sigmarion II シグマリオン II

ftxBrowser with sigmarion II
シグマリオン II なんですが、その後いじれていそうであまりいじれていません。なかなか時間が取れなくて、モバイル端末として Web ブラウジングとメールには活用しているものの WinCE そのものを研究する暇がなかなか取れなくて。とはいえ、その起動の速さを活かして就寝前・起床後のメールチェック&Web 巡回端末として私のベッドサイドに早くも定着しつつあります。

そんなシグマリ II の Web ブラウジング環境で、やっぱり気に入らないのはその画面解像度の低さ。多少は我慢できる範囲ではあるものの、縦方向の狭さはどうしようもないもので、これを何とかできる Web ブラウザはないものか、とちょっと探してみたら、あるじゃないですか、いいのが。
そのブラウザ、「ftxBrowser」というタブブラウザです。タブブラウザというと PC 用にも数多くリリースされている「一つのブラウザの中に複数のウィンドウを表示できるブラウザ」のことで、PC 版はそのほとんどが IE コンポーネントブラウザ(IE のブラウジングエンジンを利用して、外見や操作性を改善したもの)でもあります。私も少し前に通常の IE から IE コンポーネントタブブラウザ「Donut」シリーズに乗り換えたところで、ftxBrowser はこの Donut シリーズに外見が近かったので「こりゃいいや」ということで使ってみることにしました。(ちなみに ftxBrowser も IE for H/PC コンポーネントブラウザです)
というわけで、IE for H/PC と ftxBrowser の雰囲気をスクリーンショットで比較してみることにしましょう。

IE for H/PC ftxBrowser Normal ftxBrowser FullDisp
IE for H/PC。この画像から、いかに画面が狭いか分かると思います。一応、アドレスバーはドラッグしてツールバーとドッキングすることができますが、そうするとツールバーの使い勝手が悪くなってしまって都合が悪いです。 ftxBrowser。アドレスバーと一体化したツールバーの下に、タブブラウザの特徴であるタブバーが表示されていますね。このタブを使って子ウィンドウの切り替えを行います。デフォルトの表示モードだと IE とほとんど表示領域が変わりませんが・・・。 ftxBrowser のツールバー非表示モードで表示させてみた感じ。ツールバーの表示・非表示はボタン一発で切り替えられるので、操作性が損なわれることもありません。IE と比べて 2 行近く(文字サイズは 9pt)多く表示できています。

掲載したスクリーンショットでは、画面下のタスクバーも非表示設定にしているため、スクリーンショットの画面がシグマリ II の画面サイズに等しいわけで、いかにシグマリ II の画面表示領域が狭いかおわかりいただけると思います。この中での 2 行の違い、というと画面全体の約 20% 近くになるので、ブラウザによってずいぶん閲覧性が違ってくるわけですね。私もなかなか気に入りました>ftxBrowser

Windows や Palm ほどではないものの、WinCE 用のオンラインソフトも探してみると結構あるものですね。PC でいう Vector や Palm でいう Muchy.com のように WinCE 用アプリが集まっている「Windows CE FAN」
http://www.wince.ne.jp/
というサイトを発見。というかたぶんその道じゃかなり有名でしょうから、単に私の無知というだけなんでしょうけど(^^;いろいろと使えそうなアプリを見つけたので試してみようと思っているんですが、WinCE の概念が今ひとつ分かっていない部分があるのでちょっと戸惑っています。OS や CPU によってダウンロードすべきバイナリが違う、というのは最近の Windows ユーザーにはまず混乱の元なわけで、というか Mac ユーザーでも 680x0 と PowerPC が混在していた頃のユーザーでないと知らないような話な訳で、今時こういうものがあるとは却って新鮮かも。
しかも、今のところ AirH" しか通信手段を持たない私としては、sigII に直接ダウンロードしてフラッシュメモリ上で全てのファイルをやりくりしないといけないわけで、あまりダウンロードしすぎると今度はフラッシュメモリがいっぱいになるし、PC からインストールするのが前提のアプリは LAN なり接続ケーブルがないといけなかったり・・・と制約は多いです。何かしら、母艦となる PC へのアクセス手段がなければいけないのかもしれません。


話は変わりますが、なんか最近 Palm ユーザーの間でもシグマリオン II が流行しているようで。
掲示板で教えていただいたんですが、Palm サイトの大御所「WorP@holic」さんのセカンドサイトとしてシグマリオンサイト「シグマり!シグマれ!シグマ郎!」というサイトがオープンしていました。
http://www.worpaholic.com/sigmare/
WorP@holic のオーナー・ドクター yashimac さんとは WorkPad(現在は CLIE だそうですが)、VAIO C1 つながりで縁があったのですが、最近シグマリオン II および AirH"(CFE-02)までお揃いになってしまって。何かと縁があるなあ(^^;
このサイトは軟弱なので(笑)Column でネタのある限りシグマリネタを扱う程度ですが、「シグマり!シグマれ!シグマ郎!」はけっこういろいろ網羅しています。必要な情報にアクセスしやすいように作られていますので、シグマリ初心者でも重宝すること請け合い。お勧めです。
最近 Palm の方は普通に使っていただけで Palm サイトの巡回もおろそかになっていたんですが、久々に巡回してみると「シグマリ II 買いました」というところの多いこと多いこと。やっぱりみんな考えることは一緒なのかなぁ。確かに DoCoMo が販売しているため、後々の通信料で稼いでハードの売り上げは原価(あるいは割れているかも?)でいい、ということにしてもこの性能で実売 \50,000 以下は安すぎるでしょう。
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010829/mobile114.htm
↑の記事にもありますが、シグマリオン II はこの市場を破壊してしまうかもしれないほど強力な競争力を持ったマシンだと思います。迷ってるなら、福沢さん 5 人、旅立たせてみる価値はあるかもしれませんよ。

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