VAIO Laboratory 互換 AC アダプタ FPS-301S
互換 AC アダプタ FPS-301S
ダイヤテック(FILCO)の VAIO 用 AC アダプタ「FPS-301S」を買ってみました。
サードパーティ製ノート PC 用 AC アダプタといえば「Mobile-Power」がちょっと有名ですが、Mobile-Power って SR 用や XR 用はあるもののプラグ形状が特殊な C1X/C1V/N505 用は存在しませんでした。しかし、このダイヤテックのノート用 AC アダプタは、ビットの交換によって SR 系と N505/C1 系にハイブリッドに対応できるんです。ダイヤテックといえば PDA 用の小型 AC アダプタ「MICRO POWER」(「マイクロパワー」じゃなくて「ミクロパワー」と読ませるのがちょっと子供だましっぽくてナイス(笑))で AC アダプタ系の実績はあるのでなかなか信頼のおける製品だと思います。
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FPS-301S。一見何の変哲もない黒い AC アダプタなんですが、ただの黒い箱にならないようちょっとしたデザイン上のアクセントを入れているのに好感が持てます(^^)まあ VAIO の一部機種の AC アダプタほどデザインに凝っているわけではないですが、ただの黒い AC アダプタよりはよっぽどマシ。通電を示す LED も付いていますし。
PCG-505xx 用の PCGA-AC5(写真左)および PCG-C1Vx 用の PCGA-AC16V2 と比較してみました。C1V 用よりは微妙に大きいですが許容範囲かな。505 用よりは確実に小さいです。
VAIO カラーじゃないのがアレですが、ウチの C1VJ は黒いからむしろいいかな、みたいな。
コネクタはこんな感じ。ビットの付け替えによって N505/C1X/C1V タイプと 505/C1/SR(おそらく SRX と C1M も)タイプに切り替えることができます。動作電圧が 16V な VAIO でコネクタの形状が同一であれば使えるようです(A4 系および Z505/R505 には非対応)。
C1V タイプのコネクタはほぼ同じサイズ(若干大きめ?)ですが安定感があるので、壊れやすそうな純正よりもむしろ安心できます。コネクタの先端部分は純正品から型取りしたような雰囲気ですね。
ビットが交換できるので、うまくすれば市販のカーバッテリアダプタから直接給電できたりしないかな?

この AC アダプタ、作りとしてはけっこう無骨なイメージもありますが、しっかりしているので純正よりも壊れにくそうな感じがします。ただビットの接続部の金属がちょっと露出しているのでこのあたりが錆びたり漏電したりしないかという不安があるので、少なくとも水分は厳禁でいかなきゃという感じ。ケーブルも純正よりもだいぶ長め(AC アダプタ−コンセント間のケーブルが純正品の 2 倍強)だし、なかなか良いです。
とりあえずこのアダプタは車用にして、AC16V2 を自宅用、デザインの良い AC5N は持ち運び用、という感じで使い分けていこうと思います。
入手性は良いとは言えませんが、実売 \6,980 と純正の約半額なので、スペアや持ち運び用、会社用にもう一つ AC アダプタが欲しいけど純正は高い、という人にはお勧めです。VAIO 用以外にも ThinkPad 用、FMV BIBLO 用、PowerBook 用とあるので他機種の方にもお勧めしたいですね。

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