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2007/05/16 (Wed.)
VAIO SZ の無線 LAN を変えてみる (1)
以前 CPU 交換をした VAIO SZ ですが、今回無線 LAN の変更をしてみました。
VAIO SZ は元々 Intel 3945ABG を使用しており、802.11a/b/g に対応済み。
普通なら交換する必要がないのですが、PCI Express Mini Card がようやく
流通し始めたためヤフオクにて購入。
Broadcom の BCM4321 を採用した 802.11n ドラフト対応 Mini Card です。
このカードは「Windows Vista なら標準でドライバが組み込み済」というもの。
Broadcom は OEM 先からでないとドライバがダウンロードできない会社ですので
非常にありがたいことです。(ちなみに WindowsXP の場合は D○LL 社にあり)
PCI Express Mini Card を交換する場合、CPU を交換した時みたいに
本体を裏向けて蓋を外すだけというわけにはいきません。いろいろと外すものが
あるのですが、とはいっても簡単に交換することが可能です。
【手順】
1. 本体を裏向けて 4 箇所のネジを外す。
2. 本体を元に戻し、キーボードの上の隙間の左右にあるツメをうまく外して
キーボードをとりはずす。
3. キーボードの下に隠れていたネジを 3 つ外す。
4. パームレストを手前に引き、パームレストを本体から外す。
このときフレキシブルケーブルを断線させないよう注意すること。
5. アンテナ 2 本を引き抜く。
6. PCI Express Mini Card を引っかけている 2 つのツメを外し、メモリを
取り外すときのようにカードを上に引き上げる。
7. 新しいカードを挿し、ツメに引っかけるよう上から押す。
8. アンテナ 2 本を接続する。
9. あとは逆の順序で元に戻す。
ここまでいけば通電して動作確認です。VAIO SZ は Windows Vistaにしていたので
そのまま認識しました。
自宅ではアクセスポイントとして Buffalo WZR-G144NH を使っているので、
54Mbps over の速度で接続できているのが確認できます。
ただこの速度が安定せず、遅いときには 6.5Mbps でしか接続できないときもあり
非常に不安定になっています。不安定なのがアクセスポイント側の問題なのか
BCM4321 側の問題なのかがはっきりしません。6.5Mbps では使い物にならないレベル
なので、非常に残念な結果になってしまいました。他の 802.11n 対応のアクセス
ポイントで試してみたいですね。
08:52