VAIO Laboratory C1MSX のメモリを増設してみる
C1MSX のメモリを増設してみる
C1MSX のメモリを 384MB に増設してみました。もともと DDR SDRAM 128MB+PC133 SDRAM 128MB=256MB のメインメモリを搭載する C1MSX ですが、C1VJ を 384MB に増設して見違えるように WinXP の動作が軽くなったので、それならと思い C1MSX の購入時に増設メモリも一緒に買ってしまいました。大して難しい手順でもないですが、一応増設手順をご紹介します。
※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。

C1MSX と同時購入した増設メモリ、メルコの「MS133-256MY」。本当は C1VJ に合わせてアイ・オーの増設メモリにしようと思ったのですが、あいにく在庫切れだったのでメルコにしました。
モノは一般的な MicroDIMM モジュール。C1VJ のように独自形状ではないので、比較的入手は容易です。最近では特別に機種毎の動作保証の付いた「VAIO 専用メモリ」なるものも登場していますが、まあ大丈夫だろうということで普通の MicroDIMM にしました。
メモリの増設方法は非常に簡単です。一言で言えば本体裏の蓋を開けてスロットに挿さっているメモリを挿し換えるだけ。
メモリスロットの蓋を留めている 1 本のネジを外し、蓋を取り外します。
この蓋がちょっと曲者で、中程にあるツメが筐体に引っかかって外れにくいんです。でも、ちょっと力を加えるだけで簡単に外れます。蓋を割ってしまわないか不安に感じますが、あまり気にしなくても大丈夫でしょう。
蓋を外すと、メモリスロットの上にメモリモジュールと蓋が干渉しないようにするための(?)絶縁シートらしきものが見えますが、これをめくり上げます。
C1MSX のデフォルトのメモリ構成はオンボード DDR SDRAM 128MB+MicroDIMM 増設スロットに PC133 SDRAM 128MB=256MB となっています。増設時の最大搭載量も 384MB なのですが、今後 512MB モジュールが出てきたら換装できるかな?

増設にはこの標準メモリを外す必要があります。まず、メモリの両脇を留めている白いツメを広げます。
ツメを広げると、メモリモジュールが斜めに跳ね上がりきます。
ここで、モジュールを斜め上方に引き抜いてやると、メモリが外れます。手順としては U1 のときと全く一緒。
128MB のメモリを外し終えたら、あとは 256MB の増設メモリを挿し込むだけ。
メモリを抜いたときと全く逆の手順で、スロットに斜め上方からメモリを挿し込み、端子が正しくセットされたところでメモリ基板を倒します。ツメがちゃんとロックされれば完了。あとは絶縁シートと蓋を元に戻して完了です。
増設完了の確認は BIOS 上でも良いんですが、Windows 上から簡単に確認できます。コントロールパネルから「システム」を選択するか、「マイ コンピュータ」の「プロパティ」で「システムのプロパティ」を表示させます。
「全般」タブの右下の辺りに「368MB RAM」と出ていれば、増設成功。メモリ自体は 128MB+256MB=384MB なのですが、Crusoe の CMS に確保されている 16MB 分は Windows 上では認識できないため、16MB 少ない 368MB と見えています。

肝心のメモリ増設の効果はというと・・・ほとんど購入直後に増設してしまったので体感では判りません(^^;でも、特に重いという感じもしないのでまあ効果はあるのでしょう(笑)。U1 ユーザーの方で「メモリ増設でずいぶん体感速度が変わった」という話をいくつか聞いたことがあるので、やはり 384MB にすることはそれなりに効果があるはずです。C1VJ も 256MB と 384MB ではずいぶん違いましたから・・・。個人的な見解として、WinXP は 256MB のメモリではいっぱいいっぱい、少なくとも 384MB は必要だな、と思っています。
ま、購入時に 384MB に増設したのは、速度云々よりも C1VJ よりメモリが少ないというのが心情的にイヤだったからなんですけどね(笑)。

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