VAIO Column 特別編 「VAIO EXPO 2001」レポート
「VAIO EXPO 2001」レポート
VAIO EXPO 2001」に行ってきました。
今回は Windows XP プリインストールモデルの発表直後、しかもノートでは SR と C1、QR がフルモデルチェンジというかなり注目度の高い EXPO だったのでかなり期待して見に行ったのですが、これら新製品に関しては更に物欲を駆り立てられる展示内容だったと思います。開発側の担当者の方々も説明員としていらしたようで、それなりに深い質問にもちゃんと答えてもらえるなど収穫は大きかったです。
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今年の VAIO EXPO 会場は六本木・ラフォーレミュージアム。昨年の品川に比べてずいぶんとこぢんまりした会場で、講演や特別展示のようなものもほとんどないちょっと寂しい内容でした。
しかし、展示されていたニューマシン達の出来が非常に良かったので、私的には満足かな。今回は「製品が主役」の展示会だったと思います。
早速注目のニューマシン、SR から。
旧 SR に比べて随分精悍になった印象を受けます。厚みこそ増えましたが、ダーク系の配色になってどこか「凝縮されている感じ」を受ける濃いマシンに見えます。実際有線/無線 LAN に Bluetooth 内蔵と機能的、ハードウェア的にもかなり凝縮されています。
デザインは旧 SR に比べて遙かに好み。タッチパッド周りとか開いたとき本体後ろに「回り込む」液晶とか、ある程度のイメージは旧 SR を踏襲しています。
ギッチリ詰まった拡張ポート。PC カード、ワイヤレス ON/OFF スイッチ、外部ディスプレイ端子、i.LINK、モデム。i.LINK が電源線の通った 6pin ではなく 4pin+独自電源コネクタになったのは、この厚みに 6pin コネクタが入りきらなかったことと同様のコネクタを搭載している C1 のバッテリ電圧が 11.1V(6pin の供給電圧は 12V)であることに起因しているようです。
有線 LAN は本体左手奥に配置されています。ポートのカバーが比較的しっかりとした、それでいて壊れにくそうな作りになっているのは○。R505 なんかはゴムカバーでちょっと安っぽかったんですが、この SR はカバーひとつ取ってもデザイン性や機能性までちゃんと考えているっぽい。
専用 AC アダプタも旧 505 の用に本体とデザインの統一感がある VAIO ロゴ入り。最近までは黒くて格好悪い普通の AC アダプタになるなどどんどんコストダウン=こだわりがなくなりつつあったのですが、いよいよ VAIO の原点に回帰というかこれぞ VAIO ならではのこだわりみたいな部分ですよね。
新 SR のマテリアルは上下 2 面がお得意のマグネシウム、内側の 2 面がポリカーボネイトになっています。このポリカーボネイトにもまたこだわりが隠されていて、QR1 シリーズのように「微妙にトランスルーセント(=透けている)」なんですよね。で、LED のランプが剥き出しではなくてこのトランスルーセントの筐体越しにぼんやり光って見えるようになっています。
説明員さん曰く「暗いところで電源を入れると、クルマのメーター周りのようにパパパッ、と点灯してきれい」なんだとか。でも一定以上明るいところだと LED の状態が分かりにくいという欠点も(^^;
MG メモステスロットはパームレストの右側。メモステスロットに窓がつくのはもはや定番になったと言えます。電源・HDD・MGMS の LED も当然の如くトランスルーセント越し。
センタージョグを採用したせいか、液晶の開閉に使われるラッチがちょっと半端な位置についています。
本体の裏側。左下には HDD が入っているそうです。かなり HDD の換装が容易そうな作りですが、この蓋を開けるとそこには「禁断シール」が貼られているとか(^^;でもこれだけ簡単そうならやっぱり HDD は自分で換装したいですよねー。
本体の厚みが増して放熱性が良くなったのか、冷却ファンの音も随分静かになった印象を受けました。会場がうるさかったせいもあるでしょうが、本体に耳を近づけてもほとんどファンの音は聴こえなかったような。
ちなみにバッテリは旧 SR でも使えます。色がマッチしないし容量も同じなであまり意味ないですが。
液晶裏面。VAIO ロゴが珍しく中央からずれていますが、これもポリカーボネイトと同じく「デザイナーのこだわり」なんだとか。全体的に以前よりぐっと丸みを帯びたと同時に、金属感が増しています。誰かが「弁当箱」と言っていましたが、本当にアルマイトの弁当箱みたい。ここはやはり壁紙を日の丸弁当に(笑)。
Bluetooth モジュールは液晶の上側に実装されています。Bluetooth や無線 LAN 内蔵モデルは軒並みワイヤレスモジュールを液晶部分に実装してきていますが、やはりある程度高い位置に配置して通信距離と安定性を稼ごうという設計なのでしょうね。

いやーそれにしてもかなり完成度の高かった SRX。機能的な面は ThinkPad s30 対抗と読める部分もかなりありますが、それ以前にワイヤレスは現在の PC のキーワードですからねぇ。
同じ 2.4GHz 帯を利用する Bluetooth と IEEE802.11b が共に内蔵されていることで、双方が干渉しあわないか多少不安になりますが、聞いてみたところちゃんと考慮されているんだとか。細かい話まではあまり詳しく記憶していないのでアレなんですが、仮に多少パフォーマンスが落ちることはあってもどちらかが使えなくなるということはないそうです。同じく 2.4GHz 帯を利用する電子レンジと同時使用するのと同じようなレベルの話なんだとか。とりあえずその点については安心してよさそうですね。
しかしかなり細かいところにまでこだわった新 SR。久々に「買って後悔しない」マシンが出てきたんじゃないでしょうか?
→パート 2

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