VAIO Laboratory VAIO なスピーカ
VAIO なスピーカ
505 には当然スピーカが内蔵されていますが、もともとがモバイル重視のスリム筐体であるため使われているスピーカユニットもかなり小さく、お世辞にもいい音とはいえません。薄っぺらい音しか出ないだけでなく、ちょっとボリュームを大きくしただけでひどいノイズが入ってしまいます。しかし、「Video Audio Integrated Operation」を掲げる VAIO ならば音には当然こだわりたいですよね。というわけで今回はVAIOの「音」を出す最も重要な部分であるスピーカの話題です。
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505EX の内蔵スピーカはこんな感じでついてます(マザーボード裏の写真。本体底面から音が出る感じです。ちなみに写真の左上側に見えるのがメモリスロット)。ホントに申し訳程度なので音もそれ相応といったところです。出力は大きくないですし、Windows 98 の起動音がノイズっぽくなってしまうのは勘弁して欲しいです。
「VAIO の耳」の愛称で呼ばれている、純正スピーカ「PCGA-SP5」。505R 以降の機種では微妙に仕様が変更された「PCGA-SP51」が発売されています。新しい機種に SP5 の方を無理矢理つけても音は鳴るには鳴るんですが、固定することができません(笑)。
肝心の音の方は、確かに内蔵スピーカに比べれば随分マシなんですがそれでも音楽用途にはあまり使えませんね。MP3 でもちょっと辛いです。せいぜい Windows の起動音をちょっといい音で聴けるかな?というくらい(笑)。
本体にはこんな感じで取り付けます。まさに「耳」といった感じ。薄型でスタイリッシュな 505 ですが、耳をつけるとちょっと愛嬌がありますね。ちなみに裏側から見るとけっこう間抜け(笑)。
ケーブルレス、ワンタッチで装着できるところがナイスです。内蔵スピーカの音はいやだけどスピーカケーブルがゴチャゴチャするのはちょっと・・・という場合に向いています。軽いので持ち運びも苦にはならないですし。
しかし、とにかくいい音を!というのであればアンプ内蔵のものの方が当然いいですね。個人的にはこの液晶横にケーブルレスで装着できるアクティブスピーカなんて発売してほしいんですが無理ですか?>ソニーさん
こちらは、ソニーの PC 用スピーカ「SRS-Z1000PC」。SRS-Z シリーズは VAIO にぴったりのカラーリングで、音質にもけっこうこだわっています。デスクトップ VAIO にもこのシリーズの専用版が同梱されているものがありますね。ちなみに、型番に「PC」がつかない、普通のシルバーなオーディオ用のシリーズもあります。
で、Z1000PC ですがやはりシリーズ最上位機種だけあって小さいながらに音はかなりいいです。筐体もズッシリと重みがあり、いかにも安定した音を出してくれそうな感じです。下位機種はプラスチック製筐体でやや頼りないのですが・・・。
505 につないでみた図。ちょっとケーブルが生えてしまうのがイヤですが、これなら安心して MP3 を鳴らしまくれますね。色もピッタリハマっていていい感じです。
しかし、505 本体のヘッドホン端子までの間にかなりノイズ(HDD の回転ノイズもけっこう拾っているようです)を拾ってしまうらしく、よーく聴くとなんかノイズっぽい感じがしてしまうんですよね。これが気になる人は USB スピーカの「SRS-Z555PC」を使うといいのではないでしょうか。Z1000PC ほど本体の作りは豪華ではないですが、PC からのノイズは理論的には 0 なので悪くないと思います。
関係ないですが、私の自作機で使っているスピーカはソニーの「SA-PC5」です。
DTM のモニタスピーカとしても使える品だけあって余計な味付けの少ない素直ないい音を出してくれます。Z1000PC よりもいい音を出してくれている感じ(気分的に(笑))。MX のスピーカもこれと同じユニットを使っているらしいので期待が持てますね。

505 や C1 のようなサブ・ミニノート PC は筐体が小さく、内蔵スピーカはかなり小さいものを使っている上に響く部分がないのでどうしても音に関しては弱いので、音を鳴らしたいと思ったら外付けスピーカは必須ですね。N505 ではソニー得意の「MEGA BASS」を搭載したようですが、これも内蔵スピーカではなくヘッドホンや外付けスピーカを接続したときに有効になる機能らしいです。
でもスピーカをつけるとどうしてもケーブルが煩雑になってしまうので、上記に提案したような専用アクティブスピーカ発売してくれませんか?電源は USB 経由でとるって感じで・・・。無理?>ソニーさん

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