VAIO Laboratory PC カーナビのススメ(Navin' You+PCGPS)
PC カーナビのススメ(Navin' You+PCGPS)
PCGPS と Navin' You 連携のキモである「NyLink」の設定は完了しました。次は、GPS Player32 の設定を詰めていきます。
※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。

GPS Player32 の設定
GPS Player32 上で PCGPS を認識させ、位置情報を Navin' You に渡すための設定を行います。
設定は GPS Player32 のプロパティウィンドウから行います。プロパティウィンドウの起動法は言うまでもないですが、GPS Player32 のウィンドウを右クリック→「プロパティ」か [F2] キーで起動できます。
「一般」タブの内容は好みで設定して構いませんが、私は「カーナビモードで起動」にチェックを入れています。というか再生モードは使ったことがありません。
GPS レシーバの設定は GPS Player32 のインストール時に設定しますが、後でプロパティウィンドウ(「GPS/TNC」タブ)から変更することも可能です。
PCGPS を認識させるには、「GPS の種類」を「NMEA-0183」に、「GPS の機種」を「その他」にし、「通信ポート」をデバイスマネージャ上で見えている PCGPS の COM ポート番号に割り当てます。
Windows 2000 や XP の場合、「Dmapwin」タブで「クリップボード経由で POT インターフェースを使う」にチェックボックスをオンにする必要があります。これ重要。これをやっておかないと、Win2000/XP では Navin' You に正常な GPS データを渡すことができません。Win98 であれば逆にクリップボード経由で動作させる必要はありません。
「測地系/リリーフ」タブでは、測地系変換に「WGS-84→TOKYO 変換」にチェックが入っていないことを確認します。ここにチェックが入っていると、位置データが 500m〜1km 程度ずれてしまいます。
リリーフには「高度 (Navin' You のマップマッチングを利用)」にチェック。ジャイロがなく GPS の精度のみに頼らざるを得ない PC ナビでは、マップマッチングによる位置補正は必須ともいえます。

以上で GPS Player32 側の設定は完了です。次は、Navin' You の設定を行って、いよいよ PC カーナビゲーションシステムの完成です。
→Navin' You の設定

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