VAIO Column 特別編 「Meet SonyStyle」レポート
「Meet SonyStyle」レポート
最後は GRX です。出回っている玉数が極端に少ないらしく、一ヶ月待ちとか予約すらできないとかかなり入手困難な模様。発売になったものの店頭展示もなくてまだ実機を目にしていないという人も少なくないでしょうが(私もその一人でした)、代わりにレポートさせていただきます。
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ようやく GRX90 の実物を拝むことができました。
第一印象「やっぱりデカい!」。だって 16 インチ液晶っていったら一般的なデスクトップ PC の液晶より大きいんですよ。もう「ノート PC」という概念ですらないのかもしれません(汗)。
液晶画面。広い&細かい。デスクトップアイコンが豆サイズです(笑)。
表示クオリティは十分明るく美しいです。SRX あたりの液晶は若干暗めなのですが、やはりこのあたりはクリエイター志向の GRX ならではといった感じ。
GRX のキーボード。名高いあの XR シリーズの「ステンレスメカキー」復活です(^o^)/
打鍵感は「スコココココ・・・」というあの懐かしいタッチ。XR のキーボードそのままでした。GR の「エンハンスト・リニア・ムーブ」キーボードも悪くなかったんですが、やっぱりステンレスメカキーですね。うんうん。
しかし唯一 [Enter] キーの右にキーが幅を利かせていることだけが悔やまれます(泣)。
タッチパッド周辺も微妙にモディファイされています。プラスチックぽかった GR のセンタージョグに代わり、GRX のセンタージョグはメタルパーツを使っているような感じでした。けっこう重みがあって回しやすいかも。
クリックボタンにも若干突起がついていて、操作性は確かに上がっています。でも、個人的にはクリックボタンはセンタージョグの両脇、ボディの縁の部分にあった方が・・・。
こちらも質感の高い、スピーカ周辺。さすがにショールームなんで近くで MXS なんかがガンガン音を出しているため音質の確認まではできなかったのですが、アルミパーツというだけで音質なんてどうでも(以下略)。
スピーカの穴が 1,700 個で音が良い、とか言ってますが VX の穴の数には負けてます(笑)。
ななちゃん曰く「この穴とかアルミって放熱も兼ねてるんじゃないかな」なるほど。
まままままマグネシウムボディ。
やっぱりマグネシウムの質感はサイコーです。さすがはフラッグシップモデルという感じ。今までの GR の樹脂製ボディと違い、傷もつきにくそうです。思わずナデナデしてしまいました(^^;
っていうか、誰も見ていなかったら頬擦りしてたかも(ぉ
各種コネクタにはちゃんとカバーがついています。
写真を見れば分かりますが、蓋の裏にはちゃんとコネクタの種別表記があるし、逆ガルウィング風の開き方や蓋の質感など、手を抜いていないなあ、という感じ。
私の C1VJ との比較。もう親亀子亀とかいうレベルじゃないです(^^;
GRX のキーボードのサイズが余裕で C1 の本体より大きいという始末。

GRX はすごいですね。今までの VAIO のどんなフラッグシップモデルよりも細かい部分までのこだわりが強い気がします。質感とか、機能性とか、使い勝手とか、どれをとってもこれまでで最高級の A4 ノート VAIO だと言えるでしょう。私もモバイルノートユーザーでなかったら欲しいと思っているかもしれません。

全体的に、今回の「Meet SonyStyle」は春の入学祝いシーズンを前にして新製品を思いっきり宣伝してしまおう、というイベントでしたが、新製品の発表が相次いだこともあり、かなり見所の多いイベントだったと思います。各新製品の開発担当の方が来場されているなど、どちらかというと Sony Style のイベントというよりは「ミニ VAIO EXPO」という雰囲気でした。
次回は夏モデルの発表時期あたり、何かあったりするのでしょうか?

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