしか見えないw
今日のところはこんなところで。
最近家の方がごたごたしてるせいでレビュー書いてるヒマが無い...(^-^;;;
落ち着き次第溜まってるの書きますんでしばしお待ちを(爆
2007/04/09 (Mon.)
次世代半導体撤退ほか
ソニー、先端半導体の共同開発に不参加 ビジネス-最新ニュース:IT-PLUS
ソニーが半導体投資を削減し、NECエレクトロニクス・東芝と共同で進めてきた次世代半導体の投資・開発を3月末で打ち切ったとのこと。
Cellに関しては45nmプロセスは先送りのようです。
PS3があまり成果をあげられない状況なのでやむを得ないところでしょうね。
それ以外では新型SXRDの発表などがありましたが、まだ新型を使った製品は誕生していないので登場待ちですね。
そのうちハイエンドプロジェクタに搭載されるでしょうが、とても手の出る値段ではないのでorz
従来の2倍の液晶駆動速度を実現しているそうです。
従来型が手の届きやすい価格になれば良いんですけどね~
あんまり動きがないのでなかなかネタがないのが厳しいところ。