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2010/03/14 (Sun.)
3D BRAVIA発表会
今回はブロガーズ・ラウンジ様の案内で3D BRAVIA体験会に行ってきました(2010/03/11)。
今回の体験会は「無償」で参加しています。
また、記事の内容に関して主催者からの指示は一切ありません。
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・・・堅苦しい挨拶は置いといて本題へ。
ソニー、"本物の3Dへ"。3D BRAVIA 3シリーズを発売 -AV Watch
液晶で3Dを実現するための技術的なポイントとしてはLEDバックライト+4倍速液晶(240フレーム/秒)の2点。
そしてその技術による「明るい3D」。
既存技術を利用して、"安価"に3D対応TVを提供すること(若干高い3D標準対応機と安価な3D外付け対応機の2種類)。
液晶では描画の関係上、左右の映像の切り替えが弱点なのでそれをクリアするためとのこと。
液晶の表示は
・右目用を1フレーム表示
・右目から左目への切り替えに1フレーム
・左目用を1フレーム表示
・左目から右目への切り替えに1フレーム
の繰り返しで行っており、LEDバックライトは画像切り替え時に輝度を落とし、見せたい絵が来る時だけ1フレーム未満で輝度が上がるように動作するそうです。
これによって、液晶でも輝度を維持したまま残像感のない3Dを表示することが出来るようになったとのことです。
従来の蛍光管では輝度の変更は仕様上ゆっくりにならざるを得ないので、明滅はLEDバックライトならではとなります。
既存の技術を利用しているので、価格的にも既存のTVとさほど変わらないものとなっていて、手を出しやすくなっています。
専用メガネは偏光板無しのアクティブシャッタータイプ。
液晶はパネル側に元々偏光板があるため、メガネ側の偏光板は不要。
また偏光板が無いことで、メガネを通しても暗くならず、蛍光灯やLED電球のフリッカーも出ないようになっています。
若干重たいですが、後頭部からがっちりホールドすることで着用時の重量感は抑えられています。
メガネ着用の人はメガネONメガネとなるためゴツいメガネとかだと3Dメガネが被せられないかも・・・
ちなみに、首を45度ほど横に傾けると3Dの効果が得られなくなるので寝ながら視聴はできません。
メガネはボタン電池の「CR2032」で100時間ほど稼働するそうです。
電源スイッチは右下に。
続いて2D→3D変換。
この2D→3D変換はほぼリアルタイムで行われ、実際にゲームをプレイした限りでは遅延はほとんど無し、リアルタイムと言っても良いと思います。
効果は強中弱で選べ、それなりに効きます。
現時点ではこの機能が一番実用性が高そうです。
既存の2Dコンテンツに直接手を加えずに活用できるので、3Dコンテンツが充実していない現状でも十分メリットがあります。
TVに出力できるものなら何でもTV側で対応できるので、写真とかも3D表示になります。
ざっとこんなところでしょうか。
2D→3D変換が十分実用的なレベルなので、これから新規で買うなら3D対応でも良いかと思います。
じゃあ具体的に普及させるのに壁となりそうなものを。
まずは、とにかく体感してもらわないと3Dの良さが全然伝わらないこと。
普通にカメラで撮っても2重にぶれた映像になるだけですし。
メガネ越しに撮影しても片側の映像しか見えないので3Dにならず無意味。
これに関してはソニービルなどで体験できるので、興味のある人は一度足を運んでみても良いかも。
製品が店頭に並べば店頭でも確認できるでしょう。
専用メガネのTDG-BR100・・・別売りだと1本12000円。
3Dトランスミッターが5000円程度。
少々メガネが高いかな・・・1万円切ってくればってところですが。
また、"プレイヤー側から3D映像で出力する"にはHDMI 1.4対応が必要。
AVアンプを使う場合は当然アンプもHDMI 1.4対応が必要orz
これが一番痛い点。完全3D対応するためには買い換え必須orz。
最近DA5500ESとか買った人は涙目ですね・・・
TV側の2D→3D変換ならHDMI 1.3でも問題ないはずなので、しばらくはこれで対応ですかね。
PS3はファームアップで3D対応するらしいです。
3D対応よりも閏年バグを早く直していただきたいですが・・・
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個人的にはようやくHDMI 1.3、フルHDが普及してきたのにもう次かという気が。
なので、一気に普及すると言うよりも次回買い換え時に自然と3D対応の機種になっていた、というのが一番現実的な感じがします。
3Dだけで起爆剤にはならないでしょう。
TVのコンテンツに関してはスカパー!などが対応するようなので見たいコンテンツがある人なら対応が始まる今年の夏以降に恩恵が出てくるかと思います。
22:10