VAIO Column
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(2001/04)


[ ナビ台完成!!! ] 2001/04/30(Mon)
ナビ台、完成しました。
当初はフロントガラス用のエアコン吹出口から金属製のアームを伸ばして支えよう、と思っていたんですが金具の固定とか吹出口に引っ掛けるギミックとかダッシュボードに傷がつかないようにするクッションとかを考えると面倒になってきて、結局ドリンクホルダーを最大限に利用する方針に変更。そんなわけで、こんな感じになりました。
上面から見た様子底面から見た様子設置してみた様子
ダイソーで買ってきた\100のプラスチックトレイにペットボトルを切ったもので足をつけてます。本当はペットボトルだと見た目がよろしくないので無印良品でアルミ缶のドリンクを買ってきて缶を加工しようかと思ったらスチール缶のしかないでやんの(悔)。結局面倒になって加工が簡単なペットボトルにしてしまいました。
足の固定にはカー用品店で買ってきた粘着材付きの緩衝材(厚さ4mm)がいい感じの粘着力と厚みがあったのでまずペットボトルの内面に貼り付け、それからトレイに接着する面を作るために接着面方向に貼り付けてます。ペットボトルの切り取りなんかは割と大ざっぱにやってますが、作業のしやすさと台の安定のために筒が六角形ではなく正方形のタイプのペットボトルにして、ドリンクホルダーも四角形のペットボトルに対応したものにする、というところだけにはこだわってみました。
このままドリンクホルダーに挿しただけではトレイの後部が浮いてしまって不安定なので、テープ状に切った緩衝材を4枚重ねにして衝撃吸収を兼ねた足にしてます。ついでに、そのままだと表面がつるつるでC1が滑りそうだったのですが、余った緩衝材がちょうどトレイにぴったりな大きさだったのでトレイの上面に貼り付け。以上。
本当はちょっとした日曜大工を覚悟していたんですが、作業に要した時間は約20分、使った物といえばハサミだけ(笑)。購入した物も\100のトレイと\780のドリンクホルダー、\500程度の緩衝材が2種類ほど、とペットボトルのために買った飲み物の値段を考えなければ\2,000でおつりがきてしまいます。思った以上に安くできたなーというのが正直な感想。安物の素材しか使ってないのでそれだけ見ると貧相なんですが、クルマにセットしてC1を乗せると大体の部分は隠れてしまいますからそれほど気にしていません。

ちょっと試運転してみたんですが、これが思った以上に良い出来で、そこそこのスピードで曲がったり多少の急発進・急制動をしても超安定状態。緩衝材をふんだんに使っている上に肝心の固定部分が割と緩やかなエアコン吹出口なので、ちょうどイイ感じに衝撃を吸収してくれます。むしろ適当に作ったのが功を奏した、みたいな。取り付けもドリンクホルダーに2本の足を挿すだけなのでマジで3秒で完了。完璧っすね。あとはケーブルの取り回しを考えるだけです。

そういうわけで4連休の準備はもうバッチリです。あとは道すがら聴いていく音楽を選ぶくらいかな?
待ってなさい、長野よ!


[ LADY NAVIGATION ] 2001/04/29(Sun)
今日はカーステも新しくなったし、仮ナビ台でナビもそこそこできるようになったし、ということでドライブへ。特に目的もなくその辺を走り回ってただけなんですがやっぱり楽しいですね。愛機C1でちゃんとナビができるようになったというのもあるけどオーディオ環境が整ってきたというのがかなりドライブの楽しみを増してくれてます。FERIOはそこそこに車内スペースも広いですからね。なんかまだ引越しのダンボールが片付ききっていない自室よりもむしろFERIOの中の方が快適だったりします(笑)。
C1ナビはやっぱり人目を引くのか、信号待ちで並んだクルマから視線を感じる感じる。けっこう優越感、感じてます。専用機はもう珍しくもないですがPCナビって設置法からして目立ちますからね。まだナビ中に給油したことはないんですが、スタンドやカー用品店に入ったときの店員さんの反応が楽しみかも。
専用機、といえば昨日イエローハットに行った際に店員さんといろいろ話をしていて知ったんですが、最近の専用機もかなり高機能になってきているみたいですね。例えばADDZESTのナビなんかはJTBと提携していて、JTBの旅行情報(宿やプレイスポットだけでなく、JTBのツアーコースをトレースできたりもするらしいです)がDVDに入っているとか。ソニーのはいよいよDVD-ROM1枚には情報が入りきらなくて東日本版、西日本版の2枚組になったらしいですし。あと、これは昨年末の「AUDIOEXPO 2000」のときに見ていたものですが、アルパインの「DVD N99」はメモリースティック対応(これによるメリットがどれだけあるかはちょっと疑問ではありますが)。カーナビ専用機は今までノーマークだったので全然詳しくなかったんですが、こんなに多機能になっているならちょっと欲しいかな、と思わされました。でもやっぱりVAIOユーザーならPCナビの方が楽しめますしね。GPSの感度もナビとしての性能も流石に専用機には敵いませんが、それでもPCGPS+Navin' Youは実用になるレベルですし、それに専用機だとナビしながらメール受信したりWeb見たりゲームしたりチャットしたり(ぉぃ)できないでしょ。それに普段から使ってるマシンの方が愛着もあるしね。というわけで、専用機が買えるくらいリッチになるまではPCナビで行こうと思ってます。というか専用機が買えるくらいお金が貯まったらまたVAIO買うような気がしないでもないですが(笑)。

ところで、仮ナビ台。一応普通に運転する限りにおいては特に不都合を感じることもないんですが、やっぱり固定されないのは不安定みたいです。コーナーを曲がるときにちょっと減速しきれていないと横滑りが発生してしまうんですね。前後方向にはドリンクホルダーとダッシュボード、フロントガラスの3点で固定されているのでちょっとした急ブレーキくらいなら全然問題ないんですが、横方向には何も固定するものがないので横Gがかかると弱いみたいです。ジツは一回派手に落下させてしまいましたし(汗)。まあ落ちても大抵助手席のシートかフロアマットに落ちるのでそれほど衝撃は受けませんし、カーボンルック化してあるので表面の傷とも無縁なんですが、やっぱり危険。急いでナビ台を作ろうと思います。あと、電源とGPSのケーブルの取り回しもちょっと考えないとなー。
ってこういってあれこれ悩んでいる間が一番楽しいんでしょうね(^^;ニューマシン買うときと一緒で。


[ MINDTRAVEL ] 2001/04/28(Sat)
今日はFERIOに載せるナビ台の材料を調達すべく、カー用品店・ホームセンター・100円ショップ巡りに行ってきました。とりあえず100円ショップでC1ジャストサイズのトレイを購入して、電気店で適当なDC-ACインバータを購入。DC-ACインバータは詳しくないので店頭にあった数少ないバリエーションの中からオーディオテクニカの「INV-60W」という製品をほぼ見た目と値段で購入(笑)。出力がいくらあれば良いか分からなかったのでちょっと不安だったんですが、C1VJの消費電力が36Wなので他にちょっとしたものの電源を取っても余裕はありそうです。
肝心のナビ台の骨組みは、ホームセンターに行った時点でやっぱり何を買ったらいいか検討もつかず、結局PCナビの先輩ksさんとTamaさんに相談しながら作っていくことにしました。何となくイメージだけはつかめているんですけどね。
んで、ふと思い立ってエアコンの吹出口用ドリンクホルダーを何とか流用できないかな?と思って適当なのを買い、100円ショップで買ったトレイをダッシュボードに置いてみたところ、妙に上手い具合にドリンクホルダーがトレイのストッパー代わりになってちょうど良い位置にC1が収まってくれました(→写真)。しばらく走ってみましたが、何の固定もしないのに台が落下するでもなく、割とイイ感じにナビができちゃいました。でもこれだと万一急ブレーキをかけた場合確実に落下→破損という憂き目を見る羽目になるので、明日明後日にはちゃんとした台を作ろうと思います。ドリンクホルダーを何か活用する形で考えてみる予定。

もうひとつ。快適なカーライフに欠かせないカーオーディオですが、今日イエローハットにスピーカを買いに行ってきました。やっぱり標準のスカスカスピーカだと楽しくないので。
購入したのはやはりソニーということで(ってあまりソニーのカー用スピーカってメジャーじゃないらしいんですが)フロントに「XS-HL1651」、リアに「XS-V6945」という製品。SonyMobileのスピーカはつい先週あたりモデルチェンジしたばかりらしく、出たての新品を購入することになりました。本当は型落ちのでも良かったんですが、安くなってなかったので新モデルにしました。本当はあまりお金がないのでとりあえずフロントだけ、とも思ったんですが4月中はイエローハットのキャンペーン期間らしくオーディオ機器が1割引になる、と言われて手が滑ってしまいました(笑)。
取り付けはお店にお願いしたんですが、流石にスピーカ4本の作業(元々2wayだったのでリアはちょっと加工が必要だったらしいですし、フロントもトゥイータがセパレートになるので取り付けが面倒らしい)となると大変だったらしく、2.5時間もかかってしまいました。いい加減待ちくたびれたんですが、おかげでしっかり4本設置されました。
帰宅がてら新しいスピーカの音を聴きながら来たんですが、「素晴らしい!」の一言。音の厚みとか立体感とかそういったものが出てきたのは言うまでもないんですが、高音が素晴らしくきれいでトゥイータの奏でるトライアングルの第一声を聴いたときに驚いて腰を抜かしそうになりました。冗談抜きで。最初はコアキシャル(同軸型)スピーカで安く上げようかと思っていたんですが、以前クルママニアの妹に相談してみたところ「トゥイータがバラのほうが絶対良い」と言われてセパレートにして良かったです。しかしこれだけカーオーディオでマトモな音が出るとは思ってませんでした。クルマってどうしても騒音源とは離れられない宿命にあるものですからなかなか音にこだわるのは難しいのですが、それでも思った以上に良い音環境が作れて大満足です。なんというか今までのスピーカって何だったの?という感じ。アレはただの「音」でしかなかったんですねー。うん。
カーステの世界も調べてみるとけっこう奥が深いです。私もカーオーディオに限らずクルマ関係は素人なんですが、オートバックスになかなか良いページがあったのでちょっとご紹介しておきます。
カーオーディオの基礎知識
http://www.autobacs.com/cgi-bin/inetcgi/scripts/static_html/info/5-2/5-2-8.jsp

こんな感じで、カーライフ快適計画は着々と進行中。なんか悩むところも多いですがかなり楽しいです。PCの世界と違って知らないことが多いからかな。


[ 週末がやってくる ] 2001/04/27(Fri)
いやー明日からGWですね。暦の上では3連休の後2日就業日があって、また4連休ということになっていますが5/1、2と休みで9連休、という方もいることでしょう。私も社内的には1、2は大っぴらに有給を取っていいことになっていたんですが(社内の決まりで)、仕事の都合でどうしても1、2は出勤しなくてはならなくなり結局暦通りの休みになってしまいました。ちょっと残念。
というわけで私がこの最初の3連休で計画しているのは、まだ終わりきっていない引越しの荷物を完全に片付けること(汗)と、FERIOにC1用のナビ台を設置すること。後半の4連休に長野まで写真撮影の旅(仮)に出かけるためには何としてもナビ台を完成させなくてはなりません。一応イメージだけはあるんですけどね、なかなか形にするのは難しいかもしれません。電子工作以外の工作なんてかなり久しぶりですからねー。ともかく明日はカー用品店とホームセンター、100円ショップ巡りに繰り出さなくては。

で、C1ナビ。クルマのフロントガラスからC1ナビが覗いているのが他のクルマの興味を引くこと間違いなしではあるのですが、せっかくだからオリジナリティを出してもっとイバりを効かせたい、と思い、例のアレをやってしまいました。そう、カーボンルック化です。
何のことだか分からない方のために説明しておくと、VAIOの外装パネルにカーボン繊維(風)のラミネートシートを貼り付けてカーボン風VAIOにしてしまおう、という企画です。ただカーボン風でカッコ良いというだけでなく、表面がコートされるため傷がつきにくくなるという副次的効果もあったりとポイントが高いんです。しかも、剥離可能な粘着材を使っているので剥がすのも難しくはないし。ずいぶん前にksさんにカーボンルック化したSRを見せていただいて以来ずっと気になっていたんですが、Tamaさんに先を越されてしまったもののC1VJを買い換えずに使い続ける決心をしたことだし思い切ってやっちゃおう、ということでksさんにお願いしてみました。
え?もったいぶってないで早く写真を見せろ?分かりましたよー。→カーボンルックC1
ね、なかなか決まってるでしょ?やっぱりC1VJの白くて軽薄な色より精悍なカーボンブラックですよね。うんうん。ksさん自身C1はやったことがないので試してみたい、ということで半ば人柱的にお願いしたんですが、ちゃんと液晶側の筐体をバラしてラミネートを内側に折り込んでいるので仕上がりはかなり綺麗です。さすがにMOTION EYEはバラせなかったらしくこの部分はラミネートを貼ってあるだけなんですが、まあ許容範囲かな、というくらい丁寧に仕上げてあるし。
本当はSNC1-128Mの蓋の色がどうしても納得いかなかったので底面もカーボンルックに統一してしまおう、と思ったのですが底面は凹凸が多いのと本体を完全にバラせなかったので無理だとか。というのもどうやら綺麗にラミネートするには水につけなくてはならないのですが、基盤が外せないと水にもつけられない、ということらしいです。でもそのうち慣れてくればMOTION EYE共に完全バラシができるようになるかもしれないので、そしたらもう一度お願いしてみようかな。
そういうわけで、カーボンルックC1、かなりいけてます。GWはコイツと一緒に長野。楽しみ。


[ FOMA正式発表 ] 2001/04/26(Thr)
NTT DoCoMoが次世代携帯電話サービス「FOMA」の試験サービス開始を正式発表しました。
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0426.html
MYCOM PC WEBの記事
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/04/26/13.html
ASCII24の記事
http://www.ascii24.com/24/news/topi/article/2001/04/26/625606-000.html
ZDNetの記事
http://www.zdnet.co.jp/mobile/0104/26/foma.html
ケータイWatchの記事
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/04/26/foma.htm
結局5月からの正式サービスはやっぱり無理でしたね。まあ3月の段階でドコモショップにモックらしきものは展示してあったものの、なんか「もうすぐ出るぞ」的なものがイマイチ感じられなかったので何かトラブるんだろうなー、とは思っていましたが。でも試験サービスながら一般向けのニュースなどにもかなり報道されていたようなので、それだけ注目度が高いのと同時にDoCoMoもかなり力を入れてはいるということなのでしょうね。でも、今回の試験サービスはともかくとしても、明らかにFOMAの下地を作る実験的なサービスであるM-stageを無理矢理売ろうとしたり、不具合だらけの端末を平気で売り出したり、その不具合を隠そうとしたりするような企業はいくらバックグラウンドが大きくても長くはないと思うぞ>DoCoMoさん
なんか、最近のDoCoMoは1年ほど前のIntelを見ているような気がしてなりません。i820チップセットの不具合、RDRAMの失敗、Coppermineの供給不足と次々と問題を起こしている隙に低価格でパフォーマンスの高いAMDにシェアを奪われていくという構図が今のDoCoMoとKDDIそのものというか。H"ユーザーだからというわけじゃないけど製品の質はKDDIグループの方が高いと思います。今回の私のDoCoMo地域会社変更だって、電話番号が変わってしまうわけですから、もしiモードがなかったらauに乗り換えていたと思います。
DoCoMoのトップの方々には、次世代携帯電話だ、モバイルマルチメディアだという以前にちゃんとユーザーの方を向いたサービスを根本から一度考え直してみてほしいものです。DoCoMoといえど企業なので、シェアとか利益とかに走るのは分からないでもないですけど、ねえ。

SCEIがPS2用Linuxキットを発売します。
ニュースリリース
http://www.scei.co.jp/corp/pdf/010426.pdf
製品情報
http://www.jp.playstation.com/linux/
GAME Watchの記事
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20010426/ps2linux.htm
キットに含まれるものはLinuxのインストールCD-ROM、40GB HDD、USBキーボード、USBマウス、VGAケーブルの5点。HDDは外付けで新PS2「SCPH-30000」には現在のところ未対応、とかいろいろあるんですがとりあえずPS2でLinuxをやる予定のない(もしかしたらそのうちPC上でのLinuxはやる機会もあるかもしれないですが)のであまり興味ナシ。
でも、付属のキーボードとマウスがすごく欲しい!
だって黒ですよ。ロゴ入りですよ。あぁ欲しい。マウスはデスクトップVAIOのものと同じタイプっぽいんですが、キーボードはどうなんでしょう。ThinkPadを彷彿とさせる黒いキーボードはいかにもキータッチが良さそうな気がしないでもない。というかAptivaと同じ色使いのような気がしないでもない。ってそんなことはどうでもいいんですが、キーボード/マウスマニアな私としては実に欲しいです。でもキーボードとマウスに\25,000はちょっと高すぎます(泣)。それでもおまけで40GBの外付けHDD(注:PCにはとりあえず挿さらない)とLinuxのCD-ROM(注:PC用ではない)がついてくると思えばお得か?お得なのか??


[ CD Mavica ] 2001/04/25(Wed)
ソニーのもう一つのデジタルカメラシリーズ「Digital Mavica」に新機種が2モデル追加されました。
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200104/01-0425/
Mavicaといえば記録メディアにFDを採用したデジカメとして有名で、日本よりもどちらかというとシンプルかつ実用性重視な米国市場でヒットしていたらしいですが、今回のモデルにはFD採用の機種はなし。昨年8月発売の前作「MVC-CD1000」の路線を踏襲して、メディアにCD-RWを採用してきました。CD1000は8cm CD-Rでしたが、今回はCD-R/RWということで更にランニングコストが安く済むようになったといえます。元々Mavicaシリーズは「どんなPCでも読める」ことと「メディアの単価が安い」をコンセプトとしてFDをメディアに採用しましたが、CCDの高画素化に伴い、より大容量のメディアを模索した結果CD-R/RWに辿りついたわけです。今やPCのデフォルトストレージとしてFDの後継となるべきメディアは事実上CD-R/RWになったと言っても過言ではありませんから、FD互換に拘ってSuperDisk/HiFDやZipに走らずにCD-R/RWを選んだのは自然な流れでしょう。メディア単価も十分に安いですしね。
このCD Mavicaですが、やはりCD-R/RW媒体ということでメモリースティックやコンパクトフラッシュに比べて書き込み速度は決して速いとは言えないようで、連写などにはかなり辛いものがありそうです。しかし元々企業ユースやお手軽なホームユースをターゲットとしているシリーズだけに、本格的なカメラとしてではなくあくまで「情報としての画像」を撮りたい場合や気軽なスナップ用途としては非常に扱いやすいと思います。
それにしても、FD Mavicaシリーズの末期モデルなどはFDとメモリースティックのデュアルスロットを搭載するなどメディア容量の問題に関してはかなり苦しんでいたように見受けられますが(メモステ使うんだったらCyber-shotでいいじゃん!というツッコミを入れたくなる)、CD-RWを採用することでMavicaのコンセプトに対する理想的な解をようやく見つけられたようですね。

さて、ここのところ注目しているSO503iの不具合問題ですが、私も今日ドコモショップに行って来ました。実際のところ交換に応じてもらえるのは液晶の傷の問題と通話が途切れる問題についてのみで、しかも通話が途切れる問題に関してはショップで検証をして問題が確認されないと交換してもらえないらしいという話でしたが、私の感触によると少なくとも北陸では通話品質の問題に関しても特に検証もなくすんなり交換に応じてもらえそうです。私のSO503iはプライバシーフィルタによって液晶面には傷がつかずに済んでいたので、通話品質の問題のみを申し出てみたところあっさりと交換に応じてもらえました。とはいえ改良機のモノ自体がないらしく、今回はとりあえず予約のみという形にはなりましたが・・・。
とりあえず今回のドコモショップ訪問はあくまで北陸契約に切り替える「ついでに」SO503iの交換に行っただけですから、また代替機が入荷次第足を運んでみようと思います。
しかし今回の契約変更で電話番号とメールアドレスが変わってしまいました。この地域会社の変更によって電話番号を変えなくてはならないという決まり、何とかなりませんかね。いちいち番号変更通知を流すのってけっこう大変なんですけど・・・。ちょっと古いニュースですが、
http://www.kddi.com/release/2001/0316/
auでは地域会社が違っても機種変更できるし、別の地方に引っ越しても番号が変わらないという「サービス」が可能になっているというのに・・・。独禁法がらみでDoCoMoには難しいのかもしれませんが、本当にユーザーのことを考えるならばDoCoMoも国ももっと考えるべきだと思います。
ともかく、新しい電話番号とメールアドレス、追ってご連絡しますね>関係者各位


[ Where are you going to, DoCoMo? ] 2001/04/24(Tue)
NTT DoCoMoが次世代携帯電話サービス「FOMA」の開始を当初予定していた5月から10月に延期するようです。
asahi.comの記事
http://www.asahi.com/business/update/0424/004.html
IT Proの記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20010424/2/
ケータイWatchの記事
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/04/24/foma.htm
ZDNetの記事
http://www.zdnet.co.jp/mobile/0104/24/foma.html
端末のバグやら通信網の整備の遅れやら、「やばいらしい」という噂だけは聞こえていたFOMAですが、結局延期ですか。とりあえず試験サービスという形では5月からスタートするみたいですが、503iでさえバグ続出といった状況だけにあまり早いうちから手を出すのは賢明ではないですね。新しもの好きの人がメインの携帯とは別に、本当に試験的な意味で試験に参加するくらいのステータスで試さないと痛い目を見そう。
私も「FOMA待ち」と言わずに503iに走って正解だった気がします。まあいずれにせよ富山には当分FOMAは辿り着きそうもありませんが・・・。せいぜいバグを無くして富山に来てくれい>FOMA

ZDNetでSO503iの件の不具合に関する記事。
http://www.zdnet.co.jp/mobile/0104/23/503.html
SO503iの不具合に関するサイトについて触れたものですが、DoCoMo側の対応は相変わらずのよう。バレていなければ黙っておこう、とでも思っているのでしょうか・・・ショップ側への周知も先日Yahoo!での報道があってからようやく行き渡り始めたというから始末が悪いですね。
改良機への交換はどうやら「ダイヤルボタンによる液晶面への傷」が確認されて初めて応じてもらえるということです。私のはプライバシーフィルタをつけてあるため、プライバシーフィルタの表面はもう傷だらけで見えにくくなってはいるものの、肝心の液晶自体は全くの無傷状態。これは交換に行くまでの間フィルタを外しておいて傷がつくようにしておかなきゃ(笑)。「傷がないから」といって交換に応じてもらえなかったら悲劇なので。
改良機は「液晶画面に傷がつく」「通話が途切れやすい」「データが初期化される」という不具合に関しては修正されているものの、「着信音量が極めて小さい」点は改善されていない模様。私は着信音はほぼ常に切ってあるので問題はないんですが、着信音重視の人にはどうしても直して欲しい点でしょうねー。SO503iはPCM音源を搭載しているらしいのですが、どうみてもFM音源のN503iより音がしょぼいので、やはり内蔵スピーカの出力に問題があるのではないでしょうか。
というわけで私も早く交換(&契約変更)に行きたいんですが、なかなか行く暇がない・・・。

ソニーとエリクソンがいよいよ噂の携帯電話事業の合弁会社設立に合意したようです。
ASCII24の記事
http://www.ascii24.com/24/news/mrkt/article/2001/04/24/625534-000.html
ZDNetの記事
http://www.zdnet.co.jp/mobile/0104/24/eri.html
BizTechの記事
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/prom/128957
新会社の社名は「ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ(Sony Ericsson Mobile Communications)」だそう。携帯電話のブランドネームはまだ決まっていない模様ですが、ここのところ携帯電話事業に注力しているソニーと圧倒的な技術力を誇るエリクソンが組んで実質世界第3位の携帯電話メーカーとなるわけですから注目しないわけにはいきませんよね。実際メディアにもけっこう大きく扱われているみたいですし。
とりあえずFOMA端末第1弾はソニーブランドで出るみたいですが、秋以降に発売になる第2世代目のFOMA端末はこの新ブランドからのリリースになるようです。うーん楽しみ。
実際の端末はどうなるんでしょうね。エリクソンが端末の中身を、ソニーがコンテンツを提供していくだろうことは容易に想像できますが、肝心の意匠デザインをどちら側のスタッフが担当するか・・・どちらもこと「デザイン」という点では定評の高いメーカーだけに興味深いですね。

さてさて、今日から3日間、幕張で「Bluetooth Expo 2001」が開催されています。
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/04/24/btxp.htm
私もまだ関東に住んでいれば会社を休んででも見に行きたいところですが、さすがに今は遠くなってしまったので残念です。
ともあれ、携帯電話関係には今夏にも搭載され始めるということで、製品レベルのものがいくつも展示されているようです。私もBluetooth H"についてはかなり気になっているのですが、Bluetoothに注力している松下、東芝、ケンウッドからは比較的早い時期にBluetooth H"が出てきそうな感じ。楽しみにしておきましょう。


[ m505 ] 2001/04/23(Mon)
IntelがPentium 4 1.7GHzを発表しました。
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2001/010423.htm
1.7GHzですかー。なんかもう2GHzも目前といった感じですね。早いものです。PC Watchで早速ベンチマーク結果が出ていますね。
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010423/hotrev105.htm
これを見る限り、Athlon 1.33GHzと拮抗する性能のよう。アプリケーションによって得手不得手があるようですが、やはりアーキテクチャはAthlonの方が優れているようで、約400MHzの差をつけられたとはいえ、実パフォーマンスと価格性能比からいくとまだまだいけるなーという感じ。私のAthlon 1.2GHzも飛び抜けて高い数字でもなくなりましたが、この結果ならそれほど悔しくないかな。でも数字のマジックというか、1.7GHzという数字を見せつけられるとなんかちょっと悔しいですね。Pentium 4にはSSE/SSE2というアドバンテージがあるため、今後SSE/SSE2に対応したマルチメディアアプリやゲームが増えてくるに従ってPentium 4の優位性が高まっていくでしょうし。
来月中旬には発表になるであろうVAIOの夏モデルも、おそらくはRX72KでこのPentium 4 1.7GHz、XR9x(の後継モデル)でMobile Pentium III 1GHzを積んでくるのは間違いないでしょう。なんかここまで数字が上がってくるとちょっと怖い気もしますが。

米国で一足先に発表されていたPalm m500/m505ですが、本日日本法人から日本版が発表されました。
ニュースリリース
http://www.palm-japan.com/about/pr/20010423b.html
ZDNetの記事
http://www.zdnet.co.jp/mobile/palm/news/0104/23/01.html
ケータイWatchの記事
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/04/23/palm.htm
MYCOM PC WEBの記事
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/04/23/04.html
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/04/23/06.html
ASCII24の記事
http://www.ascii24.com/24/news/hard/article/2001/04/23/625464-000.html
いやー待ってました。私的に今シーズンのPalm互換機の大本命、本家Palm Computingの純正Palm。やっぱりしろクリは大きすぎるし、Edgeはよさげだけど(今のところ)モノクロしかないし、というわけでm505には期待していたんですよね。初のPalm OS 4.0搭載にして16bitカラー(65,536色)液晶にSD/MMCカードスロット、USBクレイドルに厚さ13mmと死角なし。それでいてデザインは私の愛するPalm Vx/WorkPad c3を踏襲した美しいデザインだし・・・もう、早く自分のものにしたい(笑)。
それはともかくとして(笑)、m500とm505では微妙に本体のサイズが違うみたいです。モノクロ液晶なm505は本体の厚みが10mmと、Vxと同等になっています。液晶によって3mmも厚みが違うのか、と思いますが、逆にカラーになっても13mmで収めてきたか、と考えることもできます。ということはもしVisor Edgeにカラー版が出るとしてもこの程度の厚みで出すことは不可能ではなさそうですね。
m500とm505で違うのは本体の厚みだけでなく、素材も違うようです。m505は全面が金属製なのですが、m500では金属製なのは前面のみで、背面はプラスチックとのこと。VAIOもSRやR505で4面マグネシウムを廃し、外装2面だけになっており、この質感の悪さがユーザーの不評を買っていますが、m500も同じような感じなのでしょうか。やはり全面メタルの方がかっこいいですよねー。この素材の違いに加えてモノクロとカラーという違いがあって、予想実売価格はm500が\44,800、m505が\49,800と\5,000しか変わらないのでこれはm505を買った方が絶対にお得でしょう。
拡張用のSD/MMCは現時点ではあまり製品のバリエーションが多くありませんが、新Palmの発売に合わせていろいろと出てくるようです。Bluetoothモジュールに始まってGPS、モデム、スキャナ、カメラ、ICレコーダ(?)、MP3プレイヤーとメモリースティック拡張モジュールそのものですが(笑)、ソニー1社が牽引役となっているメモリースティック陣営と違って松下・東芝を中心に多くのメーカーが開発を行っているSDカード陣営ですから、m505が出た後ぞろぞろと拡張モジュールがリリースされそうな予感。メディアとしての使い勝手自体はメモリースティックの方が良さそうですが、もっと小型・薄型のデバイスを作りたいときはSDカードの方がサイズ的に有利そうですし。SD/MMCはH"などにもスロットが搭載され始めているので、ソニーも早くメモリースティックDuoをリリースしないとデファクトスタンダードをSD/MMCに奪われてしまいかねませんね。
私自身はどちらかというとメモステ派なのですが、m505を買うとしたらSDの拡張モジュールもいろいろと買わなくてはなりません。BluetoothモジュールなんかはInfostickとSDで重複して持っていなければいけないという非常に不経済的な状況。早いとこ規格統一してほしいですね。でもとりあえずm505用にBluetoothモジュールとGPSモジュールくらいは買うつもりです。BluetoothはHotSyncができればかなり便利になるでしょうし、GPSはやはりPalmでナビ(カーナビに非ず。徒歩ナビです)ができると便利だろうな、ということで。
そんな感じでm505、かなり楽しみにしてます。先にしろクリやEdgeを買った人、m505を見て後悔するかもよー(笑)。

さて、Palmの話題をもうひとつ。すっかり忘れ去られていたTRGProductsですが、知らない間に「HandEra」と社名を変更して新製品をリリースしています。
製品情報
http://www.handera.com/products/330.asp
ZDNetの記事
http://www.zdnet.co.jp/news/0104/23/e_handera.html
HandEraの前作「TRGpro」はPalm機としては初めて拡張スロット(CF TypeII)を搭載し、マニアックなPalmユーザーに支持されましたが、今回の「HandEra 330」も同社らしく目の付け所が他のPalm機メーカーとは一味違うものとなっています。CF TypeIIスロットを備えるのは当然として、Palm m500シリーズと同じくSD/MMCスロットをも搭載しているようで、拡張性は抜群。CLIEと同じくジョグダイヤルも備えています。しかしそれよりももっと画期的なのは液晶画面で、Graffitiエリアがシルクプリントではなく液晶表示になっており、アプリケーション使用時にはGraffitiエリアが消えて(アプリ側が対応していれば)全画面表示にできるようです。これは文字入力の必要がないアプリや長文のテキストを読むとき、Webブラウジングをするときなどにはかなり便利な機能なのではないでしょうか。
しかし残念なことに、HandEra 330は本体サイズが先代と同じPalm IIIサイズである上に、デザインも今ひとつ垢抜けていません。以前、Palm IIIcベースでカラー液晶の後継機種をリリースする、と言っていたにも関わらず結局モノクロのままですし。Palm互換機各機種のいいとこどりをして使い勝手と拡張性を高めたことは評価に値しますが、実際に製品として訴求力があるかどうか(特に、小型であることにこだわる日本市場で受けるかどうか)と言われれば「?」マークをつけざるを得ない気がします。ただ、製品のコンセプトやインタフェース周りは他のPalm互換機にも見習うべきところは多いはずです。日本での話題性は確かに低いですが、このままフェードアウトしていくのではなく、Palm界の貴重な刺激剤として今後も「新しい」製品開発を続けてほしいものです。

しかし、Palmもこれだけ世代を重ねていろいろな製品が出揃ってくると、いよいよ「小さく」「薄く」「軽い」ことこそ正義、という気がしてきますね。そして何より毎日身につけて歩くデバイスだけにデザインは非常に重要な要素です。ZaurusやPocketPCは確かに高機能で液晶もきれいでいいのですが、私にはそれらはどうもPalmの持つ「ユニセックスなスタイリッシュさ」に欠ける気がするのですが、どうでしょうか。


[ CAMERA TALK ] 2001/04/22(Sun)
この休みに、隣県に住んでいる妹が実家に帰ってきていました。以前からちょくちょくPC関連の相談を受けてはいたんですが(とはいえ妹は完全な素人)、今回は「デジカメが欲しい」ということで一緒にCOMP100満ボルトへ。
ちょうど1週間前に「DSC-S75」を見に行っていたのでちょうど今シーズンのデジカメの傾向は分かっているし、ちょうど良かったです。
妹はデジカメも初めて、で予算も込み込みで\7万以下、ということだったので200〜300万画素、光学3倍ズームのコンパクトタイプがいいかな、とあたりをつけていたのがソニー「DSC-P1」、キヤノン「IXY DIGITAL 300」、富士フイルム「FinePix4700z」および「FinePix4500」(これは光学ズームじゃないんですが)の4機種。ニコンやオリンパスも良いんですが、コンパクトなのがないので今回は対象外でした。
本当は、私自身P1がけっこう欲しかったにも関わらず応募する懸賞に悉く外れていたため(これはきっと当たるだろう、と思ってポイントを注ぎ込んだSo-netの抽選も外れてしまったし(泣))、代わりにP1を買わせれば自分もひとまず満足するだろう、というよく分からない理由で(笑)何とかP1を買わせてやろうと目論んでいたんですが、どうも妹のセンスからいうとP1のデザインはイマイチだったらしく早々に候補から外れてしまいました(笑)。で、残った3機種の中で、FinePix4500はコンパクトだしデザインも悪くないものの操作系が使いづらそう(ボタンが小さく、かつ直感的な操作感じゃない)ということで却下。あとの2機種で20分ほど悩んだ挙句、結局購入したのはFinePix4700zでした。IXYはデザインは文句ないし、縦長のFinePixと違ってスタンダードな横長カメラということで初心者の妹でもとっつきやすいだろうと思ったんですが、これもボタンがあまり大きくないし、1ボタン・1アクションじゃないのでFinePixの方が実用面では使い勝手がいいだろう、という判断です。撮った画像を液晶ファインダでみんなで見たい、というニーズがあったので、今回選択肢に挙がっていた4機種の中で唯一2インチの液晶を採用していた(他のものは軒並み1.5インチ)のも大きなポイントでした。
購入価格は本体が約\59,800(税抜)+32MBのスマートメディア約\3,500。FinePixは後継の「FinePix4800z」が発表されているので今かなり下がっているみたいですね。後継機種との違いは、デザインを除けばせいぜい充電兼USB接続に使うクレイドルがついている程度でデジカメとしての機能は大差ないみたいなので、価格を考えるとそれほど悔しくもないですからけっこう買い頃だったのかもしれません。

実際、私自身デジカメは最近ソニーキヤノン以外はそれほど興味を持って見ていなかったのですが、ちゃんと比較してみると他社のデジカメも面白いですね。ちょっと使ってみましたがFinePix4700zの操作系はけっこう直感的で分かりやすいと思いました。操作体系はちょっと違いますが、使い勝手でいくとけっこうCyber-shotに近いものがあります。カメラ的アプローチではなくてデジカメ的アプローチで作ってあるというか。縦長の筐体は私的にはちょっとアレなんですが(光学ファインダを覗いていると液晶ファインダに鼻のアブラがつきそうでイヤなんですよねー)、カメラ自体はさすが富士フイルム、と思わせるいい仕上がりだと思います。でもレンズの筒の太さに対してレンズが小さいのがF505Vを見慣れた私にはちょっとカッコ悪く映るんですが・・・。ま、それはそれとしてもちょっと使い込んでみたいカメラだと思いましたね。新しいカメラで楽しんでくれい>妹
スマートメディアは初めて使いましたが、なんか、やっぱりメモステの方がいいかも。薄いけどそんなに小さくないし、端子は剥き出しなのですぐに壊れそうだし、誤消去防止のためには専用のシールを貼らなくてはならない(メモステはスライドスイッチ方式)のもなんだかなあ、という感じ。ちょっとデバイスとして洗練されていない印象を受けましたね。やっぱりメモリースティックがいいなあ。とはいえ私もPalm m505のおかげでちょっとSDカードにシフトしていきそうな気がしますが・・・(汗)。

と、そんな感じで最近カメラづいている私ですが、もうすぐゴールデンウィーク、ということで長野あたりに旅行に行っていろいろと写真を撮ってこようと思ってます。そのためにコンバージョンレンズなんかも欲しいんですが、旅費とか宿代を考えると買っている余裕があるのかどうか。


[ SO503i不具合情報 ] 2001/04/20(Fri)
発売から1ヶ月余りが経過したDoCoMoSO503i。なんか不具合とか言ってます。
http://www.remus.dti.ne.jp/~orion/so503i/index.htm
実はこのサイト、ちょっと前から知っていたんですが、明確に不具合とは分からなかった上にDoCoMo側の対応もハッキリ分からなかったのでネタにはしないでいたんですが、どうやらDoCoMo側も不具合を事実上認めたようです。
http://www.remus.dti.ne.jp/~orion/so503i/kairyou.htm
http://news.yahoo.co.jp/headlines/nnp/010420/loc_news/10450000_nnpnws027.html
今のところ判明している不具合としては、
  1. 着信音量が極めて小さい

  2. 明らかに他機種と比べて着信音量が小さく、屋外や少しざわめいている所に出ると着信音が聞こえない
  3. 液晶画面に傷がつく

  4. 折りたたんだときにダイヤルのボタンがあたり液晶画面に傷がつく
  5. 通話品質が悪い

  6. 他機種に比べ会話中によく通話が途切れる
  7. データが初期化される恐れがある

  8. 電池が切れたまま放っておくとメモリ内容が消える
というものらしいのですが、実は私の機体もやはり不具合があるようです。東京にいた頃は携帯はほとんどiモードと受け専門にしていたので気づかなかったのですが、実家に戻ってから加入電話は親も使うということで私個人の通話は携帯を使うようにしているのですが、それがどうもぶちぶち切れてくれます。最初はウチの電波状態が悪いんだろう、と思ったのですがよく考えるとSO502iのときはそうでもなかったので、どうもこの不具合に当たったっぽい。通話していると、突然回線が切れるか、しばらく無音状態が続いた後切断される、といった感じです。他の不具合に関しては、私はほぼ常に着信音は消してバイブレーションにしている上に、TFTはバッテリ消費が激しいということで毎日充電しているので、着信音量とデータ消去の不具合には当たったことがないのですが、液晶に傷がつくというのは確かにありそうです。私は購入して間もなく例のプライバシーフィルタ(ASDECのはSO503i用というのがないため、サイズ的にセーフなN503i用のをつけているんですが、これがまたSOのTFT液晶と相性が悪いらしく、かなりモアレが出るんですよ。他メーカーのに買い換えようかと思案中)を装着したんですが、このフィルタの表面がダイヤルボタンに当たってけっこう傷がついています。プライバシーフィルタの厚みのせいも多少あるんでしょうが、それも関係なく傷がつきそうな感じです。SO503iには閉じたときに液晶に傷がつかないように一応ゴム製のストッパーはついているんですが、これもこれで外れやすいんですよね。これはちょっと問題だと思うぞ>ソニーさん
しかも、SO503iは出力周波数がDoCoMoの基準値こそ満たしているものの、推奨値には1〜2KHz足りていないらしいんですよ。どうもこれが通話品質に影響しているらしいのですが・・・。

そんなわけで、地域会社によって多少の遅れはあるものの、これらの不具合に対応すべく、改良機への交換を開始しているようです。DoCoMoによるとあくまで「不具合」ではなく「お客様の満足度を高めるために」ということらしいですが、どう見ても不具合でしょう>DoCoMoさん
私もDoCoMo中央契約の端末を北陸契約に切り替えなくてはならないので、近々そのついでに改良機への変更をしに行ってこようと思っています。通話がぶちぶち切れてしまうのは何とかしてほしいので。
それにしてもSO502iWMP503iといい、SO503iといい、ここのところのDoCoMo端末は不具合続出ですね。同等の端末を出しているauは何ともないというのに・・・。iモードやFOMAもいいけど、「携帯電話」なんだからキホンの電話機能くらいはちゃんとしてよ、と言いたいです。次世代端末を急ぐあまり、供給ベンダー各社を急かしているんじゃないでしょうか?それでちゃんと検証できないまま、バグや不具合を抱えた端末を見切り発車的にリリースせざるを得ないという・・・。これはあくまで推測にすぎませんが、いずれにせよDoCoMoにも供給各社にも責任はあると思いますよ>DoCoMoさん、ベンダーさん。とにかく、ちゃんと「電話ができる」端末をリリースしてくださいよ。電話のできない携帯電話、なんて洒落にもなりゃしない。
しかもここのところの不具合に対してDoCoMoがあまりちゃんとしたアナウンスをしていないからタチが悪い。P-in Comp@ctの不具合はちゃんとDMが来ましたけど、iモード携帯関連の不具合に関してはWeb上での「ごく目立たない」告知以外はほとんどされないという始末。ユーザーから言われなければ放ってっておこう、というのがミエミエ。これは企業としての姿勢が問われるんじゃないでしょうか?>DoCoMoさん。けっこう知り合いにDoCoMoやNTT関係者が多いのであまり悪口は言いたくないんですが、でも言いたくなるくらいDoCoMoの体質はまずいかもしれない。上層部はともかく、現場で働いてる人達は決して悪くないんですけどね。あまりサポートとか窓口とかの人をいじめないでくださいね>ALL
ともかく、SO503iを購入された方は早めにドコモショップ、ですね。私も行こう。
SO503i、液晶はきれいだしジョグダイヤルは確かに使いやすいんですけどねー。POBoxはちょっと重いけど。不具合は勘弁してほしいですよ。

さて、そのソニーですが、スウェーデンの携帯電話メーカー・エリクソンと提携するようです。
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/04/19/sonyeric.htm
エリクソンといえば、ノキアと並ぶ北欧の携帯電話メーカーとして有名な企業です。常にデザイン的に尖った端末をリリースしており、ファンも多いメーカーですが、そのエリクソンがソニーと携帯電話専門の合弁会社を設立か、というニュース。ここのところ携帯電話事業に注力している(そして3G携帯電話向けの音楽・動画配信サービスのイニシアチブを取ろうとしている?)ソニーが「あの」エリクソンと組むことで更に本気度を増そうとしているのがよく分かりますね。このニュースはまだ噂レベルに過ぎないものですが、表沙汰になるということは実現の可能性はそれなりに高い、と見ていいんでしょう。今後もしばらくは目が離せませんね。
でもエリクソンもER209iで不具合出してますからねー、少なくとも通話はちゃんとできるようにしてくださいよー>ソニーさん、エリクソンさん、DoCoMoさん


[ edge ] 2001/04/17(Tue)
新しいPalm互換機、「Visor Edge」と「PEG-N700C」が発売されて早くも10日が経とうとしていますが、富山でもようやくVisor Edgeが入荷したらしいということで、ちょっと実機を見てきました。
いやー、思った以上に薄くてコンパクトですね。私のc3と比べてもほとんど厚みは同じ。1mmだけEdgeの方が厚いとはいえ、気にならない程度の差です。平面的かつ直線的なルックスも相まって、実際以上に薄く見えるのはデザインの勝利でしょうね。
画面はCLIEとは違ってモノクロ。白黒4階調では表示できる情報には限りがありますが、それでも今私がモノクロのc3を使っていることを考えると、PDAとしてはこれで十分な気もします。その分表示は高速で、PEG-N700Cはおろかクロックアップした私のc3よりも圧倒的に速いです。これくらいサクサク動いてくれるとストレスもたまらないだろうなー。逆にN700CはPalmwareの切り替えにかなり時間がかかる(1.5秒は待たされる感じ)ので、DAなどを使わないかぎりアプリの切り替えが億劫になってしまいそう。軽快さでいったらEdgeが今一番軽いでしょうね。
N700Cで指摘されていたボタンの押し心地も悪くないです。唯一右下についている電源ボタンだけはちょっと押しづらいですが、スタイラスで押せば全然問題ないのと、アプリボタンで直接起動することも多いということを考えるとそれほど大きな問題ではないでしょう.
ともかく質感だけは今までのPalm互換機の中で一番いいかもしれないですね。ゴテゴテした印象のあるPEG-N700Cとは対極にいる感じがします。機能的にもね。前にも言いましたが、これのメタリックシルバーとPowerBook G4でHotSyncしたりしたらめちゃめちゃハマるだろうなー。

そんな感じでVisor Edgeはかなりイイ、という結論に落ち着いたのですが、ここ数日間Handspring/Visor周りがかなり加熱しています。

http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/04/12/84.html
まず、HandspringとPalmのライセンス契約関係のニュース。Palm株の下落などによりPalmとHandspringの関係がやや微妙になりつつありましたが、この契約延長によりこれからも意欲的なVisorの後継機種をみることができそうです。もともと兄弟のようなこの2社ですから、今後とも良い関係を保ちつつ、よりよりPalm機を開発していってほしいですね。

http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/04/12/15.html
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/04/16/11.html
ハギワラシスコムがVisorのSpringboardスロットでC@rdH"64 petitP-in Comp@ctが使えるアダプタを相次いで発表しました。P-in Comp@ctといえばCF TypeIIスロットを備えたPalm互換機「TRGPro」が対応しているのは有名な話ですが、Visorもようやくこれと同様のことができるようになりました。Visor EdgeではSpringboardスロットを噛ませる必要はありますが、それでもケーブルレスで通信機能を持てることは非常に便利ですよね。今のところ、CLIEやPalm/WorkPadはケーブルレスでPHSを接続する手段は持っていませんから(例外的にIBMの「WorkPad 31J」はPHS内蔵ですが、製品自体が入手困難なことやPHSの契約の問題を考えるとあまり現実的ではありませんし)。

http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/04/16/07.html
Springboard対応のGPSモジュールだそうです。私も最近PCカーナビを始めたとはいえ、待ち合わせのときや徒歩で行かなくてはならないようなときにはやはり「ナビが使えたらいいのに」と思うことは前から時々あったんですよね。これがPalmでできるとなればかなり魅力。でも、消費電力がけっこう高そうな気がしないでもないですね。

以上、こんな感じでHandspring陣営はかなり盛り上がっています。あと気になるのは、Edgeのカラー版は出るのか、ということと、Palm m505のできはどうなのか、ということ。m505は私も狙っているのでかなり気になっています。Visor/CLIEに対抗して夏くらいにはBluetoothやGPS機能を持った拡張モジュールが出てきてくれたらかなり嬉しいのですが。


[ Camera full of Kisses ] 2001/04/15(Sun)
今日は引っ越してから初めて「Navin' You」を試すためにC1VJを連れてドライブに行ってきました。最初、GPS Player32側の測地系の設定が合っていなかったらしく、現在地が500mほど南東の方向にずれてしまうという問題にかなり悩まされましたが、設定がうまくいってからは快調そのもの。ルートガイドもばっちりです。まだまだ使い方がよく分かっていない部分が多く、戸惑うことも多いのですが慣れればかなりドライブが楽しくなりそう。GWも近いことですし、しばらくNavin' YouとPCGPSで遊んでみようと思っています。
でも、まだCIVICにナビ台を用意してやっていないのでC1を置く場所がないんですよね。仕方がないので助手席にベタ置きしてたんですが、危ないことこの上なし。ひやっとする場面、3回(冷汗)。助手席に人を乗せているときは持ってもらえば済むんですが、一人だとそうもいかないので、来週あたりカー用品店とホームセンターに行ってナビ台の部品を調達してこようと思います。

で、ドライブがてら写真でも撮ってこよう、と思ってちょっと山(婦負)の方まで。去年せっかくDSC-F505Vを買ったにも関わらずなかなか写真を撮りに行く機会がなかったので、最近は機会があるごとに写真を撮ってます。婦負はそれほど山奥というところでもないのですが、ちょっと自然の多い場所なので桜がまだ残っているんですねー。染井吉野はないけど山桜とか、枝垂桜とか、味のある桜がたくさん咲いてました。というわけで撮ってきた写真の中から数点。雪柳山桜
全てマニュアルモードで撮影。今日はかなり風が強かったので植物も揺れが激しく、シャッターチャンスを捉えるのが大変だったのですが、それ以上に感じたのは「液晶ファインダはマニュアルモードでは厳しい!」ということ。解像度が決して高いとは言えないデジカメの液晶ファインダで、しかも太陽の下では液晶表示が飛んで見づらかったり、必要以上に液晶ファインダ上の画面表示が補正されていて実際の写真とはずいぶん色味や明るさが違ったり、という感じでちょっと厳しいです。慣れの要素もあるんでしょうが、やっぱり光学ファインダのあるデジカメが欲しいなぁ、と思いました。あと、広角レンズとマクロレンズも買わなきゃね。高価いけど。

というわけで、すでに発売から1週間が経過しようとしているCyber-shotの新モデル、「DSC-S75」「DSC-P50」「DSC-P30」そして20日発売の「DSC-F55DX」。F55DXは先代F55Vから基本は変わっていないのでいいとして、発売になった3製品を店頭で見てきたのでその話題を少し。といっても、どのショップでもACも繋がっていなければバッテリも入っていない、で操作感などはぜんぜん分からないのでご了承を。
まず、P30/P50ですが、ハッキリ言って「『P』シリーズの名を冠するには大きすぎるんじゃないの?」という感想。確かにデザインの方向性はP1と同じで、デザインセンス自体もP1よりはいいかな、と思うのですが、サイズがP1よりも明らかに一回り以上大きいので、これじゃちょっとポケットに入れて毎日持ち運んで、という使い方はしづらいかもしれません。画素数も211万画素(P50)、130万画素(P30)と廉価版のスペック。性能が上がって大きくなるならともかく、廉価版なのに(廉価版だからこそ、と言えるのかもしれませんが)大きくなっているのがちょっと不満ですねー。スペックはこのP30/P50のスペックでいいので、ちょっとくらい高くなってもいいからP1サイズにしてほしかったです。そしたらかなり売れると思うんですけどねー。まあ、いずれにせよ先代のS30/S50よりはコンパクトですし、デザインも良いのでお手頃なデジカメを探しているユーザーには勧めても良いのかもしれないですね。でもS30/S50のときにはできた「自分撮り」ができなくなったのはちょっとマイナスポイントですねー。飲み会なんかでは自分撮りはかなり遊べる機能なんですが・・・。

次は本命S75。思った以上に良い出来っぽいんだなこれが。
今までのCyber-shotのどれとも違うデザイン。Fシリーズとも従来のSシリーズとも一線を画す、どちらかというとCyber-shot PROの質感に近いような、そしてスタンダードなカメラライクのデザインは、「ちゃんと撮るぞ」という気を起こさせてくれそうです。キヤノンの昨年の名作「PowerShot G1」を明らかに意識しているのですが、デザインだけでなく機能・性能でも十分にG1に対抗できるものを持っていそうな感じ。とある海外のカメラ関連サイトのレビューでは、操作感の良さでG1よりも高い評価を得ていたほどです。私の行動範囲内のショップで撮影できる実機が展示されていないため、使い勝手や画質に関しては何とも言えないのですが、既にWeb上に流れている評判からするとかなり良さそう。ちょうど光学ファインダのついたデジカメが欲しいと思っている私は、けっこう「欲しいかも」と思わされています(^^;まあお金がないので買いませんけど。
しかし単体で使うことを考えるとG1より良さそうではあるのですが、G1はG1でいいところがあるんですよね。まず、キヤノンの一眼レフ用レンズがある程度そのまま使えること。これは銀塩一眼レフを持っている方には魅力的なのではないでしょうか。もう一つはマイクロドライブ対応であること。メモリースティックはまだ128MB版が出たばかりですが、マイクロドライブは既に1GBまで出ています。しかも高速。KB単価でも、メモリースティックは128MB版で約\160/KBなのに対し、マイクロドライブは約\50/KB。KB単価が安いので、バシバシ撮りまくる写真好きな方にはやはりマイクロドライブが使える製品の方が結果的に安くつくことになります。逆にVAIOユーザーや他のCyber-shotシリーズを持っているという人には、現在持っているメモステ資産を流用できるという点でS75にも利点はありますが。でもそういった実際に使う場面になってみると、レンズやメディアの問題は切実なだけに大きいですよね。
あと細かい点ですが、G1はそれなりに重みがあるのにS75は筐体の割にやけに軽いんです。個人的にですがちょっとありがたみがないかも、と思いましたね。それなりにしっかりしたカメラはそれなりに重量感があった方がブレにくいものですから、ある程度の重量はあった方が撮影時に手になじむ感じがするんじゃないでしょうか。って重かったら重かったで文句言うんでしょうけどね(笑)。
S75に関してはこんなところかなあ。あ、ななちゃん情報によるとS75の上位モデルとして「DSC-S85」なるモデルが未発表ながら用意されているらしいとか。それも今度は400万画素CCDを積んでくるかもしれないそうです。これはかなり気になりますよね。DSC-F505Vの後継機もまだ何の発表もない、ということは、もしかしたらS85と同時に400万画素機として発表される可能性も高い、ということかもしれません。うーん、気になる。というか本当に400万画素で、さらに光学ファインダなんかついちゃったりしたら本気でF505Vから買い換えるかもしれません。


[ Type R, debut. ] 2001/04/14(Sat)
発売になりましたね、PCG-R505。私も見てきました。
私は今のところ特にC1より大きなサイズのノートは(プライベートでは)必要としていないので買うつもりもなかったのですが、見ているうちになんだか買わなくてはいけない気持ちになって、ついふらふら〜っと・・・





買ってませんってば(笑)。どこにそんなお金が。
いや、でも、見ているとつい欲しくなってしまう魅力のあるマシンだと思います。写真だけでもけっこうかっこいいかな、と思わせるモノがありましたが、実機の質感はそれ以上にいいかもしれません。実際のサイズはZ505に比べてけっこう大きくなってしまっていますが、巧く曲線を取り入れたおかげでZ505よりも薄く、小さく見えます(だからといって鞄に入れたときにZ505よりもコンパクトに収まるかどうか、といえば収まらないでしょうが)。ガンメタっぽいカラーリングも女性的な志向だった最近のVAIOと違って精悍。やはりどこかレーシングカーを連想させる出来栄えで、ソニーが「Type R」と呼びたがる気持ちも分かる気はしますね。勢いのあるシャープなフォルムにまとまっていて、隣に展示されていたZ505が厚く、野暮ったく感じてしまったくらい。デザインに関しては完全に好みなので人によってはZ505の方がいい、と感じるかもしれませんが、私はR505のデザインはかなり気に入りましたね。

詳細な機能のレポートは米国版と日本版が発表されたときにそれぞれやってしまったので、今日は触ってみた感想を少し。
R505のインタフェースで目新しいものといえばやはりセンタージョグですが、これがあまりよろしくないです。薄型ノートにセンタージョグを入れるのは、薄型ノートでトラックボールを採用するのが難しいのと同様に、かなり小さなジョグを使わなければ難しいらしく、ちょうど同社の携帯電話と同じようなジョグが入っています。回した感じも携帯とほぼ同じ。というかこれ、C404Sのジョグのパーツそのまま使ってるんじゃないの?というくらいそのまんま。青の半透明はかなりオモチャっぽく、ちょっとR505のデザインにマッチしない気がします。これだったらSO502iWMのパーツをそのまま使ってくれたほうが良かったよ>ソニーさん。使用感も相まってイマイチ使いづらいかな、と思いました。ウィンドウのスクロールにはかなり便利そうなのですが、今までのジョグ同様アプリの操作にはあまり使わないかな。
ジョグダイヤルウィンドウのデザインは、ちゃんとセンタージョグの絵に変更されてます。こういう細かいつくりがソニーらしいきもしますが、比較的シンプルだったサイドジョグの絵よりも動作が重くなりそうかも。実用上はジョグの操作時だけジョグダイヤルウィンドウを表示する設定にしておけばいいのでそれほど問題はないとは思いますが。
操作性はともかくとして、センタージョグになったことでVAIOのジョグダイヤルはようやく有効な活用法が見つかったといえるかもしれませんね。スクローリングホイール代わりという決して目新しくない活用法ですが・・・。結局のところ、今までのホイールでもスクロール、HotKeyの操作(音量や液晶の輝度設定)、プログラマブルパワーキー、程度にしか使っていなかったので。USBジョグリモコンはそれなりに便利かと思いますが、キーボードとポインティングデバイスというある程度「完成された」PCのインタフェースはなかなか新しい入力デバイスにはリプレース、あるいは補完できないものなのでしょう。でもセンタージョグになったことで少なくとも今までのジョグダイヤルよりは出番が多くなると思います。今後の他のVAIOノートにも採用されていくのかもしれませんね。C1やGTにはちょっと採用しづらいとは思いますが・・・。

キーボードの打鍵感はZ505からほとんど変わっていません。それほど悪くはないけれど、賞賛するほどよくもない、という感じ。薄型のノートPCでこれ以上のキータッチはなかなか望めないのかもしれませんが、ThinkPad X Seriesは同じB5ファイルサイズでもZ505/R505よりはかなりキータッチが良い(といってもA4のT Series等には劣りますが)ので、本気になればできないことはないと思いますが・・・。ポインティングデバイスも慣れればタッチパッドよりもTrackPointの方が使いやすいので、この辺にこだわる人でビジネス用途のノートが欲しい、という人にはX21の方がオススメかもしれません。

画面の周囲部のダークカラーは悪くないのですが、XRの「フラッシュサーフェイスデザイン」にはやっぱり敵いませんね。もう少しフラットな感じにしてくれればもっと良かったのに。
13.3インチ液晶が入るかどうかはちょっと微妙なセンだと思います。サイズ的にかなりギリギリなので難しいかも。それに13.3インチ液晶になると今度はXRシリーズとバッティングしてしまいますし(現在のXRシリーズは全モデル14.1インチ液晶になっていますが)・・・。B5ファイルサイズというカテゴリである以上、12.1インチ・XGAは変わらないでしょうね。

マシンの騒音はどうでしょうか。私は展示機しか触っていないので、ショップの騒音にかき消されて分からなかったのですが、Z505の騒音から想像するにあまり静かではなさそうです。ファンも同じようなものを使っていますし、HDDはどこの製品か分かりませんが(多分IBMか東芝かな?)日立製ドライブでも使っていない限りシーク音やヘッドの退避音(カッコン、カッコンというあれです)に悩まされるのは必至だと思います。Travelstar 30GNのように今後は流体軸受を採用したHDDが一般的になっていくでしょうから、あと半年もすれば静かなHDDのノートが当たり前になるでしょうが・・・。

実はマシン自体は昨夜、閉店間際のショップに駆け込んでみたらちょうど翌日の発売に向けて(どうやらこっちでは前日販売はやっていないみたい)展示機の準備が済んだところだったらしく、開封直後のR505R/DKを一番乗りで触ってきました。展示台もR505R/DK用に新しく作られたものらしく、ドッキングステーションもちゃんとショーアップされるスタンドになってます。このあたりからもソニーさんの力の入りようが分かりますね。パンフレットも最近はイマイチかっこいいものがありませんでしたが、今回はかなり気合いを入れて作っているみたい。貰って嬉しいパンフは久しぶりかも。これは是非ショップに行って貰ってきてみてください。

で、結局のところ、R505は勧められるマシンか、というとかなり強力にオススメなマシンです。ソニーさんがこれだけ力を入れて宣伝するだけのことはあるなー、という完成度に仕上がっていると思います。ビジネスにはやっぱりX21の方がいい、という考えは変わっていませんし、後期型Z505を持っている人が買い換える価値があるか、と言われればそこまでではないかもしれませんが、XRあたりからモバイルノートに買い換えたいけど拡張性という点で躊躇している人や、デスクトップを置く場所がないからノートPCを買おうと思っている人、純粋にモバイルPCが欲しいと思っている人、かっこいいノートが欲しいと思っている人、と幅広く勧めたいですね。ただちょっとデザインが男性的なので、女性にはちょっと似合わないかもしれませんが・・・。もともとB5ファイルサイズというカテゴリ自体、ビジネスユースのパフォーマンスとモビリティの絶妙に交差するポイントに生まれてきたものですから、どうしても男性向けになりがちなのは仕方ないところですが。
それにしてもいいマシンですねー、R505。やっぱり私も欲しいかも。というか、もし今まだ505EXしか持っていなくて、C1でカーナビをやるという目的がなければR505R/DKに走っていたことでしょう。そのくらい良い出来です。ソニーさん久々のスマッシュヒットといえるマシンかもしれないですね。


[ U.S.VAIO ] 2001/04/13(Fri)
USソニーがMobile Pentium III 1.0GHzおよびMobile Duron 800MHz搭載VAIOノートを発売するようです。
Press Release from Business Wireの記事(英文)
http://biz.yahoo.com/bw/010410/0944.html
製品情報
http://www.sonystyle.com/vaio/fx/
英文の記事ですが、これによると、Mobile Pentium III 1.0GHzを搭載するのが「PCG-FX290」およびWindows 2000搭載版「PCG-FX290/K」、Mobile Duron 800MHzを搭載するのが「PCG-FX210」だそうです。FX290がUS$3,399.99(約\42.2万)〜3,499.99(約\43.4万)、FX210がUS$1,549.99(約\19.2万)。為替レートのせいもあって微妙に高いですが、FX210はなかなかにお買い得。あとちょっと気になるのは「Accesories」のページにあるFX用ポートリプリケータ「PCGA-PRFX1」。FXにはレガシーポートは本体についているので、どうもポートを増設するもの、というよりはケーブルをポトリにつけっぱなしにしておいて持ち運ぶときにはポトリを外すだけで全てケーブルが外せて楽、という目的のもののようです。私はFシリーズはあまり詳しくないのですが、どうやらFシリーズのときにも「PCGA-PRF1A」という同様の製品があったみたいですね。FXシリーズ用のポトリは発売されないのでしょうか?発売されればFXユーザーの人には便利な製品かもしれませんね。

それはそれとしても、このColumnでも前々から「F/FXシリーズにはAMDのモバイルCPUが来る!」と言い続けてきただけに、FX210はようやく来たか、といった感じ。NECなどはMobile Duronの出荷開始直後に搭載PCを発表してきたのに対しVAIOは随分遅れた格好になりましたが、Mobile Pentium III/Celeron用に開発したシステムボードの減価償却が終わらなかったか、Mobile Duronおよび対応チップセットの動作検証に時間がかかっていたかのどちらかでしょうね。いずれにせよ、Mobile Duron採用による低価格化・高パフォーマンス化は歓迎すべきことです。政治的な意味でもAMD・Transmeta連合軍にはがんばってほしいですしね。
デスクトップPCでの経験からしてDuronは消費電力・発熱量ともに大きい傾向にあるようです。AMDは当面は低消費電力版のモバイルプロセッサをリリースする予定はないようなので、搭載できる機種といえばFXシリーズかQRシリーズくらいしかないでしょうね。XRはブランドイメージがあるので互換CPUは載せたくないでしょうし。でもQRにDuronが載るとしたら価格も更に安くなりそう(\14〜15万くらいで出せるのでは?)なのはエントリユーザーには魅力的でしょう。何やらQRは売れ残ったF/FXシリーズを化粧直ししてバーゲンするためのものらしいという噂もあるくらいなので、Duron搭載FXが1シーズン回る頃にはQRにもDuron、という可能性は大いにありそうです。

一方、1GHz版FX。これはどうなのでしょうか。日本ではXRシリーズがハイエンド、F/FXシリーズが低価格オールインワン、という性格なのに対して、米国では無駄なギミックや凝ったデザインがない分安く、本体に全ての機能が備わっているFXシリーズの方がメインストリームのようです。もともと米国市場向けに要望の高かったフルサイズ・フルスペックのノートPCとして開発されたものを逆輸入のような形で日本でも発売されたという経緯をもつFシリーズですから、米国でXRシリーズ(米国でのシリーズ名は「XG」)よりも先に1GHz版が出るのも頷ける話です。しかし最近の日本市場では、F/FXシリーズのハイエンドがXRシリーズのハイエンドよりも100〜150MHz低いクロックで出てくる傾向にあることから考えても、日本ではXRが先に1GHzに到達するのではないかと思います。
というより、USのラインナップを見る限りでは次期FXのラインナップ構成はちょっと読めないですね。仮にDuron 800MHzのモデルがローエンド(FX11x?)に来るとしたら、上位モデル(FX55x/FX77x/FX90x?)のCPUは何になるのでしょうか?Mobile Athlonはまだ出荷が始まらないみたいみたいなので、搭載してくるとしたらFX77x/FX90xがPentium III 900MHz、FX55xがPentium III 800MHzくらいでしょうか?同じ800MHzでもIntelと互換チップセットということで。あるいはDuron 800MHzモデルをミドルレンジに据えて、ローエンドは更にクロックの低いDuron、ハイエンドはPentium IIIという構成かもしれません。R505を見る限り、米国版より日本版の方がローエンドモデルのクロック数が低いというのもあながちあり得ない話ではありませんし。

問題は発売時期ですが、今が4/中旬なので5/中旬頃の新製品発表に合わせてくる可能性が高いと思います。今すぐに出してしまうとちょっと夏モデルの間が持たないでしょうし(R505シリーズはフルモデルチェンジですし、かなりの人気機種になるでしょうから例外として)。もしかしたらDuron搭載FXだけは多少早いタイミングで出してくる可能性もありますが、1GHzの方はCPUが発表されたタイミングでのXR100Z/Kの発表がなかった時点で夏モデルまではないと考えて良いでしょう。ちょうど2年間大幅なモデルチェンジのなかったXRですが、まず間違いなく次期モデルではフルモデルチェンジしてくるはずなので、Mobile Pentium III 1GHz搭載は目玉になるでしょうね。ビデオチップに「GeForce2 GO」や「MOBILITY RADEON」等の採用も期待したいです。
と、桜も散ったばかりだというのに夏モデルの話はいささか早かったでしょうか?しかしVAIOも着々と進化を続けているようで、新しいモデルが楽しみではあります。1GHzの載るであろうXRの後継モデル、AMD製CPU搭載で更に身近になるFX/QR、TM5800 700MHzの載ってきそうなC1、そして明日発売、期待のR505。ソニーさん的にはこのラインナップで年末のWindows XP、受けて立つぜ、というところでしょうか。最近おとなしいSRには何か目新しい変更があるのでしょうか?そして、GTの後継はあるのでしょうか・・・?


[ ThinkPad X21 ] 2001/04/12(Thr)
IBMが企業向けノートPCのラインナップを一新しました。
ニュースリリース
http://www-6.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2001/04111
PC Watchの記事
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010411/ibm.htm
MYCOM PC WEBの記事
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/04/11/04.html
ビジネス向け、ということでi Seriesと240Z以外の主力機種、T Series、A Series、X Seriesの3シリーズをモデルチェンジ。昨日の発表で即日出荷開始されています。オールインワンなTやAには私はあまり興味がないのですが、待望のX21が出たのは非常に興味をそそられます。CPUが700MHzにグレードアップしたこと以外、20GB HDDや128MB RAMは据え置きなど大人しめの変更になっていますが、もともと使い勝手のいいX Seriesだけに、買ってもいいかな、という気にさせられます。
このサイトの掲示板にもThinkPad X SeriesとVAIO Z505/R505のどちらかで迷っているという書き込みが少なくないですし、友人からも相談を受けることもあるくらい、両者の選択は悩みどころなのかもしれません。サイズや重さ的には似たようなものですからね。どちらもドッキングステーション対応でもありますし。
個人的には、月並みな回答になりますが、ビジネスユースならX21、パーソナルユースならR505、という勧め方をするでしょうね。CPUのパワーはR505の方が勝りますが、ビジネス用途では(よほどのパワーユーザーでない限り)850MHzと700MHzの違いはさほど大きくないでしょうし、何よりバッテリ駆動時間が約4.8時間というのが大きいです。打ちやすいキーボードやTrackPointの使い勝手は作業効率にも大きく貢献しそうですし。
逆に遊び重視では、やはりVAIOでしょうね。850MHzもあればDVD-Videoの再生やMP3/ATRAC3のエンコードも十分に高速でしょう。ドッキングステーションのDVD-ROM/CD-RWコンボドライブはかなり魅力的です(X21にはコンボドライブのオプションは存在しません)。ThinkPadのシックな黒はビジネスシーンには映えますが、個人で携帯してイバれるデザインはどちらかというとVAIOでしょうしね。

私も仕事用にX21、買おうかとちょっと思ってます。やっぱり"ThickPad" 600Eは大きい、重い、遅いでクルマ通勤といえど少しつらいので。というか私のゼロハリだとA4オールインワンノートを入れると他にほとんど何も入らなくなっちゃうんですよね。そんなわけで、ちょっと悩み中。


[ Love Reborn ] 2001/04/11(Wed)
えー、ケータイ、出てきました。やっぱりバスの中にあったっぽい。
で、車の修理も終わりました。なんか細かいこすり傷も塗ってくれたらしく修理に出す前よりもきれいな気がしてしょうがない。
怪我の功名ってやつかな?

そうそう、それから、今日からフレッツ・ISDNのサービスが開始しました。これで気兼ねなくネットができる・・・。


[ 眩暈 ] 2001/04/10(Tue)
今日はもう踏んだり蹴ったりの一日でした。
  • 仕事マシンのThinkPad(600E)のバッテリがお亡くなり
  • 先週自宅の駐車場(クルマ1台ギリギリ通れるくらいの幅しかない)でぶつけて修理費5万円也
  • 昨夜、会社の花見に行って風邪を引いたらしい
  • で、昨夜は代車を会社に置いて帰って今日はバスで行ったらそのバスの中に携帯を落としてきたらしい
  • そんなこんなで物入りなのに、まだ引越しの費用が会社から下りない(泣)
泣きっ面に蜂とはまさにこのことです。誰かこんな私に愛をください。
携帯は機種変して1ヶ月しか経っていないのでマジで痛い。でも携帯がないと仕事もプライベートもままならないからなー。2、3日しても出てこなかったら買うしかないか。あ痛たたたたた。

とそれはまあいいとして、PS2の新バージョン「SCPH-30000」が発表になりました。
http://www.scei.co.jp/corp/pdf/010409.pdf
PC Watchの記事
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20010409/scei.htm
MYCOM PC WEBの記事
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/04/09/14.html
今回のバージョンは、海外向けモデルと同じくエクスパンションベイを備え、HDDユニットを内蔵できるようになるみたいです。その代わり、従来機種にあったPCカードスロットは廃止されています。従来機種ではPCカード経由でHDDユニットを外付けしてましたが、結局PCカードスロットはこのユニットを接続するためにしか使われないまま消えていく運命となってしまいましたね。この様子だと、今のところ無駄についているとしか言えないUSBやi.LINK端子の余命もいくばくもないのかもしれません。まあ、外されることはないまでも、活用されないまま終わっていきそうな感じですね。PS2にi.LINKを繋げようと思ったときにはPS3が出ているんじゃないでしょうか。まあ、ゲーム機の拡張ポートなんて、得てして形骸化するものですが・・・。今回のエクスパンションベイだってどれだけ普及するか。ネットワークゲームも非現実的とは言えないアメリカでは普及するかもしれませんが(それ以前にアメリカ市場ではPS2はXBOXというライバルと争わなくてはならないのですが)、ネットワークの整備されていない日本でどれだけこの増設HDDが必要とされるか。ブロードバンドが当たり前になる頃にはそろそろPS3、という感じのような気がしてなりません。果たしてどうなることやら。


[ PEG-N700C ] 2001/04/08(Sun)
昨日、CLIE2こと「PEG-N700C」が発売されました。私は昨日はちょっと忙しくてショップに行く時間がなかったので、今日見に行ってきました。しかしここ富山はめぼしいPCショップといえばCOMP100満ボルトJ&Pソフトアイランドパソコン工房くらいしかないんですよね。秋葉原や新宿みたいなところがなくてちょっと哀しい。
とりあえず、全体的な感想としては「やっぱり大きい」ということですね。実は前に一度銀座のソニービルで実機は触っていたのですが、やっぱり大きいなあ、というのがc3ユーザーとしての正直な感想です。前のPEG-S500Cから更に大きくなっていますからね。
デザイン的なものは前モデルよりも格段にいい、というのが個人的な感想ですが、無駄についている「CLIE」のロゴ入りプレートが蛇足、という感じであまり好きになれません。開発者の方によればここもこだわりみたいですが、上部にソニーロゴがあるのでちょっとくどいんじゃない?と思います。これをなくしてもう少しシンプルに、で可能ならばもう少し小さくしてくれれば良かったのに。
触ってみて思ったのは、「なんか動作が重いなー」という点。普通にアプリを使う分にはそう重いとは思わないのですが、アプリの切り替え時の画面表示が妙に遅い。私のc3も定格動作時はちょっと重い感じがしますが、それよりも重い気がします。おそらくはハイレゾ画面の処理にもたついているんでしょうが・・・。でもその分、ハイレゾ液晶はすごくきれい。解像度の高いフォントは文字が読みやすいですし、地図もかなり見やすいんじゃないかと思います。S500Cで不評だった液晶の輝度の問題もクリアされていて、このレベルなら問題ないでしょう、と言えるクオリティになっていると思います。
操作ボタンは小さいですね。アプリケーションボタンはまあそれでも許せる程度なのですが、上下ボタンがすごく押しづらい。Palmはボタン類もスタイラスで押すのが基本といえば基本ではありますが、それでも面倒なときは指で押したいわけで。スクロールはジョグでやってくれい、というのがソニーさんの言い分なのでしょうが、アプリによってはジョグが使えないものもあるでしょうし。CLIEロゴプレートは無くて良かったので、ボタンをもう少し考えて欲しかったなー。
リモコンのスタイラス機能は、初めは便利かな?と思ったのですが実際使ってみるとそうでもないみたい。太くて短いのであまり使い勝手が良いとは言えないですね。これならMI-E1のスタイラスの方がまだマシですよ。でもN700Cにも通常のスタイラスは付属していますから、リモコンスタイラスは本当に音楽再生時に補助的に使うのが現実的かもしれないですね。
最後にN700Cの最大の売りともいえる、音楽・動画再生機能。音楽はちょっと聴いてみたのですが、それほど高音質とはいえない気がします。まあショップで聴いただけに周囲の雑音もあるでしょうし、エンコードのビットレートや再生するスピーカ/ヘッドホンによってもずいぶん違うものなのでしょうが、私が聴いた限りでは初代ミュークリよりは少しマシな程度かな?という感じ。MDやCDにはちょっと及ばないかな。まあ電車内で聴くならそれほど気にもならないでしょうけど、そこまでしてPDAで音楽が聴きたいかな?というのが個人的な感想。
動画の方はハッキリ言ってまだ「機能としてついているだけ」。フレームレートは低いし、解像度も決して高いとはいえないので、実用として使えるかどうか、といわれると疑問ですね。これはまだまだ発展途上の機能なので、現在のPalm機のCPUとメモリ容量では厳しいところでしょう。とはいえ、このままPalmのCPUとメモリをアップさせる方向で改良が進んでいくとしたら、それこそPocketPCやZaurusと変わらなくなってしまいます。Palmの「シンプルさ」に魅力を感じてWorkPadを購入した私としては複雑な心境。

と、まあ、なんかいろいろ不満点ばかり挙げてしまいましたが、決してN700Cが悪いマシンというわけではないです。なんというか、今私が捉えている「PDA」というものとN700Cの方向性が違うので、音楽・動画再生機能というN700Cのセールスポイントばかりを見るとちょっと、というだけであって、これからPDAを始めよう、という人には十分魅力的に映るマシンなのではないでしょうか?少なくともカラーPalmというカテゴリでは今のところPalm IIIcVisor Prismよりは「買い」度が高いと思うのですが。でもこの後にm505が待ち構えていると思うと、ソニーファンや音楽再生機能に魅力を感じる人以外には「もうちょっと待っとけ」と言いたい気がします。

そうそう、N700Cに1日先行して、6日にHandspringの「Visor Edge」が発売になっています。今日N700Cを見に行ったときに一緒にEdgeも見てこようと思ったのですが、富山のショップでは入荷が遅れているらしく見ることができませんでした(泣)。こういうところで地方と中央の格差を感じてしまいますねー。哀しい。
個人的にはどちらかというとN700CよりもEdgeの方が気になっているだけに、早く実機が見てみたいです。

「エッジ」といえば、DDI PocketのH"。人気の「C@rdH"64」にCF TypeIIバージョン「C@rdH"64 petit」が仲間入りするようです。
http://www.ddipocket.co.jp/news/i_h130405.html
エッジャー(H"遣いの人のこと)でCF TypeIIバージョンをPDAやH/PCで使いたいと思っていた人は少なくないのでは?CF TypeIIといえばNTT DoCoMoの「P-in Comp@ct」が有名ですが、これはかなりダメダメだったので、C@rdH"64ではどうなのか気になるところです。でもどうやらCF TypeIIという規格自体、電源周りがシビアなようなのでいくらH"といえども今回は厳しいかもしれません。供給元が定評の高いSIIではなく日通工というメーカーなのもどうか?と思います。CF TypeIIを必要としていない人には素直にPCカードタイプを勧めたいですが、とにかく選択肢が増えるのは良いことですよね。実際の製品の感度がどうなのか、気になるところではあります。
しかし、CF TypeIIだと接続できる機器が結局限られているんですよね。メモリースティックタイプやSDカードタイプのPHS、どこか開発してくれないでしょうか。特にPalm m505を狙っている私としては、SDカードタイプの発売を切に願います>メーカー各社さん

さてさて、昨日からようやく私の実家にISDNが導入されました。今まではプッシュ回線で1回線しかなかったので、速度が出なくてネゴシエーションが遅くてしかもぶちぶち切れるアナログ回線を家族に申し訳ない、と思いつつ使っていたのですが、これからは東京に住んでいた頃と同じ感覚でネットが使えます。ただフレッツ・ISDNが11日からなので、それまでは多少気を遣いながら使わなくてはなりませんが・・・。
というわけで、昨日から使っているのがヤマハのルータ、「RT60w」。無線LANのアクセスポイント機能を持っているニクいヤツです。今まで使っていたのが同社の「RTA50i」なのでヤマハのルータには愛着があるし、無線LANなら自宅内に煩雑なケーブルを這わせなくて済むし、ということで導入してみました。まだ自作機やR70を箱から出してもいないので(汗)C1しか繋いでいないのですが、やっぱり無線LANは快適ですねー。東京の部屋はワンルームだったので無線LANの意味はあまりなかったのですが、複数の部屋があると本当に無線LANは快適です。どの部屋からでもネットワークに繋がっていられるのは精神衛生上、非常に良いですね。とかこういうこと言っている時点で精神的に終わっているのかも・・・?(汗)
ともあれ、RT60w、けっこう気に入ってしまいました。デザインもいいですし、LEDのインジケータがPOWER、LAN、ISDN回線用3個の他に「AIR」があるのが妙に誇らしげ。うーんイカす・・・。無線LANとISDNをこれから導入しようと考えている人にはかなりいい選択肢になるのではないでしょうか。ちなみに、ADSLモデムがあればADSL用の無線ルータとしても利用できるようです。
というわけで、このルータをISDN回線用兼ノートPC用にして、2階の自室からはGeoWaveのAP経由でデスクトップPC2台を接続させようと思ってます。ケーブルのない生活ってホント快適。天気のいい休日には、縁側にC1を持ち込んでひなたぼっこをしながらのんびりネットサーフィン、なんてのもいいかも・・・。
あ、言っておきますが、風呂LANは間違ってもやりませんからね(笑)。


[ Headphones Maniax ] 2001/04/06(Fri)
最近、またしてもヘッドホンにハマってます。私がけっこうヘッドホンマニアなことはご存知の方も少なくないでしょうが、ここのところ輪をかけてヘッドホン買っちゃってます。

まず、ごく最近発売になったソニーのネックバンドヘッドホンの最新作「MDR-G73SP」。前モデルの「MDR-G72SL」のデザインが実はけっこう気に入っていて(シルバーモデルを持っているんですが、一時期限定で出ていて結局買い逃してしまったホワイトモデルは未だに欲しい)、後継機が出たのを店頭で見たときにふとビックのポイントがちょうど貯まっているのを思い出してしまい(笑)、ブルーの色味が私のMZ-E900(ブルー)と合いそうだなー、と思ってポイント交換でゲットしてしまいました。このヘッドホン、今までのネックバンドヘッドホンシリーズとは一味違って、ネックバンド部分がツル状というか、針金になっているんですよ。で、それを伸ばして耳に引っ掛ける感じになるのですが、かけ方のコツさえつかめば今までのネックバンドヘッドホンよりも耳にフィットしやすいような気がします。音質としては、G72SLと大差なく感じられるのですが、少なくとも廉価なアームレスヘッドホンである「MDR-Q33SL」(←意味なく色違いで3つも買ってしまった(笑))よりはいい音です。同じ30mmのユニットを使っているはずなのに、やっぱり高級機の方が音が良く感じられるのは何故なんでしょうね。MDR-Gシリーズの方が耳にかけやすい構造だということも大きいんだとは思いますが・・・。とりあえず、G73SLは数あるソニーのネックバンド/アームレスヘッドホンの中でも一番オススメかもしれないですね。音自体は密閉型の「MDR-G82SL」に譲るのですが(そもそも密閉型とオープンエアを同じ土俵で比べること自体間違っているのでしょうが)、G82SLはけっこうかさばるためTPOを選ぶのに対し、G73SLはコンパクトなのでいつでも持ち歩ける、というのは大きいと思います。

あとやっぱり私のオススメは、ネットワークオーディオサイトの主宰者・ななちゃんも絶賛する「MDR-EX70SL」ですね。珍しい密閉型インナーイヤーヘッドホン。以前一度紹介していますが、このヘッドホンは良いですよ。小型にも関わらず、Q33/G6x/G7xよりは確実にいい音だと思います。最初のうちはちょっとハイハット系とか硬めのアタック系の音が苦手な感じだったのですが、数ヶ月使っている内にカドが取れてすごくしっとりとしたいい音になってきました。大きめのスピーカなんかだと「しばらく使っていないとコーンがなまる」とか「湿気が高いところに置いておくとコーンが湿気る」とか言いますが、こんなに小さなインナーイヤーヘッドホンでも「慣らし」が必要なのか、ということに気づかされたヘッドホンです。密閉型だから音漏れもあまり気にしなくて良いし、オススメですよ。約\5,000払う価値はあるヘッドホンだと思います。

と、ソニーのヘッドホンを紹介してきましたが、最近新しいヘッドホンを買ったんですよ。それも珍しくソニーではなく、デンマークの高級オーディオメーカー「BANG & OLUFSEN」
http://www.bang-olufsen.com/
の「A8」ヘッドホン。ちょうどインナーイヤータイプのヘッドホンに耳かけがついている格好になっています。アルミ製の高級感溢れるデザインは秀逸で、最新のポータブルMDプレイヤーやネットワークウォークマンだけでなく、クラシカルなデザインのオーディオ機器にもマッチします。最近のネックバンド/アームレスヘッドホンは奇抜なデザインのものが多く、スーツ姿だと似合わないこともままありますが、シックなA8ヘッドホンなら違和感もありません。
このヘッドホン、単なるデザインの良い耳かけヘッドホンではなく、B&Oらしく音や作りにもこだわっています。ヘッドユニットの仕様については私は詳しくは知らないのですが、そんな数値上のスペックなど問題にならない音の良さ。すごく奥行きのある、空間の感じられる音を出してくれます。これで、静かな部屋でクラシックなんか聴いたらすごく良いだろうなあ、と思わされますね。それまで十分にいい音だと思っていたEX70SLが物足りなく感じてしまいます。
かけ心地も良いです。一般的な耳かけ式ヘッドホンでは、耳かけはバネの原理でホールドするようになっているため、ちょうどいい具合にホールドされなかったり、人によっては長時間かけていると耳の後ろが痛くなったりということがありますが、A8は2箇所が手動で無段階調整できる構造になっていて、その人の耳にちょうどいいかけ心地になるよう調整できます。これがまたいい感じにホールドしてくれて、走っても外れたりしないし、違和感もないんです。ふつう、ヘッドホンをしていると「ヘッドホンをかけている」という感覚があるものなのですが、A8はかけていることを忘れるくらい耳に馴染んでくれて、ヘッドホンではなく「ただ音だけがそこにある」という感覚。これは病みつきになりますよ。また、可動部はほとんどが職人さんの手作業で作られているらしく、使い込むごとに自分に馴染んできます。
最も重要なヘッドユニット部は、一般的なイヤホンと同じ大きさ・形状のためEX70SLに慣れた耳には多少大きいかな、という気もしますが、耳かけ式のためコードが下に引っ張られる感じがないのであまり違和感はありません。
日本のメーカーのヘッドホンでは、首の後ろから回せるようにコードの長さが左右非対称になっていたり、プラグが金メッキされていたり、コードが絡みにくい素材でできていたりというこだわりりがありますが、B&Oにはそういうのはありません。左右対称のケーブルに、素っ気ないコード。ちょっと寂しい気もするのですが、その分メインユニットで勝負している、という気概みたいモノも伝わってきます。でも、シンプルでいい感じの箱に入っていたり、スペアのイヤーパッドや本革製ケースが付属しているなど、細かい部分でのこだわりが嬉しかったりもします。
A8ヘッドホンは定価\12,000とインナーイヤーヘッドホンとしては異様なほど高価で、また値引きも全くと言っていいほどありませんが、一度使うとその価格にも納得させられてしまう良さがあります。オーディオに興味のある方はぜひ一度、視聴だけでもしてみる価値はあると思います。赤坂横浜には専門店もあるようなので、近郊にお住まいで興味のある方は行ってみてはいかが。秋葉原のヤマギワにもショップがあります。
ヘッドホンだけでなく、B&Oはいろいろなオーディオ機器を発売しているのですが、どれも十万円〜百万円単位のものばかりなのでおいそれとは買えません。でも、インテリアとしてだけでも「欲しい」と思わせるデザインには惹かれますね。日本のオーディオメーカーもB&Oを意識していると思われるデザインの製品を出しているところはけっこうありますし。私もいつかB&Oのオーディオセットを所有してみたいものです。


[ Type "R" ] 2001/04/04(Wed)
米国で先行して発売された、コードネーム「Viper」PCG-R505が日本でも発表になりました。
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/products_010404.html
製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-R505R/
んー、いいかもしんない。細かい考察は米国版が出たときにしてしまったので省きますが、日本版が出てから分かってきたこともあるので、その辺を少し。
まず、サイズですが、正直な感想としては「ちょっとデカい」かも。Sony Styleの企画ページ
http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/R505/Knowledge/
でZ505との比較をしているのですが、Z505に比べて一回りとまではいかないまでもちょっと大きいです。厚みはZ505とほとんど変わっていないんですが、サイズ自体は微妙に大きくなってます。なんか、これなら、12.1インチといわず13.3インチ(旧XRシリーズと同じサイズ)が載せられそうな気もしないでもないです。そのうち13.3インチモデルも出してくるつもりなのでしょうかね。ともかく、液晶の周りはダークカラーでXR風にまとめてあるものの、ちょっと枠が大きくてデザインバランスが悪いかも。これはぜひ13.3インチを・・・。
サイズが微妙に大きくなってしまい、ドッキングステーションで拡張性が確保されたこと、そしてボディカラーがダーク系になったことでR505は「Z505の後継」というよりは「プチXR」というイメージかな?と個人的には思いますね。特にドッキングステーションにコンボドライブがついていることで、モバイルを考えながらも重量的な問題から躊躇していたXRユーザーの買い換えも喚起しそうです。
全体的なデザインという意味ではやっぱり私は好みかも。曲線中心のボディラインは賛否両論あるでしょうが、私はいいと思います。Z505のデザインはどちらかというとあまり好きな感じではなかったので。

スペックやラインナップを眺めていて気付いたことを少し。米国モデルではハイエンド・ローエンド共にPentium III(それぞれ850MHz、750MHz)だったのが日本版はハイエンドが米国と同じPentium III 850MHz、ローエンドがCeleron 650MHz。米国版では両方のハードウェアでWindows 2000/Meが選択できたのに対し、日本版はハイエンドがWin2000、ローエンドはWinMeという今までと同じ路線。こういうのはちょっといただけないですね。ハイエンドモデルでWinMeを使いたいという人もいるでしょうし、ローエンドでもWin2000を使いたいという人は多いでしょう。前者はともかくとして、後者はニーズが多いと思うんですがどうでしょうか?>ソニーさん
RAMはUSモデルでは最大384MB(ローエンドは320MB)まで増設可、ということだったんですが日本版は最大256MB(ローエンドは192MB)。これじゃAdobe系アプリをバリバリ使いたい人にはちょっと心許ないですね。まあこのあたりは単に動作検証していないとかその程度でしょうから、あまり心配することはないと思いますが。SODIMMなので普通に256MBのモジュールを買ってくればまず動くでしょう。
HDDもUSモデルと同じく20GB。9.5mm厚で30GBなドライブは既に東芝から出荷されていますが(とはいえ今出回っている初期ロット品はUltraATA/66止まりでバッファもカタログ値の半分の1MBと、慌てて買うべきではない代物なのですが)、これはさすがにR505には間に合わなかったようですね。もうちょっと発売が遅れてもいいから30GB積んできてほしかったなあ。

そういえば、R505ではマグネシウム合金を使っているのが3面のみになったそうです。これはちょっと残念かも。マグじゃなくなったとしたら液晶周辺かな?それともパームレスト部分でしょうか。特にパームレスト部分は塗装剥げが起きやすい箇所なので、SR同様プラスチックに変更されている可能性は高いですね。

しかし、相変わらずZ505/R505シリーズを「505シリーズの後継」とか「505/N505の上位モデル」とか言ってますが、私は認めてません。あくまで「Z505」「R505」シリーズだと思ってます。だって明らかにカテゴリ違うでしょ。本当を言うとZ505/R505はB5ファイルサイズというよりはA4ジャストサイズくらいだと思うのですが。R505なんて特に。
少なくとも、505/N505とZ505/R505は違うモデルです。コンセプトの違いから言うとZ505とR505も微妙に違うような気がしてます。「モバイルサブノート」という大きな括りで考えると、確かにファミリーではあるんですけどね。でもそれじゃSRは何?とか思います。スタミナはZ505VRでもけっこう達成できていますし・・・その辺はもしかしたらソニー内部でも曖昧なのかもしれませんね。

R505に関してはこのくらいでしょうか?とりあえず私はR505は必要としていないので買い換え・買い増しはまず考えていないのですが、R505の登場自体はすごく歓迎しています。でもやっぱり完成度という点ではThinkPad X20の方が高いような気がしますね。今となってはスペック的に平凡になってしまいましたが、使いやすいいいマシンですよ。というか川崎を離れるときに私が使っていたX20は会社に返してしまって、今使っているのはTP600Eなんですよねー。X21がPen3-800くらいで出てきたら仕事用に1台買ってしまうかもしれません。
ちょっと脱線してしまいましたが、ともかく、R505。10日後の4/14(土)発売。予想実売価格は、コンボドッキングステーション付属のWin2000モデル・R505R/DKが約\30万、ドッキングステーション別売りのWin2000モデル・R505R/Kが約\25万、PCGA-CDRW52付属のWinMeモデル・R505/BWが約\22万。Sony Style限定でドライブなしの単体WinMeモデル・R505/SPなるモデルが約\18万で出てくるようです(こちらは4/28発売)。やっぱりここは奢ってR505R/DKがお買い得かなあ。R505/SPでWin2000が選べればお買い得なんですが・・・どうでしょう?>ソニーさん

R505と同時にFXシリーズの拡充モデル「PCG-FX55A/BP」も発表されています。
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-FX55A/
デフォルトのRAM容量が128MBにアップし、CD-RWが8/4/24倍速のDVD-ROM/CD-RWコンボドライブに変更になるなどかなりお買い得感の高いモデルになっています。実売\25万とFX55/BPより\2万増となっていますが、このスペックならむしろ「買い」でしょう。安くて多機能なオールインワンが欲しい人がいたら勧めたいですね。OSがWinMeなのが非常に痛いですが・・・あと\1万出すので「FX55A/BPK」にならないでしょうか?>ソニーさん

アイ・オーがメモリ製品の値下げを発表しました。
http://www.iodata.co.jp/news_rel/200103/047.htm
SDRAMも下げ止まりになった感がありますが、メーカー製メモリもここまで下がりましたか。R505狙いの人にはちょうどいいタイミングで下がってきましたね。C1X/C1V用の「SNC1-128M」も\14,800。実売だと\12,800くらいにはなるでしょうね。私なんて10日前に約\2万で買ったところなのに・・・あ痛たたた。まあ\2万でも十分安いと思って買ったからいいんですけどね。でもちょっと悔しい。

章英がVAIO FX、Z505、C1用の自然放熱ユニットを発表しました。
http://www.a-net.co.jp/ms/pd/ice/ice_vaio.html
http://www.ascii24.com/24/news/hard/article/2001/04/04/624938-000.html
ま、要するに、ジャストサイズのアルミ製ヒートシンクですね。似たようなコンセプトの製品はバード電子からも出ていますが、章英のものはファンなしのヒートシンクのようです。
でもC1VJには必要ないなあ。本当に人肌程度にしか温かくならないので。


[ Brand-new days, brand-new ways ] 2001/04/02(Mon)
今日は新しいオフィスへの初出勤日でした。
しかし、朝オフィスに入って一番最初に与えられたのは「金沢への日帰り出張命令書」でした。そのまま先輩のクルマで金沢へ。うーん、疲れた。しかも明後日から2ヶ月ほどの間、通いで金融業界のお仕事をすることになりました。高速道路通勤ですよ。疲れるったらありゃしない。
さすがに帰任してから3日くらいはいろいろな整理等でオフィスにいる程度で、多少暇だろうと思った私が甘かった・・・。
そんなわけで、しばらく金沢に通うことになりました。でも通勤経路や近所ならいざ知らず、金沢まで毎日となると道も知らないし、金曜なんかはそのまま関西に車で遊びに行くのもありかと思います。そうなるとC1ナビの出番なんですよねー。早くクルマいじんなきゃ。C1の方もちょっといじろうと思ってるんですが、どういう構想でいるかは今のところちょっと内緒。


[ エイプリルフール ] 2001/04/01(Sun)
4月になりました。そう、今日は、エイプリルフールです。
もうみなさんひととおり引っかかってくれたと思いますが(笑)、今年のエイプリルフールネタはトップページをそのまま「CYBALION」のデザインにしてしまおう!というものでした。多分ウチに来ている方は大抵CYBALIONも見ているはずなので、間違いなく騙されてくれるはず、という予想の元に。私としてはけっこう細かいところまで拘って作ってみたつもりです。重箱の隅までくまなく探して、込められている笑いを発見してみてください。
なんか思った以上に反響が大きくて、作った私としても面白いエイプリルフールでした。ちなみに、CYBALIONの管理者・Tamaさんには一度お見せして許可をいただいている(というか爆笑してもらった(笑))ので著作権に関してはご心配なく。また、トップの画像は原作者のたかぽん♪さんにわざわざエイプリルフールバージョンを起こしていただきました。どうもありがとうでした>協力してくださったお二方
一応、後日「見逃した!」という方のためにエイプリルフールバージョン、保管しておきますね。
http://www20.big.or.jp/~brown/vaio/doc/old/20010401/

さて、私が田舎に帰ってきて一夜明けました。しかし、まだ全然実感が湧きません。自室を片付けてはいますし、明日から早速仕事なのですが。なんというか、単なる正月や夏休みの帰省と同じ心境。こんなことでいいんでしょうか。でも、東京にはもう戻る部屋はないんですよねえ。不思議なものだ。
実家に帰ってきて、ネットワーク環境がひどく悪くなってしまいました。アナログ回線、しかもパルス回線なんですよ。で、ネットに接続するときにはわざわざ居間の電話の近くまでC1を持って行っているという・・・。でもとりあえずあと1週間くらいでISDNは引けることになっているんで、それまでは仕方ないので辛抱するしかないです。本当はBroadbandを引きたかったのですが、FTTHやADSLはウチの方までは全然届いていないし、CATVは「初期コストが高い」という理由で両親に却下されてしまったので(流石に自分で実家のCATVの導入費用を負担する気にはなれなかったんですよね。テレビ観ないし、どうせそう遠くないうちにまた独り暮らしに戻ろうと思っているので)、仕方がないのでフレッツ・ISDNという以前と同じ環境で妥協することにしました。で、問題は、自分の部屋が2階にあるので、どうやって電話のジャックから自室までケーブルを這わすか・・・なのですが、これには既に手を打ってあったりします。
あと、実家に帰ってきてからのもう一つの課題、クルマ。ようやくMDデッキのMDLP機能が活用できる環境になって嬉しい限りなのですが、やっぱり改めて聴いてみてもノーマルのスピーカだとスカスカでしょうがないので、近々スピーカを買う予定。とりあえず4wayにしておいて、ウーファーはその次の給料日後かな?あとカーナビはまだどうするか決めてませんが、今月中には方針を決めてオートバックスなりホームセンターなりに行く予定。C1ナビの件が今一番楽しみなことだったりします(^^;

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[ 管理者:Brown Sugar 著作:じゃわ ]