VAIO Column
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(2000/09)


[ チップメーカー悲喜交々 ] 2000/09/30(Sat)
Intelのグラフィックス機能統合チップセット「Timna」がキャンセルされたそうです。
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20000929/intel2.htm
低価格PCを更に低価格化するソリューションとして期待されていた統合CPUですが、RDRAMの失敗からケチがつきはじめ、結局そのスケジュールの遅れを取り戻せないまま競争力を失って開発がキャンセルされたということだそうです。確かに現状ではグラフィック統合チップセットや低価格CPUの価格自体がかなり下がってきて、統合CPUを開発するメリットというのが薄れてきていましたが、これはデスクトップPCはともかくノートPCには消費電力という点でかなりメリットの高そうなアプローチだっただけにちょっと残念です。これを受けて、nVIDIAやATI、Matroxといったスタンドアロングラフィックチップメーカーがどう動いてくるか、またTimna同様の統合CPUを目指しているであろう互換チップメーカー(VIA、SiS、ALi)がどういう動きを見せてくるかちょっと見物ですね。

チップ周りの話題が出たということで、ちょっと古いですがこんな話題も。
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20000922/creative.htm
倒産したオーディオチップメーカー「Aureal」ですが、結局かつてのライバルメーカーCreativeに買い取られることになったようです。Creativeには既にSBLive!のチップである「EMU10K1」がありますから、AurealのVortexシリーズベースの製品が出てくることはないでしょう。それはそれで残念な気はするのですが、じゃあこの買収は何のためかというと、Creativeの地位を脅かしかねないライバルメーカーの技術が他社に渡るのを防ぐという意味があるんでしょうね。まあ、PCのサウンド機能自体ハイエンド以外はいずれチップセットに統合されていくでしょうから(現にVAIOでもR73K以降はチップセット内蔵のサウンド機能にヤマハのソフトウェア音源を組み合わせています)Creative自身も今までのSoundBlaster中心のビジネスから「NOMAD」などを中心としたマルチメディア端末とソフトウェア、コンテンツ中心のビジネスにシフトしようとしているんでしょうが、それでもサウンドチップのNo.1メーカーの地位は守りたいようです。それはそれで競争がなくなってつまらないような気がするんですが・・・。さて、ライバル(といってもAurealに比べれば競争力は見劣りしてしまいますが)であるESSやヤマハはどう出てくるか。


[ 秋VAIO発売 ] 2000/09/29(Fri)
今日はデスクトップVAIO各機種の発売日でしたね(といっても正式な発売日は明日なので、ちょっとフライング気味なのですが)。私もちょっとだけヨドバシに様子見に行ってみましたが、さっそくガンガン売れているみたいです。例のごとく。でもどうかな?最近は昔ほど入手困難さはなくなってきたような気がしています。在庫切れの場合でも大抵はその週の金曜日には入荷する場合がほとんどですから。ちょっと前までは品切れだと「いつ入るか分からないんですよ・・・」という感じだったのに。ソニーさんもそれなりに量がハケることが分かってきたのか、ここ半年くらいはかなり量を出しているみたいなので、発売日買いにこだわる人や、どうしてもすぐ必要な人でもなければ、慌てて販売店に走る必要もないでしょうね。VAIOが売れることはVAIOファンとしては嬉しいのですが、あまり売れすぎるとイメージが陳腐化する&サポートの質が低下する(電話もつながりにくくなりますし)なのであまり売れないでくれー、というのがちょっと本音だったりします(^^;

ところで、WinMe。やっぱりちょっと手こずってるかも。P-in Comp@ctがまともに動かないんですよ。Win2000環境でもちゃんと使えていないので、現状では505でP-in Comp@ctが使えないという最悪の状況(泣)。今週末ちょっと505が必要なので、HDDも一時的にMK6412MATに戻したんですが、P-inが使えないのでモバイル通信は携帯で接続するしかないんですよー。もう。かなりイライラきてます。P-inが使えないのはおそらく私の設定が悪いんでしょう(最初からWin2000には対応しているはずなので)。ううむ。


[ パーソナルITテレビ「エアボード」 ] 2000/09/28(Thr)
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200009/00-0928/
ソニーがインターネット対応液晶テレビを発表しました。いきなりだったので私もどんなものか全然分かっていないのですが(しかもちょっと忙しくてネット接続時間すらまともに取れない状況なのでなおさら)、タッチパネル液晶にモデム搭載、Webブラウジングや電子メール対応とくれば話題もなりますよね。価格も\13万程度とこの手のデバイスとしてはそれなりにリーズナブルだと思いますし。
どのくらい売れるかはまだ分かりませんね。面白いデバイスだとは思いますが、ネーミングが「パーソナルITテレビ」ですから。最近猫も杓子も「IT」とつければいいと思って、という感じで「IT」という言葉にはちょっと辟易しているのですが、まさかソニーも乗ってくるとは。っていうかITって何?教えて>政府orマスコミの方

DJSA-220のセッティングはまだ決まらず。いじってる暇がないんですよ。とりあえず今週末は505が必要なので、一時的にでも6GBに戻さなくちゃ。


[ Mobile Pentium III 850MHz ] 2000/09/27(Wed)
昨日ですが、Intelから最新のモバイル用プロセッサ、Pentium III 850MHz、800MHzが発表になりました(Mobile Celeron 700MHzもね)。
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2000/000926.htm
それに合わせて今まで未公表だったXR100F、XR9FのCPUも正式アナウンス。
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/pcg_xr_cpu.html
しかし、XR9Fが800MHz、XR100Fが850MHzって、体感速度的に違いが感じられるのでしょうか?ほとんど変わらない気がするんですけど。まあパワーアップステーションの有無やHDD容量の違い(どうせならXR100FにはDJSA-232を載せて欲しかったですね)で差別化しようとしているんでしょうが、ちょっとこれじゃあ敢えてモデルを分けている意味がない気がしますね。XR100Fが実売\45万、XR9Fが\35万、XR7Fが\28万、XR1Fが\25万ということなのでWin2000を使いこなす自身がある人だったらXR7Fが一番お買い得だと思います。これだって700MHzとパフォーマンス的には十分だと思いますし、HDDだってXR9Fと同じ20GBですし。

ところで、今日はかなり天気が良かったですね(関東は)。今週だけは事情により新宿出勤なのですが、すごくいい秋晴れが高層ビルの隙間から見えたので、「今カメラを持っていたらいい写真が撮れるのになー」とすごく悔しい気分にさせられました。ここのところ、休日に限って天気が悪いですから。写真撮りに行きたいのに。
しかし、これだけ天気が良くてもかなり過ごしやすい季節になってきましたね。暑いの苦手な私は春先と今くらいの季節が一番好きです。

DJSA-220はその後進展ナシです。うーん、忙しい・・・。


[ DJSA-220 ] 2000/09/26(Tue)
今日、発注していたIBM DJSA-220(Travelstar 20GN)が届きました。7月頃から買おう買おうと思いつつ金欠により買えず(笑)、ようやく購入できました。
結局通販にしました。取引させていただいたのは、このサイトにもリンクしていただいている、SUNshineさんです。購入金額は約\26,000。店長さんの対応が非常に良くて、しかも土曜発注(土日休業のところを土曜にメールで発注)したので実質中1日で商品が届いたことになります。というわけでこのショップ、オススメしますよ。
で、HDD。とりあえず取り付けと動作確認は済ませました。505EXには元々8.45mm厚の東芝製HDDが入っていたので、ここに9.5mm厚のDJSA-220はそのままではうまく収まってくれないんですよね。で、取付金具の加工が必要になるのですが、ニッパーと精密ヤスリという比較的軽装で臨んだためけっこう苦戦しました。ちょっと手が痛いです。
OSのセットアップまでやってしまいたかったのですが、加工で疲れたのとFDISKが少し手こずりそうな感触なので明日以降に回すことにしました。でもとりあえず何とか動かせそうな感じです。がんばろ。


[ C404S "DIVA" ] 2000/09/25(Mon)
auが携帯電話のニューモデル4機種を発表しました。

ケータイWatchの記事
http://k-tai.impress.co.jp/news/2000/09/25/c4xx.htm
ZDNetの記事
http://www.zdnet.co.jp/news/0009/25/au.html
MYCOM PC WEBの記事
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2000/09/25/17.html
ASCII24の記事
http://www.ascii24.com/ascii24/news/hard/article/2000/09/25/618333-000.html

やっぱり注目はソニーの音楽再生機能付き端末、C404S(通称『DIVA』)なのですが、その価格に閉口。\88,700だそうです。確かに携帯電話とメモステウォークマンを足すとこれくらいの価格になってしまうのかもしれませんが、あんまりですよね。いくらなんでもこの値段じゃ買えないじゃないですか。うーむ・・・。売る気ないのかな?>ソニーさん。まああまり安くしすぎると採算が取れないような気もしますが、かといって買える値段じゃないと誰も買わないでしょう。だって携帯を機種変更しようとするとメモステウォークマンまで買い換えなくてはならないことになるので、その度にこれだけお金がかかるのでは普及しませんよね。
ところで、光デジタル入力端子はついているようなのでCDやMDからの録音は可能なようですが、肝心の音楽配信には対応していないようです。iモードはともかくauなら「かなり我慢すれば」音楽配信できなくもないかな、という転送レートなのに配信を考えていない、ということはまだau側で音楽配信技術が実用にならないのか、まだデータのバンド幅が足りないという判断からか・・・。この状況からするとDoCoMoの「SO502iWM」も音楽配信には対応しない可能性が高そうです。まあ深く考えずともPDCのバンド幅じゃ音楽配信は使う気にもなりませんが。
いずれにしてもこの価格じゃ私はSO502iWMは買う気にはなれません。せめて実売で\30K台になってくれれば・・・。うーむ。

昨夜、C1VJを買っていじっている夢を見ました。しかも発売日に。まずいなあ・・・。


[ 祝・巨人軍優勝 ] 2000/09/24(Sun)
いや、↑のタイトルは全然関係ないんですが、嬉しかったもので。ええ、私は典型的な日本人・巨人ファンですとも。

ところで、WinMe。とりあえずアップグレードインストールしてみました。どんなトラブルが発生するかな?と期待して(笑)入れてみたんですが、これといってトラブルが発生する気配もなくすんなり入っちゃいました。うーんつまんないの(笑)。
まあ、まだあまり長時間使用していないので追い追い問題が見つかるかもしれませんが、今のところ時々怪しげな挙動をしそうになる(笑)以外はびっくりするほど安定していますよ。Windowsの起動や終了も心持ちWin98より速い感じです。特に対応BIOSがあるわけでもないのでそれほど起動・終了に関しては期待していなかったのですが、DOSをはじめとするレガシーな部分をある程度切り捨てているのが貢献しているのでしょうか。
とにかく、あと2〜3日試用してみてトラブルが見あたらなければクリーンインストに挑戦してみるつもりです。DJSA-220も発注したことですし。


[ SO502iWM ] 2000/09/23(Sat)
今週末は東京ゲームショウが開催されてます。ちょっと行ってみたい気もするんですが、しばらく幕張には行きたくない(笑)のとゲーム自体にはもうそれほど興味もないので今回はパスかな。東京ビッグサイトなら行くところですが、幕張は遠い・・・。
というわけで、マスメディア系サイトの記事でも。

ZDNetの記事
http://www.zdnet.co.jp/news/0009/22/tgs.html
ASCII24の記事
http://www.ascii24.com/ascii24/news/topi/article/2000/09/22/618263-000.html
ケータイWatchの記事
http://k-tai.impress.co.jp/news/2000/09/22/tgsfall.htm
MYCOM PC WEBの記事
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2000/09/22/05.html
BizTechの記事
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/inet/112572

やはり要注目のようです、ソニーのメモステ携帯。型番は今のところ「SO502iWM」だとか(発売時までに変更の可能性はあるようです)。「WM」は当然「ウォークマン」の意味なんでしょうね。
デザインは、今までのソニー端末(SO502iやC305Sなど)と比べてちょっと・・・という感じもしますが、注目なのはやはり音楽再生機能。ウォークマンばりのリモコンまでついています。ただ記事を見る限り、この端末で本当に音楽配信を考えているみたいなのですが、本当にPDCの9,600bpsという転送レートでやるつもりなのでしょうか?せめてW-CDMA、百歩譲ってPHSやcdmaOne2くらい(64kbps)はないと音楽データのダウンロードには耐えないと思うんですが。現実的なセンで行くとPCからメモステに音楽データをダウンロードして、それをSO502iWMで再生、が無難なところでしょう。でもその場合USBスロットなんて付いていないでしょうから、MGメモステスロットのないPCでは使えない可能性がありそうです。
あと気になる点がいくつか。折りたたみ端末にしては画面が小さめっぽいことと、MGメモステは付属するのか?付属するとしたら何MBなのか?連続再生時のバッテリの持ち時間は?などなど。モノとしてはかなり面白そうなので、逆に現実的な点を考えるといろいろ気になるわけで。でも一番気になるのは価格ですね。カラーiモード端末+メモステウォークマン、と考えると\3〜4万は超えそうな気が・・・。
とりあえず、10月発売予定(ということは来月発売?)ということなので注目しておきましょうか。

ところで、早くも今日505EXが帰ってきました。しのさんったら、届いた当日に改造を完了して、翌日には発送してしまったらしいです。もう早すぎ。いつもながらしのさんの行動力には度肝を抜かれてしまいます(^^;
で、戻ってきた505。かなりきれいに仕上がってます。2ポートのUSBもしっかり動いているし。128MBのメモリもちゃんと認識されているし。このあたりの記事はなるべく早くアップしますね。
では、さっそくWinMeをインストールして、DJSA-220を発注して、と・・・。


[ WindowsMe発売 ] 2000/09/22(Fri)
今日の16時、WindowsMeの発売が解禁されました。とはいってもOEM版WinMeやプリインストールPCは既に発売されていますし、今日発売になったのはWin98ユーザー向けの特別パッケージで、通常版とアップグレード版は後日追って発売、ということなのでまあ大騒ぎするほどのことでもないですね。川崎のヨドバシでもそれなりに大きな扱いをされていましたが、それほど人だかりができることもなく静かな船出といったところでしょうか。
VAIOも秋モデルの一部機種が発売になりましたが、今日(本来の発売日は明日なのでフライング気味なのですが)発売になったモデルは基本的にマイナーチェンジ系のものばかりなので取り立てて見る部分もないかな。まあ順当にスペックアップしてきているので、狙っている人は行っちゃってOKだと思いますが。
私もとりあえず評価ということで期間限定アップグレード版を購入はしたのですが、Win98からそれほど大きな違いはないというかWin98SE+IE5.5+MediaPlayer7+Win2000のGUI、程度にしか考えていないので試してみるにしてもあまり大きな感動はないような気がします。まあ実売\5,800なら評価目的で買ってみても良いかな、程度ですね。
で、さっそくインストールしてみたいんですが、505がないっ!改造のためしのさんに預けたところなので、インストールしたくても手元にないんですよ。メインのデスクトップ機は安定させておきたいので冒険はしたくないし・・・。
ってなわけで、買ったはいいけど505が戻ってくるまでお預けです。


[ ズバリ、CLIEは「買い」なのか? ] 2000/09/21(Thr)
なんかいきなり大げさなタイトルですが(笑)、CLIEも発売後ひとしきり盛り上がって、長所・短所がある程度分かってきたところで、先月書いた「Palm、どれがいい?」の続編としてちょっとまとめてみようと思います。
まず、HotSync関連のトラブルがさっそく出ているみたいですね。対応プログラムも比較的早くリリースされたようですが、まだ解決できていないという話もちらほら。
あとはカラクリ(カラーCLIE)の液晶が暗すぎ、という声はかなり多くのユーザーさんから出ているみたいですね。このあたりはソニーも匙加減に苦労した部分だとは思うのですが、これだけ多くの不満が出るということは改善の価値ありでしょう。でもモノクリ(モノクロCLIE)の液晶はなかなか、ということなのでこれから購入する方はモノクリも視野に入れておいた方がいいかもしれません。でもカラーとモノクロが\5,000の差、というのが悩ましいですね。せめて\10,000くらいの差があれば割り切ってモノクリを買うところでしょうが・・・。
あとはやっぱり画面が小さいとか、ATOKで再変換ができない(PalmOS日本語版の標準日本語変換機能では一度確定した文字列(ひらがなに限る)の再変換機能があるんです)とか、ちょっとした不満もいろいろ出ているみたいですね。まあ私はCLIEは買っていないのでそのあたりは何とも言えませんが・・・。
と、CLIEに関してはこの辺にして、私なりに「こんな人はこのPalmを買え!」というのをちょっとまとめてみました。

Palm IIIc
・カラーPalmが欲しいけど、カラクリの液晶は暗くてイヤだという人
IIIcはカラーでいいんですが、いかんせん大きい!ってことでサイズ的にはカラクリなんですよね。でもやはり液晶が・・・。カラーが欲しくてこの大きさが許せるのならIIIcで間違いないでしょう。

Palm Vx,WorkPad c3
・とにかく薄くて軽いPDAが欲しい人
・通信機能やマルチメディア機能、拡張性よりもPDA本来の使い勝手を重視する人
・Palm Vのフォルムに惚れた人(笑)
私はc3派なので、これ以上は何も言いません。拡張性が低いのが難点ですが。Palmを「PDA」として割り切って使うのならこれ以上理想的なものはないってことで。

Palm Computing m100
・お金がないけどPalmが欲しい人
・とにかくお手軽にPalmに触れてみたい人
まあ、これは、安いだけが取り柄ってことで・・・。個人的にあまり興味を引かれないのですが、売れてるんでしょうか?

TRGpro
・見た目よりも機能や拡張性にこだわりのある人
・P-in Comp@ctやマイクロドライブを持っているCF好きの人
もしかしたら現在最も拡張性の高いPalm互換機はこれかもしれませんね。CFスロットのおかげで、P-in Comp@ctを始めCEマシン用に数多く出ている周辺機器が使えますから(ドライバが揃っているかどうかは不明)。デザインがVisorやCLIE並みに良ければ買っちゃってるんだけどなあ。

Visor
・Macな人
・トランスルーセント好きの人
・「かっこいい」より「かわいい」Palmが欲しい人
iMac、iBookユーザーでPalmが欲しい人(ってそんな人がこのサイト見てるんだろうか?)ならVisorで間違いないでしょう。最初からMacとの親和性(色もね)を考えて作られていますから、相性は折り紙つきです。まあ本家PalmもMacでの動作実績は多いのでさほど問題はないでしょうが(というか山田達司氏、機長研修医さん、などPalm界の大御所って妙にMacユーザー多くないですか?)。
期待のSpringboardはメモリースティック同様製品が出揃ってくるまでもう少しな感じ。

CLIE
・Palmを持っていなくて、これから使ってみたい人
・Palmに興味があって、CLIEの将来性に期待している人
・Palmが欲しくて、カラクリの液晶の暗さが許せる人(カラクリの場合)
・ソニー製品なら何でも欲しい人
・メモステが余っている人(笑)
・お金が余っている人(笑笑)
まあ、冒頭に書いたとおりなんですが、不安なのは良くも悪くもソニー製品の初期型である点。PSにしろR70にしろR73にしろ、新しいものは「枯れて」いないことが多いですから(これは何もソニーに限ったことではないので誤解しないで欲しいのですが、でもこのところソニーの新製品は出始めにトラブルがあることが多いような気がするので)。いきなりHotSync関連でかましてくれましたが、メモステスロットの仕様の問題も含めてCLIEはもう少し「待ち」であるような気がします(あくまで個人的には、ですが)。
でもソニー製品に魅力を感じていて、かつPalmに興味があって、多少の不具合があっても我慢できる、あるいは次期モデルの仕様がもっと魅力的だったらすぐにでも買い替える覚悟がある、という方は「行っちゃってOK」だと思います。携帯電話アダプタが付属して\54,800はお買い得だと思いますよ(cdmaOneな人以外は)。私なんて今のc3にSnapConnectを買うとしたら合計\70,000ですから。
でも、こんなニュースも出ていることですし、待てる人はもう少し待ってみた方がいいのかも・・・。

さて、ここ数日このColumnを賑わしている松下電器さんですが、今度はソニーに対抗してPalmを発売か?とPalm界を震撼させるニュースが駆け巡りました。
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn000919-1/jn000919-1.html
・・・なんちゃって(笑)。これに関してはノーコメントってことで(^^;


[ Palmに望むもの ] 2000/09/20(Wed)
その後、CLIEはどうですか?>買った方々
私はというと、ここにきてまたWorkPad熱が再燃しています。購入以来、手帳代わりのツールとして日常的に携帯してはいたのですが、なんか電子手帳以上の使い方ができず(というかPalmwareを試しているヒマがなく)ずいぶん長い間増設した8MBのメモリを持て余していたのですが、CLIE発売以来「にわかPalmist(たった今、勝手に造語。「Palman」でもいいかなと思ったけど、それだと藤子不二雄になってしまうので(笑))に負けていられるかッ!」的なココロがフツフツと沸いてきていて、改めてPalm関係のサイトを熱心に読み返し、Palmwareをガンガン試用する日々です。
そんな中、CLIEを買った人や会社で私のWPc3を見てPalmに興味が沸いた人からよく言われるのが、「Graffitiってどうなのよ?」。Palmを語るときに、抜きでは話せないのがこれ。Palmは「Graffitiに始まり、Graffitiに終わる」と言っても過言ではないでしょう(言い過ぎ?)。私もWorkPad日本語版が出た頃からずっとPalmには興味があり、「欲しいな〜」と思いながら店頭でPalmを見る度にいじっていたクチなので、c3を買った頃にはすっかりGraffitiをマスターしてしまっていた(笑)のですが、確かにPalmに初めて触る人には抵抗があるものだと思います。でも、一度慣れてしまうと、メニューバーを呼び出したりGraffitiエリア外のボタンをタップしたりすることなく、Graffitiエリア内の操作だけで一連のコマンドを含む操作ができてしまう、言ってみれば「Graffitiエリア内にスタイラスで魔方陣を描く」感覚でPalmの操作ができてしまうんですね〜。Graffitiの文字入力自体も慣れは必要ですが、慣れてしまえば「漢字変換を考えなければ」紙にペンで書くよりも速く入力できてしまいます。
とこんな風に書くと、おいおい、Graffiti礼賛かよ、と言われてしまいそうなのですが、上で「漢字変換を考えなければ」という条件をつけたのには訳があります。確かにGraffitiは慣れれば入力は速い。とはいえそれはPCでのキーボード入力の速度に敵うものではないのです。それに、いくらかな入力が速くできたからといって漢字変換がおバカでは話にならないのですよ。漢字変換で手間取ってしまうと、直接漢字認識のできる他のPDAに結果的に劣ることにもなりかねない。そのあたりの問題は、なるべく誤変換がないようユーザーが文節を考えて入力することである程度回避できますし、その「人間がPalmに歩み寄る」ことでPalm側の負担を軽くし、Palmのシンプルさを失わないようにするというのがPalmの設計思想なのですが、やはり漢字変換という作業に思考を中断されてしまうのは精神衛生上良いものではありません。そこで注目されたのが、CLIEに搭載されたジャストシステムの「ATOK Pocket for Palm OS」。PCでの長い実績をPalmと組み合わせれば、更にGraffitiの使い勝手が良くなるのではないか、と期待されたのですが、CLIEをお使いのみなさん、使い勝手はどうでしょうか?4年前に初めてPCを使って以来ずっとATOKを使っている私にはATOKによる変換のコツのようなものはかなり分かっているつもりなので、できればWorkPadでも使いたいと思っています。CLIEに搭載されることが分かった当初はATOK for Palmの単体販売の予定があったようなのですが、今現在ATOK for Palmのサイトには「バンドルのみの製品です」という記述が・・・。お願いですから売ってくださいよー>ジャストシステムさん。Palmにも思考スピードの漢字変換が搭載されれば、更に使い勝手は良くなると思うのですが・・・。

って、これじゃ、「Palmに望むもの」じゃなくって「ジャストシステムに望むもの」じゃん(汗)。

http://www.sense.panasonic.co.jp/
先日松下電器の話題に触れましたが、どうやら松下電器もPCのオンライン販売を開始するようです。まだ試験段階のようですが、このサイトの感じからするといずれ「Sony Style」のようなビジネスを目指しているようにも見えます。しかし、このデザインはちょっとないんじゃない?>松下電器さん。「Sony Style」もVAIOの直販に関しては前身である「ATMARK VAIO」(Kazuさんのサイトじゃないですよ)に比べるとデザインは悪くなったと思いますが、松下のこれはあんまりじゃないかな・・・。サイト名が「パナセンス」の割にちっともセンスがないような(^^;
まあ、とりあえず、今後の動向に注目、ということで。


[ 505EX最強化計画 ] 2000/09/19(Tue)
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/Peripheral/CRX/
ソニーのCD-R/RWのサイトがオープンしました。今まではソニー製ドライブといえば、CRX50A/55Aがけっこうヒットした以外は、ほとんどロジテック等へのOEMかその流出品とみられるバルク品しか目にする機会もなかったのですが、今シーズンはデスクトップ用には12倍速、ノート用には8倍速書き込みと同社初のUSBの製品を出荷するなどCD-R/Wには意欲的なようですね。ソニーもCD-R/Wにちょっと本気になってきた、とみているんですが・・・どうでしょう。これを機に、リコーやプレクスターのようにバッファアンダーラン防止機能やDVD-ROMなどの付加価値を持った製品をどんどん出してきてくれると嬉しいのですが・・・。

先日「Laboratory」でしのさんによる505EXのメモリ128MB化とUSB2ポート化の記事を掲載しましたが、私の505EXもマブダチ(今決まった)のしのさんに改造していただけることになりました。どうもありがとうです>しのさん
私はクロックアップ程度の簡単なハンダ付けなら「何とか」できるのですが、やはり素人には細かいメモリチップの取りつけとなるとてんでダメなので、そのあたりは本職(?)の方にお願いするのが一番だと思ったので、しのさんのご厚意に甘えさせていただきました。
USBの改造も、仕様上は可能だろうとは思っていたものの、どこをどう改造していいかさっぱり分からなかったのですが、Intelのサイトからチップセットのデータシートを見つけてきて、改造する箇所を探り当ててしまうなんて流石としか言いようがないですよね。
初期型505(初代/X/EX)は開発当初はi.Linkポートを搭載する予定だったらしいのですが、コストなどの理由により505GXの代まで見送られたという話。マザーボード上の空きパターンや用意されていたコネクタの跡を見るにつけ、なんとかコントローラチップを工面してi.Linkポートをつけられたら面白いんじゃないか?とは以前から思っていましたが、DV機器を持っていない私としては(そしてビデオ編集がまともにできるとは思えない505EXのスペックからしても)使いもしないi.LinkポートよりHUBを噛ませずにUSBが2ポート使えるほうがよっぽど実用的。しのさんの目の付け所は正しかったといえるでしょう。というか、ノートPCでも標準でUSBが2ポート使えるとすごく便利だと思います。C1サイズならともかく、505/SRのサイズならなんとか詰め込んでほしいのですが・・・無理ですか?>ソニーさん

とりあえず、505送りますねー。この子(笑)のこと、よろしくお願いします>しのさん


[ Panasonic "HITO" ] 2000/09/18(Mon)
先週、松下電器産業からちょっと注目の新製品発表が2件相次ぎました。
新AVノートPC「人(HITO)」
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn000913-1/jn000913-1.html
デジタルビデオカメラ「NV-MX3000」
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn000914-1/jn000914-1.html
松下とソニー。昔からライバル企業として比較されつづけてきた2社ですが、ここにきて全面対決(?)の様相が更に際立ってきた感じです。2000年に入ってからはというと、メモリースティック対SDメモリーカード、SACD対DVD-Audio、PS2対GAMECUBE(これは任天堂との共同開発ですが)と来ていましたが、ソニーが今絶好調のVAIOとHandycamに対してHITO、新DIGICAMをぶつけてきた格好になってます。なんだ、今までだってLet's Noteがあったし、DIGICAMなんて前からあったじゃないか、と言われそうですが、今回面白いのは「HITO」がAV志向である点と、DIGICAMがツァイスレンズのHandycamに対抗してドイツではツァイスと双璧を成すメーカー(といってもツァイスはレンズ、ライカはカメラメーカーですが)、ライカの「ディコマー」レンズを搭載してきた点でしょう(余談ですが、ライカは富士フイルムのFinePixシリーズのOEMを受けてライカブランドのデジカメを発売しています)。両方とも明らかにソニーを意識した仕様になっている上に、幹部自ら「デジタル時代のフェーズ1ではソニーが『VAIO』でがんばったとし、フェーズ2では、BSデジタルでパナソニックががんばっているとアピール」したとか(ZDNetの記事参照)。私はデジタルビデオは専門ではないのでDIGICAMはこの辺で置いておいて(笑)、「HITO」。このネーミング、どうかと思うんですけど。しかも「Human Information Technology Operation」の略だとか。最後の「Operation」あたりが何ともいえませんね(笑)。トラックボールはビデオ編集には役立ちそうなので(VAIO GTもトラックボール仕様らしい)いいとしても、新機能であるジョグホイールも、おや?という感じです。個人的には、NECのLaVie SシリーズとVAIOのコンセプトを合わせて松下風に焼き直したようにしか見えないんですけど・・・。個人的にLet's Noteはなかなかいいマシンだと思っていたんですが、これはどうなんでしょうねえ。

と、「HITO」に関するインプレッションはここらへんであとはZDNetの記事に任せておくとして、対するソニー。松下が「HITO」で打ち出してきたコンセプトの元祖である「VAIOでAV機器とPCとの統合を目指す」という点においては、i.Linkやメモリースティックなど(一応コントロールA1端子も)である程度進んできていますし、他社に比べて一歩先んじていると言えなくはないと思います。しかし、ソニーが最終的に目指すところまであとどのくらいかというと、まだまだと言わざるを得ません。PS2にUSBやi.Link、PCカードスロットがついても対応機器が全然出てくる様子がない(拡張ポートだけあって周辺機器が出なかったゲーム機は何もPS2だけではないのですが。むしろ無理矢理ポートを使用する周辺機器が出るよりも、面白いタイトルがたくさん出てくれる方がゲーム機としては健全であるといえます)ですし、VAIOのミッドレンジ/ハイエンドモデルで積極的にWin2000を採用している割にはネットワークウォークマンやMDデッキのWin2000対応は不明確です。まあVAIOとAV関係は開発チームが別ですし、SCEIに至っては別会社なのですが、やはり「AVとPCの統合」とか「AV機器のネットワーク化」というのを本気で考えた場合、グループ全体で一つの方向に向かっていかないと本当の意味での統合は訪れないと思います。そういう意味では、今のソニーは漠然とした目標だけ持っていて、組織ごとにバラバラな動きをしているように見えてしまいます(松下もですけどね)。とにかくポートだけつけておいて、出たとこ勝負であとから繋げよう、じゃちぐはぐなシステムにしかならないと思うんですよ。ソニーにしろ松下にしろ、最終的に「何か」を目指しているのなら、グループ全体で「せーの」で動かないとね。がんばってくださいよ>ソニーさん、松下さん

っというか、本音を言うと私はネットワークウォークマンとMDプレイヤーを早くWin2000対応にしてほしいだけだったりするんですけどね(笑)。


[ 今、Palmが熱い! ] 2000/09/17(Sun)
CLIE(およびPalm m100、TRGpro日本語版)の発売から1週間が経過しましたが、それらをゲットされた方はその後どうでしょうか。CYBALIONではさっそくCLIEユーザーさん達が盛り上がっているようですが、そろそろCLIEの長所、短所も見えてきた頃と思います。Graffitiにもそろそろ慣れてきた頃なのではないでしょうか。
このサイトを見てくださっている皆さんにはVAIOはそれなりに使っているけれどPalmはよく分からない、という方が多いと思うので、今日はちょっとPalm系サイトをご紹介しようと思います。

パーム航空
http://www.palm.org/
言わずと知れた日本のPalmサイトの代名詞的存在。Palmを買ったらまずここはチェックすべきサイトです。メインコンテンツの更新は休止されていますが、iモードにも対応した「iPAL-NEXT」版は頻繁に更新されています。

Muchy's Palmware Review!
http://www.muchy.com/
その名の通りPalmware(Palm用ソフトウェア)の紹介サイト。膨大な数のPalmwareが紹介されています。ここに行けば欲しい機能を持ったPalmwareが間違いなく見つかるはず。

PalmFan.com
http://www.palmfan.com/
Palmのニュース系サイト。ここの情報は本当に速くて量も多いです。ここに行けばPalmの最新情報は必ずゲットできるでしょう。しかし他に紹介したサイトもそうですが、これだけのサイトを維持するのって大変そうだなあ・・・。

WorP@holic
http://www.worpaholic.com/
私もお世話になっている、研修医yashimacさんのWorkPad系サイト。コラム「人聞け」は読み物としても十分に面白い上に、Tipsもたくさん載ってます。

CLIE User Club!
http://www.iris.dti.ne.jp/~ymizu/
発売前にはすでに立ち上がっていたCLIEのユーザークラブ。いきなり盛り上がっちゃってます。私もちょくちょくチェックしている要注目のサイト。CLIEユーザーなら必見です。

とりあえずこんなところかな。Palmサイトはホントに膨大な数があって、それぞれがすごく濃い内容のサイトばかりなのでここでは紹介しきれません。Palmが気になっている方はまずこれらのサイトをご覧になって、そこから更に濃いPalmの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。かくいう私もWorkPadを購入したものの(しかも奢って8MB改造版)まだほとんどPalmwareを導入していないという情けない状況なので(でもGraffitiはもうほぼカンペキですよ)、これを機にもう一度これらのサイトをじっくり読んで、WorkPadをもっと活用してやろうと思ってます。


[ 物欲の秋 ] 2000/09/16(Sat)
ホント、連休だというのに天気が悪くてイヤになりますね。写真撮りに行きたいのにぃ(泣)。なんか台風の影響で明日も雨らしいし。どうにかならないものでしょうか。
というわけで家にいると必然的にネット接続時間が長くなるのですが、そうするとどうしても物欲に駆られることが多くなるというか。やはり「物欲の秋」という言葉はホントらしい(って誰も言ってないんですが)。
今、私が気になっているのは、やっぱり「DSC-P1」。新Cyber-shotです。今DSC-F55KとDSC-F505Vは持っているんですが、F55Kは回転レンズは遊べるものの単焦点なところがちょっと、ですし、F505Vはすごくいいんですがいかんせん大きい、というのでコンパクトなズーム機が欲しいんですよ。ちゃんと撮りたいときや先日のようなEXPOなんかではF505Vのズーム性能は重宝するんですが、普段持ち歩くにはちょっと大きいので。かといって単焦点は少し使いづらいし・・・というわけでP1のコンパクトさとズーム機能はかなり魅力なわけです。F55Kの回転レンズは確かに便利ですし、柔軟な使い方を提供してくれますが、回転レンズが必要になるケースとズームが必要になるケースのどちらが多いか?といえばやはりズームですから。
でも、もしP1を買ってしまうとF505VとF55Kの出番がなくなってしまうんだろうなあ、と考えるとそれもちょっとな、あの2台はすごく気に入っているし・・・。うーん悩む。でもとりあえず今回はガマンします。あ、でも、これからデジカメの購入を考えている人にはすごくオススメだと思いますよ。


[ 連休ですが ] 2000/09/15(Fri)
なんか天気がパッとしませんね。せっかくの連休なのに。この連休は久しぶりに(1ヶ月ぶりくらい?)に何の予定もないので、ちょっとゆっくりしつつ晴れたら多摩川にでもF505Vを持って写真を撮りに行こう、と思っていたんですが難しいかな。うーん残念。まあ世の中オリンピック一色なのでこの連休はオリンピックに燃えつつ過ごそうかな?

と、テレビを見ていて気づいたんですが、ホンダのCIVICがフルモデルチェンジとか。2ヶ月前にCIVIC FERIO買ったばっかりなのにい(泣)。分かってて買ったとはいえ(それ以前に中古車なんですけどね)ちょっと悔しい。悔しいのでカーオーディオを最強にして自己満足に浸ってやろうと思ってます(笑)。とりあえず今考えているのはソニー「MDX-G55MK2」。MDLP対応デッキです。一時期ケンウッドのMP3対応機「Z919」にしようかとも思ったのですが、どうやら音とか使い勝手とかがそんなにも良くないらしいということなので、これからはやっぱりMDLPでしょ、ってことで。対応MDウォークマンも買ったし。ところで、このMDLP、まだソニーからしか製品が出ていないものと思っていたんですが、さっそく他メーカーからも出ているみたいですね。先日ヨドバシのオーディオコーナーでどこかのメーカー(どこだか忘れてしまいましたが)のマイクロコンポにMDLPのロゴが入っていました。というわけで、今MDLPは要注目ですよ。

http://www.vaio.sony.co.jp/Info/pcg_f70bpk_0913.html
PCG-F79/BPK」が東海地方の集中豪雨の影響で配送に遅れが生じ、発売が今日から明日にずれ込むようです。まあ、あれだけ影響の大きな集中豪雨では仕方ないですね。狙っていた人はあと1日我慢しましょう。東海地方の方、お見舞い申し上げます。

https://upgrade-area.vaio.sony.co.jp/
VAIO純正無線LAN機器「PCWA-C100,A100」の販売価格が変更になったようです。とはいえ、LANカードとアクセスポイントを合わせた値段がまだおよそ\6万。他の周辺機器メーカーの製品が軒並みセットで\5万を切ってきている上にCATV対応など付加価値をつけてきている現状では、「まだ高い」と言わざるを得ませんね。いくらVAIOファンとはいえロゴだけに\1万円の差額はちょっと厳しいモノがあります。私も最近無線LANはかなり欲しいのですが、やっぱり「GeoWave」かなあ・・・。


[ MDR-EX70SL ] 2000/09/14(Thr)
http://k-tai.impress.co.jp/news/2000/09/13/dcmtgs.htm
NTT DoCoMoが東京ゲームショウにソニーの音楽再生機能付きメモリースティック対応携帯電話の試作品を展示するそうです。iモード端末ということなので、これは先日このColumnでも触れた「SO502it」のプロトタイプである可能性が高いですね。
どうやら音楽再生機能と携帯電話機能は分離されているらしく、この端末を利用した音楽配信はないようですがちょっと面白そう。まあPDCの9,600bpsはおろか仮に現行のDoPa(28,800bps)で通信を行ったとしても音楽配信は無理ですからこれは仕方ないでしょう。1曲ダウンロードするのに30分とかかかってたらシャレになりませんから。
音楽再生と電話機能が分離されるとすれば、単純にMSウォークマンと携帯電話を合体させるだけなので技術的にはそれほど難しくはないかな?まあバッテリ持続性は多少問題があるでしょうが。サイズ的にもメモステスロットとデコーダチップが折りたたみ型端末に載るだけなので、大きくてもN502itと同じくらいには収まりそうな感じですね。まあゲームショウ自体にはあまり興味がない(PS2やX-Box、GameCubeの動向は多少気になりますが、最近ゲームそのものには興味がなくなってきているので)ので行くつもりはありませんが(というか研修が終わったのでもう当分幕張には行きたくないです(-_-;)、もしどなたかゲームショウに行く方がいたらちょっと様子を教えていただきたいと思います。

話は変わって、ヘッドホン。先週MZ-E900と一緒にMDR-Z700DJを買ったわけですが、土日とこのヘッドホンをつけて出歩いていたら他のヘッドホンの音が聴けないったらありゃしない。最近はMusic ClipかMDウォークマンとMDR-Q33SLの組み合わせを持って出かけることが多かったのですが、Z700DJの音に慣れてしまった耳にはQ33SLの音がオモチャに聴こえて仕方ない。かといって会社にZ700DJのようにゴツいヘッドホンをして行くわけにもいかず。ってことで、ななちゃん絶賛のMDR-EX70SLを購入してみました。これ、ウォークマン発売20周年記念モデルということで昨年発売されたのですが、とりあえずインナーイヤータイプのイヤホンよりもネックバンドヘッドホンが好きだったのでノーマークだったんですよね。でも最近ななちゃんがご推薦ということでちょっと気になっていました。
このEX70、ブラックモデルとホワイトモデルがあるのですが、私の購入したのはブラック。ホワイトも色はいいんですが、使い込むと明らかに色がくすんでしまいそうだったのでパス。
で、聴いてみたのですが、これがビックリ。インナーイヤータイプでこれだけいい音が出るの、という感じでした。感じとしては、耳栓からいい音が出てくる感じかな?耳孔にぴったりフィットして外界の音を遮り(同時に音漏れ防止効果もある)、なんというか、普通にヘッドホンで聴いたときよりも体の芯に近いところで音が鳴っている感じです。最初はちょっと違和感がありましたが、慣れると快感になってきますよ。一時期ソニーが出しているノイズキャンセリングヘッドホンの購入を本気で考えたこともあったんですが、そこまでしなくても十分「耳栓」効果あります。音質的には高周波系の音や乾いたクラップ音がちょっと苦手なのかな、という印象を受けますが、全体的にQ33SLよりも「いい音」を出しているという感じです。まあ、残響音とか低音のボリュームを求めると質のいい密閉型ヘッドホンとは比べようもありませんが、インナーイヤーでよくぞここまでいい音を出してくれた、という感じです。これならイヤホン1個で\3,980は納得。ポータブルオーディオの音にコダワリがある人にはオススメですよ。


[ なんちゅーか、最近調子悪いなあ。 ] 2000/09/13(Wed)
ここのところ疲れ気味です。なんかやけに忙しくて。仕事もそうなんですが、何故か毎日飲んでいるような・・・。いろいろとお誘いとかしがらみとかが多くてね。そんなわけでかなり寝不足&体調不良なんですよ。今日はさっさと寝ようっと。
んで、私の愛機505EX君も調子が悪い。恐れていた「あれ」が、とうとう出てきたんです。「あれ」というのは、505系が持っている持病のようなもので、ある程度の期間使っていると何もしていないのにキーボードの「]」キーが入力状態になってしまう(つまり勝手に「閉じ鉤括弧」キーが押されてしまう)という症状です。505シリーズ(N505系は除く)全般にある傾向なのですが、特に505X,EXで発病するケースが多いみたい。個体に関わらず決まって「]」キーなので、おそらくBIOSかキーボードの構造に不具合があるのでしょう。ものによって早い段階で発症する個体と、なかなか発症せずそのまま退役まで持つ個体とがあるみたいですが、まあ505の遺伝病みたいなものかな、と私は思っています。
で、私の505EXも学生時代ほぼ毎日持ち歩いていたわりにはかなり状態が良いと誰もが言ってくれるくらい大事に使っていたのですが、遂に発症してしまいました。ここ10日くらいなのですが、使っていると時々「]]]]]]]]]]....」。ちょっと強めに「]」キーを押してやるとその場はとりあえず収まるのですが、またしばらくすると「]]]]]]]]]....」。
場合によってはBIOSの初期化やキーボードの掃除などで回復するケースもあるようで、とりあえずそれを試してみようと思っているのですが、ダメだったらまた修理で数万円もかかってしまうのはさすがにもうもったいないので、そうなったら買い替えかなあ。


[ DSC-P1 ] 2000/09/12(Tue)
Cyber-shotの新機種「DSC-P1」が発表されてます。
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200009/00-0912A/
製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/DSC/DSC-P1/
いきなりですねー、またしてもやってくれました、ソニーさん。先日の超小型デジカメにはさすがに及びませんが、幅113x奥行き43.8x高さ53.9mm、重量約250gというサイズに334万画素(実効324万画素)CCD、光学3倍ズームは驚きです。まさかここまで小さくしてくるとは。さすがに今回はツァイスレンズではないようですが、この筐体に収めるために新開発のレンズを搭載しているとか。
このP1は小型3倍ズーム機ということでキヤノンの「IXY DIGITAL」あたりと競合してきそうですね。FシリーズやSシリーズはサイズやスタイルが直接IXY DIGITALとは競合し得ないモデルでしたが、P1は想定しているシーンがIXY DIGITALと同じっぽいです。デジカメの画素数競争もある程度収束してきているので、これからはIXY DIGITALのような小型かつ手軽なモデルが一般的なコンシューマ市場(銀塩コンパクトカメラと競合する市場)では受けるんだと思います。でも価格が・・・。IXY DIGITALが実売\59,800程度なのに対しDSC-P1が定価\99,800ですから実売\89,800程度かな?200万画素程度でいいから\5万前後にしてきてくれたら今大人気のIXY DIGITALに十分太刀打ちできるのに。
このP1に合わせてCyber-shotの新しいアプリケーションも発表されています。PC経由でカラーiモード端末に画像を送信できる「i-Jumpサービス」と、プレイステーション2のソフトウェアにP1の画像を取り込める「ピクチャーパラダイス」機能。「i-Jump」の方は、先日お伝えしたソニーの次期iモード端末「SO502it」や「SO503i」あたりでは直接携帯電話から画像を送受信できるようにしてくるんじゃないかと思っています(そういう意味では、P1のカタログページにカラー液晶版のSO502i(画面ははめ込み合成)が出ていますがこれはあくまでイメージでしょう)。当面はそのためのメモステスロットだと思っていいんじゃないでしょうか。で、「ピクチャーパラダイス」はUSBでP1とPS2を接続し、対応ソフトに写真を取りこむことで3Dゲームのキャラクタの顔を自分の顔にできたりということができるみたいですね。これまでほとんど対応機器のなかったPS2のUSBスロット(一応USBマウスを繋いで遊ぶゲームはありましたが)ですが、ようやくまともな対応機器が出てきたといえるのではないでしょうか。「i-Jump」にしろ「ピクチャーパラダイス」にしろ、USB端子を備えた従来のCyber-shotにも対応しているらしいので、そのうち使ってみようかな。でも使わないだろうなあ(笑)。
P1の登場で、Cyber-shotもスタイルのF、スタミナのS、ポータブルのPと3つのシリーズになりました。最近デジカメ業界も熱いですからね、ここのところ力を入れているカメラメーカー各社には負けていられない、というソニーの意地を見せてほしいところですね。
とりあえず私は買う予定はありませんが、予約特典がめちゃくちゃ欲しいです。発売されたら「Yahoo!オークション」チェックしなきゃ(笑)。

ここのところPCメーカー各社からWinMeモデルの発表が相次いでいますが、IBMからもWinMe搭載、低価格のThinkPadが出てきました。
http://www.jp.ibm.com/pc/thinkpad/tpi12009/tpi12009a.html
12.1インチTFT搭載で約\14万。これは安すぎでしょう。この「ThinkPad i Series 1200」の前モデルは同じ実売約\14万とはいえ、HPA液晶だったのがやはり不評だったんでしょうね。思い切ってこの価格でTFTを載せてきたのは正解だと思います。TFTにしたためコストの関係上液晶サイズが小さくなっている(前モデルは13.3インチ)のは致し方ないところでしょう。これ、売れるんだろうなあ。上位機種ではCeleron 600MHzにDVD-ROM、20GB HDDを積んで実売\20万ですよ。こりゃ、F70完全に負けてます。VAIOは確かに動画編集ソフトが充実していますが、K6-2+じゃちょっと編集も辛いでしょうし、VAIOのブランドに拘らず使わない動画編集ソフトもいらないからとにかく安くていいものを、と思うと自然に触手はTP1200に伸びそうですね。これは、F70も早めに後継機種を出すかもっと価格面での優位性をアピール(つまりはディスカウントですね)しないと秋商戦は厳しいかも。

NTT DoCoMoのハンドヘルドPC「sigmarion(シグマリオン)」だそうです。
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/00/whatnew0911.html
なんたってゼロハリですよゼロハリ。ゼロハリバートン。仕事時に私の愛用している鞄のメーカー。そのゼロハリデザインというからには注目せずにいられるでしょうか、いや、いられません(笑)。まあ、モノ自体はNECのモバギベースのなんてことないWinCE機なんですが、ゼロハリだもんなあ。CFスロットがついているからP-in Comp@ctもそのまま挿せるし。プレスリリースの写真だけでは雰囲気があまり分からないのですが、これでゼロハリのケースみたくアルミ外装だったりしたらどうしよう。しかも専用のゼロハリケース付属バージョンも発売するらしいし。ああっ、欲しい。

しかし昨日は凄まじかったですねー。普段の3倍以上のアクセスが殺到して、1日に2回もアクセスカウンタが吹っ飛ぶという始末(汗)。参りました。それだけCrusoeに対する注目度が高いということでしょうね。ソニーさんのマークもかなり厳しいようですが(^^;
でも特にクレームがついていないところをみると、見逃してもらえたのかな???


[ C1VJベンチ続報 ] 2000/09/11(Mon)
さてさて、昨日の続報です。
まず、ASCII24に記事が載ってます。当日会場へ行けなかった方はどうぞ。
http://www.ascii24.com/ascii24/news/hard/article/2000/09/11/617930-000.html
http://www.ascii24.com/ascii24/news/topi/article/2000/09/11/617931-000.html

番外編でご報告したCrusoeのベンチマークですが、旧C1と比べてどうか?というわけで他機種のベンチ結果と比べてみました。ちなみに、C1XEのベンチ結果をアクセルさんに、C1XFのベンチ結果をPuffyさんにご提供いただきました。どうもありがとうございました>お二方

 IntegerFloat
Crusoe 600MHz(PCG-C1VJ)21034
15266
MMX Pentium 233MHz(PCG-C1)8660
6641
MMX Pentium 266MHz (PCG-505EX/64改)97617375
Pentium II 266PEMHz (PCG-C1XE)1205112009
Pentium II 333MHz(PCG-XR1)1507115016
Pentium II 400MHz(PCG-C1XF)1594116745
Pentium III 600MHz (PCG-XR1改)2714427039
Duron 600MHz (自作機/ASUS A7V)2673331411


と、こんな感じです。グラフにもしてみました(→グラフ)。
とりあえずC1Xシリーズよりは速いようですが、それでも浮動小数点はC1XFのPen2 400MHzよりも低いなどちょっと苦手みたいですね。まあまだ開発中ということだったのでなんとも言えませんが、それでもこれから発売までの間に大幅なチューニングが行われるとはちょっと考えにくいので、最終製品もこの程度のパフォーマンスになることでしょう。あとは実アプリを動かしてみての話でしょうね。特に3Dや動画に関しては。

あと、C1VJそのものについてあまり触れていなかった気がするのでここで補足しておきます。
まず、ファンはついています。EXPO会場がそれなりにうるさかったのでどの程度ファンの音が気になるか、といったことまでは分からなかったのですがファンはちゃんと動いているようです。しかし、Crusoeはやはり発熱がかなり少ないんでしょうね、朝からずっと起動しっぱなしのC1VJ展示機を触っても殆ど熱さを感じませんでした。私の505EXよりも発熱していない感じです。昨年のWorld PC EXPOでC1XEの展示機に初めて触ったときは熱くてとても触れなかった(熱がこもらないように本体の下に十分隙間を空けて設置してあったにも関わらず)のに比べると雲泥の差です。これでもしファンが低回転数のものだったりしたら嬉しいですよね。さすがにC1の筐体ではCrusoeといえどファンレスは難しかったようですが。
また、ATIのRage Mobility-M1とS3のSavage/IX8との違いについて説明員さんに尋ねてみたのですが、どうやらATIの方が消費電力は少ないらしいです。で、性能的には両者ともあまり差はないとか。じゃあ何故スタミナ重視のSRにSavageなの?と思ってしまうわけなんですが、なぜなんでしょうねえ。個人的には両方のチップで開発しておくことで今後のリスクを分散しよう、という思惑も多少あるのではないかと思っています。ノートPC用ビデオチップ市場であれだけのシェアを誇っていたNeoMagicがあっさりとこの分野から撤退する世の中ですから、仮にSavageに乗り換えたところでS3もいつなくなるか分からない(実際、S3のビデオチップ事業は事実上VIAに移管してしまいましたし)。というわけで、片方の選択肢がなくなったときのためにもう一方の選択肢を残しておいたのではないかと考えています。邪推ですが。個人的には、ATIにしろS3にしろこのところは新製品の出始めのドライバの出来が非常に悪いので、VAIOも今回のモデルでいきなり不具合続出ということにならないといいな、と思っています。私は以前デスクトップ機用のビデオカードでATIのRAGE Furyの初期ロット品を買ったことがあるのですが、かなりの期間まともなドライバが提供されなくて非常に困ったという経験があるんですよね。まあVAIOはメーカー製PCですからある程度煮詰めてから出してくるとは思いますが(ってこともないか)、やはりそのあたりの不安は拭いきれません。ソニーさんは更新版のディスプレイドライバをなかなか提供してくれないメーカーですし・・・。

そんなところですね。また何かあったら書きます。


[ VAIO EXPO 2000 ] 2000/09/10(Sun)
今日は「VAIO EXPO 2000」に行ってきました。今回はちょっと写真も多いので、このColumnも特別編ということで作ってみました。
→「VAIO EXPO 2000」レポート

11:30頃に行ったのですが、結局ほとんど最初の方からずっとTamaさんと一緒でした。まあEXPOの詳細は特別編を見ていただくとして、ここではちょっとそちらで触れていないことについて書いてみようと思います。

今回、VAIOやCLIE以外でかなり注目だったのが「アプリケーションスティック」。今まで「Memory Stick Expansion Module」とか「Memory Stick Media Application」とか「InfoStick」とか言われていたアレです。ようやくソニーから新しい(かつ呼びやすい)呼び名がつけられた模様。まあ、もう「メモリー」スティックじゃないですしね。
で、それによると今後の「メモステ」はDuoに集約していき、従来のメモステサイズのものはアプステ(今勝手に略称作った)を利用するためのスロットになるようです。まあDuoになるとはいえアダプタを使うので特にサイズは気にすることもないのでしょうが。で、アプステ。これ、かなり厳重にチェックされていて(C1VJもそうだったのですが)写真撮らせてもらえなかったんですよ。でもBluetooth StickとかCamera Stickとか、GPS Stickあたりはかなり完成に近づいているみたい。Camera Stickなんて先日の超小型デジカメの試作品からバッテリと液晶を取り外せばすぐにでもメモステサイズに収められるという話だし。GPS Stickはさすがに感度低そうですが。
あとはメモステウォークマンとCDウォークマンの複合製品なんてものも出てましたね。今年から来年にかけてのソニーはメモステに期待して間違いなさそうです。あとBluetooth C1なんてのも参考出品されてました(これまた撮影禁止)。Bluetoothもかなり力入ってますね、ソニーさん。
しかし、ちょっと気になる情報。もしかすると、アプリスティックが出る頃にはまたメモステスロットの仕様が変更になるかもしれない、という説明員さんのお言葉。今CLIEやVAIOを買った人はアプステが使えない可能性があることを覚悟しておいた方がいいかも・・・。それがソフトウェア(すなわちドライバ)レベルで対応できるものかどうかはまだ分からない、という話だったのですが、なんとも気になりますよね。

あと、CLIEに関するななちゃん(途中ちょっとだけ一緒だった)からのタレコミ。

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CLIE のメモステスロットには AutoRun 機能があり、メモステを差したらメモステの中身を本体にコピーできます。ファイル全部でも指定ファイルだけでも可能です。で、本体にコピーし終わったらプログラムの自動起動ができます。で、メモステを抜いたらさっきコピーしたプログラムやデータファイルは自動的に削除されます。SONYはこれをどう使って欲しいかというと、大容量メモステにゲームプログラムとデータファイルをいれておいて、差したらプログラムを本体に転送、メモステのデータファイルを読みながらプログラムを起動。遊んだあとはメモステを抜いて、転送されていたプログラムを削除する。簡単に言うとインストールの必要のないゲームです。もっと簡単に言うとGameBoyです。(こうやって言っていた)。もちろんゲーム以外にも充分使えます。データベース類がそうですね。
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ですって。要するに(動きは違いますが)使用感としてはVisorのSpringboardみたいな感じだと思えばいいのかな?CLIE用のメモステを利用したアプリはまだ出ていないと思いますが、これをうまく使ったアプリが出てくると面白くなりそうですね。

で、EXPOを見に行ったあとは5人(Tamaさん、マルヤマさん、ムーラーさん、ななちゃん、Brown Sugar)で渋谷のでびでラーメンを食べて解散。なかなか充実した一日でした。


[ CLIE発売 ] 2000/09/09(Sat)
べっつにー、私は関係ないんですが(ちょっといじけモード(笑))。
今日ちょっとオフ会だったのですが、そのときにさっそくTamaさんのCLIEをちょっといじらせてもらいました。まあ、CLIEのレビューや他のPalm機との比較などの記事はおそらく雑誌や他のサイトでさんざんしてくれるでしょうから、私が個人的に持った感想などを少し。
CLIE、c3と比べてやっぱり厚いです。でも横幅は狭い。片手で持ったときには、日本人の手にはCLIEの方がおそらくしっくりくるでしょうね。私は手はけっこう小さい方ですがCLIEの方が持って安定する感じがしました。しかし、厚み。やっぱりPalm IIIやVisorと同じくらいあります。ジョグダイヤルやメモステスロットをつけるとこれくらい厚くなってしまうのはある程度仕方ないのですが、やはりPDAは常に持っていないといけない→仕事のときはワイシャツの胸ポケットに入れておきたい→そうすると薄い方がいい、という感じで個人的にはc3の厚みが限界だと思ってます。c3に薄手のカバーをつけて、ワイシャツの胸ポケットがちょっと膨らむ(カバーなしならかなりスッキリ収まります)くらいが限度なので、CLIEを胸ポケットに入れるとしたらおそらく剥き出しの状態でないと厳しいと思うんですよね。でもそうすると衝撃に弱そう。かといってカバーをつけると胸ポケットには入らないし・・・。常にカバンに入れておくというのならば特に大きさは問題ないでしょうが、そうなるとハンドヘルドPCあたりと大差ないくらいの使用頻度に収まってしまう気がします。Palmが活かせるのは胸ポケットに収めたときだと思うので、薄さにはこだわりたいなあ。
あとはバックライトの暗さがやけに気になりました。Tamaさんも気にしていたのですが、バックライトが意味ないくらいの輝度しか出ないんですよね。モノクロモデルは他のPalm同様それなりに明るいようなのですが、カラーはどうにも。このあたりは本当に改善の余地アリです。でもそうすると電池の持ちが・・・難しいなあ。

だいたいそんな感じかな?あまり長時間いじってないのでこれ以上は何とも言えませんが。
あ、CLIEは液晶がPalmの中では最も小さいので必然的にGraffitiエリアも小さくなっているのですが、それによるGraffitiの入力のし辛さは特に感じませんでした。でも液晶の表面がコーティングされていてツルツルなので滑る滑る。WriteRightなどの液晶保護シートは発売されたら絶対買わないといけないでしょうね。

まあ、Graffitiの習得がんばってください>CLIE買った方々

昨日は新製品ラッシュでそれどころではなかったのですが、明日発売のMDウォークマンの新製品が昨日既にフライング販売されていたので会社帰りに買ってきました。しかしその足で飲みに行ってしまい、結局今日まで触れなかったのですが。
というわけで、買ったのは「MZ-E900」のブラッシュドブルー。店頭で見てシルバーとブルーどちらにしようかかなり迷ったのですが、「W.」ロゴの目立ち度に負けて(笑)ブルーにしました。よく考えたらこの配色、私のDSC-F505Vと一緒。これもポイント高いですね。
んで、さっそく使ってみたんですがすごく軽い!そして長時間!内蔵電池だけで30時間くらい持ちます。電池ケースをつけて単三電池でも使えますが、本体が薄いため電池ケースをつけると電池ケース部が厚くて不格好なので本体のみで使うのが吉でしょう。ちなみに、ACアダプタは付属していません。バッテリ使用に限ったシンプルかつ潔い構成。バッテリは専用充電器で充電です。まあ私は滅多にAC駆動しないし、ウチにソニーのACアダプタなら腐るほどある(E900には使えませんが)のでなくて結構。
それから、本体の質感はすばらしいです。フルマグネシウムボディなので505に近い質感。しかも超軽い。たぶんMDメディアを入れた状態で携帯電話より軽いんじゃないかな?というくらい軽いです。これにはびっくり。付属のリモコンもデザイン、操作性共にこれまでのものより更に洗練されてきた感じです。というわけで、今再生専用のMDを狙っている方、これはお勧めですよ。
あと、E900用にと思って新しいヘッドホン「MDR-Z700DJ」も買ってみました。このサイトを以前からご覧の方は「またヘッドホン買ったのお?」というツッコミを入れたくなるかも知れませんが、実は普通の密閉型ヘッドホンを買ったのってこれが初めてなんですよ。MDR-G61、72SL、82SLとずっとネックバンドタイプでQ33SLはイヤークリップタイプですし。あと古いソニーのコードレスヘッドホンも持ってますがこれは最近滅多に使ってないし。というわけで普通の密閉型は初めてなんです。で、使ってみましたがこれかなりいいです。今まで使っていたヘッドホンがオモチャに感じるくらい。CDにアナログ盤っぽくわざと入れてあるノイズとか、ピアノの残響とかまでしっかりと耳に届いてきます。ホント、ヘタなスピーカで聴くよりこのヘッドホンで聴いていたい感じ。自宅ってなかなかいい音響状態にするのって難しいじゃないですか。そこそこいいスピーカでもそんな環境だとなかなかいい音は出ないですから、それを考えると常にいい音で出せるヘッドホンはいいのではないか?と今更ながらに思ってます。
いやーデカいヘッドホンがこれほどいいとは思わなかった。というわけでかなりお気に入りです。しかし、これDJ仕様ということでコードがかなり長い(電話の受話器から延びている螺旋コード状態になっている)のでポータブルプレイヤーには実はあまり向いていません。というかコード長すぎ。今度短く加工しようかな?でもうまくやらないと音が悪くなってしまいそうで。そのあたりのノウハウ持っている方、良かったら教えてください。

明日はVAIO EXPOに行ってきます。今日の明日でTamaさんと一緒ですが(笑)それはそれで楽しいかな。行ってきたらここでもレポートするので楽しみにしていてください。


[ ニューモデルラッシュ/2000秋 ] 2000/09/08(Fri)
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/products_Autumn.html

昨日の予告どおり、出てきましたね〜ニューモデル。今回の目玉はやはりCrusoe搭載C1、かと思いきやデスクトップのラインナップがガラッと変わるという展開。うーん、面白そう。
というわけで、詳しいレビューは明後日のVAIO EXPO 2000に行って実際に触ってからにしますが、現時点で分かる範囲でちょっと見てみましょう。

VAIO RX PCV-RX70K,RX60K,RX50
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCV-RX70K/
Rシリーズの後継機種。Rシリーズが出てから既に1年と3ヶ月が経っているということで、今シーズンはフルモデルチェンジしてきました。筐体が今までと比べてかなりサイバー色が濃くなってますねー。
フラッグシップモデルのRX70KはPentium III 1BGHz。1BGHzというのはFSB133MHz版である印ですね。で、注目なのはCD-RWとDVD-ROMのツインドライブにしてきたことでしょう。米国版VAIO Rは従来からツインドライブ構成のモデルもありましたが、日本版はCD-RWのみだったので。CD-RWは必要だけどやっぱりDVDも観たいという方は嬉しいんじゃないでしょうか。
あと、ビデオ編集を前面に出した売り方をしてきたところも面白いです。今回はMXにもGigaPocketを搭載してきたので、AVパソコンは本格的にMXに明け渡してノンリニア編集マシンという位置付けにしようということなんでしょう。ソニーの目論見どおり、ノンリニア編集もずいぶんメジャーになってきたことですし。

VAIO MX PCV-MX3GK,MX3K
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCV-MX3GK/
いやーようやくWin2000が載ってきましたね。オーディオ機能のWin2000上での動作が確認できて、かつGiga Pocketを載せたのでWin2000の方が安定しているという理由からでしょう。かねてから私はWin2000がちゃんと動けば買う、と言っていましたが、ようやくその条件をクリアしたことになります。かといって今の私が買うかどうか、と言われれば買いませんが(笑)。なんというかPCはPC、AVはAVで分けておいた方が「自分は」いいかな、と思ったので。光オーディオ入出力やMDS-PC3、ネットワークウォークマンなどのようにPCと連携する部分は必要だと思いますが、大画面TVが欲しくなったときにネックになるし、逆にさらに速いPCが欲しくなったときに困ってしまうというジレンマに陥ると思ったので。そういうわけで今の私はMXは買わないということになってます。まあ、欲しいは欲しいんですけどね。カッコイイし。便利だし。
話が逸れてしまいましたが、MX。GigaPocketが載ってきました(GigaPocket無しのモデルもあり)。RXがビデオ編集にフォーカスする分、全般的なAV機能をMXに任せた感じになるんでしょうね。でもできればこちらもCD-RWとのツインドライブにして欲しかったような気も・・・。
チップセットがi815になったあたりは順当でしょう。CPUも866MHzもあれば当面困らないでしょうし。

VAIO LX PCV-LX80/BPK,LX70/BPK,LX50G,LX30/BP
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCV-LX80/
Lシリーズの後継、LX。私が密かに一番気になっているのがコレ。Lシリーズも登場後1年が経過したということでデザインをガラッと変えてきました。うーん、これはかなりかっこいいかも・・・。
で、すごいのがフラッグシップモデルの液晶ディスプレイ。なんとスタイラス対応なんです。これ、ワコムタブレットみたいな感じですよね(っと思ったらやっぱりワコムと共同開発らしい)。ペンタブレットの感覚で、画面に直接触れて操作することができます。これはイラストを書く人には魅力的なのでは?私は大学時代タッチスクリーン関係の研究をしていたので、こういうのが発展してキーボードやマウスを利用しなくても操作できる、このテのインタフェースがもっとメジャーになってくれないかな、なんて思ってます。PCならともかくIA(インターネットアプライアンス)あたりでこういうインタフェースが一般化してくれれば、もっとユーザーの裾野が広がると思います。良い意味で、このアプローチがよそのメーカーにも影響を与えてくれないかな?それはいいとして、ディスプレイのギミックもなかなか。タブレット状態にできるということで大胆なギミックが仕込まれているんですが、これ、fumiさんのデザインっぽいなあ(笑)。これはいけてますよ。ソニーらしいというか、VAIOらしいというか、まあ、そんな感じです(笑)。
L450Gに続いてGiga Pocketモデルもあり。Lシリーズはシリーズ内でのひとつの完結性ができてきた感じですね。おっと、そういえばSiS630チップセットじゃん。

VAIO J PCV-J12
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCV-J12V7/
順当にグレードアップしてきました。それにしてもローエンドモデルで700MHzですか。すごい時代になったもんだ(なんかニューモデルが出るたびにこれ言ってる気がする)。
それにしても嬉しいのが、17インチCRTモデルが発売されたことでしょうね。Jは安くて良いけど、ディスプレイが15インチなんだよなあ・・・という方はこれまで多分少なくなかったと思うので、このあたりはちゃんとユーザーのニーズを反映してくれているというか。そういえば今回からはCD-RWが標準搭載になってます。今時普通のCD-ROMモデルで\12万だとちょっと高い気がしますから、安くなってきたCD-RWドライブを搭載して売値を維持しようという気持ちも多少あるんでしょうね。
ところで、RX、MX、LXときてJだけ「X」がついてないんですよね。次期モデルは「JX」かな?

VAIO XR PCG-XR100F/K,XR9F/K,XR7F/K,XR1F/BP
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-XR100F/
父親がXR1Eを購入したり、先日IbukiさんのXRのCPU換装を行ったりと最近私に妙に縁のあるXRですが、今回も順当にきてます。A4ノート系は相変わらず手堅いですね。とはいえ、今回からビデオチップがNeoMagicじゃなくなってます。S3のSavage/IX8。これで少しはまともに3Dができるようになるのかな?それでもまだよくてVoodoo Bansheeレベルでしょうが。
あと、ハイエンドモデルのCPUがまだ未発表ということですが、これはIntelの発表待ちかな。おそらくPentium III 800MHzでしょうね。それにしてもノートで800MHzかー。すごい時代に(以下略)。

VAIO F PCG-F79/BPK,F75/BP
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-F79/
先日VAIOノート初のK6-2+搭載で話題になったFシリーズですが、なんか妙な動きをしています。これまではCPUその他のスペックはほぼXRと同等というか、あまりXRとの違いが見えなかったのですが今回はフラッグシップモデルでもPen3 650MHz。これじゃあまりハイエンドとは言えないでしょう。つまりは、F70/BPが出たときにも書きましたが、低価格化してXRとの棲み分けを本格的に考え始めたということなんでしょうか?モバイルAthlon/Duronがまだ出てこないのでそれまではミッドレンジ以下のIntelチップで低価格化の先鞭をつけたというところかなあ。まあ本当のところはモバイルAthlon/Duronが出てこないと分からないんですけどね。あとはDVD-ROMが標準搭載なあたりでしょうか。

VAIO Z505 PCG-Z505CR/K,Z505C/BP
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-Z505CR/
ええ、私はあえて「Z505」の表記にこだわりますとも。N505の復活を願っているというわけでは特にないですが、やはりZ505はZ505だと思うので。
スペック的にはしごく順当なスペックアップ。まあドラスティックな改革ができるところも少ないんでしょうが。それにしてもZ505で700MHzですか。すごい時代に・・・(しつこいって?)。
ビデオチップはATIのRage Mobility-M1。ビデオチップ市場から撤退したNeoMagicは今回思いきったリプレースが行われていますね。

VAIO SR PCG-SR9C/K,SR1C/BP
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-SR9C/
SRはまだ出たばかりなので、CPUやHDDの増強くらいしかとりあえず変更すべき点もないんでしょう。順当なスペックアップ。本体の質感が改良されていればいいんですが、それはないかな。
しかし、Z505もそうなんですが残念なのがハイエンドモデルはWin2000、エントリモデルはWinMeという構図が前シリーズから変わっていないところ。掲示板でもこの2シリーズに関してはローエンドモデルにWin2000を、ハイエンドモデルにWin98をインストールしたいという質問が後を絶たないのでこれは(少なくともWindowsが「Whistler」で一本化されるまでは)なんとしてもOS選択の余地を与えるべきだと思いますよ>ソニーさん。OS別販売ができないのであれば、別OS用ドライバを正式に提供するくらいはしてほしいものです。
ビデオチップはSavage/IX8。モデルによってS3とATIを分けているのは何か意味があるのかな?
関係ないですが、Z505とSRで型番末尾が「C」になっているのが面白いですね(^^;

VAIO C1 PCG-C1VJ,C1VJ/BP
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-C1VJ/
やはり、年末を待たずに出てきました。Crusoe搭載C1。型番が「C1Xx」から「C1Vx」になっていますが基本的なデザイン変更はナシ。ちょっとがっかり。Crusoeに合わせてさらに薄くしてくれるかと少し期待していたんですが・・・。でもSRみたく好きになれないデザインになっているよりはC1Xの筐体を流用してくれた方が嬉しいですが。
搭載するCrusoeは600MHz。これ、同クロックのPentium IIIと比べてどの程度パフォーマンスに違いがあるんでしょうか?処理の内容にもよるでしょうが、爆速でなくてもいいので速いといいなあ・・・。あと気になるのはバッテリ性能。標準バッテリで5.5時間、まあ少なめに見積もっても5時間は持ちそうですからちょっと楽しみ。なんとかIntelチップの3倍は持たせてきましたが、ノートPCはCPUだけでなく液晶もかなりバッテリ食いですから、CPUだけでよくこれだけ延ばしたといっていいと思います。
あとは、メモステスロットもついたし。さすがにズームレンズはありませんでしたがMOTION EYEもパワーアップしたし(まあ、私は滅多に使わないでしょうが)。
あ、そうか、筐体が基本的にC1Xと同一ということは私は505用のバッテリを流用できてしまう・・・。これは、買っちゃおうかなあ・・・でも冬ボで次期モデルかな・・・?

あと、アクセサリの方も、今シーズンもまた面白そうなのが。

ジョグリモコン PCGA-JR1
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/Acc/PCGA-JR1/index.html
これは面白そう。ヘッドホン端子つきのUSBリモコンです。要するに、東芝のLibretto ffみたいにするものですね。白っぽいところからしてSRをメインターゲットにしているんでしょうが、C1VJにMP3を入れてウォークマン代わりに使うのも便利そうです。C1を買うとしたら欲しいなあ。でもどのアプリで動くかによって「使える」度合いが全然違ってきますからそこはしっかり調べないと・・・。
万一「OpenMG Jukebox」くらいしか対応してないとしたらあんまりです。ユニバーサルに使えるようにしておいてほしいですね。

USBフロッピーディスクドライブ PCVA-UFD1
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/Acc/PCVA-UFD1/index.html
VAIO LXがついにFDDが(ついでにシリアル、パラレル、PS/2ポートも)取り外されて、完全なレガシーフリーPCになりました。Win2000モデルはともかくとして、WinMeモデルはこれでかなり起動が早くなるようチューニングされているものと思われます。それはいいとして、これはそのLX用FDD。iMacにしろVAIO LXにしろ、まだまだFDDが必要なケースは多いんでしょうね。でもどうせ\1万くらいするんだからSuperDisk対応にしてくれても良かったのに。ソニーは自社でSuperDisk対応の次世代FD、「HiFD」を出していますが結局日の目を見ないまま消えていきそうですし・・・。

J12を除くほとんどのモデルが9/30発売。VAIOはWinMe搭載モデルが少ないから敢えてWinMeの発売日に固執しない方針なのでしょうか。

だいたいこんなところかなあ。「ちょっと見てみましょう」だったのがいつの間にかこんなに長くなってしまっているし(笑)。とりあえず日曜にEXPOに行って触ってきたらまたちょっと続報をお送りします。

おっと、それから明日のVAIO EXPO 2000に合わせてコンセプトモデルも発表になってます。
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/vaioexpo_c.html
ビデオカメラ付きVAIOと鞄型VAIO。ビデオカメラ付きは、ちょっと大きいし実際に使いやすいかと言われればかなり疑問だとは思いますが、そのギミックは(資料イラストを見る限り)面白そうです。鞄型は発想は面白いんですが。うーむ。何か他に隠されたコンセプトがあったりするのか?とちょっと勘繰りたい気になってしまいます。ここまでストレートだとね(笑)。
まあ、両方とも欲しいかどうかは別として(笑)、試みとしては面白いかな?このあたりもEXPOに行って見てきたいと思います。

ちなみに、Tamaさんが「VAIO日記」でEXPO登場予告をしていたので、私も予告してみると、13:15からの「VAIO研究所2000」のセミナー(偶然にもTamaさんと同じ)に参加する予定です。180cmくらいのそれなりに大男(笑)で、ソニーのヘッドホンとスマートバッグDXを身につけてウロウロしていると思います。お昼頃には会場にいるつもりなので、もし見かけたら声をかけてみてくださいな。別に取って喰ったりしないので(笑)、怖がらなくてOKですよ。


[ ソニーの次世代ケータイ情報 ] 2000/09/07(Thr)
先日掲示板でソニーの次期iモード端末の話題が出ていましたが、その後とある業界関係の方から情報をいただきました。これまでに判明した情報をまとめるとこんな感じです。

型番発売時期形状液晶画面着メロ備考
SO502it
(またはSO502im)
2000年中折りたたみカラーFM4和音メモリースティック対応
カーナビ対応
SO503i2000/12〜2001/4折りたたみカラーFM16和音メモリースティック対応
Java搭載

今月発売されたP209iS、N502itがすごい人気みたいですが、ソニーもこの「カラー液晶」「折りたたみ」という2つのキーワードをしっかり押さえてきた感じです。iモードを重視するとカラー液晶の大画面が必須になるので、やはり折りたたみ式にアドバンテージがあるんでしょうね。NシリーズはDoCoMoに「NECさんはiモードのために折りたたみを取っておいてくれた」と言わしめたほどですから。Nも従来20xシリーズではストレートタイプが主流で、N208Sがそうであったように末尾に「S」がついている折りたたみ端末は亜流だったのですが、iモードの登場以来Nは折りたたみ一本になってしまいました。SOも503iの末尾に余計なアルファベットがついていないので、今後ソニー端末は折りたたみ式になっていくんでしょうね。個人的にはシンプルなストレートタイプが好きなのですが、折りたたみでも薄くて小さければいいですね。できればP209iSのように閉じた状態でもステータスの確認ができるサブ液晶をつけておいてほしいところです。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、SO502it(SO502imという名称になる可能性もある)はのメモリースティックスロット搭載らしいです。これを使って音楽配信を?という淡い期待を抱きがちですが、これはまだ当分ないでしょうね。現行PDC端末のデータ転送レート(9,600bps)を考えると、MP3データはまだまだサイズが大きすぎます。当面はPCやデジカメ、CLIEとのデータ連携(iモードメールで画像のやり取りができるようになるなんてこともあるかもしれません)が主になるのでは。MP3再生機能をつけるとすると(PCで作成したMP3/ATRAC3データを再生する機能をつけてくるくらいはあり得るでしょう)電池の持ちが問題になるでしょうし。「Memory Stick Expansion Module」が出てくればBluetooth Stickを使ってCLIEと無線通信ができるようになったり、デジカメ機能を付加したり、GPS StickでGPS機能や「今どこサービス」みたいなことができたり、と可能性は広がってくるでしょうが・・・。やはり、「Memory Stick Expansion Module」に機能の大半を依存しているあたりは、CLIEと運命を共にするのでしょうね。

それから、ソニー端末で忘れてはならないのがジョグダイヤル。なんかカラー液晶やら折りたたみ型やらメモステスロットやらに押されて影が薄くなっていますが、今度のモデルにもちゃんと搭載されているようです。まあ、これがないとソニー端末とは言えませんしね。どういう感じで載せてくるかはまだ分かりませんが、今後はやはりセンタージョグを採用してくるのでしょうか?あまり軽すぎるジョグダイヤルは勘弁願いたいですが・・・。
気になる502itと503iの違いですが、型番からも分かるように502itはiモード端末としての基本機能が502i、ということなんでしょう。つまりはカラー液晶以外は現行のSO502iベースであると考えられます。で、503iはいよいよJava搭載。これも実際にコンテンツが出揃ってこないと何とも言えないのですが、Javaを搭載することによってインタラクティヴなコンテンツが増えてくるんでしょうね。言ってみればテキスト中心の現行のiモード対応サイトは黎明期のWWWのようなもので、Javaに対応することで動的なサイト(ゲームやエンタテインメントが中心になるのかな?ECにも適用できそうですが)が積極的に作れるようになっていくものと思われます。でも、Java対応サイトってなんか重そうな気がするのですが・・・。

で、私は買うのかって?とりあえず、503iは買うつもりです。502iは・・・どうしようかな。なんかサクッと買ってしまいそうな気がしないでもないですが(笑)、半年以内に503iが出ることが分かっているので・・・。
あと気になるのはメモリ編集ソフトの対応状況ですね。ムーバ機4シリーズ(P、N、D、F)はけっこうメールデータの転送にも対応しているのですが、やはりDoCoMo byシリーズであるソニー端末はソフト側の対応がお粗末なので。そのあたりの仕様を各社で統一してくれるとすごく嬉しいのですが・・・どうでしょう?>DoCoMoさん、メーカーさん
やっぱり買うかどうかはそれにもよるかな。その辺の使い勝手が悪ければPあたりに走るかもしれないし。でもジョグは捨てがたいんだよなあ。

ところで、VAIOの新機種はなかなか出てきませんねー。ソニーさん、じらすじらす(笑)。でも明日までに発表がないと、VAIO EXPOに行ってもつまらないかも・・・?


[ 自作機にまつわるエトセトラ ] 2000/09/06(Wed)
このところ他の話題が忙しくてあまり触れていませんでしたが、先日ななちゃんにお借りしたConductive Pen、試してみました。
これ、何をするものかというと、SocketAのAthlon/DuronのCPU内部倍率を可変にするためのツールなんです。本来、Athlon/Duronは倍率は固定されていたんですが、SocketAに関しては倍率変更機能のついたマザーボード(ASUSのA7VやABITのKT7)ではディップスイッチやBIOS設定などで変更できたんですよね(SlotAの話まですると長くなるので省略)。
しかし、これらのマザーによるオーバークロックが流行ったせいで、AMDがマザーボードでの倍率変更ができないようにCPUの仕様を変更してしまったわけです。この仕様変更というのが、SocketA系CPUはCPU表面のジャンパによって倍率や電圧が決定されていたのですが、このCPU倍率変更の可否を司るL1ジャンパをオープン(要するに倍率固定)してしまったというわけです。で、その道の先人達(人柱とも言う)が調べた結果、このL1を結線してやれば倍率が変更できる(他のジャンパをいじることで直接倍率や電圧も設定できる)ことが分かったのです。そこでこのL1結線に使われたのがConductive Pen。一般的な修正ペンと見紛うようなペン型に、液化した銀(詳しい成分不明(^^;)が入っています。元来PCB基盤の回路の修復に使われていたもので、これで直接回路に書き込むことによって回路を結線したときと同じ状態が作れるわけです。これでL1を結線してやろうじゃないか、と。しかし、その噂がWebを駆け巡った途端、オーバークロックマニアに飛ぶように売れてしまい一時期かなり入手困難になっていたのと使用頻度が低い割に高価(\3,000くらい)なのとで買おうかどうしようか、と思っていたんですが、鉛筆でも代わりになるらしい、という噂を聞いてやってみたらできちゃったわけです(先月のColumn参照)。でも鉛筆だと耐久性に不安があるのでConductive Penが入荷したら買おうかなあ、と思っていたのですが、先にななちゃんが買ったと聞いたので買うのも何だし貸してー、ということに。

っと少し前置きが長くなってしまいましたが、そういうわけで使ってみました。
実際の作業をしてみて思ったのですが、L1ジャンパが小さすぎてConductive Penのペン先でもちょっと難しいと思い爪楊枝の先に液をつけて作業しました。結果、無事改造成功。鉛筆でもちゃんと動いていたので大丈夫だろうとは思っていましたが。で、オーバークロック実験。最初のうちは定格電圧でも700MHzでWindowsまで起動できたので「おっ、これはいけるかも?」と思ったのですがだんだん雲行きが怪しくなってきて、結果
  • 800MHz:電圧1.85VでもまともにWindowsが動かず
  • 750MHz:電圧1.80VでもWindows不安定
  • 700MHz:Windowsは起動するものの、時間が経つにつれて挙動が怪しくなりフリーズ
  • 650MHz:50MHzくらいのアップではあまり意味がないので試さず(笑)
という感じ。なんかヒートシンクを外してみて気づいたのですが、Duronの4角のスポンジが邪魔になってヒートシンクとコアがしっかり密着できていない様子。時間が経つと最初動いていたクロックでも不安定になることから、熱暴走している可能性も高そうです。まあ、元々それほどマージンの高い石ではなかったんだと思いますが。しかし、定格だと悔しいくらいに安定しているんですよねー。ちぇ。
とりあえず、ヒートシンクの密着性を高めるために熱伝導シートでも買ってもう一度だけチャレンジしてみようとは思いますが、あまり期待しないでおきます。Athlonも1.1GHzがリリースされてかなり値も下がってきている(1GHzが\5万台!)のでそのうちまた別の石を買ってこようかな。900MHzあたりが\3万くらいになったら買いかと思うのですが。VIAのKT133チップセットもあまり信頼おけないので、AMD760が載るASUSのA7M266あたりが出たらまたマザーごと変えようかな、という気もしています。

自作機の話題が出たついでに、マウスのお話も。
先日買ったIBMのScrollPoint Proですが、自作機につけて使ってます。それまで使っていた旧ScrollPoint Mouseもそれなりにくたびれてきたので。
で、形状ですが、やっぱりけっこうアメリカンサイズです。やや小振りなIntelliMouse Explorerといった風情。マウスに手を乗っけて動かす感じですね。フィット感は悪くはないのですが、大きめなのでScrollPointを使ってスクロールさせようと思うとちょっと指を伸ばしてやらないといけない感じです。ちょうど親指が当たる部分に第3のボタンがあって、これを押すとカーソルがスクロールモードに切り替わる(要するにIntelliPointのデフォルト設定でホイールボタンを押した状態ですね)になるので、スクロールさせるときはどちらかというとこのモードを使っているかも。あと、旧ScrollPoint Mouseのときからそうだったのですが、ScrollPointの反応に慣性があるというか、レバーを離してもスクロールがしばらく止まらない感じなので、ちょっと扱いづらいかもしれません。まあ、このあたりは慣れの要素も大きいのでもう少し使い込んでみようとは思いますが。
でもやはり私は体格の割に手が小さいので、このマウスの大きさはいかんともしがたい。どうしても慣れなかったら、他社製では一番しっくりくるロジクールのScrollMouse系に乗り換えるかも。かれこれ3年近くScrollPointを使ってきたので慣れないマウスを使うのはちょっとイヤなんですが、ScrollPointはもう生産終了しているし(先日デッドストック物を発見してすかさず1個捕獲しましたが)、組み合わせて使っているこれまたお気に入りのIBM5576キーボードももう入手不可能なので(これまたデッドストックを1個取ってあるんですが、5576は年々キータッチが悪くなっているのでちょっと・・・なんですよね)、この際まとめて乗り換えようかなーとも思い始めています。
って、こんなマイナーなマウスの話なんて誰もわかんないんだろうなー。アキバでも滅多に売ってないし(^^;

そうそう、松下からWindowsMe搭載のニューモデルが発表になっています。
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn000904-1/jn000904-1.html
各社なかなか発表してこないWindowsMe搭載秋モデルですが、大手ではIBMのX20に続き2社目ですか。発売日が9/15日(OEM版WinMe、要するにWinMe搭載モデルの発売解禁日。製品版WinMeの発売日は23日)なのですが、各社この日に合わせて一気に発表→発売という流れもあるかもしれません。いくらMSがWindows2000中心にマーケティングをしているとはいえ、メーカー的には最新OS搭載モデルとして売れるわけですから早めに出しておきたいところでしょうね。あるいは、WinMeモデルだけ先に出しておいて、Win2000モデルは後追いというシナリオもありそうです。何にせよ今週末から来週頭にかけて大きな動きがあるのは確実だと思いますよ。VAIOは今週末のVAIO EXPO 2000を控えているので、それに合わせて明日か明後日にまとめてWinMeモデル発表、なんてあるんじゃないかな?


[ あわわわわわ。 ] 2000/09/05(Tue)
いやーまいったまいった。
先日のサーバダウンに関していろいろ書きましたが、どうやらレンタルサーバのここの担当者の方がちゃんとお読みになってたようです(汗)。ご丁寧なことに、今日件のサーバダウンについての陳謝のメールをいただいてしまいました。
早い話がアメリカのサーバなので向こうで深夜の時間帯に作業をすると、どうしても日本のゴールデンタイムになってしまったとのこと。私としては移転当日にダウンという自体にかなり面食らってしまったのですが、そうそうこれだけ大きなサーバダウンはないそうなので良しとしておきましょう。それよりも事後の対応とか契約後の設定作業とかがかなり迅速で好感が持てたので、しばらく様子を見て問題ないようなら当分はこの体制で行こうと思います。とちょっとヨイショしてみる(笑)。
しかしサイトの中身までちゃんと読まれているとは思いませんでした。かなり焦った。こりゃおちおち変なこと書けないなあ(笑)。まあ、あまり気にしませんが・・・。
そういえば、このサイトの担当者さん、実はVAIOユーザーだそうです(笑)。しかも2台持っているというかなりのVAIOファン。うーむ。

さてさて、昨日IbukiさんのXR1のCPUを換装したことはご報告しましたが、ここでとりあえずベンチマーク(HDBENCH 3.22、Windows2000)でも。

 IntegerFloat
MMX Pentium 266MHz(PCG-505EX改)97617375
Pentium II 333MHz(PCG-XR1)1507115016
Pentium III 600MHz(PCG-XR1改)2714427039
Duron 600MHz(自作機/ASUS A7V)2673331411


いやーすごいですね。整数演算、浮動小数点演算共に旧CPUから2倍近い伸びを示しています。CPUクロックが2倍近くなっているので同アーキテクチャのコアとしては順当な結果といえるでしょうが。メモリバスが66MHzから100MHzに上がっているのでメモリアクセスも速くなっているんでしょうが、HDDがデフォルトなのでそこがネックになりがちかも。これでHDDをDJSA-230あたりに入れ替えたらもう怖いものなしでしょう。
しかし面白いのがDuronとの比較。普通PCのベンチマークはトータルで取った方が実際の使用感に近い差が出るものですが、単純にCPUの演算性能だけ比べてみるとそれぞれのCPUの得手不得手がハッキリしてくる気がします。同クロックで、Pentium IIIとDuronはほぼ同じ整数演算性能で、浮動小数点に至ってはDuronの方が圧倒的に速いという結果。アーキテクチャが違いますし、キャッシュメモリの容量も違うので扱うデータの大きさやプログラムの種類によってはPen3の方が速い場合もありそうですが、Duronの潜在能力の高さを垣間見ることができといえるでしょう。Ibukiさんとベンチ結果を比べたとき、私が密かに「勝った」と思ったのはいうまでもありません(笑)。
しかし、これだけパフォーマンスアップするのならば、A4オールインワンノートで400MHz以下のCPUを使っているなら換装で600MHz以上を狙ってみるのも良いかもしれませんね。もっとも、その前にHDDを最新クラスのものに入れ替えておかないとボトルネックになってしまってCPU本来のパフォーマンスが発揮しきれないとは思いますが。

ところで、MDS-PC3ですが、Win2000への対応はやっぱり微妙みたいですね。一体どの報道が正しいのやら。早くソニーのサイトに製品情報がアップされることを望みたいです。とりあえず、MDLPに関しては先日紹介した「MZ-E900」とカーステ「MDX-G55MK2」は買うつもりです。でもこれだけ持っていても録音できる機器がないんですよね。春に本格的に車に乗るまでにはMDLP対応レコーダを買わないと・・・。ソニーさん、頼みますからPC3をWin2000対応させてくださいぃぃぃ。


[ XR1のCPU換装 ] 2000/09/04(Mon)
昨日のサーバダウン、どうやらレンタルサーバの引っ越し作業だったみたいです。というわけで滅多にあんなサーバダウンがあるわけではないらしいのでよかったです。サイトを引っ越しした当日にダウンされたので私はかなり参りましたが。しかも日曜のゴールデンタイムに。障害情報がちゃんと知らされればいいんですが、サービス会社のサイトまでそのサーバにあったら知りようもないですし。せめて平日の明け方に作業するとか、自社サイトだけは別サーバ(あるいはミラー)を用意するとか、そのくらいのサービスはしてもらっても罰は当たらないと思うんですが。

今日は、仕事が終わってからIbukiさんを自宅に招いてIbukiさんのXR1のCPU換装作業を行いました。海外のオークションで落札したモバイルPentium III 600MHzだそうです。私はXRは分解したことなんてもちろんないんですが、Ibukiさんのご指名により一緒に作業させていただけることになりました(笑)。
換装の手順としては、分解してCPUを換装、組み直して動作確認してから○○を××に△△(ここがキモなんですが、事情により伏せてあります)し、IntelのSpeedStep Utilityその他のアプリをインストールして完了。
と、書いてみると簡単なんですが、実際の作業ってかなり面倒なんですよね。まず、一番苦労したのが、ネジが多いこと!505なんてネジ6本外すだけでほとんどの改造作業ができてしまうので、あまりのネジの多さにウンザリしました。メモリやHDDを換装するだけなら楽なんですが、CPUとなると完全分解が必要なので、外すネジは実に50本以上はあろうかという数。しかも微妙〜に長さの違うのがあったりと本当にパニックになりそうでした。
また、505は一体成形のパーツをいくつか組み合わせてあるだけな感じなんですが、XRはなにしろパーツの点数が多い。全体的に高級感溢れる作りになっているというか、細かい部分へのソニーらしいこだわりが見えて分解の最初の部分は楽しかったのですがそのうちこちらもウンザリ。いやー疲れました。
で、CPUを換装して、パーツやらネジやらを元に戻すのに一苦労。二人で騒ぎながら何とか組み直しましたが、バラすのよりも組み立てる方が全然難しいです。特にネジはバラしっぱなしで適当に扱っていたので、最後まで用途が分からず余ってしまったネジが3本(全然元に戻ってねぇじゃねぇか)。まあとりあえず元の形にはなったので良しとしましょう(ホントか?)。
で、○○を△△したりいろいろやって、結果XR1がSpeedStep 600MHz搭載のハイパフォーマンスマシンに生まれ変わりました!パチパチ。
結局Ibukiさんが帰路に就いたのが、終電間際の23:30。もうすぐで帰れなくなる
ところでした。それにしても無事(?)動いて良かったです。事前に有用なアドバイスを沢山授けてくださったXRの伝道師・MAOさん、どうもありがとうございました。

さて、MDS-PC3の続報。ASCII24の記事です。
http://www.ascii24.com/ascii24/news/hard/article/2000/09/01/617748-000.html
ソニーのサイトでの正式なプレスリリースらしきものがないので、報道により食い違っている部分は希望的に推測するしかないのですが、この記事によるとWindows2000には対応しているっぽいです。そうですよねー、やっぱり今時Win2000には対応していないとね。
ってことで本当に対応していたら買っちゃいます。私は。


[ vaioethics.com ] 2000/09/03(Sun)
取っちゃいました。独自ドメイン。ついに私もドメイン持ちです。先日、「買っちゃおうかな」と言っていたのはこれのことでした。
本当は「バイオネットワークサービス」の第1期ユーザーとしてはほぼ公式ともいえる「vaio.ne.jp」ドメインでコアな改造サイトをやっているというのはある意味誇りでもありましたし、今さらドットコム、という気もしたりと迷ったんですが、なんかやっぱり欲しくなっちゃったもので(笑)。10万アクセスはまあ偶々重なりましたがそれほど意識はしてませんでしたが。マイクロソフトも「.NET」とか言ってることだし、「ドットコム」も流行りすぎていて逆にカッコ悪いかな?とは思いましたが分かりやすい方がいいかな、という感じで「vaioethics.com」に落ち着きました。

なぜドメインを取ろうと思ったかというと、ホントいきなり欲しくなったからなんですよね(笑)。ふと欲しくなってちょっと相場を調べてみたら、どこもだいたい\3,000ちょっとくらいの値段でサーバまで貸してもらえるということだったので。学生時代、所属サークルのサイトを私が立ち上げてドメインまで取ったことがあるんですが、そのときは大体\5,000/月くらいしてましたから。まあこのときは「gr.jp」ドメインだったし、お金はサークル費から出ていたのでちょっと事情は違いますが。
で、安いなーと思いつつよく考えてみたら、VNSに払っているのがディスクスペースだけで\600/月(一度3MB分増量しているので)、コンテンツの多くを置いているBiG-NETが\1,000/月(これは1年分前払いしてしまっている)、で直接は関係ないけどほとんど使わずにお金だけ払っている@niftyのオープンコースが\1,200(といっても卒業後1年間は学割が効いて実質\600/月なんですが)、というわけでこれらをまとめると大体\3,000/月くらいいっちゃうんですよね。それならこの際ドメインくらい取ってしまえ、と。

そういうわけでどこにしようか迷ったのですが、結局Kazuさんが紹介してくださった「0からネット」さんにしました。維持費が\2,980/月。安い。

ところが。

いきなりサーバダウンかよぉ(泣)

マジ、勘弁してくださいよ〜>レンタルサーバさん
担当の方はいつもメールを送ると速攻でレスを返してくれるし、対応も早かったのでけっこう信頼おけそうだと思ったんだけどなー。日曜はサーバ管理休んでるんでしょうか?流石に明日は直ってるでしょうが、頻繁にダウンするようなら本気で乗り換え考えないと。InterQは一度大きめのトラブルやってるしなー。やっぱり自分で一度取ったことのある例のサーバにしておこうかな?乗り換えずに済むように増強なり管理体制強化なりお願いしますよー>0からネットさん

まあ、こういうわけでいろいろトラブルもあるかも知れませんが、今後とも「VAIOethics」をよろしくお願いします。


[ Thanks 100,000 Hits ] 2000/09/02(Sat)
おかげさまで「VAIOethics」も100,000アクセスを突破しました。これもいつも訪問してくださるみなさんのおかげです。ありがとうございます。

まだまだがんばりますよー。


[ 9月です ] 2000/09/01(Fri)
気がついたらもう9月なんですね。学生さんは今日から学校ですか。私はもうそんなことには縁のない身分になってしまったんですね(しみじみ)。
暦の上ではもうほとんど秋なんですよね。相変わらず暑いですが、それでも朝夕はそれなりに過ごしやすくなってきたというか。
しかし季節モノの缶ビールに秋を認める私は何か間違っているのでしょうか?(笑)
そういうわけで(どういうわけだ)PC業界も秋モデル間近ですよね。週明けあたりまとめて発表になったりするのかな?楽しみにしておきましょうか。

「CLIE」の公式情報サイト「CLIE Plaza!」が公式オープンしてます。
http://www.peo.ne.jp/plaza/
けっこう力入ってるみたいですよ。コンテンツ的にはまだまだこれからといったところでしょうが、ソニーさんも下準備だけはしっかりやっているみたいですから。私もまだ細かいところまで見てないので、これから見てみようと思います。
しかし、もう間近ですね、CLIE。買わないけど楽しみ。

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[ 管理者:Brown Sugar 著作:じゃわ ]