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2007/12/03 (Mon.)
更新再開
一ヶ月以上もお休みしていました。
モチベーションが上がらず、書こうという気にならないままズルズル・・・
まあ、無理ない範囲でぼちぼちやっていこうかと。
ソニー関連では大きな動きは有機ELTVの発売くらいでしょうか。
来年出るであろう大画面モデルは何とかゲットしたいですね。
PS3も廉価版で持ち直しているようなので今後に期待したいところです。
できればAV機器専用としてもう一台欲しいところ。
で、本題。
10月のネタの続きですが、文化審議会著作権分科会のパブコメ募集後の混乱は・・・orz
いつまでこんな中身のない金の話を続けるんでしょうか?
補償金の目的自体が「私的複製による損失を補償する」ものとして課せられている以上、DRM付きで補償金も取るというのは全く筋の通らない話だと言うことが多くの権利者には分からないのでしょうか。
権利者は広く薄く取ればいいと言いますが、人様の金をなんだと思っているのかと。
自分が納得したものに払う1万円は軽いですが、納得できないものに払う金はたとえ1円であってもとてつもなく重いわけですよ、普通は。
補償金は損失補償であって文化論ではないし、補償金をかけるのならDRMフリーのコンテンツに対してかければ良いだけで、そうなれば現状のような不満も減ることでしょう。
「1年半の議論は何だったのか?」なんて事を口にする前に、結局誰も納得しない結論しか出せなかったことを反省するべきで、補償金が前提であれば権利者は「コピーによる経済的損失」に対して裏付けのあるデータや論拠を示すのが当然でしょう。
「われわれを説得してほしい」じゃなくて、権利者がそれをしなきゃいけないんですよ、本来は。
それをせずにユーザーの理解が足りないとか、わがままとか、どれだけ下に見てるんでしょうか。
ユーザーだけが議論の外に置かれ続けて一方的にコンテンツの利用制限を課された結果とっくに「受忍限度」を超えてる状況なので、その上負担を課すなんて状況は納得できるわけがないです。
地デジのコピワン導入に関しては放送局もJEITAも責任の擦り合いだし唯一この点だけは権利者に同情はしますが、結局権利者も自分たちの知らないところで決められたコピワンに対して現状を肯定しちゃってるわけですから同じですね。
アナログ終了まであと3年という状況で、議論がこれだけ錯綜して煮詰まっている状況はホントに救いようが無い気がします。
7500件のパブコメで議論が振り出しに戻りましたが、今のまま小手先の議論を続けたら今後何年たっても納得する答えは出ないでしょうね。
08:52