VAIO Laboratory | 携快電話 USB |
携快電話 USB |
1999 年 1 月 1 日より、携帯電話・PHS の電話番号が 11 桁に変更になったのはまだ記憶に新しいと思います。このとき、携帯電話のメモリダイヤル番号を 11 桁化するグッズやソフトなどが随分出回りました。私も、一度「モバイルエディタ」というソフトを購入したのですが、このソフトがシリアルポート専用だったため、肝心の 1999 年元旦には田舎に帰省していて 505 しか手元になかったのと、やはりこういう時々しか使わないようなものほど USB 対応のものにしておいた方が何かと便利かと思い、「モバイルエディタ」を友人に売り、ソースネクストの「携快電話 USB」というソフトを購入しました。 ※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。 |
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数々の Windows 用ユーティリティソフトを発売している、ソースネクストの「携快電話 USB」です。当時、USB に対応している携帯電話メモリ編集ソフトといえばこれ一種類しか出ていませんでした。 |
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ソフトに同梱されている USB−携帯電話の接続ケーブル。 何ということはない、単なるケーブルにコネクタが付いているだけの代物です。おそらく、ほとんどの制御をソフト的に行っているものと思われます。 USB に対応しているソフトであれば、ケーブルには互換性があるのではないでしょうか。推測ですが、携帯電話用ソフトモデムなどが出ればこのケーブルを利用して利用できたりするかもしれません。 |
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USB ポートにケーブルを接続し、ソフトウェアとドライバをインストールした後の「デバイスマネージャ」の画面。「携快電話 USB, AMI Japan」の文字が見えると思います。 ドライバさえインストールしてしまえば、次回からはコネクタを差し込むだけでデバイスが利用できるようになります。 |
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これで、「携快電話 USB」が使用可能になりました。 主にメモリダイヤルを 11 桁化するために購入したものだったのですが、携帯電話が故障・紛失したり、機種変更をしたときのバックアップとしてけっこう役立っています。 |
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私の持っている「携快電話 USB」はバージョン 1 なのですが、オンラインで(しかも無償で)最新バージョンにアップデートできる機能があります。メイン画面の「携快電話アップデート」のボタンを押すだけでソースネクストのホームページに接続し、アップデートを促してくれます。(しかし、今回アップグレードしようとしたところ、接続されたのはシリアルポート版のアップデートページでした。このあたりは修正の余地があると思いますよ>ソースネクストさん) アップデートモジュールは約 5MB と大きいのですが、インストールさえ済んでしまえば、最新バージョンの恩恵にあずかることができます。編集画面がより直感的に操作しやすくなったほか、携帯電話との通信速度も随分速くなったような感じです。 |
今回私が利用した「携快電話 USB」のアップデートはメジャーバージョンアップでしたが、対応機種の追加など、マイナーバージョンアップも頻繁に行われているようです。このサポートが無償で受けられるのは、ユーザーとして非常に嬉しい限りです。 携帯電話メモリ編集ソフトなど、使用頻度の低いデバイスのインターフェースはやはり USB が便利ですね。本当は、スキャナ(私は SCSI のを持っています)やプリンタなども USB で接続できるともっと便利なのですが・・・。 また、機会があったら USB デバイスをいろいろ試してみようと思います。 |
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