VAIO Laboratory VAIO 純正サブウーファ
VAIO 純正サブウーファ
1999 年 2 月にアップグレードエリア限定で提供された、SA-PC201W。VAIO の純正サブウーファです。2 回に分けて発売、実に 800 台しか販売されなかったというレア度の高いアイテムです(その後、一時期 PCV-S シリーズにオマケとしてついていたことがあるので実際に出回った数としてはもっと多いと思いますが)。
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この製品、もはや店頭にもほとんどデッドストックも残っていないでしょうが、Yahoo! オークションなどではまれに出回っているようです。かく言う私もオークションで落札したものなんですが。VAIO 関連は人気の高いものばかりですが、特にこのウーファはレアということもあって常時 \12,000 くらいの値がついています。確か定価は \6,000 くらいだったような気がするんですが・・・。限定発売されたときに買っておけばよかった(悔)。
本体は PCV-S シリーズにマッチするデザイン。ちょうど S シリーズの本体の下に重ねて設置できるようになっています。本体側面と前面に VAIO ロゴの彫り込みが入っていてファンにはたまらないでしょう。前面には操作系はなく、電源の LED だけというシンプルな作りになっています。
本体側面はこんな感じ。格子状に無数の穴があいており、ここから音が漏れてくる形になっています。
また、後ろの方にボリュームコントロールがついており、低音域の音量調整は横に手を回してすることになります。
本体背面。電源スイッチや入出力端子ルはこちらにまとめられています。操作はしにくいですが、そもそもウーファの電源オン・オフはそれほどしないでしょうからあまり気にしていません。
また、入出力はステレオミニジャックなので汎用性は高いです。VAIO に限らずどんな PC、ステレオにでも接続できます。一旦ウーファに音源から入力して、スピーカーへはスルーして出力されます。
ウーファに 505 を載せてみたところ。色味はあまり合っていませんが VAIO カラーってことで。スピーカは「SRS-Z1000PC」。これなら MP3 もかなりいい音で(とはいえ、音源が良くないといけない上に 505 のヘッドホン出力はノイズを拾いやすいので本当にいい音で聴くのは難しいですが)聴けるでしょうが、あまりウーファの出力を上げすぎると 505 が揺れるので HDD に影響がないかすごく心配。おとなしく離して設置した方がいいかもしれません。また、ヘッドホン端子にプラグを挿した時点で内蔵スピーカがオフになってしまうので、スピーカがないと低音しか聞こえません(笑)。もっともウーファの前には内蔵スピーカなど無力ですが(笑)。
「MDS-PC1」と組み合わせてちょっとしたオーディオシステム風に。この使い方がベストかもしれません。505 から出力した MP3 よりも MD の方が出てくる音は断然いいですし、505 を MD デッキ側に載せておけば振動の影響も少ないでしょうし。でもこの構成だと、コントロール A1 端子やオーディオケーブルでゴチャゴチャして本体の裏側がすごいことになりますが(笑)。
あとギャグとしては Music Clip をウーファの上に載せて使ってみるとか(笑)。

この製品、原価の安いウーファとしてはなかなか音はいいのではないでしょうか。オーディオマニアな方に言わせればまだまだかもしれませんが、ともかくこのウーファで重要な部分はロゴが彫ってあることなのでこれくらいで十分でしょう(笑)。実際よく鳴ってくれていると思います。
しかしこういう心憎いモノを出してくるあたり、いかにもソニーらしいというかオーディオとの融合を訴える VAIO ならではというか。できれば他の機種に合わせたモデルも発売してほしいですよね。個人的には MX にマッチする DVD 再生用 5.1 チャネルスピーカセットなんかがあればすごく欲しいんですが・・・。

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