VAIO Laboratory PCV-JX10 レビュー
PCV-JX10 レビュー
後半は本体内部と付属品周りです。
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本体内部です。左上が電源、右上が DVD/CD-RW ドライブ、またその奥に HDD が搭載されています。HDD へのアクセスは少々困難ですね。
左下はリアルタイム MPEG エンコーダーボードです。これがなければ Giga Pocket が動作しないのは言うまでもありません。このボードも Giga Pocket 誕生以来何度か改良が加えられてきましたが、そろそろ BS か CS にも対応して欲しいなと思いますね。次回あたり・・・と期待しています。
さて右下に CPU ファンが見えますが、これまたとても静かなファンです。ほとんど回っているのかわからないくらいです。そもそも Celeron 1.2GHz は発熱が少ないそうですね。私の場合、ビデオ編集はたまにしかしないですし、ほとんどが音楽やデザイン関係の処理なので Celeron 1.2GHz もあれば十分な処理速度です。とはいっても XP を快適に動作するにはまだまだ足りないといったところです。半透明矩形選択が使い物になりません。ハイ。
次にディスプレイですが、ここを LX シリーズのものと比較してみます。左は LX に付属のディスプレイ、右が JX に付属のディスプレイです。LX のディスプレイはスピーカー、USB-HUB、キーボード端子、マウス端子が搭載されたマルチ設計なのでコードの取り回しが非常にスマートです。一方、JX のディスプレイは、ただのディスプレイですのでキーボードやマウスのコードは本体から出るので、少々コードが乱雑になるのは否めません。しかし、JX のディスプレイには電源ボタンがついているため、テレビ予約の際に本体と連動してディスプレイの電源が入る事がありません。LX では予約の度に無意味にディスプレイが点いてしまい、省エネ的にも少々問題がありましたが、今回は自由に電源を管理できるのでそういった問題もありません。デザインも本体と合わせた角の取れたもので、統一感もバッチリです。
キーボードは LX シリーズと共通のもので色合いが異なるだけです。J シリーズとは少々異なりますがキー配列自体に変更はありません。これまでに VAIO を使ってきた方なら問題なく操作できると思います。 横にスタンバイ、MAIL、INTERNET、VIDEO、MUSIC と書かれたショートカットキーが配置されているので、実に直感的に、しかも素早くアクセスできる設計です。 マウスに関しても LX と共通のもので変更はありません。特に問題はないのですが、そろそろ光学式のマウスにして欲しいと思うのは私だけでしょうか。コスト削減のためには少々仕方のない措置かもしれませんが、ここでも拘り抜いて欲しいところです。
リモコンですが少々変更されました。左が JX、右が LX のものです。私の所有している LX は初期のものなので DVD ドライブが搭載されていなかったこともあり、リモコンは Giga Pocket 専用という色合いが強いのですが、JX では DVD にも対応しほぼ全ての処理をリモコンを通して行うことが可能となっています。受光部は大幅に形が変わりました。私としては LX の方が好みですが、今回から CS 放送を録画予約するためのコントローラーが内蔵されているので、外付けとは言え CS も VAIO で予約管理できるようになったのは大きいのではないでしょうか。
受光範囲は非常に広く、どちらに向けても反応してくれます。また、このリモコンで本体の電源の ON、OFF(スタンバイ)が可能です。欲を言えばこのリモコンだけで SonicStage も操れるようになれば良いのですが・・・
以上、簡単に JX のレビューをお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか。実際使ってみて不満と思われるところはほとんどありません。ひとつあるとすれば HDD のパーテーションの区切り方が、C: ドライブ 8GB、残りを D: ドライブに割り当てているため C: ドライブにオフィスやら様々なアプリをインストールをすると直ぐに容量が不足してしまう点です。また C: ドライブは様々なテンプレートファイルが置かれる場所ですので、もう少し広く取って欲しかったかもしれません。 確かにパーテーションを区切り直せば良い話なのですが・・・この辺りは Giga Pocket 中心に考えられているようですね。最大で 105 時間録画できるのは素晴らしい点だと思います。入門向けとは言いつつ、これだけのスペックと機能が用途が限定される場面はほとんどないでしょうから、万人にお勧めできるモデルだと思います。デザイン面、価格面と両方を十二分に満足させてくれる JX シリーズ、これからも目が離せません。

今までほとんどの VAIO シリーズを一度は経験されているたかぽん♪さんだけに、他機種(主に J、LX シリーズ)との比較を中心にレビューをしていただけました。今更マシンの性能を云々するなんてナンセンスだ、と言わんばかりに基本性能が高く、また思いのほか拡張性も高い JX シリーズ。J シリーズと違い一般的な MicroATX マザーではなくなってしまったため簡単にマザー交換といかないのが辛いですが、そこまでバリバリの改造をしないのであれば十分に使うことができます。静かな Giga Pocket マシンが欲しいだけだったら JX10 で十分かもしれませんね。
個人的にフロントカバーのギミック等「廉価モデルだなー」というのが垣間見える点はマイナスポイントですが、全体的な質感はさほど悪くないですし、ファーストマシンとしてオールインワンかつ省スペース PC を探している人には勧めたいマシンかもしれません。

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