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2007/10/26 (Fri.)

α700受注開始 ※追記あり

author : しゃち

本日の朝10時からソニスタでいよいよα700及び関連アクセサリーの先行予約販売が始まりました。

ちなみにα700のソニスタでの販売価格ですが、
DSLR-A700 ボディのみ 178,000円
DSLR-A700P 16-105mm ズームレンズキット 228,000円
DSLR-A700Z カールツァイス16-80mm ズームレンズキット 268,000円(数量限定)
となっています。

ちなみにソニスタでの購入特典はα100と同じくボディもレンズキットも全てワイド保証が標準装備で、
10月31日まではキャンペーンによりそれぞれソニーポイントと10%アクセサリークーポンが付いてきます。
ちなみにソニーポイントは価格の高い順に26,000beat22,000beat17,000beatとモデル毎にポイント数が異なります。
また、ソニーポイントの代わりにオンラインでのアルバム製本サービス5冊分とも交換可能ですが、
正直なところ、ソニーポイントもらっといた方が実用的な気がしますw

あと分割金利1%のサービスとα100を下取りに出す場合の3,000円分の査定アップクーポンが付属。
まぁ、この辺は使う人使わない人様々なんで何とも言えないところではありますけどね。

更に今回中級機のα700ならではのサービスが近々始まる予定の様ですが、
フォーカシングスクリーンを2種類の中から自分の好みに合わせてオーダーが出せるようになるとか。
開放値が明るいレンズを多用する人なんかは有り難いサービスかも知れません。
まぁ、今んとこはまだ始まってはいないようなので、
今買う人は後日交換になりますが。

ちなみに今回もα100の時と同様ソニスタモデルのケースが登場。
しかも今回は上級モデルに合わせてカラー投票で決まったキャメルのケースになるとか。
まぁ、正直カメラケースに関しては既に手元にA&Aのケースがあるのでどうでも良いんですけどねw

というわけで私も本日早速α700のオーダー出しときました。
折角15%クーポン使うのにボディだけってのも何なんで念願の135mmのSonnar T*も買っときました。
ちなみに商品到着は11月上旬になってましたが、多分9日には届くことでしょう。
ただ、それまでにR masterがマトモに動いてくれれば良いけど...orz

※追記
以前紹介したα700のフォーカシングスクリーン交換ですが、結局2種類に落ち着いた模様。

SonyDrive α商品サイト "カスタマイズフォーカシングスクリーンのご案内"
http://www.sony.jp/products/Consumer/dslr/community/contents/07screen/

最終的にはF1.4~F2.8クラスの明るいレンズでのマニュアルフォーカスに優れたM型と、
構図などを決めやすくなっている方眼タイプのL型のみの交換になったようです。
まぁ、交換効率なんかを考えた結果という事なんでしょう。

基本的には通常のαの修理と同じく本体を送って1週間ほどで返送という形になりますが、
一部例外として全国のソニーサービスステーションでは即日交換も受け付けてくれるという話です。

ちなみに即日対応可能な拠点は
札幌、仙台中央、横浜、秋葉原、品川、名古屋、日本橋、広島、福岡中央
の9箇所で、急ぎでスクリーン交換をしたいという人には有り難いですね。
私もα着いたら早速L型に交換しようかなとは思っていますけど、
気になる値段はM型、L型共に税込みで5,335円とのこと。

18:05

2007/10/22 (Mon.)

VAIO type T 10th Anniversary Limited Edition 受注開始

author : しゃち

色々あって久々の更新です(-_-;;;
うちのアウトルックのメールボックスにこんなん届いてました。

いよいよ始まったみたいです、505色のTZの販売がw
実は私も買おうと思ったら買えるのかなと思ってエントリーだけはしてました。
どうやら買おうと思えば問題なく買えるレベルにソニスタでお買い物はしてたみたいです(爆
今回の505色のTZは私個人的にセンス合わないので普通にスルーしますので、
絶対欲しいと思ってる人にとっては敵が一人減った計算になるかとw

まぁ、絶対欲しいと思ってる皆様、争奪戦頑張って下さいませ(爆
私は草葉の陰から今日の争奪戦の成り行きを見守ろうかなと思っております。

追伸
最近すっかりエントリー書いてなかったわけなんですが、
実は色々思うところあってメインのPCをR masterに替えました。

が...、搭載予定で買ったドライブがR masterと相性最悪で現在サポートとやりとり中です。
そのため、他のネタの執筆作業が大幅に遅れてしまってご迷惑かけちゃってすいませんです(^-^;;;
PCの移行が完了し次第順次追加の予定ですのでもうしばらくお待ち下さい。m(_ _)m

13:35

2007/10/17 (Wed.)

文化審議会著作権分科会がパブリックコメント募集開始

author : IceSeed

昨日から来月の15日までとのことです。
元々、パブコメが始まったら取り上げるつもりでした。

意見募集中案件詳細

ここ10年を思い返してもゲームの中古問題に始まり、著作物のDRM強化、CCCD販売、CD輸入権、地デジのコピワン、HDD・フラッシュメモリ等のストレージへの補償金課金枠拡大、著作権の死後70年延長、今回のダウンロード違法化と権利者サイドからの主張が年々無茶苦茶になってきているので、正直もうウンザリしています。

中間まとめを見てもなんかもう・・・
検索エンジンの検索結果表示まで著作権侵害の可能性ですかw
無茶にも程ってものがあると思うんですが。
さすがに著作権の非親告罪化は後退していますが、取り下げた訳でもないですし。

今回の違法ダウンロード禁止は動画や音楽に限られる訳ですが、そんな特別扱いをして他の著作権に関わる業界が黙っているとはとても思えません。
文章まで保護範囲になったらどうなるんでしょうか。
業界が勝手に自爆しようと別にかまわないのですが、いくら何でも社会的影響が大きすぎると思うんですよ、これ。
情を知って、とかいろいろ条件は付いていますし、直接の罰則自体は無いわけですが、この法律で言うところの「適法でないサイト」にアクセスすれば、普通はブラウザにダウンロードされてしまうわけですし、ブラウジングしてれば少なからずこの内容で定義する「適法でないサイト」って当たりますよね?ごく普通に。
別に著作権侵害を意図していなくても。
結局WEBにアクセスする人の大半が違法状態になってしまうわけで、そういうのは法律としてもちょっとあり得ないんじゃないかと思います。

<追記>
キャッシュだけならダウンロードの定義には入らないらしいです。

22:06

2007/10/15 (Mon.)

ウォークマン戦略「Goes Open」

author : IceSeed

ソニー吉岡オーディオ事業本部長に聞くウォークマン「OPEN」戦略の真意

ソニーのオーディオ事業本部長である吉岡氏へのインタビューが。

ATRACと全然OpenじゃなかったOpenMGとの組み合わせが受け入れられなかったこと、結果としてAppleに市場を奪われてしまったことについて、かなり踏み込んだ内容になっています。
もしも、という話は全く意味を為さないですし好きではありませんが、あの当時ソニーが本気でMP3というニーズに応えつつ、DRMによる縛りをかけていなければ全く別の結果になっていただろうと思います。
ただ、ソニーがATRACとOpenMGを推し進め始めた1999年頃というのは、かなり著作権および隣接権保持者からの主張が非常に強くなりつつあった時期(ゲームの中古問題とか)であったこと、ソニー自身もコンテンツ会社を抱え身動きが非常に取りづらくなっていたのは想像に難くないことかと。
ATRACの消費電力云々というのも理由の一つでしょうが、初期のネットワークウォークマンはともかく、その後4年もATRACのみをサポートし続けるのはどう考えてもソニーの社内政治的問題だったと思います。
「もしも」が無意味なことは分かっていますが・・・

また、インタビュー内でSonicStageのサポートは日本のみになること、および現行のATRACが普及した状況に関してはきちんとサポートしていくようです。
ワールドワイドではWindows Media Technology(WMT)に移行してしまうので、海外製品との乖離が今後大きくなっていくような気がしますが・・・
OpenMGとWMTの両立は難しいようですが、このあたりの事情やニーズに関しては私はよく分かりませんw
基本的にCDを買ってリッピングで、オンラインは視聴専用で一度も曲を購入したことはありませんので・・・

DRMに関しては「お客さんからは見えない」のが良いそうですが、現実的な問題としてDRM自体が、明確にコピーするという意図をもったユーザーに対してはさして有効に機能しないという永遠の問題があります。
OpenMGガチガチ時代のATRACでさえWindows上で録音してしまえばDRMの効果なんて無いも同然だった訳ですし、かといってB-CASやHDCPのようにガチガチに暗号化してしまっても結局それを破る機器は出てきてしまうわけですし。
正直ユーザーの立場だけで言えば見えようが見えまいが不便なだけなんですよね。
PCベースでの管理に移ってしまった以上、どうしてもファイル管理でDRMは大きな制約になります。
どこかで落としどころは作られると思いますが、まだまだ先になりそうですね。
吉岡氏の立場上さすがにDRMフリーとは公には言えないでしょうし・・・

後はMDとATRACの話も再三出てきますが、MD全盛期にコーデックのことを意識した人がどれだけいたのかはかなり疑問です(今でも)。
むしろ大多数のユーザーから見れば、自分で録音したものを自分で自由に使いたいというのが本音で、コーデックがどうとか小難しい話はどうでもいいんじゃないかと。
個人的にもよく相談を受けたりしますが、結果的にPCでの管理をサポートするのがSonicStageとHi-MDだけなので、過去の資産を移行したければ使うしかないという面はあると思います。
相談に対して、選択肢として上記を挙げると(他にないとはいえ)、あまりいい顔されません><
MDは確かに日本で根付いたけど、そのこととATRACは分けて考えるべきだと思います。

ビジネスの話ではCONNECTなどを整理した上で、遅れに遅れてスタートラインに戻ってきたとのこと。
確かにNW-E500で一度は成功したものの、続くCONNECTの失敗とそのリカバリーにかなりの労力を割かなければならなかったでしょう。
過去の負債を整理してようやくスタートラインに立ったことで今後が気になるところですが・・・
ウォークマンはここのところカード型に注力しているように見えるので、もうすこしS700系のスティックタイプにも力を入れて欲しいですね。
スティックタイプのジョグの操作性は快適ですし、ちゃんとこの特徴を引き継ぐ機種が欲しいところです。


早く寝るつもりがorz

02:13

2007/10/11 (Thu.)

10周年記念モデルエントリー開始

author : IceSeed

TZ91・VAIOカラーバージョンのエントリーが開始されました。
type T バイオノート505 10th Anniversary Limited Edition -Sony Style

付属品として、VAIOカラーの

取扱説明書
Bluetoothレーザーマウス
キャリングケース
ACアダプター
リチャージャブルバッテリーパック(S/L/LL)
クリーニングクロス
アンテナ変換アダプター(ワンセグモデルのみ)

が付属します。
バッテリ3種類付属とかw、無駄なまでの拘りよう。
さらにVAIOカラーモデルだけのスペシャルパッケージとか、なんだかX505の時みたいですね。
VOM選択肢としては基本スペックはほぼ最高固定、OSはHome Premium以上、さらにワンセグかFOMAのどちらかを確実に搭載しなければならず、幅は少し狭いですね。
BTヘッドセットはソニエリの汎用品のようですが、もしこれもVAIOカラーだったらさすがに驚き。

気になる価格は最低299800円、一般販売モデルと付属品の価格はほぼ変わらないようで、同等構成にすると5000円ほどVAIOカラーが高価な模様。
しかしちょっと拘った仕様にすると・・・・









無理!><
無理すぎです、コレorz
フラッシュ+HDD構成で普通に40万超えますw
これに手を出す場合、バッテリ3種類も要らないよとか、そういう野暮なことは考えてはいけませんね。
初期VAIOカラーと505に特別の思い入れがある人のためのモデルでしょう。
というわけで今回はエントリーも含めてスルーさせていただきます。

20:43

2007/10/09 (Tue.)

どこかで見たような

author : IceSeed

オーディオテクニカ、3万7800円の高級カナル型イヤホンなどを発表:デジタルARENA

オーディオテクニカから某社イヤホンによく似たイヤホンが発売。
ATH-CKM50・・・いやどう見ても(ry、価格も。
ATH-CK10・・・こちらはEX700に形状が似ていないことも無い、という感じですね。

ATH-CK10は見た目はともかくバランスド・アーマチュア方式ドライバーなので、内部的にはまったく異なります。
価格的にはEX700より若干上になりますが、下位モデルのATH-CK9がかなり安っぽかったのでそれを考えると価格も含めて妥当なところかもしれません。
うれしいのはロングコードでY型ということです。
最近のオーテクはロングコードモデルが充実してるので余計な延長コードが不要なのは非常に良いなと思ってます。
買うかどうかはともかくとして、がんばってほしいですね。

個人的にはネックストラップを使用するのでなければ、延長コード必須のショートコードは非常に取り回しが悪いと思うのですが・・・
ソニーもロングコードモデルを充実させてくれると良いんですけどね。
特にウォークマン付属の5極ノイキャンは専用品なので、使おうと思うと替えが効かないのも難点。
せめてソニスタでコードの長さを選べれば良いのですが。
EX700はSLモデルしか無いみたいですしorz

21:17

40GB版PS3国内発売

author : IceSeed

新「プレイステーション 3」(CECHH00シリーズ)2007年11月11日発売
ITmedia +D Games:プレイステーション 3値下げ――40Gバイトモデルを追加

予想通り、でしょうか。
国内でも互換性無しのPS3が発売されるとのこと。
価格は39980円。
これにあわせて、現行の20GB版・60GB版をそれぞれ5000円値下げ。

40GB版、微妙な価格ですが40000円を割り込む価格設定にしてきたことは評価したいです。
これでどうにか普及価格帯上限に入ったという感じでしょうか。
しかし、ここまで機能を削ってしまうと、現状で削れそうなところってもう無さそう。
後はHDDの容量も20GBまで減らすか、基盤を見直すしか無さそうな・・・
PS2の普及率を考えればさほど問題はないのでしょうが、この内容だと値下げされた20GB版の方が売れそうな気がします。

実際、私自身60GB版だけの機能ってほとんど使ってないんですよね。
無線はゲームの時には不安定要因なので正直使えないし(むしろラグ要因になって相手に迷惑)、ファームアップでPSPとの連携もアクセスポイントがあれば問題なし。
カードリーダーはバックアップに一回使っただけ、写真とか動画とか音楽を入れる気も無いのであんまり使い道が思いつかない・・・
実質バックアップ専用orz
PS3自身がDLNAクライアントになれるので、マルチメディア用途に使うなら別途DLNAサーバを立てたほうが使い勝手は良いでしょうし。
もちろん、機能があったほうが選択する余地はありますが・・・なんか20GBでも十分だった気がしないでもw
ゲームのインストールを行う場合には容量が大きい方が良いでしょうが、自分で換装できるしなー

またDUALSHOCK3の価格も5500円との発表が。
さすがにコントローラが8000円とかだったらどうしようかと思ったので、比較的価格は抑えてきた感じですね。
本体には付属しないんでしょうか。
しかし消耗品のコントローラが5000円以上というのもどうかとは思いますが、バッテリとかいろいろあると難しいのか、それとも本体コスト分を周辺機器で回収しているのか。
とりあえず付属品はガタがきているので、こちらは発売されたらすぐに買う予定です。

<追記>
40GB版はSACD再生機能も無い模様で、ホントに最低限の機能しか無いですね。

20:52

2007/10/08 (Mon.)

FEDが展示されていた・・・orz

author : IceSeed

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20071003/ceatec10.htm

先日のCEATECにてソニーからエフ・イー・テクノロジーズに外出しされたFEDが展示されていたそうです。
今回は展示場所がかなり変更されていたこともあって、全然気がつかなかった・・・
というより、FEDの存在自体忘れていました。
記事も10月3日だし、完全に見落としですね。

比較的小型の19.2インチSXGA(1280*960)のFEDディスプレイを展示していたようです。
画質は恐らくSEDクラスではないかと思われますが、見ることができなかったわけで非常に残念。
実用化は2009年を目標にするということですが、市販される場合には現在の非常に厳しい価格競争に対応できるのかが焦点になりそう。
記事中にもあるとおり、業務用のマスタリングモニター向け超高画質製品として位置づけるなら価格は問題にならないのでしょうが、業務用途限定だったらちょっと寂しいです。
試作ラインでのパネルの品質は安定してきているとのことなので、今度こそ量産化まで漕ぎ着けて欲しいですね。
無理なんでしょうかね・・・

13:20

2007/10/07 (Sun.)

Vistaの10月アップデート

author : IceSeed

Microsoft,Windows Vista用の10月版アップデートを公開:ITpro

Vistaの小規模?な修正パッチが5日にリリースされています。
SP1にも含まれる内容で、今月のWindowsUPdateで提供されるそうです。
特に影響が大きいのはKB941649ですね。
他にもUSB周りを修正や、MediaCenter、MediaPlayerの修正もあります。
KB941649の内容は下記の通り(MSからの引用)。

概要
この更新は、互換性と信頼性と Windows Vista の安定性が向上させます。 このアップデートには、次の向上が含まれます。
・モバイル デバイスのバッテリの寿命を拡張します。
・uninterruptable な電源装置(UPS)を使用するポータブル コンピュータのとデスクトップ コンピュータの安定性を向上させます。
・スタートアップ アプリケーションのメニューを開くと、 Windows Vista の信頼性を向上します。
・ワイヤレス ネットワーク サービスの安定性を向上させます。
・優れるタイミング構造体を使用しようと Windows Vista の起動時間を短くします。
・一定期間が Windows Vista に発生した後、復旧時間を短縮します。
・Photo スクリーン セーバーを終了しようとする復旧時間を短縮します。
・Windows PowerShell の安定性を向上させます。

また、次の Windows Vista での問題がこの更新で解決します。
・サードパーティ ウイルス対策ソフトウェアの一部のアプリケーションに影響する互換性の問題。
・Windows Vista-based コンピュータが特定のドライバのネットワーク構成を使用する場合、発生する信頼性問題。

機械翻訳なので一部日本語が変ですがw、電源周りの調整が行われるようです。
特に大きいのはバッテリ寿命の延長と、無線LANの安定性向上でしょうか。
私のTZで一番不安定なBluetoothがどうなのかは試してみないと分からないですが、Vistaで無線関係が不調だという方は手動で入れてみた方が良いかも。
いきなりマウスが切れたりするのでかなり困りますしorz
バッテリに関してはどの程度伸びるのでしょうかね。
XPと比較してVistaではドライバ周りの問題で消費電力が上がっていたことが問題だったので、少しでも伸びてくれると良いですね。

TZもXP化するか迷ってるんですが、手元にVista検証機も置いておきたいので・・・
無線関係が安定するなら当面はそのままでも良いかなと。
パフォーマンスを考えるならXP化した方がずっと有利ですが・・・

<追記>
とりあえずTZに入れて検証。
Vista BusinessなのでMediaCenter以外のパッチを適用。
今までだとハイバーション復帰で無線LANがお亡くなりになることが多かったのですが、何回か試した範囲内では大丈夫そうです。
コールドブートからの接続も早くなったように感じます。

Bluetoothに関しては使用中に突然発生するのでまだ分かりません。
これが一番厄介なのですが、しばらく使って問題なければOKでしょう。

バッテリは普段使わないので分からないですね。
検証するだけでもかなりの時間が必要ですし、使用状況による誤差も大きく面倒なのでやりません。
ただ、電源周りでは無線の不具合も絡んでくるので、その当たりが改善されていると良いのですが。

起動時間と復帰時間は・・・あんまり変わらないような気が。
ハイバネーション移行はSSDのため遅いのはともかく、復帰は前回の大規模パッチでかなり早くなったのであんまり気になりません。

14:39

欧州で廉価版PS3

author : IceSeed

Sony、欧州で「PS2非互換」の40GバイトPS3投入 - ITmedia News

発売以来、常に問題となってきたPS3の価格設定ですが、報道されていたとおりPS2との互換性を切り、HDDも40GBに減らした上で販売するようです。
元々コンピュータとしてハードウェアで利益を出せる方向で進めていたPS3を発売直前になってゲーム機に方向転換したことで、現状では高額なBDドライブとCELLがかなりの負担になっていると思われます。
BDドライブは量産されれば価格は落ちてくるとはいえ、CELLの方はソニー自体が引き気味になっている上、プロセス微細化の投資も止められてしまったので、将来的にもなかなかコストが下がりづらい状況だと思います。
今回の廉価版ではUSBポートも削減し、カードリーダも廃止とかなり機能的には削られて、399ユーロ。
また、60GB版もソフト2本と追加コントローラをセットにして499ユーロとなりましたが、ほとんど投げ売りですね。
60GBモデル+ソフト2本で499ユーロだと、廉価版40GB単品と価格差が無いような気がするんですが。
国内モデルは今のところ特に発表はないですが、国内だけ価格据え置きというなかなか難しい状況に入ってしまいました。
BD・SACDプレイヤーとして見れば破格の値段なんですが、ゲーム機はゲーム機、なんでしょうね・・・

PS2との互換性に重きを置く人が多くないとの事なのですが、これは振動対応やPS2とHDDを完全互換のBBユニットとして使えない(オフライン専用でHDDにインストール可能なソフトが対応しない)ことも少なからず影響しているのではないかと思います。
コントローラに関しては来月にDUALSHOCK3がようやく発売されますし、すでに発売されているソフトの一部は振動対応するようです。
DUALSHOCK3発売タイミングで本体付属コントローラが変更される可能性もありますね。
互換性に関してはPS3でPS2のソフトをプレイすると快適なんですけどね・・・消費電力と騒音を除けば。
PS/PS2用カードリーダも書き込み対応になったし、振動対応で多少は状況が変わればいいのですが。

※互換性に関しては以前の報道と今回の報道がごっちゃになっていました。互換性は完全に切られています。

13:41

2007/10/05 (Fri.)

CEATEC 2007

author : IceSeed

今年も行ってきました。
年々来場者が増え続けていますが、反比例するかのように見るものが無くなっていくのは気のせいでしょうか。
毎年フルHDと大型化するTVばかり見ていてもあまり代わり映えしないんですよね・・・
SEDは事実上終了してしまったので、今年は有機ELが目玉ですね。
ちなみに今年はソニーブースの場所が変更になり、かなり迷いましたorz

有機ELはさすがに注目を集めていましたね。
コンベンションで見ているのでそう目新しさは無いですが、やはり綺麗ですね。
自発光デバイスならではの発光しない黒というのは素晴らしいです。
11インチと参考出展の27インチの写真です。
あえて暗いシーンを狙って写真を撮っていますが、黒が発光していないのが分かるでしょうか。
肉眼で見ているものがそのまま再生されているような感じです。

VAIOは例年以上にブースが小さくなっていてtype Lの22インチモデルくらいでしょうか。
今年はすでにめぼしいモデルは発表されていますからね。
ちなみに今まで気がつかなかったんですがセルBDを再生するとVistaのAeroはオフになってしまうんですね。
ソフトにもよるのでしょうが、Vistaに乗り換えるメリットがますます無くなった・・・
オーバーレイを中途半端にしかサポートしないなら全部DirectXを使ってAeroで描画できるようにしろと言いたくなりますが。
WDDM2.1とDirectX10.1?対応GPUとかでないと無理なら、オーバーレイを排除してすべてAeroで描画できるようになるには相当時間がかかりそうです。

DoCoMoのブースにはワイヤレスWAN対応TZ91が。
ちなみにTZ91ではBluetoothがBroadcom製に変更されています。
ワンセグ用のアンテナを転用するのかと思ったんですがありませんでした。
完全に内蔵されています。

CELL搭載Qosmio、といっても見た目は普通。

会場は去年以上にBD一色。
というか会場の真ん中だけがHD DVDであとはすべてBDでしたw

フォーマット戦争などと煽られましたが、国内の結果は戦争にすらならないBDの圧倒的優位で一方的に終了したと言って良いでしょう。
海外もそう遠くないうちに同じ結果で終わることが予想されます
BD側ベンダーの関心はすでにベンダー間でのシェア争いであって、HD DVDとの比較など何の意味も持ちません。

まあ、HD DVDの進め方自体にそもそも無理がありすぎたとしか思えないです。
ざっと思いつくだけでも下記くらいはすぐに出てきます。

<BDに既存DVDとの互換性は無いが、HD DVDには互換性がある>
メディアの生産ラインの話であって既存DVDとの再生互換性は全くない。
既存DVDを再生する場合はHD DVDドライブでも赤色レーザーが必要なので詐欺にも等しい主張。
BDドライブでもDVDに対応すれば問題ない。

<HD DVDがコストで有利>
メディアの生産コストの話を恣意的に拡大解釈しすぎ。
そもそも既存DVDの生産ラインをHD DVDに転用しやすいだけで、保護層0.6mmのためにHD DVDドライブが高コストになることは黙殺。
むしろ参加ベンダーの多いBDの方が量産効果でメディアのコストが下がる、というかすでに価格差はない。
実際のところHD DVDメディアがBDメディアと比較して劇的に安かったことは一度もない。

<主記録媒体はHDDなので容量は問題ない>
HD DVDの存在意義を自分で否定。
そもそもメディアに書き出すときの記録時間の問題であって、答えになってない。

<HD DVDはH.264/MPEG-4 AVC High Profileに対応している>
BDも対応している。容量差でBDの方が結局有利。

<HD DVDはBDより画質が優れている>
転送速度の速いBDの方が時間単位のビットレートの上限が高い。
※<追記>
HD DVDが今後多層化によって容量を増やしても帯域の上限が上がるわけではない。
このことはBDと比較してリニアPCMマルチチャネルサラウンドを使用する際の大きな制約になる。
次世代DVD市場立ち上げ時点ですでにフルHD・最高音質に同時対応できないのはかなり問題がある。

<3層51GBメディアを規格化>
BDとの容量差を埋めるために2007年9月に急遽規格化するも、既存HD DVDドライブは2層までしか対応しないので互換性に問題がある。

<保護層0.6mmの優位性>
そもそもメディアの読み取り特性を考えれば保護層無しが理想。
保護層が厚く読み取りが難しくなるため、低容量でドライブ開発コストもかさむ結果に。
保護層0.1mmで8層200GBまでの拡張を想定したBDの方が将来的な拡張性も有利。

BDへの対応とはいえこれまでの経緯を見てもかなり無茶があったといえるのではないでしょうか。
事実上、東芝一社しか支持しない規格であれば必然的に現在の状況に至ることは予想できたはずです。
ともかく、国内はBDが主流という方向で完全に決まりですね。



<追記>
初出のコラムで東芝 藤井氏の発言を皮肉った箇所がありましたが削除しました。
元ネタのリンクだけ貼っておきます。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070612/toshiba2.htm
http://it.nikkei.co.jp/digital/special/disk.aspx?n=MMITea013031032006

23:47

2007/10/01 (Mon.)

新製品いくつか発表

author : IceSeed

更新が滞ってしまいましたが、新製品がいくつか。
http://www.sony.jp/products/Consumer/oel/index.html

まずは今日発表の11インチ有機ELTVでしょうね。
発売は当初の予定より遅れて12月ですが、何にしても商品化できて良かったです。
20万円という価格を高いと見るか、安いと見るかは人それぞれかと思いますが、私自身は決して高すぎる価格では無いと思います。
どうにか手の出せる金額に収まったことで今後の展開にもかなり期待が持てますね。
来年の27インチが50万円を切ってくるようだとかなり面白いと思います。
画質はもうここで書くようなことではないと思います。

続いてこちらも発表だけですがウォークマンA910シリーズ。
微妙に安っぽかったS710と比べると質感は非常に上がっているようです。
ワンセグはあっても困りませんが、今更感が漂うのも事実。
デザインはS710よりもずっと良いですが、イヤホン端子が下側に来てしまったのもちょっと。
薄く作るためには液晶裏側に何も置かない方が良いのでしょうが、下にあると横画面で操作の邪魔なんですよね。
人によるんでしょうけど、もうちょっと上手く処理できないのかな~と。
録画中は他の作業ができないのも微妙、ファイルの移動すらできないのはもっと微妙w
I/FはA800よりはずっと良いと思いますが、もっとソニーらしい直感的なI/Fで良いんじゃないでしょうか。
XMBとか、ジョグとか。
いちいち階層をたどるUIはもう卒業して欲しいですが。
個人的にはS706Fの後継を期待します。

20:31