Road to Home Theater | ホームシアターへの道 |
AV アンプ STR-DB1070 |
AV アンプを購入しました。ソニー製の「STR-DB1070」というモデルです。 ある意味ホームシアターの核となる機器なので、選定にあたってはいろいろ悩んだのですが、ビギナーでも比較的サラウンドの作りやすそうなオリジナルの DSP を持っているヤマハかソニーで選ぼうと思い、結局デザインの好みとサイトネタ的に(笑)ソニー製品にしてみました。単品のアンプとかってソニーの評判をあまり聞かないのですが、よしとしましょう。 STR-DB1070 はソニーの中核となる「ES」シリーズの一つ下のグレードとなる、ミドルレンジの AV アンプです。残念ながらソニーの方針により 2002 年のモデルチェンジはハイエンドの「ES」シリーズ以外はほぼ省スペース型とセット物の 5.1ch ホームシアターシステムのみのラインナップで攻めるそうで、STR-DB1070 の後継機種は発売されずこのラインはこのままフェードアウト、という形になるらしいです(泣)。しかし、Sony Dream World 2002 で聞いた開発者の方の話によると、上位機種である「STR-VA555」よりも音のバランスやコストパフォーマンスといった点では DB1070 の方が優れている点もあるらしく、このまま販売終了するモデルではあるものの DB1070 を選択してみました。 STR-DB1070 の購入にあたっては、Web 上で比較的いい値をつけていたソニーショップ☆C−TECにすることに。最初、新品(C−TEC価格 \70,900、ヨドバシ価格だと \89,800)を買おうと思っていたのですが、いろいろと紆余曲折を経てC−TECさんの実店舗にあった展示品を \60,000(税別)で譲っていただけることに。程度もいいものだったので、結果的に良い買い物だったと思います。 ソニー「STR-DB1070」 \60,000 (税抜、ソニーショップ☆C−TEC) そんなわけでウチに届いた DB1070。今までオーディオデッキといえば 280mm 幅のものばかり使っていて、430mm 幅のものといえば VHS デッキと昔使っていた LD プレイヤーくらいしか使ったことがなかったため、幅 430mm で高さが 161mm もある大きなアンプを実際部屋に入れてみて、その大きさにちょっとビックリ。けっこう威圧感がありますね・・・。 フロントパネルには操作ボタンがびっしり。かなり多機能で、マニュアルもたくさんページがあるのですが、まだ全然把握できていません(汗)。とりあえず、基本的なスピーカセッティングだけは済ませて、音声デコードも AUTO 設定にして、無難に音が出るようにしてみました。 背面にはこれまた端子類がびっしり。何系統もの入出力に、6ch(+ウーファ出力 1)のスピーカ出力があります。 でも残念ながらコンポーネント出力は 1 系統のみ(入力は 2 系統)。WEGA と将来的にはプロジェクタへのコンポーネント出力を考えているので、できれば 2 系統欲しいところなのですが。コンポジットビデオ−S ビデオ−コンポーネントビデオ間の相互変換機能も持っていないので、とりあえず WEGA には S 端子で・・・という使い方もできないのがつらいところです。コンポーネント or D 端子対応のビデオセレクタでも買ってくるかな。 接続はとりあえず PS2 からビデオ信号をコンポーネント、音声信号を光デジタルでアンプに通して dts のデコードもできるようにしてみました。一応、MD デッキと ALLORA の CD プレイヤーも AV アンプに接続。CD を聴くのに PS2 を使うのもどうかと思って(^^;というか、早く単体の CD プレイヤーが欲しいです。 5 本のスピーカを接続するために、スピーカケーブルも買ってきました。 一口にスピーカケーブルといっても、ホントいろいろあります。調べてみると「スピーカケーブルによって全然音が変わる」みたいな話もあり、またよく分からなくなってきました(^^;確かにケーブルの心線の太さとか素材とかシールドの厚さとかによって信号の減衰率とかもかなり違いそうですが、「○○のケーブルはいい」とか「○○のスピーカと××のケーブルは相性がいい」とか「一番良いのは実は電話線だ」とかいろんな説があるようです。究極にアナログな分野であると同時に、主観でしか語れない部分なので、更にややこしいです。いっそのことスピーカケーブルまでデジタル化してスピーカがデコードしてくれれば分かりやすいのに、と思いますが、光ファイバーケーブルでさえ安いものから高いものまであるくらいですから、オーディオの世界って一体何なのよ、という気になってしまいます。 で、とりあえず、と思い適当に買ってきたのがこのケーブル。 Monster Cable「Monster XP」 \6,000 (税抜、ヨドバシカメラ) ビデオケーブルではかなり有名な、Monster Cable の「Monster XP」というケーブルです。国内では ONKYO が販売しているらしいのですが、ホームシアター関連では定評の高い ONKYO の公認ケーブルならばちょっと安心かな、程度の感覚で選択しました。シースルーのシールドがサイバーで気に入ったというのもありますが(^^; リアスピーカに接続するには長さが必要なので、50 フィート(15m)巻のものを購入してきて自分でカットしました。 今までステレオコンポで使っていたスピーカケーブルは、付属品のほっそい赤黒ケーブルだったんですが、さすがにそこそこのケーブルということでけっこう太さがあります。値段も \400/m(ヨドバシ価格)とそれなりにかかりますが、上を見るとメートル数千円の極太ケーブルとかもあるのでびっくり。あまり太くても取り回しが悪いような気がするんですけど・・・。多分、私の耳ではまだそこまで聴き分けられそうもないし、あまり高いものを使ってスピーカよりケーブルの方が高くなるのも何かおかしい気がするので、ここは適当に済ませます。 そんな感じで 5 本のスピーカがセッティング完了。 部屋の後ろ側にはドアがあったり本棚があったりでスピーカの設置が難しいので、とりあえず横からちょっと後めの位置にセッティング。リアスピーカの設定はアンプ側で微調整できるので、比較的柔軟に位置を決められます。 それにしても AV ラックの後ろの配線がいよいよすごいことになってきました。とりあえず、見なかったことにして問題を先送り・・・(汗)。今度デッキを購入したときにでも一度配線を見直しますか。 さて、5ch にグレードアップした効果は・・・素晴らしい!比較的新しめのアクション系映画などでは特に音がグルグル回って楽しいです。まあ、音響効果だけが映画の醍醐味ではないのですが・・・それでも、音響を楽しむためにアクション系のタイトルを買い漁ってしまいそう(本末転倒?)。 センタースピーカが追加されたので、セリフも前に出て聞こえるようになったし、ソニー独自の「Digital Cinema Sound」という DSP のお陰で素人のスピーカセッティングでもそこそこきれいなサラウンド感が楽しめます。もう少し音について勉強したら、DSP に頼らなくてもしっかり定位するセッティングを試してみたい気はしますが・・・。 とりあえず満足なのですが、LFE(サブウーファ)がないのでやはり少し迫力に欠けますね。全体的に軽いというか、ちょっと浮ついた雰囲気があるので、できるだけ早くウーファを導入しようと思っています。あとはちゃんとした DVD プレイヤーか。 それにしても、このアンプ高機能すぎて全然分かりません。もっと勉強しないと・・・。 ■現在のシステム構成:
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