VAIO Column |
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↑タイトルは「Video Audio Integrated Operation」に倣って勝手にでっち上げてみました(笑)。 というわけで、ケンウッドとイーヤマの 2 社がコラボレーションによるコンセプト PC「AVENUE」を発表しました。 AVENUE http://www.avenue.jp/ ニュースリリース http://www.avenue.jp/release.html http://www.kenwood.co.jp/j/press/press20011128.html AV Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20011128/kenwood.htm PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011128/iiyama.htm ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/bursts/0111/28/iiyama.html PC 部「アベニューノート」は Crusoe TM5800 800MHz を搭載した B5 ファイルサイズサブノート PC、オーディオ部「アベニューオーディオ」は DVD-ROM/CD-RW/NetMD とオーディオ部の機能の充実ぶりが伺えます。PC 部とオーディオ部の接続は USB 2.0 で行い、PC からのオーディオの制御を行うほか DVD-ROM と CD-RW を外付けストレージとしても利用可能。ちょうど VAIO MXS1 の PC 部をノート PC にしてノート PC 単体での運用もできるようにした格好になります(MG メモリースティックスロットがないのがちょっと寂しいですが)。 私は常々「次期 MX はセパレートタイプで!」と言い続けていたのですが、この「AVENUE」はアプローチが違うもののある意味セパレートタイプ。PC 部にサブノート PC というのはちょっと目からウロコですが、合体ロボ世代としてはこういう「自宅では外部ユニットと接続してフル機能を使えるけど、アンドックしてスタイリッシュに持ち歩ける」というのには魅力を感じてしまいます。ドッキングするのが VAIO R505 シリーズに代表されるようなドッキングステーションではなく AV ユニットというのもまたツボってるんだよなぁ。 オーディオ部「アベニューオーディオ」は単体での各種オーディオソースの再生が可能なメタリックな質感(アルミ外装?)のオーディオユニット。天面に並べられた DVD-ROM ドライブと CD-ROM ドライブがちょっと DJ のターンテーブルちっくでこれまた物欲を刺激。なんかパイオニアのリミックスミニコンポ「X-RMX99」よろしく単体でのミキシング→MD レコーディング機能なんかあったりするのかな、と思ったけどそれはないっぽい。ま、その気になれば PC で編集した方が速いし自由度も高いだろうからいいんでしょうが。 本当はこれに HDD を内蔵して MP3 を単体で録音・再生・MD にダビングできたり外付け HDD として使えればなお良いんですが、作るの難しそう。 それに対して PC 部「アベニューノート」はごく平凡な B5 ファイルサイズノート。ちょうど Z505 と同じくらいのサイズでしょうか。このアベニューノートがイマイチなんですよね・・・。特にこれ単体で特殊な機能があるわけでもなく、デザインが激しくカッコいいわけでもなく、取り立てて魅力もないというか単体で売られててもよっぽど安くなきゃ買わないよというパッとしないマシンなんですよね。他の B5 サブノートと比較して優れている点といえば、ノート PC で初めて USB 2.0 を標準搭載していることくらいでしょうか。 CPU は何故か Crusoe。おそらくこのサイズだからファンレスにすることができるため、オーディオ再生時のための静粛性を稼ぐことができる、とかそういう理由で Crusoe なんだとは思いますが、でも PC として考えた場合にはこのサイズで Crusoe はちょっとないんじゃないの、と思います。がんばれば超低電圧版 Pentium III でもファンレスにできないこともないはずなのに。というか一回り小さい Evo N200 でできてるんだから、できないはずはないでしょ。 なんか、オーディオ部がよさげなだけに PC の平凡さが非常に残念な感じ。こんな PC を抱き合わせ(悪い意味で)するくらいならオーディオ部と専用ソフトだけ売ってよケンウッドさん、と言いたい。 でも PC そのものの仕様云々の話は別としても、これだけマニアックな仕様のマシンを満を持して投入してきたり、いきなり「avenue.jp」のドメインを取っていたりするあたり、この「AVENUE」にかけるケンウッドの意気込みが感じられますよね。今度はイーヤマとのもっと大がかりな提携あるいはケンウッド内部での PC 開発部門の設立など、VAIO の良きライバルとなるべき展開を(個人的な希望も含めて)期待したいです。 ケンウッドといえば昨年ソーテックと組んで VAIO MX 対抗オーディオ&ビジュアル PC「AFiNA AV」を発売したことはまだ記憶に新しいですが、今回の「AVENUE」はそのソーテックとではなく新しいパートナー・イーヤマとの協業。昨年の AFiNA AV 発表時の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20001004/sotec.htm には「今後の展開については、Bluetooth やカーナビなどケンウッドの強い分野で両社のコラボレーションをさらに深めていく」ともありましたが、その AFiNA AV が Pentium III 866MHz モデルで打ち止め(まだ販売は継続されているようですが)になっていることから考えても、この 2 社の関係は「終わってしまった」と見ていいようです。 では何故この 2 社の協業が「終わってしまった」のか? /********** 以下妄想 **********/ ここから先はあくまで推測になってしまい、別にどちらのメーカーを非難しようとかそういう意味ではないので誤解しないでいただきたいのですが、やはり「両社の PC 開発およびマーケティング戦略のずれ」によってこれ以上新しく PC の開発を進めていくことが困難になってしまったのではないでしょうか。大衆志向とマニア志向の違いというか、「とにかく安く作っていっぱい売りたいソーテック」と「PC の性能云々よりもコンセプトやオーディオとしての付加価値で売っていきたいケンウッド」の立場の違いというか、「他メーカーが開拓して伸びつつあるジャンルに、同コンセプトの PC を低価格で提供するソーテック」と「あくまで『ケンウッドらしさ』で戦える市場を開拓していきたいケンウッド」の考えの違いというか。 AFiNA AV にはあまり「KENWOOD」のロゴが使われなかった気がします。アンプやスピーカにこそ「KENWOOD」ロゴが入っていましたが、ソーテックの売り方としてはあまりケンウッド色が前面に出ておらず、消費者の印象としてはどちらかというと「ソーテックの PC にアンプやスピーカを提供するケンウッド」というイメージでした。ケンウッド側として「次はこんなコンセプトのオーディオ統合型 PC を作りたい」というコンセプトはあっても、ソーテックとの協業下ではなかなかそれが現実のものとできなかったのではないでしょうか?「もっと自分たちの作りたいものを実現してくれるパートナーとやりたい」という願望が出てくるのも自然なことなのではないでしょうか。私には、AFiNA AV の最後のモデルが出てから今回の AVENUE の発表までの空白の時間は、ケンウッドにとって苦悩の時間だったように思えてなりません。 /********** 妄想終わり **********/ ま、そもそも「包括的な業務提携」といっていたものがどちらかの都合で白紙になり、それに伴って AFiNA AV も宙に浮いてしまったけど、ケンウッド内ではオーディオ PC のコンセプトだけは残っていた、というのが本当のところかもしれませんが。そういう意味では代わりのパートナーとしてはイーヤマあたりが妥当なところなのか。 ま、そんな経緯はさておき、なかなか面白そうな AVENUE、来年 2 月に実機が見れるのを楽しみにしたいと思います。 この AVENUE についてちょっとななちゃんとメールでやりとりしてたんですが、 私「なんで SOTEC 切ったんだろ」 ななちゃん「だって SOTEC だもん」 納得。 |
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DDI Pocket が AirH" に対応した初の音声端末「KX-HV200」(松下製)を発表しました。 ニュースリリース(松下電器産業) http://www.kme.panasonic.co.jp/newsrls/news/2001news/jn011126/jn011126.html 製品情報(DDI Pocket) http://www.ddipocket.co.jp/syohin/kx-hv200.html ケータイ Watch の記事 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/0,1608,6769,00.html ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/mobile/news/0111/26/h.html http://www.zdnet.co.jp/mobile/news/0111/27/onsei.html 折り畳み型、feelH" と同等の機能搭載、SoundMarket 対応、と押さえるべきところは押さえた PHS ですが、やはり一番の注目は AirH" でしょう。今まで PC カードタイプおよびコンパクトフラッシュタイプしかなく音声通話ができなかった AirH" ですが、AirH" の定額制は魅力的だけど音声通話も必要、という方はそれなりにいたと思うので、そこそこの需要はあると思うんですよね。デザインも目立ったところはないものの悪くないですし、私自身ちょっと興味がある端末です。 しかーし、痛いのが「PC に繋がるケーブルがない!」ということ。イヤおそらく普通の USB−H" 接続ケーブルを使えば普通に H" 端末として使えるとは思うんですが、それだと他の feelH" 端末と同じになってしまって意味がありません。PC 用のケーブルは来年 2 月にサン電子の「PSP01」が発売される予定ですが、それまでは AirH" としては全然使いようがないのがポイント。意味ないじゃんねぇ。一応「KX-HA10」を使えば Palm Vx/WorkPad c3 では AirH" として使えるんですが、今更 WPc3 を持ち出して AirH" するのもどうかと・・・。なんかこの発売スケジュールってちょっとちぐはぐな印象を受けます。 私はメインプロバイダである So-net が 12 月 1 日から AirH" に対応する http://www.ddipocket.co.jp/data/air.html#provider のでそろそろモバイル通信も定額制化して快適生活を送っていきたいッ!というところなんですが、端末を決めかねている状況です。PC カードタイプは Palm への使い回しがきかないし、CF タイプも C1VJ との相性問題がはっきりしないし、KX-HV200 はケーブルがないし。本当は KX-HV200 がケーブル接続と Bluetooth 接続のハイブリッド仕様だったら端末価格 \20,000 でも買うよと言いたい。 というわけなので、とりあえずケーブルが出る 2 月まで待って、様子を見て決めるつもりです。 128K AirH" も来年春〜初夏とか言ってますが現行 AirH" がこの状況だと、また夏以降くらいにずれ込むんじゃないかな。 一方 DoCoMo は Bluetooth 対応 PHS「PALDiO 633S」を発表。 ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew1128.html ケータイ Watch の記事 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/0,1608,6804,00.html ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/bursts/0111/28/docomo.html Bluetooth PHS の一発目は DDI だろうと思っていたんですが DoCoMo でしたか。もうあまり PHS はやる気ないんだろうと思ってましたが。 この 633S(シャープ製?)はカラー液晶、i モード(サイト閲覧のみ)、e メールと基本機能を押さえている上 Bluetooth のバージョンは 1.1。バージョン 1.0b で後発製品との互換性に不安のあった au の「C413S」よりは将来性がありそうな感じです。ただ DoCoMo なので DDI ほど回線の品質が期待できないことと、固定料金制が用意されていないのが難点。 うーん、この 633S と KX-HV200 のいいとこ取り端末が DDI から出ないかなぁ。 ところでここ数日、私のメールボックスにあるウィルスが頻繁に届いています。「BADTRANS.B」です。 http://www.symantec.co.jp/region/jp/sarcj/data/w/w32.badtrans.b@mm.html http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/default3.asp?VName=WORM_BADTRANS.B http://www.nai.com/japan/virusinfo/virB.asp?v=W32/Badtrans@MM ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0111/26/badtrans.html http://www.zdnet.co.jp/news/bursts/0111/27/ipa.html http://www.zdnet.co.jp/news/0111/27/e_virus.html Broadband Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/broadband/news/2001/11/27/badtrans.htm ウィルス(ワーム)の性格としては夏頃に猛威を振るった「SirCam」に似ていて、ワームに感染した電子メールを開くだけで感染(メーラのプレビューウィンドウからも感染)し、あとはワームが自動的に自分自身のコピーを添付したメールを送信する、というもの。主に Subject が「Re:」のみ、かつ添付ファイルつきのメールは「ヤバい」メールです。ちょうど 24 日に発見されて間もなく私のメールボックスにも届き始め、加速度的に感染メールの受信数が増えてきています。この増え方が大量の SirCam メールに悩まされた次期のそれとよく似ているので、これから更に感染者数が増えるのは目に見えていると言っても過言ではありません。 このウィルスへの対策としては、2 ヶ月前の「Nimda」のときと同様 Internet Explorer のセキュリティホールを塞ぐパッチ(SP2)を当てるか IE6 にバージョンアップすれば良いだけの話、つまり Nimda のときに対策をしっかりしていれば感染するはずはないのですが、未だに SirCam に感染したという話を聞くくらいですから、ADSL を使って常時接続している人でも何の対策もしていないという人は少なくないのでしょう。 まだ感染しておらず、セキュリティ対策はまだという人は必ず IE5.x SP2 を当てるか、IE6 にバージョンアップを。感染してしまったかも、という人は絶対ウィルス駆除ソフトの最新の定義ファイルをダウンロードしてウィルスチェックを行ってください。仮に駆除ソフトを持っていなくても http://www.nai.com/japan/pqa/badtrans.asp ↑にある方法で手動駆除できますし、2〜3 日以内にはトレンドマイクロのサイト http://www.trendmicro.co.jp/ あたりで専用駆除ソフトの提供が開始されると思いますが、どなたも至急対策をお願いします。 この BADTRANS.B と共に「ALIZ.A」なるウィルスも蔓延しているというから性質が悪い。マジで、対策を。 ほんと、PC のセキュリティ対策はインターネットを使う上でのマナーだと思いますから。 |
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昨日の今日ですが、またしても C1VJ の Windows XP 情報ページが更新されています。 http://vcl.vaio.sony.co.jp/products/winxp/products/pcg_c1vj.html やはりまだ VCL 内も混乱しているようですね。手順書のバグ修正と思われる更新が細かく続いています。確かにこれだけ機種が多くなると検証したり手順書作ったりする方も大変だとは思いますが・・・。 ちなみにダウンロードモジュールの方は更新無しです。 北陸地方は平野部でも今日初雪が降りました。初雪といっても特にまだ積もるわけでもなく、ロマンチックな粉雪という風情でもない(日本海側の雪って日本海を渡ってくる間にたくさん水分を含むらしく、べたべたした重い雪なんですよね)んですが、どおりで寒いわけだ・・・。お陰で風邪引いちゃいましたよ。まだそんなにひどくなくて、少し頭痛がする程度なんですが、今日はぼ〜っとしてあまり仕事にもなりませんでした。 この天気、しばらく続くらしいです。せっかく F707 も修理から戻ってきたので、ある程度積もって天気が回復してくれれば雪がイイ感じになった五箇山〜白川郷の辺りまで写真でも撮りに行きたいんですが、体調も天気も悪いし、しばらくはそうもいかなさそうです。 最近めっきり寒くなってきたので、皆さんも風邪には十分お気をつけて。 では、お大事に。 (ん?) |
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C1VJ の Windows XP 情報ページが更新されています。 http://vcl.vaio.sony.co.jp/products/winxp/products/pcg_c1vj.html 一応今日の日付になっているので「お、ウチの環境でうまくいかなかった Camera Control Utility が再アップされているかな?」と喜び勇んで見に行ったんですがドライバファイルそのものはアップデートされておらず。アップデート手順書の細かい間違いが修正された程度のようです。 しかし本当に Camera Control Utility のドライバがあれで正しいんだとすると結局私の手順の間違いなのかな。とりあえず動いているしまた再インストールするのは面倒だしそれ以前にほとんど Smart Capture 使わないのでまぁいいかって感じ(^^; 他の各機種のページも断続的にアップデートされているのでご確認を。 http://vcl.vaio.sony.co.jp/products/winxp/ 実は先週末東京に行ったときに秋葉原で新しい CD-RW ドライブを買ってきたんですが、今日はそのセットアップをしていました。 買ってきたのはソニーの「CRX175E」バルク品。先日この Column でも話題にしたバッファアンダーランエラー防止機能「Power-Burn」対応最大 24 倍書き込みのドライブです。ソニーからリテールパッケージとしてはこの CRX175E をベースにメモリースティックスロットを組み合わせた ATAPI 内蔵モデル「CRX175M」と USB 2.0 対応の外付け BOX に入れた「CRX1750U」が発売されていて、私は CRX175M の方にちょっと興味があったのですが、このドライブ、メモステスロットが IDE を 1 ポート占有する仕様だったので困っていたんですよね。自作機の IDE ポートは HDD 2 台に CD-RW、DVD-ROM で埋まっているのでメモステスロットが入り込む余地は無し。DVD-ROM を諦めるか、メモステスロットを諦めるか、CD-RW を諦めるか(←意味ないだろォィ)と思っていたんですがたまたまベーシックな仕様の CRX175E が安く出回っていたので買ってみたというわけ。ちょうどメルコから同ドライブが「CRW-24FB」として発売されているので、この OEM の流れ品か何かのようです。秋葉原のフェイスで \9,770 でした。同じドライブのメルコ・CRW-24FB の方はライティングソフト「WinCDR 6.0」とオーディオケーブルが付属して実売 \12,800 なので、ライティングソフトが必要な人にはこっちの方がお勧めかもしれません。 しかし安くなったものですね。今年に入ってすぐの頃に 12 倍書き込みでバッファアンダーランエラー防止機能なしの「CRX160E」を購入したときは実売 \19,800 くらいだったのですが、書き込み速度が倍になって Power-Burn がついて価格は半額。1 倍あたり 1/4 の価格になったことになります、ってなんかよく分かんない表現ですが。私が最初に CD-RW ドライブを買った、CD-R の普及初期(もう 4 年ほど前か?)は 4 倍書き込みで \60,000 前後の価格で「安い!」とか思ったものでしたが(^^;いやはや全く驚かされます。 まだセットアップしただけで書き込みテストもしてないんですが(そもそも CD-R にするデータがない)、24 倍(ZoneCLV 方式なのであくまで「最大」24 倍速出るだけであって全域 24 倍で焼けるわけではないんですが)で書き込むとすれば 74 分フルに入った CD でも 3〜4 分でこんがり焼きあがってしまうことになります。4 倍で限界、8 倍で頭打ちとか言っていた頃もありましたが、これも時代なんですねえ。CRX175E の紅に近いオレンジ色に光る動作 LED が「焼くぞ〜」と言っている気がします。 CRX175E によって自作機から押し出された CRX160E はそのまま R70 へスライド。こちらもソニー CRX100E(4 倍速のもはや骨董品)と交換することになりました。ソニー製ドライブはフロントベゼルの仕様が昔からほぼ共通なので、きれいに顔面スワップして R70 の外見をそのまま保つことができてナイス。余った CRX100E は退役させて保管してあります。しかし久々に R70 を通電しました。1GHz マシンなのでもっと使ってやらないとなぁ。 |
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連休なので東京に出てきています。昨日一日休暇を取ったので 4 連休。特にこれといって用事があったわけではないんですが、何となく連休だったし一ヶ月ぶりだったし。(^^; ここのところソニー関連で新製品がいくつか出ていたのと、先日オープンした有楽町ソフマップの様子が見たかったのもあって有楽町〜銀座をうろうろし、銀座ソニービルを覗いてきました。ちょっと期待していた C1MRX は展示されていませんでしたが、新 CLIE は見てくることができました。
PEG-T600C は全体としてかなり好印象でした。デザイン的にもカタログページで見たものよりも実物の質感や持った感じは悪くなかったですし。ハイレゾ液晶という仕様もそろそろ枯れてきたのか、画面の切り替えにかかる時間もあまりイライラすることなく、サクサク操作できるなーという感じ。 逆に T400C は薄いのが最大の取り柄なんですが、それ以外はもうひとつパッとしませんでした。T600C に比べて画面の切り替えにけっこうもたつきを感じましたし、モノとしての質感も T600C と比べると一段劣る感じ。これだったら T600C を買うかローレゾ液晶には目を瞑って安い Visor Edge とかに行った方がいいような気もします。 で実際のところ T600C は買いか?ということなんですが、これから PDA を触ってみようという人には間違いなく現行の Palm OS 搭載機の中では一番のお勧めだと思います。音楽再生機能がないので商品としての「目玉」に欠ける気はしますが、その分 Palm 機としてのバランスはかなり良いと思います。一台目の PDA として持つのに文句ないマシンだと思います。逆に今 Palm 機を持っているユーザーが買い換えるにはどうか・・・と言われると、ちょっと微妙。まだモノクロ液晶で PalmOS 3.x な機種を使っている人は買い替えを検討する価値は大いにあると思いますが、今年に入ってから出たモデル(m5xx や PEG-N シリーズ等)を持っているなら乗り換えるまでの価値はないかな、と思います。ただあのスペックで \39,800 という価格は競合機種の価格を考えるとかなり破壊的ですから、今のマシンの下取価格如何では買い替えもアリでしょうね。なかなか魅力的なマシンだと思います。私は買いませんが・・・。 |
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先週末に公開されたソニー公式 WinXP 対応モジュールですが、いろいろ試してみました。 http://vcl.vaio.sony.co.jp/products/winxp/ ただ、ソニーさんの方もかなり急ごしらえで用意したものらしく、いくつかのドライバは Win2000 用のものがそのまま提供されていたり(C1VJ では TrackPoint ドライバがどうやら Win2000 用のもので、インストールしようとしたら「互換性が確認できませんでした」という警告が出ました)、ダウンロードファイルの内容や手順書に不備があったりとまだまだ完全ではないようです。おそらく間に合わなかった分は後日アップデートされるでしょうし、不具合のあるものについても逐次修正されていくでしょうから、うまくいかない場合はしつこく VCL に相談してみた方がいいかもしれませんね。 C1VJ 用のドライバの方は TrackPoint ドライバ以外は特に問題もなく、つつがなくインストールが完了してしまいました(TrackPoint ドライバもインストール時に警告が出るだけで、問題なく使用できていますが)。ソニーアプリもちゃんと動作しましたし。 ただ一つ、PowerPanel の仕様が大幅に変わってしまったのがちょっと気になります。LongRun ユーティリティが PowerPanel に完全に統合されてしまい、LongRun アイコンがタスクトレイ上に単独で表示されなくなったんですよね。今までタスクトレイ上のアイコンから LongRun のモードを切り替えられていたのが、PowerPanel のプロファイルに LongRun のモードを登録して、Crusoe のパフォーマンス設定を切り替えたいときには PowerPanel のプロファイル自体を切り替えなくてはならなくなったようです。私はほぼ常時 LongRun パワーマネージメント(ハイパフォーマンスモード)で動作させているのであまり不便を感じることはないのですが、頻繁に切り替えて使う方にとってはちょっと不便なのではないでしょうか。PowerPanel に関しては C1VN 用の WinXP 対応版が従来の PowerPanel と同様の使い勝手で使えるので、LongRun 重視の場合はこっちを使った方がいいかもしれません。 それ以外は何も問題がない・・・と思ったのですが、Smart Capture で問題発生。静止画をキャプチャしようとすると、画像が左右反転して保存されてしまうのです。Smart Capture の画面上は正しく表示されるものの、キャプチャして撮れる画像だけ左右反転。これは Win2000 化が正式サポートされていない頃にも認識されていた問題だったのですが、WinXP でもまた同様の問題が発生した模様。WinXP 対応モジュールが正式公開される前に使っていた頃は特に問題がなかったので、日本のソニーで提供している Camera Utility に問題がありそうです。とりあえず、正式モジュールとか Win2000 対応モジュールとか C1VN モジュールとかをガチャガチャ入れ替えていると、キャプチャ画像だけ鏡像になったり Smart Capture のウィンドウ上も鏡像になったりとワケ分からない状態に(^^;いろいろ試行錯誤した挙句、一旦 Smart Capture と Camera Utility を削除して再起動後、Win2000 用の Camera Utility とリカバリ CD から抽出した Smart Capture の組み合わせ(要するに非公式に対応させていたときの組み合わせですね)で正常に動作しました(ちなみにドライバは正式対応ドライバです)。でも、人によってはちゃんと WinXP 対応モジュールで動作しているケースもあるようなので、環境とかインストールする順番とかもあるのかもしれませんが、私はとりあえずこれで使えたので OK ということにしようと思います。もしソニーのモジュールに問題があるようならばそのうち修正されるでしょうし。 これからまだアプリをインストールしたり環境整えたりしなくてはならないんですが、 とりあえず、疲れたので寝ます。(´Д`) |
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DELL が B5 ファイルサイズノートでは初となる Mobile Pentium III-M 1.2GHz 搭載マシン「Latitude C400」を発表しました。 ニュースリリース http://www.dell.com/html/jp/dell/news/011119a.htm PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011119/dell.htm モバイル用途の B5 ファイルサイズに今のところ最速の 1.2GHz。パフォーマンスという観点から言えば現時点では最強のモバイルノート PC といえるでしょう。しかも、現在のトレンドである無線 LAN も当たり前のように内蔵していて文句ナシ。ただ最近の B5 ファイルサイズは軒並みドッキングステーションが用意されているのに Latitude C400 にはそれがないのが吉と出るか凶と出るか分かりませんが、性能の割に低く抑えられた価格と、ビジネス・モバイルを考えたときにおそらく最適解となるであろう B5 ファイルというサイズ(と私は考えています)に最強クラスのスペックを詰め込んできたのはある意味驚異的。いくら発熱の低い Tualatin コアとはいえ、あくまで対 Coppermine 比で低いだけであって絶対的な発熱量は必ずしも低いとはいえませんから、DELL の設計陣は苦労しただろうなあということは想像に難くありません。シャープの「MURAMASA」を見てしまうと 26.6mm という厚みは決して「薄い」とは言えませんが、この中に 1.2GHz が入っていることを考えると十分に薄いですよね。DELL ブランドの信頼性を考えても、ビジネスシーンで十分すぎるくらい活躍してくれるマシンだと思います。あとはやや中途半端なほどに色気づいた筐体の流線型がツボにハマるか拒絶感を覚えるか次第でしょう。 しかし VAIO ユーザーとしてこのマシンを見たときに期待するのはやはり「次の R505 でこのクラスのマシンが出てくるか?」だと思います。かなり気合いを入れて作ったと思われる R505、そして売れているという専用ドッキングステーションの商品性・互換性を考慮すると R505 を 3 代で終わらせるにはもったいない気がしますから、基本的な筐体デザインとドッキングステーションはそのままに、内部的な大幅のリニューアルをかけてくるんじゃないでしょうか。i830MP チップセットを搭載した新しいシステムボードに IEEE802.11b 無線 LAN 内蔵は間違いないと思います。1GHz オーバーの CPU を載せるとしたら、筐体も微妙に厚くするとか放熱機構を再設計するとかいったことも必要でしょうが、下に現行のドッキングステーションをつけるとしたら筐体の外側は必要以上に変えられないでしょうね。 といったところが次の R505 の予想かな。スペック的には PenIII 1〜1.2GHz、RAM 256MB(Up to 512MB)、HDD 40GB、無線 LAN といったあたりなんじゃないかな。現行の R505 出たはいいけどスペック的に逝く気になれないという人はあと 3〜4 ヶ月我慢すれば、幸せになれるかもしれません。(^^; VAIO ユーザー有志による「バイオ&WindowsXP Supporter's Site」に Sony Style からのリンクが張られました。 http://www.jp.sonystyle.com/Oshiete/Xp/xp_link.html ソニー本体からではなく Sony Stle からというのがミソなんですが、いずれにせよメーカー関連側からこういうものが認められるのは喜ばしいことです。ユーザーの要望をメーカー側に通すためのパスにもなりますしね。 今のところ Sony Style の 1 コーナーからのリンクという形になっていますが、近々もう少し目立つところにリンクを張ってもらえるらしいです。とりあえずリンク集という形で公開されているこのサイトですが、今後の展開は盛り上がり次第ですし、その盛り上がりというのもサイトへのアクセス数およびリンクされているサイトのアクセス数くらいしか計りようがないですから、アクセスよろしくです。 しかしソニスタに自分の作ったバナーが貼られているというのもちょっと奇妙な感じがしますね(^^;ま、その辺も含めてよろしくです。 |
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ソニーが CLIE の新製品を発表しました。 ニュースリリース http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200111/01-1119/ PEG-T600C http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PEG/PEG-T600C/ PEG-T400 http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PEG/PEG-T400/ ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/mobile/palm/0111/19/n_tcli.html http://www.zdnet.co.jp/mobile/palm/0111/19/f_hamacli1.html http://www.zdnet.co.jp/mobile/palm/0111/19/n_camgps.html http://www.zdnet.co.jp/mobile/palm/0111/19/n_tadapt.html PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011119/sony.htm 先日米国で先行発売された「PEG-T415」の日本版 with カラー液晶モデル。型式名の「T」は「Thin」の「T」でしょうか。今回の CLIE は今までの CLIE の「厚ぼったい PDA」というイメージを覆す、大幅に薄いマシンとしてリニューアルされました。カラー液晶モデルの「PEG-T600C」では厚さ 12.5mm とカラー液晶モデルで今まで最薄だった Palm m505(13.0mm)より薄く(といっても 0.5mm ですが)、モノクロモデルの「PEG-T400」ではこれまた最薄だった Palm Vx(11.4mm)より更に薄く 9.9mm といよいよ 10mm を切ってきました。今まで「厚くて重い」という理由で私の選択肢には入り得なかった CLIE ですが、これだけ薄く軽くなってくるとちょっと興味が出てきますね。 機能的な面でいうと今回の CLIE は特筆すべき点はそれほど多くありません。PEG-T400 がモノクロ Palm としては初のハイレゾ液晶になったこと、そして標準で赤外線リモコンとして AV 機器をコントロールできる機能が搭載されたこと(これは Palmware として既に実現されていた機能ではありますが)くらいでしょうかね。主にデザインの一新と薄型化に注力されたモデルということができるでしょう。ただ、この薄型化は主に音楽再生用 DSP(だと思う)を内蔵しない(別途、外付けユニットによって MP3 の再生は可能)ことによって余計なチップを実装する必要がなくなったことによる薄型化、軽量化であると思われるので、大幅に技術が進歩したとかそういうことではなさそうです。さすがに N750C が出てまだ 2 ヶ月経ってないですからね。 しかし今回の注目はどちらかというと Palm デバイス本体というよりは、新しく立ち上げられた「CLIE GEAR」のラインナップでしょう。N750C が発表されたときに「冬には出るよ」と言っていた「Camera Stick」PEGA-MSC1 と「GPS Stick」PEGA-MSG1 でしょう。ようやく出てきたといった方がいいのかもしれませんが、個人的に GPS Stick の方はちょっと気になる存在。「CLIE GEAR」という愛称からしても CLIE 専用周辺機器という位置付けなのですが、なんとか VAIO のメモステスロットで認識させられないものかな。 今までのモデルよりも大幅に薄く軽くなったことでちょっと興味の出てきた新 CLIE ですが、果たして私が買うかどうかと言われれば、やっぱり買わないかなあ。デザインは全体的にいかにもソニーらしいというか「なるほど、CLIE ね」と分かる雰囲気を持っているんですが、相変わらずのっぺりと縦に間延びした印象。ジョグダイヤル周辺のデザインとかアルミ一体成型というあたり、所有欲をくすぐりますがやっぱり個人的に気に入っている m505 や Visor Edge のラインに比べるとどうも洗練されていないなあ、と感じます。私のセンスと CLIE のデザインコンセプト(あるいは CLIE のデザイナーさん)との相性が悪いのかもしれませんが、どうも食指の動くデザインじゃないんですよね。 それに、デザイン、ということに加えて「PDA の使い方」というものに相変わらず疑問を感じているということもあります。自分自身の仕事の話になりますが、東京で仕事をしていた頃は毎日違うところで違うスケジュールで会議があったり作業があったりと PDA 無しでは仕事ができなかったくらいですが、地元に帰ってきてからというもの開発室にこもりっぱなしであまり変わったスケジュールが入ることがない。電車で移動しないので暇つぶしに PDA をいじることもない。本当にちょっとしたスケジュールやメモ書き、電卓やストップウォッチ、その他のツールとして「ポケットに入っていれば便利なツール」であるほかは、オフィスの自席にいるときにクレイドルに挿しておいて蒼く光る LED をさりげなく自慢するくらい(笑)。なんかせっかく c505 を買ったはいいけど c3 と使い方は大して変わっていないというか SD カードなんて買ったはいいけど一回試しに挿してみただけだよみたいな状態なので(笑)、それほど PDA に新機能を求めることってないんですよね。地図を見るときには確かにハイレゾ液晶は羨ましいな、と思いますが。 しかし、今回の CLIE はどちらかというと「PDA としての基本性能+α」というところに重点を置いたアプローチになっているような気がします。N750C などののように「音楽再生や動画再生を中心に、何でもこなす携帯エンタテインメントツール」というよりは「携帯情報ツール」としての使い勝手重視にやや性格を変えてきたような。薄さ、軽さというものもある意味 PDA としての「基本性能」ということができるでしょうし、ジョグダイヤルの位置が再考されていたり、発売当初から CF 型 PHS カードが使えたりする(これはどちらかというと後発の強み、ということになるのでしょうが)ことなど、エンタテインメント性よりも通信やデータを中心としたアプローチをしてきています。N750C や N600C が当分の間併売される(であろう)ことから考えても、T シリーズと N シリーズは性格の異なる別種の Palm 機なんだな、ということが分かると思います。 ここにきて PDA 本体をリリースする各社がハードウェア単体での販売よりも企業向けのソリューションの一環としての売り方、「まずハードウェアありき」ではなくて「ソリューションのためのツール」としての利用法を模索し始めていることからも分かるように、ある種 PDA というものは一つの岐路に立たされているのではないでしょうか。PDA という小さな箱の中でどれだけのことができるか試してみた結果、どのメーカーもできることの範囲がようやく分かってきたというか、一つの機体で「なんでもやろう」というのが現状の PDA のハードウェア水準では難しいことが分かってきた、あるいはユーザーは必ずしも「なんでもできる」ことを求めてはいないことが分かってきたのではないかと思います。ことソニーに関しては、「ソニーらしい何か」を全部 PDA に詰め込もうとして、ユーザー不在のまま PDA を作ってきてしまった感があります。必ずしも高速とは言い難いハードウェアで無理矢理動画を再生させてみたり、音楽を再生させてみたりした挙句、「それは本当にユーザーが求めている機能なのか?」ということに気づき始めたのではないかと思います。あるいは、「なんでもできる」ことは「なんにもできない」ことと紙一重であることに気づき始めたのではないかと思います。「シンプルさ」が身上の PalmOS 上で思いアプリケーションをバンバン動かすことは、まるでセスナ機で太平洋を渡ろうとするようなものです。今回の T シリーズで微妙に CLIE の立場が変わったように見えるのは、セスナにはセスナの使いどころがあることにソニーさんが気づいた結果なのではないでしょうか。T シリーズのカタログページを見ると、「パソコンのパートナー」「カーナビと連携」「いつでも持ち歩ける」といったキーワードが多く見受けられます。その今までの CLIE 以上の「連携性」や「軽快さ」を最もよく表しているのは、新 CLIE の AV リモコン機能のような気さえします。 おそらく、PEG-S/N シリーズで CLIE がやろうとしていたことを実現できるのは、Palm が新世代 CPU「StrongARM」を手に入れてからが本番ということになるのではないでしょうか。今の脆弱なハードウェア、シンプルすぎるアーキテクチャの上でできるのは、T シリーズが精一杯なのではないでしょうか。そういう視点で見ると、今回の T シリーズは非常によくまとまったいいマシンであるように思えます。ただ、デザインが今ひとつ私好みでない点だけが、ひどく悔やまれます(笑)。 |
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SRX、見てきましたよ。なんか早速売れているようで。 やっぱり惹かれるものがありますね。見てるとついクレジットカードに手が伸びそうになる(汗)。ホント完成度高いと思いますこのマシン。隣に旧 SR なんか並んでたら「ホントに同じ系列のマシンなのか?」と思うくらい質感が違います。前の SR のデザインってこうして見ると妙に間延びした感じがありますよね。強烈なインパクトもないし。おそらく SRX って SR の弱点というかユーザーから挙がってきた不満点とか要望とかを徹底的に反映して、使い勝手とか質感とかにこだわってきたんじゃないかと思うんです。ちゃんと AC アダプタに VAIO ロゴが入っていたり専用のソフトケースもこだわって作っていたりするあたりからも伺えますよね。古くからの VAIO ユーザーとしてはこういうこだわりが感じられると嬉しくなっちゃいます。 SRX7 をちょっと触ってみた感触としては、Luna インタフェースでも Tualatin 800MHz ともなると苦もなくこなしちゃうなーと言った感じ。C1VJ で「重いなー」と思っていた Luna の操作でもサクサクこなしてくれます。こういうマシンだと WinXP でも快適なんでしょうね。というか Crusoe と Luna ってあまり相性がよくないのかも。元々 Win2000 でも操作(特にディスク関連の I/O が伴う操作)時にけっこう引っかかりを感じたのですが、XP になってそれが更に増した感じ。先入観もあるんでしょうが。それに比べ SRX の快適なこと。マジで買っちゃおうかと 3 分くらい悩んじゃいました(^^; HDD は東芝の「MK3017GAS」。東芝初の流体軸受モーター採用 HDD です。店頭ではどのくらい静かかは確認できませんでしたが、ボールベアリング軸受タイプよりは静かなことは間違いありません。一部報道によると IBM の IC25N030 が載っているという話もありましたが、評価機と実機で仕様が違うのかもしれません。IBM と東芝で微妙に騒音やパフォーマンスに違いがあるかもしれませんが、気にするほど大きな違いはないでしょうし。ちなみに SRX3 の HDD は日立製。流体軸受かどうかまでは確認してませんが、おそらくコスト優先でボールベアリングなのでしょう。 SRX3 も少し触ってみましたが SRX7 とけっこう体感速度に差がありますね。CPU の 150MHz の差(Pentium III と Celeron という違いもありますが)と HDD の差というだけには感じられないくらいに違いを感じてしまいました。この差が何を意味するものかは分かりませんが、SRX7 の方がバランスがいいということなんでしょうか。どちらにしろ SRX3 でもウチの C1VJ よりは明らかに快適なんですが。 全体としてみても、機能、性能、質感、こだわり、どこをとっても文句のない良いマシンだと思いますよ>SRX。10.4 インチ液晶に XGA じゃ文字が小さいという人もいるでしょうが、このサイズがツボにハマる人なら絶対買って損はしないと思います。しかも実売 \22 万という安さもミソですし・・・SRX3 の \15 万というのもちょっと間違って買ってしまいそうな値段です(笑)。 欠点を挙げるとすればタッチパッドでしょうかね。センタージョグになったのはいいんですが、あのセンタージョグがクリックボタンを使いづらくさせている気がします。もう少しクリックボタンの手前側が広く取ってあるとか多少盛り上がる形になっていれば押しやすいんでしょうが、何の突起もないボタンでかつ中央にジョグが陣取っているので慣れないうちはちゃんとクリックできないんじゃないかと思います。 あと、底面。凸凹しててあまりスッキリしていないんですよね。厚みがあるのはしょうがないから、もう少しフラットな底面にした方が視覚的に薄く見えたような気がしないでもない。全体のデザインはよくまとまっているだけに、底面の処理がなんか適当に見えてしまうんですよね。 ま、そんな欠点なんて気にならないくらいいいマシンだと思います。旧 SR でも SR9〜SR9C あたりのモデルを使っている人は十分に買い換える価値はあるんじゃないでしょうか? そうそう、F707 の修理の件ですが、昨日長野県松本市の工場へ旅立っていきました。週末をはさんでいるので修理から帰ってくるのは週半ばくらいかな。元気になって戻ってこいよ〜>F707 |
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Windows XP 製品版、発売されましたね。有楽町にあるビックピーカンあたりでは割と派手なイベントを開催したためなかなかの人出だったようですが、秋葉原や新宿をはじめその他の地域では思ったほど盛り上がらなかった模様。OEM 版が先に流通していることに加えて今や新しい OS が出る程度では PC の需要も伸びない時代になったんでしょうね。それでもこの OS によってコンシューマからビジネスまで、初心者からパワーユーザーまで全てのユーザーが利用する OS のカーネルが一本化されたことの意義は非常に大きいと思いますから、このことは歓迎したいですよね。ただこの新しい OS そのものに新しい「eXPerience」が宿っているかと問われれば、返答に詰まってしまいますが。 VCL のサイトには早くも Windows XP 正式対応モジュール群が公開されています。 http://vcl.vaio.sony.co.jp/products/winxp/ 早かったですね。Win2000 のときは正式対応モジュールがなかなか出てこず、苦労して Win2000 環境を整えたのはまだ記憶に新しいですが、今回はパッケージ版 WinXP の発売当日中に公開されました。米国でも WinXP の発売当日にドライバがあらかた公開されたので不思議なことでもないんですが、日本のソニーにしてはかなりがんばった結果なのではないでしょうか? とりあえず私も今週末をかけてもう一度セットアップし直してみるつもりです。というかホントは非公式モジュールを使ったセットアップ法、途中まで書きかけてたんですが(泣)。 今日の仕事帰りにフライング販売されていた SRX を少しだけ見てきました。仕事が遅くなって閉店間際にしか行けなかったのと覗いたショップに SRX3 しかなかったのであまりじっくりも見てこれなかったので、明日もう一度別のショップに行ってじっくり見てこようと思います。 WinXP 発売に伴い、VAIO ユーザー有志によって作成された VAIO&WinXP 情報サイト「バイオ&WindowsXP Supporter's Site」がオープンしました。 http://www01.vaio.ne.jp/tamai/ VAIO ユーザー有志といってもこのサイトでもよく名前の挙がるおなじみのメンバーによって運営されているサイトで、私もアートワーク(というか背景画を除くグラフィック全般ね)を中心に担当してます。 サイトの趣旨としては VAIO における Windows XP 関連情報を集約して伝えていこう、という感じです。ニューモデルに関係することもあるでしょうがどちらかというと既存ユーザー向けの Windows XP セットアップ情報が中心な感じかな。 いろいろあって当初は関連リンク集という形でスタートしていますが、反響によっては今後の展開ということもあり得ます。ですので是非とも応援してやってくださいな。 |
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嵐の前の静けさというか今日はあまりニュースもなければネタもないんですが(汗)とりあえず小さいネタでは米国で開催中の「COMDEX Fall 2001」のソニー関連のニュース。 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011115/comdex09.htm COMDEX でのソニーの安藤国威社長兼 COO(そういえばこの人 VAIO が登場したときのソニー IT カンパニープレジデントでしたよね)のキーノートスピーチの話題が中心で、特にワイヤレスソリューションを軸としたユビキタス・コンピューティング(どんなところでも、同じようにコンピュータやネットワークの環境が利用できること)の実現に向けてのお話。今のソニーの流れからいって IEEE802.11a という高速無線 LAN を利用した高品質コンテンツのストリーミング配信の話や Bluetooth を使った機器同士の簡易なコミュニケーションの話、そして IPv6(次世代インターネットプロトコル)を使った全ての PC および家電のネットワーク化の話、とやや大きめの話が多いので目先のプロダクトを予想できる感じでもありませんが将来的な雰囲気としては十分に伝わってくる内容。というか最近のソニープロダクツを見ていても大体将来進みたい方向性みたいなものは見えてきますよね。 そんな中でも直近に出てきそうなのがソニー版 USB メモリー・キー。早ければ来年第 1 四半期にも登場するということで、ちょっと気になるアイテムです。 VAIO 公式サイトで半年に一度の恒例となっている「バイオご愛用者アンケート」が始まってます。 http://www.vaio.sony.co.jp/Info/questionnaire_011114.html ソニーから個人宛に直接返答が返ってくるわけではありませんが、今シーズンの SRX などの完成度を見る限り、ユーザーの声はちゃんとフィードバックされてます。ソニーに個人の意見を直接伝える数少ないチャンス、言いたい放題でもいいのでとにかく VAIO を使っての感想や要望等を寄せてみては如何でしょうか。もはやユーザーにとってこのアンケートは半ば選挙みたいなものなのでね。 とりあえず私もいろいろ感想や要望等挙げてみました。がんばって〜>ソニーさん 今日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日。0 時をワインバーや酒屋さんで迎えた方もいるでしょうが、今年のヌーヴォーはなかなか出来が良いようで。私もとりあえず 1 本空けてみました(^^; 明日も明日で Windows XP パッケージ版の解禁日ということで、秋葉原や新宿、有楽町では XP 深夜販売の準備も行われているようです。 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011115/xp_raku.htm 私は OEM 版をもう使っているのであまり新鮮味もないんですが、深夜販売に並びに行った方もいらっしゃるんでしょうね。新 OS の発売はある意味イベントでもあるので、このサイトに限らず多くのサイトで特集が組まれたりもしているようです。XP を買った方、そして狙っている方、要注目ですよ。 |
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とりあえず環境も落ち着いてきた C1VJ の Windows XP ですが、米国サイトにある C1VN 用 WinXP 対応 BIOS がどんなものか当ててみました。WinXP の売りはというとやはり起動時間の大幅な短縮でしょうが、WinXP 正式対応を謳う BIOS を使うことによってその高速起動の恩恵に与かれるのではないか?という期待があったからです。 また、Microsoft の Web サイトに「BootVis」という WinXP の起動時間を解析するソフトウェア http://www.microsoft.com/hwdev/fastboot/ がフリーで提供されているので、これを利用して起動時間の比較を行ってみることにしました。ちなみにこの「BootVis」、Windows XP の起動時に読み込まれるファイル群を HDD の先頭の方に移動させることで読み込みを高速化する自動 Optimize(最適化)機能をもっています。試しにこれの有無でどの程度高速化されるかも試してみました。 と BootVis で計測する前に Win2000 環境とも比較したかったのですが、BootVis は Win2000 には非対応なのでとりあえず手動で計測してみました。ストップウォッチで計測しているので誤差はご勘弁を。
うーん。こと C1VJ に関しては Win2000 でも WinXP でも大差ないですね。ブート時間が多少短くなっているので Boot および Reboot の値は WinXP の方が幾分小さくなっていますが、Standby(スタンバイ)、Hibernate(休止状態)についてはほとんど違いはナシ。ううむ。 以下は BootVis が報告した WinXP の起動にかかる時間の内訳です。一応複数のプロセスが平行して走っていたりどのプロセスも走っていなかったりする時間もあるため、各項目の数値の合計がそのまま「Boot Done」の時間であるというわけではないのでご注意ください。
Optimize の効果は WinXP 自体ほぼインストール直後ということもあってか一部を除きほとんど変化ナシ。まあ何もしないよりは Optimize した方がマシという程度でしょうか。C1VN の WinXP 対応 BIOS を当ててみると、高速起動どころか逆に遅くなっちゃってます。XP 対応 BIOS といっても高速起動のためにアップデートされたというよりは Win2000 から WinXP になることによって変わった電源管理周りの機能にちゃんと対応するためのアップデートであるという風に解釈できるでしょうか。いずれにせよ、高速起動を実現してくれる BIOS ではないということか。Win2000 BIOS でも問題なく WinXP で使えていたことを考えると、Win2000 で CardBus が使えなかった WinMe 用 BIOS のときのようにアップデートしないとどうしようもない問題というのもなさそうなので、アップデート失敗のリスクや起動時間を考慮すると Win2000 用 BIOS の方がトータル的にはいいのかもしれませんね。 まあこれは私の C1VJ での話であって、マシンによっては WinXP にすることによって大幅に起動時間が短縮できるものもあるようですから BIOS や搭載するチップのつくりにも左右されやすいんでしょう。私のマシンでは起動時間こそ若干短くなりましたが、大幅に変わったというわけでもないですし全体的な操作の軽快感からいっても C1VJ のようなマシンでは Win2000 環境の方が全体的なバランスはいいような気もします。 でも WinXP の方が起動画面はきれいだし Win2000 の起動画面よりは動きもあるので「ただ待っているだけ」の Win2000 のブートよりはただぼーっと待っていなければならない時間も短いでしょうから、心情的には WinXP の起動時間の方が短く感じるかもしれません。ま、慣れたり飽きたりするまでの間だけでしょうが(^^; |
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いきなり残念なニュースから。みんなが期待している(?)PCG-C1MRX ですが、なんと発売延期ですって。 http://www.vaio.sony.co.jp/Info/products_pcg-c1mrx_01.html なーんかイヤな予感はしてたんですがやっぱり TM5800 の量産が間に合わなかったようで。ボリュームを確保するためにあえてクロックを 733MHz に妥協したにも関わらず、それでも間に合わなかったらしいです。同じく TM5800(こちらは 800MHz)を搭載した富士通の LOOX も http://www.fmworld.net/annc/info/loox.html ↑の通り延期を発表するなど TM5800/5500 搭載機は総崩れ、といった按配です。あーあー。 TM5800 も遅れに遅れてようやく、という感じだったんですが土壇場に来てのチョンボ。Transmeta の設計の問題なのか製造を請負っている TSMC の問題なのか分かりませんが(ちなみに TM5600/5400 は IBM が製造委託を受けていました)、原因はどうあれ遅れた事実は事実。消費者を大きく落胆させた結果には変わりはありません。期待の新チップは登場が遅れ、しかも背後からは Intel が迫っているどころか B5 サブノートのカテゴリまでは ULV Mobile Pentium III に囲い込まれ、後がなくなっているという現状は分かりますが先走ったな Transmeta、という感じです。この調子だと来年の 256bit Crusoe はどうなることやら、先が思いやられますね。 個人的には判官贔屓というわけではないですが互換 CPU メーカーを応援したい気持ちがあるので AMD や Transmeta にはがんばってもらいたいのですが、AMD は技術は優れていてもマーケティング力はお世辞にもあるとは言えませんし、Transmeta は今年に入ってから躓きっぱなし。もうちょっとしっかりしてくれい>互換 CPU メーカー各社殿 しかし残念な発売延期。C1MRX は狙っていた人もかなり多いでしょうが、1 月に延びたということは事実上 4 月のモデルチェンジまでスペックの変更はないということになります。1 月の再登場時に TM5800 800MHz、HDD 40GB 程度にスペックアップされていれば魅力ですが、そうでなければユーザーはかなり残念がることでしょう。その間に Libretto L3 や ThinkPad s30、VAIO SRX7/SRX3 に流れる人も少なくないでしょうし・・・。ここはひとつ、待たせるからにはそれなりのもの用意してくださいよ!>ソニーさん そういえば先日の VAIO EXPO 2001 の Sony Style ブースでソニスタ購入特典として付属する SRX/C1M 専用プライバシーフィルタが展示されていましたが、C1M 用のものだけ「まだ開発中なのでサンプルがありません」という状態だった(普通のプライバシーフィルタを C1 の液晶サイズに切ったものだけが置いてあったのが余計にみじめでした(^^;)のって、その時点で既に C1M の発売が遅れることが半ば判ってたからなんじゃないの?とか勘繰りたくなります。だって発売 1 週間前になってようやく発売できないことが判明したなんておかしいですもん。一応ギリギリまでがんばってみたというなら理解できますが、むしろソニーや富士通、Transmeta の株価その他のことを考慮して伏せられていたという見方のほうが正確ですかね。 ところで C1M 用バッテリ 3 種だけは予定通り今週末の発売らしいですが、バッテリだけ出してどうするんでしょうね。確かに本体色が C1M カラーになっただけで中身は今までの PCGA-BP5x/A と変わらないわけですから問題なく発売できるのは分かりますが、誰が使うんだろう?ギャグで 1 本買って C1VJ で使うには高価いしなあ。(^^; あー、それにしても残念。 昨日お伝えした DSC-F707 の不具合の件 http://www.sony.co.jp/sd/ServiceArea/FAQ/visual/mavica/ms/dsc-f707/027.html ですが、今日ソニーに電話してみました。 Web に告知されているくらいの問題だから話せばすぐにでも回収の手続きをしてもらえるだろう、と思ったら「工場の方に回しますので、また後ほどかけ直させていただきます」ですって。あんまりたらい回しにしないでくれというか早くしてよ、と思いましたが怒ってもしょうがないのでかかってくるのを待つ。しばらくして工場の方から直接回収の手続きの電話がかかってきたんですが別に技術的な話があるでもなく、製造番号を尋ねられるでもなく「何のために工場に回されたの?」とか疑問に思いながら回収手続きを完了しました。e-business の時代なんだから、サポートぐらいは一元化しようよソニーさん。 まあとにかく修理してもらえるからいいんですけどね。平日は受け渡しできないので週末になっちゃいますが。 |
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久々に写真を撮りに行ってきました。世の中紅葉が始まっているというのに忙しかったり雨続きだったりで全然紅葉を見に行けてなかったのですが、今日は久しぶりに天気も良く予定もない休日。本当は山の方にでも行こうかと思ったんですが、どうやら山地の方はだいたい終わってしまっているらしいので近場の富山城で済ませようか、というわけで自転車で富山城へ。 紅葉といってももう紅葉(もみじ)や楓(かえで)はほぼ終わり、平地の方でも銀杏(いちょう)が見頃という感じでもう紅葉のピークは過ぎていたんですが、なかなか日差しも柔らかくて散歩日和の秋の一日でした。 写真は例によって F707 で撮ってます。 やっぱり Web に載せてしまうとエッジは甘くなるし JPEG ノイズなんかも乗ってくるので多少質感は落ちてしまいますが、最初に撮ってきた画像を自分の PC で表示させるとやっぱりびっくりするくらい美しいですねー F707。立体感が F505 とは 1 ランク違うというか。これはなかなか Web では伝えきれない(無圧縮で載せればいいんですがさすがにサイズが大きすぎるので・・・)のが残念。 しかし撮ってて思うんですが、やはりもっと写真勉強しないとなあ(^^; ところでこの F707 なんですが、ちょっと問題が出てます。(情報さんきゅーでした>ななちゃん http://www.sony.co.jp/sd/ServiceArea/FAQ/visual/mavica/ms/dsc-f707/027.html リコールですって。シリアルナンバーが「1010001」〜「1022960」の F707 は「ブルーフラッシュシンドローム」といって「連続して撮影するとホワイトバランスが 5 枚に 1 枚程度の割合で狂う」らしいです。私の F707 もバッチリ該当しちゃってます(泣)。実際に試し撮りしてみるとこんな感じ。ちなみに同じ設定で連続撮影した内の 2 枚です。 左が正常、右がブルーフラッシュシンドローム発生時の画像。被写体が白いから余計にハッキリと分かりますが、明らかにホワイトバランスが狂って青みがかってしまっています。今まであまりフラッシュ使わなかったから気づいていませんでしたが、何だかなあという感じ。とりあえずインフォメーションセンターに電話だな。ファームウェアアップデートで修正できる問題なのでまあいいんですが。 ■本日の一品 イヤ別にシリーズ化するつもりもないんですが(^^;ちょっと気になったというか Brown Sugar 的に気に入ったものをご紹介。 モノ・コムサで購入した携帯電話ケースです。一目見た瞬間あまりに P5 にピッタリそうだったので、試しに入れてみたらホントにピッタリ。思わず買っちゃいました(^^;\945(税込)だったので安かったし。 今までは例の Sony Style 吉田カバン特製ケースが届くまでの繋ぎ、と思って純正の「LCS-P1/L」を使っていたんですが、もう少しコンパクトでブラックなケースが欲しかったのでちょうど良かったです。フックつきのストラップが付属していてバッグの金具に引っ掛けたり単体で持ち運んだりできて便利ですし。P5/P3 ユーザーにはけっこうお勧めの一品。なかなかいい色のブルーなど他色もアリ。 |
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ソニーがペットロボット「AIBO」の新製品「ERS-220」を発表しました。 ニュースリリース http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200111/01-1108/ 製品情報 http://www.aibo.com/exp/ GAME Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20011108/aibo.htm ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0111/08/sony_aibo220_m.html ASCII24 の記事 http://ascii24.com/news/i/hard/article/2001/11/08/631110-000.html MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/11/08/06.html http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/11/08/26.html 今夏登場した「ERS-311/312 LATTE & MACARON」はそれまでの AIBO とは一線を画すファンシーなデザインと低価格路線によって新しいユーザー層を開拓しましたが(←したのか?)、ある種「ロボット」からかけ離れたデザインは従来の AIBO のイメージとは違い、それまでの AIBO を知るユーザーからは敬遠される向きもありました。そこで、なのかどうかは知りませんが、あくまで「ロボットらしさ」にこだわった新 AIBO を登場させてまた違ったユーザーを獲得しよう、というのが今回の狙いなのかもしれません。 その精悍になった新 AIBO の顔立ちをご覧ください! ホントにそれでいいの???>ソニーさん いやね、いいんですよ、新しいことに挑戦しようとするのはある意味「ソニーらしい」行為だと思います。ラッテとマカロンを見るたびに ホントにそれでいいの???>ソニーさん ハッキリ言ってこれを見た瞬間にロボコップがコイツを散歩に連れて行く姿が脳裏をよぎったんですけど・・・?ホントにペットロボというよりも警察犬ロボというか「エンターテインメントロボット」というよりはイヌ型決戦兵器という容貌ですよね。各所に光る青 LED がサイバーを通り越して強そうな感じ。インプレスの記事にこの新 AIBO が動く様子を収めた MPEG 映像 http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20011108/aibo_m.htm があるのですが、この AIBO に従来の AIBO のややかわいげのある動きをさせても違和感があるような。というか、この MPEG 映像の後半で AIBO が ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッピッピッピッピピピピピピピピ・・・ という音を発した次の瞬間、 「ビ〜ム ビ〜ム ビ〜ム」 って来るんじゃないかと素で思っちゃいましたよ(滝汗)。 でも ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0111/09/aiboware.html によるとホントに波動砲発射のパントマイムもやるらしいです(ホントに発射はしないそうですが)。 それはそうとこの新 AIBO、名作アニメ「超時空要塞マクロス」(小学校に入るか入らないかの頃に楽しみでよく観てたなー。懐かしい)のメカデザイン・河森正治氏をデザイナーに起用しヴァルキリー(マクロスに登場する変形ロボット)なっているんだとか。まあそういう視点で見ればヴァルキリーぽくてカッコイイと言えばカッコイイような気がするようなしないような(←どっちなんだよ)、じゃ次の AIBO はナニかい大河内邦男氏かカトキハジメ氏をデザイナーに採用した地球連○軍カラーの AIBO でも作る気ですかいとかツッコミを入れたくなります。だってコアブロック以外のパーツを取り替えると前モデル「ERS-210」が新モデル「ERS-220」同等にできてしまいますし。コアブロックですよコアブロック。 この AIBO、冷静に見てみると確かに私は嫌いなデザインじゃないんですよね。メカメカしいというか、こういう路線は嫌いじゃないんですがいかんせん光りすぎるのがなあ。あと従来の AIBO と同じシリーズとして出す必要はないんじゃないかと思います。他の AIBO シリーズのような愛玩ロボットではなく、無線 LAN 等を利用して PC から遠隔操作ができるとかそういうテクノロジー志向の別シリーズとして売ってほしかったかなーという気がします。マニア層には受けるでしょうが AIBO として一般に認知されるかどうかは別問題でしょうね。 新型 AIBO と同日に川田工業が二足歩行ロボット「isamu」を公開。 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011108/isamu.htm 二足歩行ロボットといえば昨年末に登場した本田技研の ASIMO やソニーの SDR-3X が登場して間もなく 1 年が経とうとしていますが、その間富士通オートメーションが「HOAP-1」 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010910/fujitsu.htm を発表したりそれなりに多くの企業が開発を進めており、今や産業界の花形となった感すらあります。 しかしこの「isamu」、 その容姿といい表情といい、同じ二足歩行ロボットでもホンダやソニーには 追いついてない ちっとも追いついてないよ と思わずツッコみたくなりませんか?(笑)それくらい、ラーメンと同じく中国で生まれ日本で育ち、もはや立派な日本の文化の一つにまで成長したあの某二足歩行ロボット((c)侍魂)を彷彿とさせるものがあります。 ・・・冗談はさておき(笑)、ホンダやソニーだけでなく各社そして各国(笑)ロボット技術の開発には力を入れているようで(かといって NeCoRo はどうかと思う)、これからの展開が楽しみなところではあります。来年 3 月には第 2 回となる「ROBODEX 2002 」が開催されますし、それまでにどれだけ斬新なロボットが登場するか楽しみにしたいですね。 |
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IBM がノート PC 向け 2.5 インチ HDD の最新モデルを発表しました。 ニュースリリース http://www.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2001/11083 製品情報(英文 PDF) http://www.storage.ibm.com/hdd/travel/tr60gh40gn.pdf PC Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011108/ibm.htm ZDNet の記事 http://www.zdnet.co.jp/news/0111/08/e_pixy.html MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/11/08/50.html 今回のモデルは全製品で高記憶密度化技術を適用したメディアである「ピクシーダスト」を採用しており(現行の IBM 製 HDD は既にこの技術を採用していますが)、12.5mm 厚の「Travelstar 60GH」シリーズでは 60GB、9.5mm 厚の「Travelstar 40GN」シリーズでは最大 40GB の容量を実現しています。40GB の 9.5mm 厚 HDD は既に東芝の「MK4018GAP」等が流通していますし、流体軸受ドライブではこれから年末にかけて出てくると言われている東芝の「MK4018GAS」、先日発表され今月から出荷され始めるという富士通の「MHR」シリーズ、そしてごく最近になって秋葉原に登場した「DK23DA-40F」 http://akiba.ascii24.com/akiba/news/2001/11/07/631074-000.html があり、これから出揃ってくるとすればよりどりみどりな感じですが、これまでの製品を踏まえて考えると IBM 製がパフォーマンスという点では一歩リードしていそうかな。一応私も発売されたら価格を見て買ってみるつもりですが、\30,000 切らないと難しいなあ。こないだ 2 本目の IC25N030 を買ったばかりだし。でも Navin' You の地図を DVD にするとしたら 40GB はマストかな? 12.5mm 厚の「Travelstar 60GH」の方は、GR シリーズをはじめ最近のノート PC は A4 オールインワンでも 9.5mm 厚を採用する傾向にあるので採用されるケースは以前に比べて少ないでしょうね。XR ユーザーで最強を目指すなら載せてみる価値はあると思いますが(笑)。このクラスの HDD は、どちらかというとオールインワンノートだけではなく、超高密度ブレードサーバのようにある程度薄さと記憶容量が必要とされる分野での採用を狙っているようです(その方が PC 用途に比べて利鞘も大きいですしね)。 これら Travelstar シリーズと同時にデスクトップ向け「Deskstar 120GXP」も発表されています。 製品情報(英文 PDF) http://www.storage.ibm.com/hdd/desk/ds120gxp.pdf こちらは最大で 120GB の容量を誇る 3.5 インチ HDD。120GB といったらウチの自作機に入っている HDD の総容量(60GB×2=120GB)と同じですよ。なんか別次元な感じ。でもこれだけ大きいとクラッシュしたときの被害も大きいですよね(笑)。 容量が大きいのはいいんですが、残念なのはこちらは通常のボールベアリング軸受らしいということ。2.5 インチでは全モデルに流体軸受を採用して好評を得ていますが、3.5 インチでは Seagate の「Barracuda ATA IV」シリーズくらいしかないんですよね。このドライブが VAIO でも PCV-MXS1 等に採用されている(←ごめんコレ違ったらしい)ことからも分かるとおり、オーディオ機能を重視したり静粛性が求められる PC や HDD ビデオレコーダ等には流体軸受 HDD はほぼ必須ともいえるので、Seagate だけでなく HDD メーカー各社にも早く流体軸受 3.5 インチ HDD をリリースしてほしいところ。 WinXP のその後ですが、とりあえず Navin' You 動作しました。 試しにと思って C1VJ のリカバリ CD から入れてみた Ver.4.6 は一応動くそぶりは見せるものの事ある毎に「このバージョンの Windows ではソフトウェアの互換性がありません」というようなメッセージが出てうざったいので Ver.5.0 にしてみました。でもなんか Navin' You の起動時に起ち上がってくる「アドレスキャッチャー」が激しくエラーを吐く(強制終了のダイアログを消しても消してもエラーダイアログが出るので、タスクマネージャからプロセス毎殺さないといけない)のに悩まされていました。結局また CYBALION 情報によってアップデートパッチの在処が分かりちゃんと動作するようになったのですが(情報さんきゅーでした>Tany さん)、一時はどうしようかと思いましたよ。 今は念のため DVD 対応パッチも当てた状態で使っているのですが、何とか使えてます。最初設定関連をいじっている間はちょっとしたことですぐ落ちてくれて困ったのですが、一旦ナビができる状態になればあとは大丈夫でした。今朝テストがてら 1 時間の通勤経路を走ってみましたが、ちゃんと辿り着けましたし(笑)。しかし Win2000 の頃からそうだったんですが、けっこう Navin' You 落ちやすいですね。何か他の環境とか Crusoe とかが悪さしてるのかな? 一応最近出た Navin' You 関連のパッチをここにまとめておきます。 DVD-ROM 版 Navin' You 専用マップ対応 Navin' You アップデートパッチ http://vcl.vaio.sony.co.jp/download/X-A00-U12-0.html DVD-ROM 版 Navin' You 専用マップ対応 MapCutter アップデートパッチ http://vcl.vaio.sony.co.jp/download/X-A00-U13-0.html WinXP/IE6 対応ロボワード SDK http://vcl.vaio.sony.co.jp/products/software/navinyou/info14.html とりあえず近々 Navin' You 専用マップの DVD 日本詳細版を買う予定なので、UPGRADE AREA から「ナビン・ユー 5 2001 エディション DVD アップグレード(DVD-ROM 地図付)」 http://shop.vaio.sony.co.jp/ST-NY55DUGZD.html を購入してみようと思います。これなら日本詳細版 DVD-ROM の金額+\500 で最新版の Navin' You がついてくるのでお得ですし。これで多少は安定してくれると助かるんだけど、マイナーチェンジ版だから難しそうだなあ。 でもこれで Navin' You が普通に使えることが分かったので、そろそろ C1VJ を本格的に WinXP にすべく環境を整えていくつもりです。とはいえしばらくはいろいろ実験したりするでしょうし、日本のソニーから正式に対応モジュールが出たらインストールし直すつもりですけどね。 これまでの経緯というか C1VJ に WinXP をインストールする手順をまとめようかとも思うのですが、結局ソニーの正式対応までのつなぎにしかならないんですよね。短命な記事になるでしょうし、この Column を時系列に辿れば事足りる話なんですが、やっぱり必要? |
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うーん最近ちょっと疲れが溜まっているのか、割と早い時間に眠くなってしまってあまり WinXP もいじれてないんですよね。本当はいろいろ検証したいこともあるんですがなかなか体がついてこなくて。もう歳かな? それはさておき、C1VJ の WinXP 環境も一通り落ち着きました。米国のサイトで US モデル用のドライバが既に公開されていることを考えると、日本でも WinXP のパッケージ版が発売されるとすぐにドライバが公開されそうな気もしますが(多くのユーティリティやソフトウェアは予め日本語と英語の両対応で作られているので、米国版のソフトウェアをインストールしようとしてもインストール時に日本語版が選択できるものがほとんど)、やっぱり正式公開前に動かすのが男のロマンってもんでしょう、という感じでがんばってみました。 なんか C1VN 用 WinXP ドライバが出ていたのであまりにもそれにこだわりすぎていたせいで梃子摺ってしまいましたが、ある程度割り切って Win2000 用モジュールを入れてみると思った以上にあっけなく動いちゃいました。おいおいもう少し楽しませてくれよみたいな(笑)。とりあえずざっとまとめてみるとこんな感じ。
基本的にドライバ類は WinXP 標準で持っているので問題ないです。唯一 MOTION EYE だけは個別にドライバを用意する必要がありますが、Win2000 用ドライバでいけました。最近になって US モデル用の WinXP 対応ドライバが出たっぽいんですが、とりあえず Win2000 用で事足りているので試してません。 ビデオドライバはなんかたまたま WinXP 標準ドライバや C1VN 用 WinXP 対応ドライバが動かなかっただけみたいです。WinXP 正式対応ドライバがうまく動作しないはずない、と思って C1VJ 用 Win2000 ドライバとカチャカチャ入れたり外したりを繰り返しているうちに WinXP 用ドライバの方でもちゃんと動いちゃいました。CYBALION 情報によると最初からちゃんと動いている方もいるみたいなので私の環境がたまたまそうだったのでしょう。 ちょっと苦労させられた JogDial も Win2000 用モジュールで問題なく動作。HotKey の方は C1VN の WinXP 用モジュールですがこの組み合わせでちゃんと動いてます。なんか JogDial ユーティリティがちゃんと入ってないと HotKey も動かないかと思っていたんですが、あまり関係ないみたいですね(情報ありがとうございました>PROTOさん)。 Sony Shared Library はよく分からなかったのでとりあえず Win2000 用と C1VN の WinXP 用を両方入れてみました。ついでにリカバリ CD から Smart Shared Library も入れてみた。Smart Capture の方は C1VN 用だと起動時にエラーが出て(カメラの画像は表示できるものの)キャプチャができなかったのですが、リカバリ CD から WinMe 用の Smart Capture を入れてやるとあっさり動作。Win2000 用の CameraControl ユーティリティを入れてやったらちゃんと CAPTURE ボタンで Smart Capture が起ち上がってきてくれました。 Sony Notebook Setup も PowerPanel も問題なく動作しました。ただ Crusoe の LongRun 機能だけが本当に動作しているのかどうか怪しい感じです。まあ少なくとも LongRun パワーマネージメントモードで動いているみたいなので私的には問題ないですね。 あと問題は Navin' You。一応動くには動くんですが完璧じゃないんです。これさえまともに使えればもう C1VJ は WinXP で行ってもいいと思っているくらいなので、もう少しがんばってみようと思います。詳しくはまた、ということで。 参考までに、リカバリ CD 以外の以上のモジュールはそれぞれ以下の URL から収集しました。 C1VN 用 WinXP 対応モジュール: http://www.ita.sel.sony.com/support/pc/pcgc1vn/windowsxp/ C1VJ 用 Win2000 対応モジュール: http://vcl.vaio.sony.co.jp/products/win2000/products/pcg_c1vj.html Jog Dial Utility 6.21.05: http://vcl.vaio.sony.co.jp/download/W-N07-U28-1.html ちなみに件の Luna ですが、結局クラシック表示に変えてしまいました。やっぱり重くてイライラするだけだったので。しかも、無駄に親切な(悪く言えば「大きなお世話な」)バルーンヘルプがいちいちうっとおしかったですし。デスクトップテーマと「スタート」メニューをクラシック表示にして随分軽くなりましたが、それでもまだ Win2000 に比べて一段重い気がします。アイコンの解像度も上がったし、内部でいろいろやっているんだろうなあ、と思わされる動作。これさえなければ起動も Win2000 より心もち速くなったことだしそれなりに気に入るんでしょうが。このあたりももう少し要研究かな。 |
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その後 WinXP はぼちぼちいじってますが、なかなか大きめのニュースもないのでとりあえずある程度たまってからかなという感じ。本当はいろいろ考えてはいるんですが、あまりまとまった時間がとれないので検証できずにいたりします。まぁおいおい書いていくので待っててください。 ちょっと過ぎちゃいましたが VAIO 初のビジネス向けモデル「PCG-R505VF/K」が発表されてます。 ニュースリリース http://www.vaio.sony.co.jp/Info/products_1101.html PCG-R505VF/K http://www.sony.co.jp/sd/products/Models/Professional/PCOM/vaio_biz/PCG-R505VF_K/ 他にもビジネスモデルという位置付けで 2 機種。 http://www.vaio.sony.co.jp/Products/biz.html PCG-FX50G/K http://www.sony.co.jp/sd/products/Models/Professional/PCOM/vaio_biz/PCG-FX50G_K/ PCG-Z505VR/K http://www.sony.co.jp/sd/products/Models/Professional/PCOM/vaio_biz/PCG-Z505VR_K/ なんか突然という感のあるビジネスモデル。ソニー的には「ビジネスパーソナル」という呼称であくまで「パーソナル」にこだわっているあたり、ビジネスモデルに特化した IBM や東芝とは違うぞ、という雰囲気を醸し出しています。 実際のところ R505VF/K は R505FR を Win2000 にして余計なアプリを外しただけのモデルみたいですが、FX と Z505 に関しては VAIO アプリはてんこ盛りだしいったいどの辺がビジネス向きなの?という気がしないでもない。とりあえず今後ビジネス向けを展開するにあたって R505 だけじゃモデルが足りないから出しとけみたいな感じなんでしょうか。Z505 なんて仕様が半年以上前のモデルである Z505VR/K そのままなのが物足りない気もしますが、R505 もスペック的にはそんなに変わらないし落ち着いたデザインという観点からいって Z505 の方がビジネス向きには引き合いも多そうだからいいのかもしれません。ドッキングステーションの有無以外は拡張性という点でも R505 と大差ないですしね。 しかし何故 VAIO でビジネスモデル?という謎はあると思います。当初「あくまで MS Office はプリインストールしない」というある意味衝撃的なコンセプトを掲げて登場した VAIO ですが、市場のニーズとしてやっぱり Office は必要、という結論に至るや否や方向性を 180°転換して Office プリインストールの /BP モデルを展開するなどビジネスユースに関しては本格参入こそしないもののつかず離れず、という感じだったのですがここにきてビジネスパーソナル。先日秋葉原の象徴ともいえるLaOX ザ・コンピュータ館が SOHO や中小企業向けのソリューション支援ショップとしてリニューアル http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20011026/laox.htm したことと全く無縁とは言えないような気がします。要するにパーソナル向け市場はそろそろ普及が落ち着いてきて今後は買い替え需要くらいしか見込めない、先細りとはいかないまでもテレビとか冷蔵庫とかいった、消費者にとってはそういう購入サイクルに近い買われ方をするものに変わってきた、ということができると思います。今後 VAIO がビジネス向けに注力するとは考えにくいですが、消費者向け市場がそろそろ PC 単体での販売が過当競争になってきた現状を顧みての「そうなったときの方向性の模索」くらいには考えているんじゃないでしょうか。ちょうどここ数ヶ月の間で各メーカーがそれぞれの PC 事業のあり方を見直し、今までほとんどのメーカーが同じトーンで売っていた PC をそれぞれのスタンスで売ろうとする方向性に変わってきた矢先。ほぼ「一人勝ち」に近い状態で売れている VAIO とはいえ、市場の変化に伴っていつ寝首をかかれるか分からない、という認識の表れなのかもしれません。そういう意味では XP モデルでの MX や QR にみられる「音楽を扱うスタイル」の再定義や SRX や C1M での「細部へのこだわり」といった「VAIO の原点への回帰」ともとれる変化もその一環なのではないでしょうか。 私自身「VAIO は遊びマシン」という認識しかないので、メディア系企業とかライターさんとか自由業とかじゃなくそこそこのお堅い企業で VAIO を見かけると言いようもない違和感を感じてしまうことがあるのですが(^^;、それでもビジネスで VAIO を使いたい人って少なくないんでしょうね。今回発表されたビジネスパーソナル向け VAIO も、個人ベースでは購入できませんが企業単位では購入できるようなので、興味のある方は検討してみては。値段によっては Z505VR/K あたりは非常にいいマシンなのでお買い得だと思いますよ。 |
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My Diary Version 1.21 [ 管理者:Brown Sugar 著作:じゃわ ] |