« 現状とかWindows7とか | メイン | TZ90NS Windows7化手順まとめ<修正版> »
2009/11/22 (Sun.)
TZ90NS Windows7 Pro化
ソニーのWindows7情報の公開待ちだったんですが、どうでもいい情報しかでなかったのでさっさと7化してしまいました。
64bitはハードと絡む部分のアプリ(指紋センサーとか)がまともに動かないので諦めました。
指紋センサーを使用せず、いくつかのVAIOアプリを捨てても良いなら64bitでも良いと思います。
アプリに関してはすべてWindows7で動いたので、XPモードは使わず。
容量もそれなりに食うのでインストールもしませんでした。
64bit版の方がXPモードを使うかもしれませんね。
アプリはリカバリディスクから抜いて必要な物だけ入れています。
アプリのフルリカバリも試してみましたが、やたらとSSDの空き容量が減るのでやめました。
それでなくても要らない物が多いので・・・
またTZ90NSのサポートページからアップデートのあったアプリは全てダウンロードしています。
これはリカバリディスクのアプリを入れた後でインストールしていきます。
Windows7化ではまったのは以下の通り。
まずはVAIO Entertainment Platform、というかこれに付属のSQL Server 2005 Express。
MS UpdateでSP3が来るんですが、Windowsの「Remote Registry」サービスを有効にしていないとインストールが途中で失敗しますw
また、途中でこけることもあるので、MS Updateからではなくダウンロードセンターからインストーラーを持ってきて自分で入れた方が良いと思われます。
途中でこけた場合は「プログラムと機能」から、SQL Server 2005 を選んで「変更」を選択すると継続できますが、さらにその途中でexeファイルが見つからんとか言われちゃうので、結局自分でインストーラー用意した方が良いです。
いいか、俺は面倒がk(ry
別の意味で地雷なのはVAIO Power Management。
電源オプションのメニューに電源プロファイルを作ってくれますが、VAIO標準とか、VAIOスタミナとかのプロファイルの詳細設定を行うことはできません。
無理に詳細設定をやろうとするとブルースクリーンで落ちますw
危険なのでVAIOの電源管理プロファイルは削除しました。
標準でも十分賢いので問題はありません。
ワイヤレススイッチ設定ユーティリティは、これを正しく使用する場合はIntel製のドライバとソフトがセットになった物をインストールする必要があるので、Windows7対応の最新版をダウンロード。
正確には「Intel(R) PROSet/Wireless Event Log」「Intel(R) PROSet/Wireless Registry Service」が無いと5GHzの表示が消えます。
※ TZ90NS Windows7化手順まとめ<修正版>にて訂正
無線関係の電源管理をH/Wスイッチのみで行うのであればワイヤレススイッチ設定ユーティリティは不要です。
ホットキー(Fn)を使用する場合はVAIO Event Serviceをインストールすれば問題なく使えます。
VAIO Media ver.6は重たいし、WMP12がDLNAクライアント・サーバになれるので要らん気がしますが、一応入れておきます・・・使わないだろうけど。
WMP12がサーバになると、ローカルにつなぎに行きました。
一応Vistaのときより動作は気持ち軽くなっていますが・・・もともともっさりなので微妙ですね。
UIも階層が無駄に深くていまいちだし・・・
OpenMGのモジュールも一応インストールしてパッチを当てておきます。
OpenMG付きデータなんて持ってないんですがねw
Bluetoothは東芝スタックが正式対応していないので、そのままMSスタックを使います。
Win7で対応プロファイルも増えているし、どうせマウスくらいしか使わないので問題はありません。
東芝スタックは無理矢理入れれば入りますが、重たいのでできれば入れたくない。
7で改善されたというUACですがやっぱり微妙です。
Vistaより設定は楽になった物の、それだけ。
アプリ別の管理者特権起動を個別に設定しても毎回確認してくるし(ry
使えないので切りましたw
個別に設定できなきゃ使い物になりませんよ。
UAC有効で、特権で起動したいならタスクスケジューラを使う方が確実です。
ワンセグはTZ90NSで公開されているアップデートを使えば普通に動きます。
どうということも無し。
これも使ってませんが・・・
その他では、4965AGNでの802.11n接続で全く速度が出ず、はまりました。
原因はWR8500Nで「プロテクション機能」を有効にしていたのに、4965AGN側の設定が「個別CTS」になっていたためでした。
Vistaの時は特に問題なかったので気にしたこともなかったんですが、「RTS/CTS」に正しく設定し直すと300Mbpsで安定接続可能に。
なお通常のTZ90であれば130Mbpsが上限です。
ソケットバッファは上がり方向の調整が効くのでいつも通り拡張。
RWINは自動調整の枠を以下のコマンドで広げています。
デフォルトなら[nomal]、RWIN自動調整無効なら[disabled]でOKです。
設定の追い込みは追々・・・
netsh interface tcp set global autotuninglevel=highlyrestricted
またファイルのロックを解除する「Unlocker」というアプリで、コンテキストメニュー拡張用DLLをインストールすると、「コンピュータの管理」ウィンドウでエクスプローラが落ちる現象が発生w
これは拡張用DLLを入れなければ回避できるのでそう大きな問題ではありません。
仮想ドライブの「Alcohol 52%」は最新版でWindows7に対応していますが、MS Updateを行わないとインストール後に起動できません。
また、ソフトの問題なのか1GB以下?のDVDイメージ(ビデオ)を再生できません。
MIDIはVista32bit版と同様の対応でMS GS音源から変更可能です。
いつも通りSorceForgeからTimidity++を。
なお、64bit版だと「Putzlowitschs Vista-MIDIMapper」がコントロールパネルに表示されないので他のソフトで対応した方が良いかも。
まあ、このあたりはちゃんと確認した訳じゃないので違うかも。
Sleipnir2.9.1がWMPのプラグインロード時に特定のページで落ちます。
Graniと素のIE8では問題ないのでSleipnir2.9.1の問題な気がしますが、対応待ちですね。
skypeは3.8が動作したのでそれでOK。
動かなければ3.6にするつもりでしたが。
ただし、skype3.8はVistaまでしか正式対応していません。
正式対応にこだわるならskype4以降ですが、使いづらいので(ry
Windows Serch・Super Fetchとかは要らないので止めちゃいます。
ファイル検索はSerch Everythingがあれば十分です。
ランチャはOrchisとLaunchyを併用すれば問題なし。
デフラグも忘れずに停止。
残念ながらSSDとは認識してくれなかったようで、デフラグがセットされていました。
後はディスク周りのチューニング。
最終アクセス日時とか要らない物は止めちゃいます。
ジャーナリングログはVistaとコマンドが違うようなので要確認。
Vista同様にシステムドライブは止められない気がしますが。
ざっとこんな感じでVAIOアプリを残しつつ、32GB中約13GB程度を消費してWindows7化が完了しました。
さくさく動くので、体感速度が結構あがります。
一通り構築が完了したらTrueImageでバックアップを取って、マスターイメージとして保管しておきます。
これでようやくVistaとさようならです。
あとは自作機の64bit化ですが、こちらも年内に行いたいですね。
仮想化で遊ぼうにも32bitではメモリが足りませんし。
ネックだったMTV2000も切り離せそうなので、準備ができ次第といったところでしょう。
また、サウンドカードもHD2からASUS Xonar Essence STXへ変更。
HD2が休止状態からの復帰で音が出なくなったりするのと、64bit対応を考えてのことです。
Xonar STXのドライバがかなり安定するのもあって変更は正解だったかなと。
OPアンプは速攻でLME49720*3に変更したのでデフォの音は知りませんw
13:02