VAIO Laboratory 携帯でモバイル
携帯でモバイル
VAIO 505 シリーズのような B5 サブノートの醍醐味、といったらやっぱりモバイルでしょう。
現在モバイルで有利なのは何といっても PHS による 64Kbps 通信ですが、私は DoCoMo の携帯電話しか持っていないので、これを利用してモバっています。最近では i モードや cdmaOne など、携帯周りも新しいインフラが出ていますが、高価だったり、電話番号が変わってしまうのがいやだったりで手を出していません。それに、私の携帯は半受信専用機となっていて、また全国範囲で使えた方が自分としては便利なので、他の電話会社を利用するよりは DoCoMo の「おはなしプラス M」あたりで十分です。
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私の使っている携帯、ソニーの「SO206」。通話音質が悪いとか、アンテナの感度が悪いとかいろいろ評判は悪いですが、私は気に入っています。やっぱり VAIO にはソニーブランドですよ!ジョグダイヤルの操作性も良好です。文字の見やすさも他社製品よりはいいです。しかし、最低限の機能は押さえてあるけど、という感じですね。着メロ編集機能もないですし・・・。やっぱり最新機種にしようかな?
携帯電話用 PC モデムカード、「Mobile Data Card 96P1」。松下製。
9,600bps の製品で、NTT DoCoMo 専用です。パケット通信対応の「2896P1」という製品も発売されています。とはいえ、やっぱり PHS や cdmaOne などに比べると速度的には見劣りしてしまいますね・・・。
「96P1」は Windows 98 がドライバを持っているので、PC カードスロットにカードを挿すだけで自動的にドライバが組み込まれます。Windows 95 の場合は、カードに付属のフロッピーディスクからインストールします。
「ダイヤルアップネットワーク」から「新しい接続」を作成します。
「接続の方法」に PC カードモデムを設定します。
この設定が完了したら、あとは携帯電話を接続してダイヤルアップするだけです。
サンワサプライから発売されている携帯電話ホルダーを利用して、液晶部分に携帯電話を固定してみました。携帯電話の置き場所に困って見苦しくなることもなく、携帯電話のアンテナがちゃんと立つので安定した通信環境が期待できます。コレはオススメですよ。
VAIO 505 シリーズ(Z505 は除く)は PC カードスロットが割とキーボード前面にあるので、ケーブルをつないで利用するタイプの PC カードを挿してしまうと、マウスを利用するときに邪魔になってしまいます。できれば、もう少しスロットを後ろにして、USB コネクタも右側につけて欲しかったですね。

実際に携帯電話を使って通信してみた感じでは、メールの送受信やテキストベースのWebブラウジング程度ならほとんどストレスなく利用できました。画像を多用したページの閲覧となると、さすがにちょっと重荷ですが。また、つなぎっぱなしでの掲示板巡回も通話料が怖くてなかなかできません。
ともあれ、携帯による 9,600bps での通信も案外実用になるな、というのが感想です。それでもやはり、モバイルの分野でも高速で安価な通信インフラができるだけ早く普及してほしいですね。

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