Cyber-shot Laboratory Cyber-shot DSC-F2
Cyber-shot DSC-F2
VAIO 505 をはじめとするノート PC には、大抵赤外線(IrDA)ポートが付いています。しかし、この赤外線ポートを利用するデバイスはあまりないのが現状です。IrDA ポートが標準装備の VAIO タワーモデルや、一部の携帯電話、あるいは赤外線通信がサポートされた PDA など、随分ジャンルが限られてしまっています。今回は、その数少ない赤外線デバイスの中でも VAIO にベストマッチなソニーのデジタルカメラ、Cyber-shot をレポートしてみます。
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35 万画素デジタルカメラの名機、Cyber-shot DSC-F2 です。Cyber-shot では 2 代目の機種で、35 万画素機の中では画質、動作速度、使い勝手、サイズ・デザインの点においてトップクラスではないでしょうか。中でも、Cyber-shot の最大の特徴ともいえる回転式レンズによる「自分撮り」は活躍の場が多いです。
さすがに最近のオーバー・メガピクセル機と比べると画質は劣りますが、Web に利用する画像程度ならば今でも十分に現役として使えると思います。他に問題をあげるとすれば、記録メディアが内蔵メモリのみなので、標準でサポートされる枚数(スタンダードモードで 58 枚)しか撮れないことでしょうか。
DSC-F2 に使われているレンズは、ソニーのビデオレンズです。そのため、撮影される写真は、ホームビデオの画像に近い性格をしています。比較的素直な画像のため、レタッチにも適していますが、そのまま使ってもけっこういけると思います。
利用できるバッテリーは、少し前のソニー製 MD ウォークマンなどで利用されるものと同じものが利用できます。ただ、バッテリー 1 本あたり 0.5〜1 時間程度しか使えないので、AC アダプタか予備バッテリーは必須ですね。できればアルカリなどの一次電池に対応して欲しかったです。
PC との接続は、シリアル接続でもいいのですが、IrDA が標準装備のマシン(あるいは、IrDA 接続キット)であれば赤外線を使ったワイヤレス通信が可能です。写真のように、無線で VAIO と接続するのが最もスマートでしょう。
やはり、VAIO には Cyber-shot がよく似合います。
赤外線通信を利用可能にするには、「コントロールパネル」から「赤外線モニタ」を開きます。
「赤外線モニタ」の「オプション」タブを選択し、「赤外線通信を利用可能にする」にチェックを入れます。また、「基本設定」タブの「タスクバーに赤外線の様態を表示する」をチェックしておくと便利です。
ここで赤外線通信を利用可能にして、Cyber-shot を「PC」モードにしておくと、「状態」タブに「範囲内の利用可能な赤外線デバイス」として Cyber-shot が表示されます。
また、普段は「赤外線通信を利用可能にする」のチェックを外しておかないと、定期的に赤外線ポートがデバイスのチェックをする音がやや耳障りなので気をつけましょう。
VAIO で Cyber-shot に記録した画像を表示するには、別売りの接続キットに同梱されている「サイバーショットパソコンアルバム」が必要です。このソフトをインストールすることで、JPEG 形式での画像の保存や、アルバム風の画像管理ができるようになります。

IrDA を利用して VAIO と Cyber-shot を接続することで、Cyber-shot の撮影枚数の少なさをカバーすることができます。つまり、VAIO を Cyber-shot の外部ストレージがわりとして利用するわけですね。邪魔な接続ケーブルとポートリプリケーターを携帯することなく、手軽に Cyber-shot のデータを VAIO に退避することができ、撮影枚数の制限は(多少の手間はあるものの)随分軽減できます。
しかし、35 万画素ではやはり本格的な写真撮影やプリントアウトには向かず、交換不可能な記憶メディアというデメリットもやはり気になります(今回のようなデータの退避というのはあまりポジティヴな解決策ではありませんし)。
次回は、画素数の大幅アップ、次世代記憶メディアとしてソニーが注力している「メモリースティック」の採用、また MPEG1 ムービー録画のサポートなどでかなり強まった新 Cyber-shot「DSC-F55K」をレポートします。

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